連休が終わってしまった。
今日からブログを書き上げるタイムリミットが厳しくなるということだ。
しかも休み中は「こんなことするつもり」とか「こんなことした」で済んでいたが、
これからは当たり前の平日だからそれでは通じない。
何か事件が起こってくれないだろうか。
そういえばここしばらく母のことを書いていない。
連休中も、月・水・土曜は実家に行っていたのだが、
母にびっくりさせられるようなことはあまりない。
今でも財布を隠したり、カップ麺を電子レンジにかけたり、なんてことはたまにある。
でもそのぐらいのことは、もう自然現象と考えられるようになってきた。
あと、ちょっとだけ母に〝任せる”ということも覚えた。
母は今、料理も洗濯もしていない(させていない)のだが、
ごはんは自分で炊くし、紙パンツは穿き替えているし、衣類はちゃんとたたんでいる。
仏壇と神棚を間違うことはあるが、お水やごはんも供えている。
私と母、どちらのタイミングがいいのか知らないが、電話にもよく出るようになった。
で、コロッケのお話だ。
スーパーのお総菜売り場で2個入りのコロッケを買った。
母は一度に一個しか食べられないのに、食べるときに2個ともチンした。
その時両方にしょうゆをかけ、残した1個を食べるときにまたチンしてしょうゆをかける。
だから、1個ずつ小皿に分けてラップをかけるようにしていた。
が、先日実家に行ったら、一個だけコロッケの入ったパックがあった。
しょうゆは書けてないし、パックも熱で変形していない。
ひょっとして気温が高くなったからチンせずに食べたのかもしれないが、
何度も繰り返しているうちに学習した可能性もある。
母は今、私が行った土曜のお昼にお風呂に入ってもらっている。
実家の浴槽は深くて危険なので私がいるときに入ってもらうことにしたのだ。
一度湯船から出られなくなったことがあるので浸からずにかけ湯をしてもらっている。
この入浴も最初は気を使っていた。
浸かれないと寒いだろうからとお湯の掛け番をしたり、
シャワーでびっくりしないようにお湯を出して温めたりしていた。
しかしどうやら自分で考えてかけ湯をしているし、シャワーの使い方もわかっているようだ。
だとしたら、困った時だけ手伝いをするようにすればいい。
母の入浴中はほかの仕事をしていて、声が聞こえたら様子を見に行くことにした。
何か独り言を言っているようなので声をかけると「なんでもない」という。
よく聞いていると会話をしているようだ。
鏡の中のおばあさんとしゃべっている。
なるほど、教えてくれる人がいたのか。

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