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月別アーカイブ  [ 2022年05月 ] 

孤独な団体

体に良くてヘルシーなスープを作ろう。
こないだまでならメインがハクサイだったのだが、
今の時期だと、春キャベツか新タマネギかレタスかコマツナか。
そこにニンジンやショウガやゴボウやコーンなど、なるべくたくさんの種類を入れたい。

中でも忘れていけないのはキノコ類だ。
今まで健康雑誌をたくさん読んできて、何面でも、
つまりどのジャンルでも「摂りなさい」を描かれていたのはキノコと海藻だった。
キノコはいろいろな種類のものが入っていた方がおいしい。
私とちづるはそれぞれ好きなキノコを選ぶことにした。

私はシメジ、ちづるはエノキを選んだ。
ちづるはエリンギが嫌いらしい。
マイタケはちょっとお高い。
シイタケは細かく切らなければならない。
ナメコは入れるとぬるぬるが出てしまう。

で、スープはしないまま、シメジとエノキは放置された。


ある日の夕食前、冷蔵庫の中を見てみると、モヤシが古くなりかけていた。
これもスープに入れようと思っていたものだ。
牛肉もちょっと前のがあったから、肉野菜炒めを作ることにした。
その他のメンバーは半分でおいてあった玉ねぎと、柔らかくなり始めたピーマンだ。

そうだ、キノコも入れよう。
なにしろキノコ類は何面でも「摂りなさい」と言われる食材だ。
とはいえ量が多くなりすぎるから、シメジかエノキ、どちらかだけだ。
私はシメジを選んだ。


もちろんシメジは私がチョイスしたのだから当然だ。
それとは別に私には、偏見かもしれないイメージを持っていた。
シメジは社交的だが、エノキは団体行動を嫌う、というイメージだ。

そもそもその形状からわかるではないか。
シメジは個々が好きなように広がって上に伸びようとするのに、
エノキは「なるべくみんなで一緒に伸びましょうね」とPTA的な考え方をしている。
だからシメジは土台から切り離すと勝手にバラバラになってスライパンの中に散っていく。
それに引き換えエノキはどこまでが土台かわからないぐらいお互いがくっついていて。
鍋に入ってからも「ボクらずっといっしょだよ」と自分たちだけでかたまっている。

だからエノキはたくさんの食材たちにはなじまない。
他と組むなら、コーンとバター焼きとか、豆腐とみそ汁でとか、
1対1の競演が好みらしい。

なので今、キノコはエノキだけが冷蔵庫に眠っている。
やつは弁当箱に入るのにも向いていないからだ。





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菌
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[ 2022/05/02 06:52 ] | TB(0) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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