のん気に構えていたら、予約を取るのが遅くなって、車の点検が平日になってしまった。
私は代車を借りるのが嫌いなので、前日に持って行かなくてはならない。
23日が点検日だから22日に仕事が終わってから行くことになる。
そして車屋さんの近くの本屋さんまでちづるに迎えに来てもらうのだ。
と思っていたら、車屋さんから電話があった。
普段は月曜が定休日なのだが、月曜が祭日なので22日の火曜が休みだったらしい。
となると春分の日の月曜夕方に車を届けなくてはならない。
朝から畑に行って天地返しをし、そのあとちづるの実家の植木を切り、
昼から私の実家に行ってデイサービスの用意をして、車屋さんに向かった。
ちづるの車で帰り道、大変なことに気が付いた。
ダッシュボードに昼休み用の煎り大豆とゴマを入れたままだ。
これでは明日のお昼がさびしいし、点検の人に見られたら恥ずかしい。
かといってそれを取りに戻るのもあほらしい。
あほらしいを優先し、恥ずかしいはがまんして、寂しい回避のためにスーパーに寄った。
買い物をして帰宅。
車を降りようとして、もう一つの大変なことに気が付いた。
カバンを車に置きっぱなしだ。
そうそう、すぐにスタッフが寄ってきたものだから、カバンを持たずに車から降りたのだ。
おのれ、あのスタッフめ。
ともかくあのカバンにスマホも入っているから取りに行かなくてはならない。
買い物したものを冷蔵庫にしまって、再び車屋さんに向かう。
車屋さんは畑の向こうだし、川の向こうだし、車の混むところだからめんどくさい。
その途中、着ていたベストのポケットで何かが鳴った。
スマホだ。
「スマホ、もっとるやないか!」とはちづるのセリフだ。
しかもかけてきたのは車屋さん。
運転中なのでちづるに出てもらった。
なんでも点検のことで伝えたいことがあるらしい。
今、そちらに向かっているので、着いてから話を聞くことになった。
ちづる「だとしたら、あのカバンには何が入っとるんや」
こ み「リップクリームと目薬」
ちづる「そんなもん取りに行かんでもよかったやないかー!」
カバンを受け取り、点検の話を聞いて帰宅。
そして翌日の朝、徒歩出勤のために食料袋に食料を入れようとした。
そこに大豆とゴマを発見。
そうだ、金曜は雨が降って寒かったので、昼休みに車に行かなかったのだ。
「何もかもまちがっとるやないかー!」とはちづるのセリフだ。

↑翌日は雨の徒歩出勤になったけど、長靴は車だったわクリックしてね。