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月別アーカイブ  [ 2021年02月 ] 

ケダモノのおすそ分け

職場に電話がかかってきた。
誰かいなとスマホを見ると、あら懐かしや、Aりではないか。
彼女は12月に二人目の子供を出産して、お祝いを渡さねばならないと思っていたとこだ。
いったい何の用だろう。

「イノシシの肉いらん?」

田舎では冬場にちょくちょくあるやつだ。
特に、わが伊勢市には伊勢神宮所有の広大な山がある。
もちろんそこは殺生禁止なので、イノシシや鹿が悠々と繁殖しているという話だ。
ただし、“土地の所有”という概念のない獣たちはそこから出て撃たれてしまう。
すると、おすそ分けが出回るという訳だ。

しかし、Aりの確認は慎重だった。

「本当に自分から進んで欲しいと思う?」

「欲しいよ」

「二つあるんやけど、両方もらってくれる?」

「もらうよ」

「じゃあ、今から持ってくわ」


もらってビックリ、こんな巨大な肉塊はもらったことが無い。
しかも受け取ってわかったのだが、持ちやすい骨が付いている。
そのまま焼いたら原始人の食うやつだ。
シシ肉は何度かもらったことがあるが、たいていスライスしてあるかブロックだ。
これは同僚にも手伝ってもらわねばなるまい。

夕方、事務所奥の休憩室でさばくつもりだったが、忘れていたので私が家で分けることにした。
休憩室の包丁は果物ナイフレベルだし、まな板だっておままごとクラスだ。
持って帰ってテレビを観た後、10時ごろから仕事に取りかかった。
が、幾重にも包んであるレジ袋を開けてみて驚いた。
あばらが2枚と足が1本、道端に捨ててあったら捜査一課に通報されるようなやつだ。

およそ1時間掛けて足の身の取りやすいところだけ取って薄く切った。
それを三等分してジップロックに入れる。
ケモノ臭でどんよりだ。

さて、こないだから減塩低カロリー食をいただき物で妨害される話を何度か書いた。
母の干物に、菜っ葉の塩漬け、ケーキにお菓子にチョコレート。
いよいよボスキャラの登場だ。
シシ肉といえば、ケモノ臭を消すためにショウガと味噌が必需品だ。
それもこってり濃い味にしなければならない。

誰か減塩ジビエ料理を教えてくれないか。
あるいはイノシシのあばらとヒザをもらってくれないか。






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肉
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[ 2021/02/16 06:55 ] | TB(0) | CM(2)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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