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そこにあってもそこにない

『2022年版いぢわるカレンダー』年越してできてもないのに受付中

    ※

人間は年を取るとともに記憶力が衰える。
だからやたらモノをなくす。
その時に改めて感じるのだが、人は年を取るとともに『探し力』も衰えている。

ちょっと前まで私はカバンを二つ持って出勤していた。
一つはひもが一本のリュックで、のどシュッシュやノートなどの普段必要なものや、
ヤッケやライトなどのいざという時に必要なものを入れていた。
もう一つはエコバッグで、食料と飲み物だ。
ジムに行く日はこれにもう一つカバンを持つことになる。

これはじゃまくさい。
自分カバンと食料バッグは一つでいいではないか。
なぜならちょっと大きめのカバンにすればいいだけなのだから。
しかも私は衝動買いしたカバンを数多く持っている。

ちょうどいいのがあった。
巾着のように口の絞れるリュックだ。
しかも側面のチャックを開くと〝マチ”ができて収納量が格段に増える。
食料を入れていって、食べ終わったらチャックを閉めれば薄っぺらくなって持ちやすい。
よし、このリュックで通勤することにしよう。


それ以来、行方不明になったものがある。
母がサイフやカバンを失くしたときに、付けてある小型発信機をピピピと鳴らすボタンだ。
あれがないと母がサイフやカバンを失くしたときに見つけるのがとても大変になる。

確かあれもこちらのリュックに移したはずだ。
しかし、リュックの中にもポケットにも入っていない。
ひょっとするとベストかもしれないと思ってポケットを探ったがない。
仕事用ベストにもお出かけ用ベストにも家用ベストにもだ。
ポケットの中身置場にも当然ない。


しかし私は知っている。
探しながらいつの間にか何を探しているのか、いや、何をしているのかすらわからなくなって、
ただカバンの中をガサガサしているだけになっていることがあることを。
そういう時は目の前にそれがあっても、それに手が触れていても気が付かないのだ。

母がサイフやカバンを失くしたときがまさにそうだ。
探しながら「何を探しとるんやったかな」と言い出し、
気が付くと鼻歌を歌いながら見つけたものを違う場所にただ移動していたりする。


だから私は新しいカバンと前のカバンとベストと置場は何度も確認した。
で、探し始めてから三日目となる昨日、えらいことに気が付いた。
この新しいリュック、ポケットの前にもう一つポケットがあるではないか。
立体感のある大きいポケットにもう一つチャックがついている。

発信機のボタンはそこにあった。
このリュックはもう10年ぐらいは持っていて、しょっちゅう使っているのだ。
だからそこにポケットがあることも当然知っていて、当たり前だが見えている。
なのにそのポケットだけ見えていなかったとしか言いようがない。

探し力はどうやったら鍛えられるのだろう。






↑先日発表したカレンダーの表紙と1月、清書用紙を間違えていて描き直したよクリックしてね。




見えない
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[ 2022/01/17 06:52 ] ワシのこと | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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