今やっているといえば、補助金をもらわない飲食店か、オリンピックだ。
飲食店の方は細々とやっているが、オリンピックはかなり大っぴらにやっている。
ニュースでも最近はコロナよりこちらの話題の方が多いようだ。
先日とある番組で『冬季オリンピックの競技は多かれ少なかれ滑っている』といっていた。
考えてみると確かにそうだ。
厚着のレスリングとか温泉の水泳とかあってもよさそうなものだが、
雪か氷で滑る競技しかない。
ただし、〝多かれ少なかれ滑る”のだが、花形となるのは〝跳ぶ”だ。
跳ばない競技は面白くない(失礼)。
スピードスケートはとても速いのだろうけど、どうも力を抜いているところがあるように見える。
走るのと違って、ちょっとぐらい力を抜いても勝手に滑っていくからだ(失礼2)
やはり見るなら跳ぶ競技に限る。
人気のフィギュアスケートでもジャンプがなかったら誰も観ないのではないか(失礼3)。
滑るだけなら、圧倒的に観てるよりやった方が楽しいに決まっている。
だったら跳びゃいいかといえばそうでもない。
スキーのジャンプ競技はすごく跳ぶが、何を競っているのかイマイチわからない(失礼4)。
フィギュアスケートが〝跳ぶ”以上に〝回る”が重要視されるように、
回らない競技はどうしても地味に見える。
そこで、スノーボードだ。
ハーフパイプだとか、でっかいジャンプ台のやつだとか、
ものすごく跳んでものすごく回る。
あまりに高く跳ぶので背景が見えて、その雪景色がまた壮大で気分がいい。
気に入らないことといったら、技の名前が長すぎることぐらいだ。
比べると、夏のスケートボードのは小ぶりに思える(失礼5)。
特に、あの手すりや階段を使ってやるやつは遊んでいるようにしか見えない(失礼6)
手すり全体を使ってガーッと滑るならまだしも、最後の方でちょっとだけ乗っかるだけだ。
あの競技はまだできたばかりで発展前なのだろう。
今、コマネチの体操を見たら物足りなく感じるのと同じだ(失礼7)。
だとしたら、同じように始まったばかりのスノーボードの完成度は高い。
そして、怖い。
誰が最初にあんなことをやろうと考えたのだろう。
ハーフパイプはまだわかる。
たぶん急坂を跳んで、反対側にもあれば続けて跳べると思った人がいるのだろう。
しかしあの大ジャンプ、あれを最初にやろうと思った人はどうかしている(失礼8)。
なぜあれで生きて帰れると考えたのだろう。
あれは無理やりやらせたら『残酷な刑罰』に当たるのではないだろうか。
ちなみに、スキーでも同じような跳んで回る競技があるらしい。
しかし、スノーボードと比べて跳んだり回ったりがしにくいはずだ。
スキーは板が長いし、2本あるし、ストックも持っているからゴチャゴチャしている。
あの姿が、冬場の蚊に見えるのだ(失礼9)。

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