fc2ブログ
2021 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312021 09
月別アーカイブ  [ 2021年08月 ] 

のんきな納期

土曜日なのに棚卸しで出勤だ。
普段の仕事とは違うので、全員が8時半に出勤する。
私は短パンに草履だ。
段取り確認の朝礼が終わったらそれぞれの持ち場に散る。

私の持ち場はない。
店長の奥さんが今年から不参加になったし、お肌ツル子ちゃんは育児休暇中、
その代わりに来ているN岡はコンピューターを覚えるのに必死だというから、
私と小柄子ちゃんは7月から空いた時間に在庫を数えていたのだ。

そんなわけで本日の棚卸しは、ED子さんの入力がメインとなっている。
私の仕事は、店の模様替えで小柄子ちゃんにあごでこき使われることだ。
店のことをよく知らない私は言われるままに動くしかない。


まず、夏の雰囲気を一掃することになった。
脚立に上って天井からぶら下げられたキラキラした飾りや提灯を外す。
スイカやクジラやかき氷のビニール風船の空気を抜く。
季節商品の棚の値札に付けてある朝顔や船や波の飾りをとる。
外に向かってガラスに貼ってある縁日商品の紹介文や紙製ヒマワリをはがす。
それらの飾りを段ボールに入れて、倉庫の棚の上に片付ける。

それが終わったら、倉庫の棚の上から秋の飾りを出してきて飾る。
脚立に上って天井から紅葉やハロウィンの飾りをぶら下げる。
カボチャと魔女の風船を膨らませる。
オレンジと黒のグッズを季節商品の棚に並べる。
ハロウィン商品の紹介文をガラスに貼る。

お昼になったので会社から支給された弁当を食べる。
いつも通りちょっと本を読んで仮眠。

午後、もうすることはないと思って店に行くと、
小柄子ちゃんに「もみじ」と言われた。
そうだ、去年もやらされたのだ。
ガラスに外から見えるように紙製の紅葉を一面に貼るのだ。

紅葉はヒマワリより小さくて数が多い。
これをまばらに貼るのはなかなか難しい。
適当にやっていると、一直線に並んでいたり、同じ向きにそろっていたりする。
ときどき外に出て確認しながら、たくさんあった紅葉を全部貼った。
これで一応完成だ。


いつもの自分の職場に行ってくつろいでいると小柄子ちゃんがやってきた。

「ヒマワリ作って」

店の紙製の飾りは、すべて以前勤めていた美術部出身の口数多子が作ったものだ。
それを毎年使っていたのでかなり破れたり灼けたりしている。
だとしてなんで私が夏休みの工作みたいなことをしなければならないのか。

「納期は来年の夏までな」

だそうだ。





↑肥料と氷嚢用製氷皿を買いに行ったときついでにヒマワリ用コンパスを買ったよクリックしてね。





手間かかった
スポンサーサイト



[ 2021/08/29 07:12 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(3)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


    ※はじめてご利用のみなさまへ※
       ★おヒマならこみ箱★
     ★こんなんですがギャラリー★


    ↑いい人はクリックしてね。
    人気ブログランキングへ



月別アーカイブ
ブログ検索
ブロとも申請フォーム