最近、社長があまり朝礼にいない。
というか、私のいる店舗にあまり来ない。
わが社は店のほかに本社や印刷部門があるからそちらの方に行っているのかもしれないし、
お客さんのところや、私の知らない会合にでも出ているのかもしれないが、
ともかく今週は一回しか朝礼の時にいなかった。
社長がいなくても朝礼はある。
店長が連絡事項を伝える。
店長と奥さんが来年の三月で退職するので、今のうちにみんなでその分の仕事を覚えて、
すべてのことに対処しなくてはならない、ということを毎日言う。
八月には棚卸がある。
最終土曜に全社一斉に、ということになっているが、実は七月から始めている。
今までは店長がやっていた棚卸表の制作もN岡がやることになった。
コンピューター的なことは私にはわからないが、
ともかく商品数が膨大なので、N岡が大変だということは分かる。
一昨日の朝礼で店長がこう言った。
「N岡に覚えてもらうために自分は手伝わないが、
土曜で終わらなかったら日曜に出てもらう」
朝からさわやかな明るい気持ちで仕事に向かう、という社長の朝礼理念に反する発言だ。
毎年棚卸の季節になるとこんなことを言い出すのだ。
こういいながら、私のいる店舗が日曜出勤になったことはないのだが、
今年はいろいろと初めてのことがあるから安心はできない。
何とかなるとは思うのだが、朝から不愉快だ。
N岡に覚えてもらうにしても、店長も手伝えばいいではないか。
どうせ来年はいないのだから、我々が困ったとしても無関係だ。
そもそも「棚卸だったら日曜出勤させてもいい」という考えはどこから来たのか。
棚卸期間の普段の仕事がどれだけ多くても『+棚卸』がこなせなかったら、
それは社員の責任だというのか。
さて昨日、店長が用があって遅れて出勤することになった。
社長も来ない。
朝礼のメンバーは私、N岡、小柄子ちゃん、ED子さんの4人だ。
一応型通り進行するが、もちろん連絡事項なんてない。
続いて小冊子を読んで私が一言いうコーナーだ。
冒頭の一段落だけをちらっと読んで、内容とは全く関係ないがこう言った。
「昨日店長はあんなこと言ったけど、棚卸は土曜で終わらせましょう」
そのあと、4人で愚痴と不満と怒りを共有。
今までで最も発言が多く、内容の濃い、楽しい朝礼だった。
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