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2020年10月

ここでは、2020年10月 に関する情報を紹介しています。
天気がいいのに車で出勤したのは、ジムに行くかもしれないと考えたからだ。
一応、着換えなどの荷物は車に積んである。
しかし、ジムは実家への道の途中にある。
もうこの道は飽きているのだ。
そして帰宅時間、ちょうど集荷に来た運送屋さんとバッティングしたので帰ることにした。

ちょうどそのタイミングで信号が赤になった。
じゃあ裏道から帰ろう。
家への最短コースを左折、と思ったら、なんか混雑している。
右折しよう。
だったらあのコンビニに寄っていこう。

家へ帰るには遠回りなのだが、こちらにあるローソンには『炭火焼き鳥』がある。
これが今のマイブームなのだが、なぜかローソンでもここでしか見たことが無い。
ともかく一人で行くのは久しぶりのコンビニだ。
緊張する。

なぜ緊張するかというと、手帳デビューだからだ。
サイフが厚くなってきたのでカードを何枚か出すことにした。
となるとお金と一緒に使わない『エディカード』『Tカード』『PONTA』だろう。
その日の筋トレ、畑仕事、飲みに行った記録を書く手帳にカードポケットが付いていた。
三枚のカードをここに入れることにしたのだ。

コンビニに車を停め、胸に手を当てて手帳があることを確認。
車を降りる。
いかんいかん、マスクマスク。
車を降りる。
いかんいかん、レジ袋レジ袋。

店に入ってお買い物。
まずは目当ての『炭火焼き鳥』これは二つかごに入れる。
運動後のタンパク質バーが減っていたから買っておこう。
ソイジョイが2本とプロテインバーだ。
あとはおつまみのスナックと唐揚げを買おう。
このぐらい買えば人並みのお客だと思われるはずだ。


レジの前に立つ。
待てよ、ローソンはTカードだっけ? PONTAだっけ?
あわあわ、その辺にヒントはないか?
PONTAにローソンのマークが入っていたわ。
ああー、このポケット出しにくい。
あ、ペン挿しがちょっと破れとるやないか。
で、このカードをどこにどうしたらいいのだ。
あ、店員さんが受け取ってくれた。
ぴ。

はい、袋はあります。
あー、レジ袋が小さく三角に折ってある。
お箸いりません。
エディで。
で、このカードをどこにどうしたらいいのだ。
あ、ここに、当てる? はい。
レジ袋をビロビロビロ。
あー、指が乾燥しているから開かない。
開いた!もうガサガサッと放り込む。
あ、レシート、ありがとうございます。

ううむ、これではいかん。
カードと開きやすいエコバッグをセッティングしたコンビニポーチが必要だ。
手帳はまたリュックの奥に突っ込んでおこう。






↑ちづるも買い物してきたのでパーティーのような夕食になったけどクリックしてね。




思い出したくない
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元レストランだったパン屋さんが、月に一度配達してくれるパンをお願いしている。
ウチの店のお得意さんでもあり、女子が頼んでいたので便乗したのだ。
今月のパンは『栗の食パン』だった。
そういえば、母も栗ご飯を炊いていた。
秋だなあ。

実家と会社と会社から柿をもらった。
打ち間違いではなく、会社からは二度もらったのだ。
柿は置いておくと色が濃くなりぶよぶよになる。
こうなったらちづるは食べないので私が片づける羽目になる。
秋だなあ。

いつもの居酒屋ではおでんが始まった。
紀州に出張に行った人にみかんをもらった。
ウチの畑でもダイコンやサトイモが育ってきた。
小柄子ちゃんの子供たちが芋ほりに行くそうだ。
サンマは高いので、サンマがらの手ぬぐいを頭に巻いた。
あー、秋。


というような季節に、片づけモノをしていたらそうめんが見つかった。
木の箱に入ったちょっと上等な感じのやつだ。
実はそうめんつゆも2本残っている。

いつものようにテレビを観ながら焼酎のお湯割りを飲んでいた。
おつまみはもうない。
ちづるが、

「あー、なんか物足りん」

と嘆いた。
私も同感だったので三択を提案した。

日清焼そばか、食パンか、フルーツグラノーラか。
家にある主食系のモノはそのぐらいなのだ。
「うう~ん」とうなるちづる。

ハッと思い出し、うっかり口に出してしまった。

「にゅうめん…」

「にゅうめん!」

「にゅうめん?」

「にゅうめん。」

これは、うっかり口に出してしまった私に、食いついたちづる、
「え~今から作るの?」の私に「ファイナルアンサー」のちづるという会話だ。

白だしにネギとアゲを入れ、ショウガでインパクトを付けて卵をとじたにゅうめんを作った。
秋から冬にこれはいい!
あと9回作らなくてはならない。





↑にゅうめんダイエットを考え中なんだけどクリックしてね。





竹刀はない
日曜日、父の四十九日法要のために早めに実家に行くと、テーブルにミニカップ麺が作ってあった。
触ってみるとすでに冷たくなっている。
母に訊ねると、

「表の部屋に若い子が二人おったから作ってあげた。
 朝になったら一つだけ食べてあった」

ということだ。
こわいこわい。


月曜日、仕事が終ってから実家に行くと鍵がかかっていたので、ピンポン鳴らして開けてもらった。

「来るんやったら言うといてくれたらいいのに」

「朝電話した時言うたやないか」

「え~、朝電話したっけ?」

「天気がいいから気持ちいいとか、仏壇開けてみたかとか話ししたやろ」

「あーそうやったそうやった。そのとき来るっていうてくれたらよかったのに」


火曜日は弟が実家に行ってくれた。
水曜日の午前中、電話でそのことを訊いてみた。

「あー、来てくれたよ。大勢でにぎやかやった」

「大勢って誰や」

「知らん人」

こわいこわい。


その日、仕事が終ってから実家に行ってみた。
鍵がかかっていたのでピンポン鳴らして入れてもらった。
冷蔵庫を見るとタッパーごはんがあった。
思い切って質問してみた。

「四十九日終わってから、父ちゃん見たり、表の部屋に誰か来た?」

「いや、もう誰も来ないよ」

いろいろ話をしていくつかのことがわかった。
昨日弟と来た人たちは光ケーブルの配線の工事の人だった。
タッパーにごはんがあったのは、今日栗ごはんを炊いたからだそうだ。
父が仏壇に納まってからは、ごはんはなくなってから炊いているらしい。

買物をしてきたお金を払ってもらったのだが、二回目に、

「お金は…払ったんやったな」

いつもなら6回はお金を払おうとするのだ。
私の身勝手な感想かもしれないが、わずかながらちゃんとしてきたような気がする。
今まで祭壇があって、遺影に話しかけていたというから混乱していたのではないか。
私はちょっと楽観し始めているのだが、しばらく様子を見るとしよう。

しかし、だとしたら四十九日までに母が見ていた人たちは、ホントにいたということか?
ミニカップ麺、最後に食べて出ていったのか?






↑夕食は終わってたんだけど栗ごはんはいただいてきましたクリックしてね。




柳に見えない
1、仕事がヒマだ。
2、職場が寒い。
3、健康診断が近い。
4、早く寝床に入ったので、筋トレ本を読んだ。

というような理由で、会社で運動することが多くなった。
今まで通りの腕立て伏せ、フォークリフトでの斜め懸垂、スクワット、バックランジのほかに、
横腹筋を取り入れた。
机に斜めに寄りかかり、腰部を上下させる運動だ。
魚がピチピチしているのをゆっくりしている感じの動きだ。

その後は『サイドベンド』というのをやる。
会社に置いてある5キロの鉄アレイを2個ロープでつなげて持ち、横に曲げる運動だ。
どちらも左右3セットずつ、これで結構効いている気がする。


筋トレ本を読んでから、風呂に入る前に鏡でカラダを見てみた。
ふーむ、確かに書いてあった通り、胸筋の上の部分や肩が弱い気がする。
こういった部分は鍛えにくいのだそうだ。
先ほどの鉄アレイを両手に持ち、横に上げる『サイドレイズ』というのをやる。
ちなみに、先ほどから専門的なカタカナを使っているが、書くたびにスマホで調べている。
覚えてはいないのだ。

胸の上部を鍛えるには、足を台に乗せての腕立て伏せに限る。
それによって腕の角度を変え、胸上部に負荷をかけるのだ。
普段休憩の時に使っている折りたたみ椅子を機械の裏に持ち込んで使用している。
これらの運動を、夕方だけではなく、お昼前にも時間があるとやるようになった。

本を読んで気になったので、食事も少し変えてみた。
人はお腹が減ると、筋肉を分解してエネルギーにするらしい。
それを阻止するには、3時間おきにタンパク質を摂取しなければならない。
というので、10時にゆで卵、お昼にサラダチキンサンド、3時に魚肉ソーセージを食べることにした。


この生活リズムにして、わずか三日で体に変化が現れた。
軽い腹痛、というか、お腹に何か違和感がある。
そういえば一年前、脱腸になって初の手術・入院を経験したのだった。
なんか、あの時の感じに近いような気がする。

が、すぐに理由が判明した。
これは腹筋の筋肉痛なのだ。
考えてみたら、会社で寝転がるわけにはいかないし、家腹筋もしていない。
この状態での、足載せ腕立て伏せが腹筋にも効いたらしい。
折りたたみ椅子が不安定なので、腹筋に力が入っていたようだ。

ま、腹筋も鍛えられるならこれ幸い。
ただし、運動時間が増えたので、目撃されることが多くなった。
事務所では、運動してるか何か食ってる男、ということになっているらしい。






↑断っとくけど、ムキムキではないし目指してもないからクリックしてね。




ケガに注意
衣替えの季節だ。
ちなみにちづるには、

「あんたには四季じゃなくて八季ぐらいあるよな」

と言われている。
たとえばシャツなら、ノースリーブ期、薄半袖期、厚半袖期、薄長袖期、厚長袖期、
ランニングと薄長袖重ね期、ノースリーブと厚長袖重ね期など、細かく分かれているのだ。
靴下も、すね期、くるぶし期、くるぶし出し期、かかとギリギリ期、裸足期という具合だ。

とりあえず、この休みで夏の作業服を仕舞い、冬の作業服を出した。
この夏の作業服も……もうやめとこう。
ともかく、ちょっとでも暑いと思うのがいやなので、いろいろ考えているのだ。


そのついでに、ランニングシャツを片付けることにした。
これは真夏の寝間着から、長袖の下に着るころまでの使用期間だ。
もう出番がないであろうから押し入れに入ってもらう。
しかし、裾がビロビロしたのや折り返しがほどけているものがある。
よし、ここは思い切ってたくさん処分しよう。

衣類ゴミを出すなら、他にも出せるものは出してしまいたい。
これだ、仕事用厚半袖Tシャツだ。
これは仕事で摩擦してしまうのでお腹に穴が開いている。
“レースみたい”どころではない。
ガマ口の金具を取り付けて開け閉めできるようにしてもいいぐらいの穴だ。

4枚あるこの穴シャツは全部処分だ。
その代りに長袖たちを出す。

あれ?こんだけしかないの。
それもそのはず、冬の終わりがけの衣替えで、思い切って処分したのだった。
となると新しいのを買わなければいけないだろうか。
しかし、すぐにこの長袖期は終わり、ハイネック期やフリース期がやってくる。
とりあえず冬の作業服を上に羽織るからいいか。

と思ったら作業服がズボンばっかりで上着が一着しかない。
しかも、私の好きじゃないやつだ。
好きなのばかり着るから好きなのから擦り切れてしまうのだ。
じゃあまだ開封してなかったのをおろすことにしよう。

ついでにヒートテックも出して……
ほとんどないではないか。
そうだ冬の終わりの、以下略。


てな事を朝っぱらから書いているこの和室も寒くなってきた。
そろそろ机代わりの掘りごたつにふとんを掛けた方がいいかもしれない。
コタツ布団はお腹が摩擦しないからまだあるはず。





↑お腹が出っ張っていない人もクリックしてね。





ネクタイ切った
土曜日は母を買い物に連れていく日だ。
この日はちづるも休みだったので、二人で実家に行く。
それにしてもいい天気だ。
いつも時間までダラダラする仮眠を削って衣替えをした。
これで月曜から冬服だ。

10時に家を出て実家に向かう。
と、その前に市内のとある病院に寄る。
父が亡くなって口座が凍結されたので、ホーム御用達の病院の支払いが落ちなかったらしい。
それを清算しに行った。
これでこちらの問題はおしまい。

実家に行き、三人でスーパーに出かけた。
お昼前だったがお寿司は買わない。
母が炊飯器をセットしてあったので、そのごはんを食べなくてはいけない。
ちょっとしたおかずを買ってお昼にした。

さて昼からは忙しい。
ちづるは母に銀行関係の書類を書かせ、掃除をしてくれている。
私は奥の部屋の本棚の中身を出して掃除機をかけてぞうきんで拭く。
西向きだったのを北向きにする。
これで父の部屋の棚をこの部屋に持ってくることができる。

名残を惜しむ母と「明日も来るから」とバイバイして実家を出る。
ホームセンターに寄って、母が切らしていた洗剤を買う。
一旦帰宅し、私は一人で畑に向かう。
第二弾のダイコンの間引きをしなくてはいけない。


日曜日、実はこの日が本番だ。
父の四十九日法要なのだ。
出勤するのと同じ時間に起き、9時ごろ洗剤と間引き菜を持って家を出た。

私は時間までに棚の移動をするつもりだ。
そのうちに弟一家が来て、本家の叔父が来て、葬儀屋さんが来た。
お坊さんが来るまでに何とか棚は移動できた。
まだまだ捨てる物はたくさんあるが、とりあえずこれで床を拭くことができる。
それが終れば、母がこちらの部屋で寝られるようになる。

お坊さんが到着し、法要が執り行われる。
これで祭壇は片づけられ、父は仏壇に納まり、遺影は高いところに飾られた。
部屋はサッパリして昼寝でもできそうだ。
これで母が「誰かいた」などと言わないようになってもらいたい。

一斉に帰ると母が寂しがるので、弟一家に後を任せて先に帰宅した。
忘れちゃいけないのは火曜日だ。
ウチの区の不燃物収集日なので、実家の金属ゴミを出さなくてはいけない。
今、私の車にはゴトクや鉄の灰皿やネズミ捕りなどが積んだままになっているのだ。







↑今度は百か日というのがあるらしいんだけどクリックしてね。




安堵している
先日、寝床で子守唄代わりに筋トレ本を読んでいたら、良いことが書いてあった。
我々は胸を鍛えるために腕立て伏せをするのだが、
先に腕が疲れてしまったら胸筋がマックスで鍛えられない。
だから、先に別の運動で胸筋を疲れさせておくと、充分の負荷が与えられるというのだ。

なるほど、先に準備として何かをしておくことで効率的に物事が進むということはあるだろう。
はっ、ひょっとして……


また会社の軒下でハトが繁殖したらしい。
ヒナが巣立って行ったと思ったから、下のフンを掃除したのに、
土日が過ぎて出勤すると新たなフンが落ちているのだ。

私は、フンを掃除したタイミングでまたハトが来て運が悪い、ぐらいに思っていた。
しかし、フンを掃除することによって、ハトが来ているのではないだろうか。
つまり、私がフンを掃除する。
ここにはハトがいない。
じゃあ、とハトが来て営巣する、のではないか。


待てよ。
母はよく「父ちゃんの分」と言ってごはんをたくさん炊いている。
おそらく夢なのだろうけど、父ちゃんを見たとか、話しをしたとかしょっちゅう言っている。
ある日、いつものように電話を掛けた時に、

「今日は父ちゃん出たか」

と訊いてやったら「出てない」と答えた。
もしかしたら、こちらから訊かない時は、
なにか話題がないと行けないと思って、記憶を振り絞るのではないだろうか。
で、過去に見た夢がよみがえってそんな話をするのじゃないか。


待てよ。
昨日は久しぶりにいつもの居酒屋に行った。
開店と当時に店に入り、人が増え始める時間に帰ってきた。
それから家で飲み始めたのだが、なんだかそれ以降の記憶があまりない。
事前に飲んだ分、酔っぱらったのではないか。

待てよ。
昨日はあるおっさんが店に「タヌちゃんおる?」と電話をかけてから来た。
このおっさんだけが私のことを“タヌちゃん”と呼ぶのだ。
これは事前に私が居るかどうかを確認したのではないか。

待てよ。
ハトと母の話は、筋トレのくだりと何の関係もないのではないか?





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まいったか
私が実家に到着した時、母はカニカマと味噌汁で既に夕食を食べ始めていた。
食事している横でバタバタするのは申し訳ないが、冷蔵庫と電子レンジを確認する。
電子レンジにはごはんと干物とコロッケと筑前煮が入っていた。
食べようと思って温めて、忘れていたのだろう。

全部出して、食卓にずらりと並べてやった。
母はびっくりしていたが、喜んでコロッケを選んだ。
私は干物とカニカマでごはんを食べるしかない。
筑前煮は明日のおかずに残しておいてやろう。

この筑前煮は私がコンビニで買ってきたものだ。
『器に移して温めること』と大きく書いたメモを付けておいたので、小ぶりの丼に入れてある。
本当はビニールのまま温められるやつなのだが、
以前、そうではないカボチャの煮物を袋のまま温めていたので、全部出してチンすることにした。


母がたくわんを2切れ食べて、お茶を飲み、夕食は終わった。
これが母のルーティンだ。
なのに、それから筑前煮に箸を伸ばしたではないか。
つまみあげたのは鶏肉だ。
なにやらしげしげと観察している。

「これはなんやろ」

「鶏肉や」

「鶏肉?」

いろんな角度から嘗め回すように見ているが、口にしようとはしない。
私の言うことが信じられないのだろうか。
「食べてみ」と勧めると、遠慮がちに少しだけかじって、その断面を見た。

「中が赤い」

母は肉でも魚でも玉子でも、少しでも生っぽいところがあったらダメだ。
だから干物があんなに黒焦げなのだ。

「それは、味が浸みてるから」

母は納得したのか、やっと残りを口に入れた。

「ホントや、よう浸みとる」

「おいしいやろ」というとうなずいて、ごっくんした。

また箸を伸ばし、一つつまんだ。

「これなんやろ」

「ゴボウや」

「うわっ、どうしよ」

母はおろおろとうろたえて、ゴボウを器に戻した。
子供の頃、ごぼうをあまりにも食べさせられて、キライになったのだそうだ。
だが、のり巻きに入っているゴボウは食べるし、キンピラゴボウは得意料理だ。

「ニンジンにしよ」

ニンジンは色でわかるらしい。

「やわらかい」

気に入ったようだ。

「ごちそうさま」

やっと終わった。







↑たぶん最終的にはゴボウも食べると思うのでクリックしてね。



旅立ち
どうしたら満足できる枕が手に入るのだろう。
あの『オーダーメイド枕店』にお願いしなくてはいけないのだろうか。
でも、あそこはとても高そうだ。
こんなに長く生きてきたのだから、自分の良い寝具合ぐらい自分でセッティングしたい。

そもそも、マクラは硬いのがいいのか柔らかいのがいいのか、自分ではわからない。
いや、二者択一ではなく、その中間あたりにちょうどいい硬さと言うのがあるのだろう。
そこに高さという要素が入ってくる。
こいつがまたややこしい。
なぜなら上を向いて寝るときと、横向きになった時ではナイス高さが違うのだ。

以前はそば殻の枕を使っていた。
センターあたりにガシガシパンチを食らわせ、ちょうどいいくぼみを作って頭を置いていた。
ちょうどいいようでも高すぎるらしく、うつむいた形になって呼吸がしにくい。
どうやら一旦横向きになったら、パンチで作ったくぼみが壊れるようだ。

ちづるが自分の使っていた低反発枕と交換してくれた。
初めて使った時は、なんて具合の良い枕だろう、と感心したことを覚えている。
ただ、就寝した時は良くても、その後、寝苦しくなっているようだ。
おそらく、低反発だから時間をかけてゆっくり頭が沈んでいくのだろう。
体重のかかる首の方が下がれば、顔がうつむいていき、のどが苦しくなる。

ニトリの大きなクッションを買ってみた。
寝室にテレビを導入した時、それを観るための背もたれにするつもりだった。
テレビを観ていて眠くなったらそのまま寝てしまいたい。
なのでそのクッションを枕代わりにするようになった。
しかし、なんとも柔らかすぎる。


そして開発されたのがダブル枕方式だ。
今、私の寝床には、そば殻枕とニトリクッションの二つが並んでいる。
いや、少し重なっている。
算数の“集合”に出てくる『Aの丸とBの丸の重なったところは両方』ってやつみたいな形だ。

横を向くときは重なった部分に頭を乗せる。
適当な高さがあり、接地面はクッションだから柔らかい。
うつぶせになるときはクッションだけのところに行く。
沈み込んで低くなるからあごが上がらない。

そして普通に仰向けになるときは、ギリギリ重なっていない位置に頭を置くのだ。
そこはクッションだけだから低すぎるはずなのだが、
そば殻に上っていく坂道のようになっているからテンションがかかっていてあまり沈まない。
しかもそば殻を頭に添えたような形になるので安定する。

もちろんそれはとても微妙な位置なのだ。
ちょっとでもそば殻に寄りすぎると、首がコロンと坂の下に転がろうとする。
かといって離れてしまうとただの薄っぺらいクッションだ。
この絶妙な位置、ピンポイントの正解を知るには、ある意味技術が必要だ。
もはや私は寝職人と呼ばれてもいいのではないか。

ま、朝にはワヤになっているのだが。






↑ホントは半分に折った座布団が一番しっくりくるんだけどクリックしてね。




合体やないか
仏さんに供えるごはんは毎朝炊かなくてもいい。
炊いたごはんを食べ終わってから次のご飯を炊き、
そのとき、炊き立てのごはんを供えればいい。

そう何度も説明した効果があったらしく、母はごはんを炊く回数を減らしつつある。
しかし、母がごはんをたくさん用意したがるのは、二つの相反する理由があるのだ。
一つは、仏さんに供えるため。
もうひとつは、父が食べると思っているためだ。

昨日もタッパーに入れたごはんが一つあるのに、新しいごはんが炊いてあった。
でも、冷蔵庫のごはんには私でも気付かないことがあるのでそれはいいとしよう。
ただ、炊いたごはんがあるにもかかわらず、冷凍ご飯を二つも解凍してあった。


「父ちゃんも食べるやろし…」

ということがある。

「父ちゃん亡くなったから食べへんやろ」

と言うと「そやねえ」と納得する。
亡くなっていることはわかっているのだが、遺影に話しかけたりしていると、
うっかりまだいるように勘違いしてしまうのだと自分で言っていた。
でも、勘違いだとわかるならまあいいだろう。

四十九日前だから、まだその辺にいるのかもしれないとも言ってある。
父は4月に入院して以来、転院に施設入所で家に帰って来ていない。
施設では外出外泊もできたはずなのだが、コロナの影響で叶わなかった。
だから、家を懐かしがっているのかもしれない。


「そやけど、おじいさんは食べるかもしれんやろ」

「おじいさんって誰や」

自分は“父ちゃん”と呼び、孫たちには“おじいさん”と言っていたので混乱しているようだ。
そんなときは父の本名で亡くなったことを説明する。
そうすると「そやねえ」と納得する。
うっかりしてしまうのだと笑う。

が、

「そやけど、表の部屋の大勢の人のごはんは用意しなくてええんやろか」

誰やそれ!
迎えに来た人か? 一緒に行く人達か?
こわいこと言うな!

四十九日が過ぎたら納まりますように。






↑そういう夢を見たらしい…ということにしてほしいのだけどクリックしてね。




誰がそうした
母が、父のいた部屋で寝るようにしたいと言っている。
母の寝室は一番端っこの元私の部屋で、父の部屋はその手前の元弟の部屋だ。
あとから建て増した部分なので、トイレから遠い。
一部屋分だけでもトイレに近づきたいのと、
父の部屋なら寝ながらテレビを観ることができるからだ。

家族も皆そう思っているのだが、そのためにはものすごく片づけなくてはならない。
祭壇を作った表の部屋から、テレビと引き出しが引っ越してきている。
他にも座椅子やらコタツやらふとんやらを緊急で運び込んだので物置状態だ。
それでこの間から少しずつ片づけているのだが、捨てる物が多過ぎて進まない。

ともかくまず処分したいのはステレオのラックだ。
私が中学の時に買ったステレオなのだが、ステレオ自体はもうない。
大量に入っていた父のカラオケカセットを捨ててだいたいカラになった。
あとはレーザーディスクの機械と、コピー機を出せば、ラックは車庫に移動できる。

ただし、車庫も片づけなければならない。
父も『いつか使えるかもしれない病』だったので、謎の木材がいっぱい溜めてある。
とりあえず謎の土を私が持ち帰って畑に撒いてしまえば、そこにラックは置けるだろう。
そしたらラックのあったところにテレビ台を置き、上にテレビを乗せる。
ちなみにこれは表の部屋のテレビなので、この部屋にはテレビが2台になるのだ。


ここまでできたとして、心配なことがある。
父の部屋には天井まで届くような高い棚がある。
大きなカラーボックスみたいなやつだ。
これが地震か何かで倒れたら、ちょうど寝ている人の頭を直撃する位置にあるのだ。
これは移動しなければならない。

もちろん母の部屋に持って行くことになる。
母の部屋にはくぼみになったところがあるので、そこに置くことになるだろう。
そこにはすでに棚が二つある。
これが横向きに置いてあるのだが、一つ増やすとなるとこちらを向けなければならない。
そうしないと三つ並ばないのだ。

三つの棚がこちらに向くと、部屋の反対側にある本棚と向き合うことになる。
母に言わせると、家具が向き合うのは縁起が悪いのだそうだ。
だとしたら図書館なんかは不幸が絶えないのではないか。
ともかく気になったらうんとは言わないから、西向きの本棚を北向きの壁に配置換えだ。

この本棚がともかく重そうなものもいっぱい入っているので、それを一旦出さなければならない。
しかも、長く触れられてなかったのでほこりだらけだ。
またこの棚にはホイと置かれた紙系ビニール系のモノが乗っかっている。
そのまま掃除機で吸うことはできないのだ。

そんなわけで、昨日は徒歩出勤だったのだが、会社帰りにホームセンターに寄り、
ブラシ付きの掃除機の先端パーツを買って来た。
ここまで説明してきた移動計画だが、考えたら逆に進めなければできない。
本棚を北向けて、くぼみの棚をこちら向けて、背の高い棚を移動して、
そこにテレビ台を置いて、ステレオラックを車庫に持って行く。

で、早くテレビを観ながら寝たいはずの母が、
「それを捨てるのはもったいない」だの「それはそこでいいんちゃう?」などと邪魔するのだ。






↑区の粗大ゴミの日を逃しちゃったのでクリックしてね。




広間
来月が健康診断だというのに体重が増えつつある。
母がごはんを炊き過ぎたり、いつもの居酒屋でテイクアウトしたり、
ちづるが買った地域振興券を使うために飲みに行ったりするからだ。
ちょっと食を考えなければならない。

ただ減らすことだけ考えていたのではいけない。
もうひとつ考慮しなければならない要素が増えた。
気温の低下だ。
なんだか急に寒くなったのでホットなものを食べる必要を感じた。

お昼が魚肉ソーセージやサラダチキンやサラダ大豆だけだと寒い。
食後に読書や昼寝をしていたら風邪を引いてしまうかもしれない。
今年は決して風邪をひいてはいけない年なのだ。
だからといってカップ麺を食べていたのではカロリーの摂りすぎだ。

そこで思い出されたのが『ゴマスープ』だ。
いつも食パンに挟んでいたサラダチキンをゴマスープに浸して食べる。
そうすれば温度はアップ、カロリーはダウン、となるはずだ。


では、本日の食事予定を発表しよう。
朝は、またもや実家からもらってきたボール一杯の冷やごはんでチキンライスを作る。
これでちづるの弁当と朝食に使っても少し残るはずだ。

お昼は魚肉ソーセージとサラダチキンとゴマスープ。
夕方実家でご飯を食べたら、帰宅してからはビール一本のみ。
あとは残ったチキンライスをちづると分けることにする。
こういう生活に体を慣らしていかなければならない。


で、実際はどうなったか見てみよう。

朝は予言通りチキンライス。
みそ汁もおかずもなかったので午前中はお腹が減ったが我慢する。
お昼前、差し入れがあった。
それがなぜかコッペパン。
くじ引きで私はピーナッツクリームになった。

急遽、お昼はコッペパンとサラダチキン入りゴマスープだに変更だ。
3時ごろ魚肉ソーセージを食べてしまいそうな気がするが、
これらはタンパク質だから運動すればいい。
魚肉ソーセージは食べなかったが、ソイジョイを一本食べてしまった。

実家ではごはんを一膳、おかずは母が勝手にマヨネーズをたっぷりかけたカニカマだ。
それを食べて帰宅すると、ちづるがおかずにヒレカツを買ってきていた。
タンパク質だからいいだろう。
私はごはんを食べてあるのでチキンライスはちづるに譲る。

夜、空腹を感じたタイミングでちづるが「コーヒー飲む?」
おつまみはなぜか家にあった、チェダークリームチーズをクラッカーで挟んだものだ。
とてもうまい。

お風呂に入る前に体重を測ったら、もちろん痩せてはいない。
今日は徒歩出勤する。






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おいで
日曜日は、テレビと電話の回線がどうとかこうとかで弟一家が実家に行くことになっていた。
天気はいいけど、畑はシトシトでいじれない。
そこでちづるの新車の慣らし運転をすることにした。
ちづるは通勤距離が短いから、最初ぐらい長い距離を走った方がいい。

南に行くか西か北か、ちづるの意向を聞いたら北。
つまりショッピングセンターでのお買い物だ。
よし、たまには私も散財してこよう。
意気揚々と9時過ぎに家を出た。


新しい車はこんなことになっているのか。
まず、サイドブレーキが無い。
道路標識があると「ぽーん」と鳴って、走行速度が表示される。
USBの差込口がある。
まだまだ秘密の機能を書きあげたいのだが、それを把握できてない。

目的のショッピングセンターに着いたのは11時前。
ちょっと昼食にするには早すぎる。
ちづるはお気に入りの服屋さんへ、私はスポーツ店へアウトドアと筋トレグッズを見に。
合流したのは、もうお昼前だった。

行列には並びたくないのでショッピングセンターを後にした。
帰路の途中でスーパーに立ち寄り、サンドイッチを買って駐車場で食べた。
あとはただ走るだけ、ちょっと早めに地元に戻ってきた。

ちょっと畑の様子を見に寄る。
コカブはきれいに発芽している。
ダイコンの第二弾はそろそろ間引きした方が良さそうだ。
サトイモは試しに収穫してもいいかもしれない。

そのあと『GU』に行った。
おっさんたちに良い事を教えてあげよう。
これは『ぐ』ではなく『じーゆー』と読む服屋さんだ。
父の三十五日の時、あまりにろくなズボンがなかったので黒いのを買いに来た。
そのとき、案外いいのがあったから他も見に来たのだ。

私は1700円のポーチを買った。
これが今日唯一の散財だ。

帰宅して仮眠。
夕方5時前に起床。
狙いの焼肉屋さんに電話をしたら満員で、別の居酒屋に行くことにした。
地域振興券を使わなければならないのだ。

そんなわけで、それまでのことはこんなによく覚えているのに、
それ以降のことはあまり覚えていない。






↑カーディガンとシャツを二枚買ってもらったのでクリックしてね。




繊細
金曜日、ちづるともども休みを取って実家に行った。
仏壇が届く日なのだ。
こんなものを見たいと思う人はいないだろうけど、
一応ご紹介しておこう。

仏壇外

なんかお子様用のタンスみたいだ。
あまり仏壇らしくないという理由で選んだ。
幸い母も小ぶりでサッパリしているところが気に入ったようだ。

仏壇内

中はさすがに仏様が入っているから仏壇らしい。
しかしLEDでライトアップされている。
仏様の下の黄色っぽいところは2段とも引き出しだ。

仏壇屋さんが言っていた。

「中古の仏壇を引き取るとときどきお金が入っている事がありますが、
 あまり貴重品はいれないほうがいいです」


それから銀行に行っていろいろな手続きをし、
スーパーで寿司を買って三人でお昼にし、
午後は市役所に行っていろいろな手続きをした。
気が付くと2時を過ぎているではないか。


夕方はちづるが車を交換に行くことになっている。
十数年乗った車を新しいのに替えたのだ。
こちらは写真が無い。
土曜にちづるが乗って行ってしまったからだ。

引き渡しの際、車屋さんにこんな話をされたらしい。

「以前、下取りした車にお金が入っていたことがあって、
 それを奥さんにお知らせしたら、夫婦げんかになったことがありました」


一生に何度も買うことのないものが、同じ日に重なって、
同じような話を聞くことになろうとは。






↑今日は慣らしドライブでクリックしてね。




おそれ
母が毎朝2合のお米を炊くので困っている。

母の理屈では、毎朝炊き立てのごはんを仏さんに供えることになっている。
しかし、少食の母が残りのごはんを食べきれるはずがない。
残りは器に入れられ、冷蔵庫にしまわれる。
そしてまた翌朝炊くのだから、どんどん在庫ごはんが残ってくる。

1合にだけ炊くようにしろと言うと、1合飯は人が死んだ時の炊き方だからいやなのだそうだ。
だったら1号半、と思うのだが、実家にある自動米測り機『ハイザー』に『半合』はない。
だからといって、自動米測り機があるのに計量カップで測るのはイヤらしい。

そうなると、私が言った時に食べねばならない。
弟一家が行くときは人数が多いから逆に残りごはんでは足りないのだ。
で、私が買い物に連れていく日は、お昼に寿司を買う。
4貫しか食べられないのに8貫入りの助六を買うから、それも私が片づけなければならない。

会社帰りに行って、夕食をいっしょに食べるときは、もちろん朝炊いたごはんをいただく。
なるべくがんばるのだが、食べきることはできない。
母の3食+私の夕食で2号を食べきれないのだから、母の3食だけの日は余るに決まっている。

だから母には、毎朝炊かないように言った。
ごはんを食べきったら次を炊いて、そのときの炊きたてごはんを仏さんに供えなさいと。
仏壇屋さんがそれでいいと言っていた、とウソまでついて説得する。

「そやね~、そうせないかんね~」

となんとなくわかったような返事をしているが、我々にはわかる。
絶対明日の朝も炊く。
2合炊く。


先日、実家に行ったときに調べたら、ごはん入り器が4つあった。
なので私がそのうち3つをもらってきた。
なんで一つだけ残してきたかと言うと、一つの器に納まらなかったのだ。
丸い丼型のタッパーをごはん持ってくる用に決めた。
母がごはんを入れている器は、キッチリふたができるものとは限らないのだ。

一番古いごはんはすでに、水分が飛んでパラパラになっている。
パラパラのごはんといえばチャーハンだ。
私がごはんを持ち帰った翌日はわが家がご飯を炊かない。
丼型タッパーのごはんを全部チャーハンにすると、
ちづるの弁当とわが夫婦の朝食がまかなえるのだ。

母に買ってもらったちりめんじゃことネギでチャーハンを作ろうとしていたら、
ちづるが『チャーハンの素』があるという。
それで作ってみたらなにやらおいしい。
そういえばスーパーに行くと炊き込みご飯なんかと並んでチャーハンもいろいろ置いてある。

よし、アレをいろいろ試していこう。
残りごはんが約束されているのだから網羅してやろう。
場合によってはこのブログに『チャーハン』というカテゴリを作ってやろう。

ただし、今日のお昼は絶対母が解凍したシャブシャブを食べるのだ。






↑くどいようだが11月に健康診断なのクリックしてね。




アウトドア
今日は金曜だが休みを取った。
親父の仏壇が実家に届くのだ。
これは土日にしてもらってもよかったのだが、
まだ市役所や銀行に行ってしなければならないことがたくさんある。
平日しかできないことをまとめてやってしまおうという算段だ。

雨の予報が出ていたので心配していたのだが、いつの間にか曇りに変わっていた。
どうやら親父は晴れ男だったらしい。
通夜も葬式も家に戻ってくるときも、施設に荷物を取りに行ったときも、
ずっと予報では雨だったのに、肝心の時はちょうど降らずにいてくれた。

ということは、仏壇を受け取って市役所と銀行を周ったら畑に行けるのではないか。
草取りの終わった畝が一本あり、ポットで育てている苗が一枚ある。
こいつを植えてしまえるかもしれない。

と甘い考えを持っていたのだが、やっぱりそうはうまくいかない。
今日はちづるの新車が来る日だったのだ。
仏壇と新車が来る日……なんて日だ!

実家から戻ったら車屋さんに取りに行く。
ああ、私の愛車が駐車スペースの奥に停められるのも今日までだ。
今夜から、道沿いの二流スペースに格下げになる。


それはいいとして、そんなこんなで今日は畑には行けないだろう。
で、明日、土曜日は雨の予報が出ている。
親父が晴れ男の才能を発揮してくれる理由もない。
おそらく、せっかくの休みだが母の買い物と部屋の片づけでおしまいだろう。

そして日曜は晴れる。
なんだかテレビや電話の回線の件で、弟が実家に行くらしいので私はいかなくていい。
しかし、土曜が雨なら、畑をいじくれる状態ではないだろう。
作業ができるとして、せいぜいダイコンの間引きぐらいか。

おそらく、今玄関で育てている苗たち、
ハクサイ、コマツナ、ミズナ、レタスは植えたところで育たない気がする。
発芽してから水切れしたか、植え替えのタイミングが悪かったか、
苗自体が大きくなってこない。
もう諦めて、今の状態でこの冬の畑は完成と言うことにしてしまってもいいだろうか。

はっきり言って、サトイモとダイコンとコカブしか植わっていない。
暮れごろにソラマメとスナックエンドウを植える予定だが、なんとも寂しい畑だ。
ま、ちょいと休ませて、堆肥でも混ぜ込んでいくことにしよう。

このように投げやりなのは、三連休だと思って二日酔いだからだ。






↑昨日も徒歩出勤だったのでクリックしてね。




なんかいい
すーいすいの雲一つない秋晴れの朝。
一年で一番過ごしやすい気温だし、一年で一番気持ちのいい風が吹いている。
実家にも行かなくていいし、買い物も他の用事もない。
そうだ、久しぶりに歩いて会社に行こう。

思えばいつ以来の徒歩出勤だろう。
4月に親父が入院してからは、いつ呼び出されるかわからないので車で通っていた。
その後転院、そして梅雨、開けたら猛暑でずっと歩くタイミングがなかった。
調べてみたら、5月に一度だけポツンと徒歩出勤しているが、
その前は3月の後半だ。

あの平和な頃は徒歩出勤とジムのウォーキングでたっぷり汗をかいていた。
その後、コロナのせいでジムも閉鎖。
ジムは再開されて、また通い始めたら第二波が来て行くのをやめてしまった。
それ以来、体を動かして汗をかくのは、畑でクワをふるう時ぐらいだ。


11月には健康診断もある。
実家で母の夕食に付き合ってごはんを食べたりしているから腹も出てきた。
これからはできる限り歩くことにしよう。

まずは持ち物の準備だ。
これまではショルダーバッグを使っていたが、歩くとなったらリュックがいい。
そうそう、あのころわざわざ歩くために買った薄くて軽くて水に強いのがあるではないか。
私の大好きな、持ち物総入れ替えだ。

ショルダーバッグのようにポケットが無いから、小物はポーチにまとめる。
頻繁に使う小物は上着のポケットに入れておく。
しかし思いのほか気温が高い。
上着は丸めてリュックに入れてしまえ。

徒歩となったら別のグッズも必要になる。
まずはサングラスだ。
終業時間には日が暮れかけているが、朝日に向かって出勤し、夕日に向かって帰宅する。
カッコつけではなく、本来の用途としてサングラスが要るのだ。

そして久しぶりの登場、握力ニギニギ。
玉子型のゴムのカタマリで、握力を鍛えるためにこれをニギニギしながら歩くのだ。
握力も落ちているに違いないから、落とさないように気をつけなくてはいけない。


朝ドラをあきらめて、普段より30分早く家を出たら、普段より5分早く到着した。
やっぱり背中に汗をかいている。
幸い夏の名残で着換えのノースリーブが衣装箱に入っていた。
体がほぐれているから、ラジオ体操もトカゲウォークも身が軽い。
やっぱり歩くのは気持ちがいい。

というわけで、帰りには久しぶりにいつもの居酒屋に寄ってしまった。
玉子とブロッコリーのサラダをテイクアウトして家で飲み直し。
これでは痩せぬ。






↑しまった会社の飲み水が昨日なくなったのだったクリックしてね。




歩くより遅い
月曜日、仕事が終ってから実家に行った。
玄関を開けたら、母が夕食を食べているのが見えた。
私が来る日だというのを忘れていたようだ。

しめしめ。

もう食べ始めているのならじきに食べ終わるだろう。
私が付き合いで一緒に食べる必要はない。
母が「食事は誰か相手がいないとつまらない」と嘆くのでご一緒しているのだが、
できれば私は家に帰ってからおいしくビールを飲みたいのだ。

さて、母は何を食べているのだろう。
煮豆と昆布と…魚?
見覚えのない煮魚がメインディッシュになっている。
訊ねるとサバだという。

母の食料は、私が買いにつれていくか、私が買って来るかのどちらかだ。
私が把握してない食べ物となると、いただき物か、売りにくるものか。
志摩の漁師町からときどき売りに来る魚屋さんがいるからおそらくそれだろう。
「おまえも食べるか」と誘われるが遠慮する。


では、冷蔵庫を確認しよう。
土曜に買い物に行ったから、月曜はなにも買ってこない。
確認をしておいて、足りなさそうなものがあると水曜に買ってくるようにしている。
とはいえ、年寄り一人なので買う量は知れているのだ。

見知らぬビニール袋が入っていた。
中身は開封したパックで、これがどうやらその“サバ”らしい。
あの魚屋さん、こんなのも売っているのだろうか。
漁師さんだから、売っているのは生か干物のはず。
オヤジがいなくなってからは生は買っていない。

「これ、魚屋さんで買ったのか」と訊ねたらそうだという。
「おまえも食べるか」と誘われたが遠慮する。

野菜室、小さい引き出し、冷凍庫と確認していく。
冷凍庫がガラガラになっている。
おかしい、何か大物が二つあったはずなのに。

思い出した。
母が通販で買った真空パックのウナギだ。
ハッと母の皿を見る。
縦に半分食べて、皮の方が上になっているからサバだというのを信じたが、これはウナギだ。

「おまえも食べるか?」

「そうしようかな」

水曜日はゴマダレを買ってくるとしよう。
シャブシャブ肉が解凍されていたから。






↑だから体重が増えるのだけどクリックしてね。




運んで来てもらえ
10月も半ば、いよいよ寒くなってきて、風邪をひいちゃいけないから、
長袖の作業着を出して、パジャマを出して、布団を出して、
と思っていたら、なんじゃこの暑さは。
袖も靴下もかぶりものもなんもいらーん。

朝来ていった上着も、帰りの運転中には脱ぎたくて仕方なかった。
家に着いたら、作業服を脱いで、パンツとTシャツでOKだ。
ビールビール、ロックロック。
こんなのもう夏。


シャワーを浴びて、寝る。
衣装はパンツとランニングだ。
前日には冬のルーティン、のどシュッシュと鼻の下ヴェポラッブを塗って、
マスクをして寝たのだが、とてもマスクでは寝られない。
布団も要らないから大の字だ。


深夜、時間はわからないが目が覚めた。
原因は頭がかゆいからだ。
このかゆさ、おそらく蚊だ。
あ~、いやだいやだ、この睡眠を蚊に邪魔されたくない。

気が付いたら布団の中に入っている。
ちづるが掛けてくれたのかもしれない。
蚊にくわれたくないから手足はすべて布団の中に収納する。
顏周りに来られたらいやな思いをするから、眉毛まで布団に入る。
こうすると耳も隠れるから、あの「ぷぃ~ん」といういやな羽音も聞こえまい。

コッチリと収納完了。
真っ直ぐな布団からザリザリした頭だけ出ているから、
まるで百円ライターのようないでたちだ。
ともかくこのまま朝までいよう。

と思っても頭がかゆい。
てっぺんからやや左、やや後。
左手だけを布団から出してポリポリ掻く。
そして収納。
これを繰り返す。


朝、暑い、布団をバーンと跳ね飛ばす。
しばらくすると寒くなる。
目覚まし時計のアラームが3回鳴るとスマホのアラームが鳴る。
ここで起きる。
ちょっと寒いのでパジャマを着てパソコンの前に座る。

どこかでアラームが鳴っている。
しまった、目覚ましを止めるのを忘れていた。
寝室に急ぐ。
ちづるが不機嫌そうに私の目覚ましを持って、「どうやって止めるの」

寒い。






↑結局蚊の存在はわかっていないのだけどクリックしてね。




秋の夕日
土曜日は、久しぶりに休みだったちづると二人で実家に行った。
予約してあった後期高齢者検診は台風が来ているというから変更をお願いした。
しかし、風はないし、雨も思っていたほどの大降りではない。
母の気持ち一つで行けそうだったのだが、やっぱり拒否された。
前日に「予約は伸ばしてもらった」と電話したことは忘れていたが。

ちづるに母の相手を任せ、私一人で病院に行き、薬だけもらってきた。
待合室は閑散としていて、あまり待つこともなく処方箋をもらい、
薬局でもあまり待たずに薬をもらった。
買物だけなら、スーパーに行ってお昼、が理想なのでゆっくり家を出るのだが、
一応病院予約の10時に来たので、時間が余ってしまった。

親父の部屋の片づけをしていると、少し雨が弱まってきた。
母をスーパーに誘うと「行く」という。
買ってきたお寿司でお昼。
「ここのお寿司は寿司屋さんのお寿司よりおいしいねえ」
と母。

少し休憩して帰宅。
もう一度家を出て、コンビニで支払い、ズボンを買い、ガソリンを入れて帰宅。


日曜は9時に実家に行った。
すぐに弟一家も到着。
親父の三十五日法要なのだ。
お坊さんが来る前に葬儀屋さんが来て、てきぱきと段取りをしていってくれた。
本家の叔父さんも来てくれた。

お坊さんが来て念仏、そして焼香。

「お車代を渡すタイミングはあれでよかったかな」と叔父に訊ねると、

「早くもらった方があっちも安心やろ」

この叔父さんの言うことはためになる。


寿司屋さんから出前を取る。
しばらく待って、ちょうどお昼ごろに届いた。
「やっぱりお寿司屋さんのお寿司はおいしいねえ」
と母。

叔父が帰り、私とちづると弟夫婦は仏壇屋に行かなければならない。
大勢が集り、全員が一斉に帰ると母は寂しがる。
なので弟一家の娘2人が残ってくれることになった。

仏壇と位牌は決まっていたので、ご本尊と小物を選ぶ。
こういうモノに特に好みも執着もないのでそんなにもめることもなく決定。
支払いをして、納品日を決めた。

あー、またこれで少し片付いた。






↑姪っ子にご苦労さんと言いたいのでクリックしてね。




大物がいる
冷蔵庫の中がいっぱいだ。

ま、ビール。
涼しくなって飲む量の減った麦茶。
涼しくなって使用量の減った麺つゆ。
焼酎を割るための炭酸、シリアルを食べるための牛乳、薄口しょうゆと減塩しょうゆ。
なにかを減らしたい。

とてもジャマで、いつでも処分できるものがあった。
父の葬儀の時のかご盛りに入っていたみかんの缶詰だ。
これはいつでも食べようと思ったら食べられる。
むしろ、今食べておかないと、これ以上涼しくなると麦茶や麺つゆのように居座る可能性がある。
ちづるに「食うか」と訊いたら「食う」と言う返事だった。

こういうものは自分で買うことがないから珍しい。
かなり大きなタイプだから、これを二人で食べるなんて、子供の頃なら夢のような話だ。
せっかくなので、ガラスの器を出してきた。


が、無い。
ひっくり返して見てみたが無い。
ぱっかん、とふたを開けるための取っ手が無いのだ。
なんとこいつ、缶切りが必要なタイプだ。
缶切り……どこかにあっただろうか。

引き出しを見てみる。
ピーラーなどを入れておくところにはない。
そうだ、昔あったやつは私が会社に持って行ったのだった。
非常持ち出し袋に入っているはずだ。

缶きりといえば、栓抜きと並んで便利グッズに付いてはいるが使わない機能の両巨頭だ。
キッチンバサミに付いていないか。
ウチの引き出しには二つのキッチンバサミがあるが、どちらにも付いていなかった。

食器棚の引き出しを見てみる。
おっ、なんかそれらしいものがあるぞ。
ワインの栓抜きだった。
栓抜きは両巨頭の片割れなのだが、ワインの世界ではまだ生き延びている。


こうなると、私の部屋のアウトドアグッズを探すしかない。
めったに使わないから奥まったところにしまい込んである。
缶きりと栓抜き付きのナイフフォークが出てきた。
買った時は「こいつは便利」と思ったものだが、今見るととても缶が切れるとは思えない。
スプーンとフォークとナイフがいっぱい出てくるけど缶切りがない。

あった。
クーラーボックスのフタ部の収納に入っていたピクニックセットに含まれていた。
なんとほぼ缶切り専用だ。
こうして私たちは無事にみかんの缶詰を食べることができ、それをここに記録した。
さて、次にこれを使用するまでどれだけの歳月が流れていくことだろう。






↑描こうと思っても思い出せないぐらいなんだからクリックしてね。




逃げるしかない
ウチの店の売り出しは雨に祟られている。
そもそも、オープン記念の一週間の売り出しが、台風とかち合って全日雨だった。
年に三回ある売り出しで、一日も雨が降らなかったことはないのではないか。
五日間雨、ということは何度かあったのに。

今週の売り出しは珍しく秋晴れで始まった。
天気予報では「ずっと晴れ」となっていたから「珍しいね~」と話していた。
これがちゃんと雨になる。
台風がまた来たのだ。


進路予想を見てみる。
土曜のお昼頃、わが三重県に最接近するらしい。
母の年に一度の後期高齢者検診の予約が10時に入っている。
なんというタイミングか。

しかし、風は吹かないらしい。
母は嫌がるだろうが、少々の雨だったら済ませておきたい。
と言うのも、母の住んでいる鳥羽市は離島が多い。
病院は少なく、母の通っている病院も、離島からの患者さんがたくさんいる。
だから、台風だと船が欠航になって病院が空くのだ。


売り出しのノボリは雨でも出している。
毎日のノボリは雨だと出さないので、私は「しめしめ」と思っていたのだが、
売り出しのノボリは雨でも出すようにと上層部から指示があったのだ。
濡れたノボリはシャッターのすぐ入り口に立てておく。
これが倒れないように気をつけなければならない。
外側に倒れたら、ハトのフンまみれになるのだ。


仕事中、ピーピー聞こえてきたのでハトをおどかしに行った。
風船をパン!と割ると飛んで逃げていく。
が、2羽いて、1羽だけしか逃げていかない。
なんだかおかしい、このハト少し色合いが違うし、おどおどして飛び立てないでいる。
巣立ちだ!

ハトの巣立ちのタイミングって、天気を考えないのだろうか。
しばらくして見に行ったら、あのハトはいなくなっていて気配もしない。
出て行ったのだ。
なんと都合がいいことだ。
雨でふやけているからフンを流してしまおう。


で、今朝だ。
台風が来ているにしては割と静かだ。
予報を見てみたら、かなり沖合の方に逸れていったらしい。
これなら病院に行けるのではないだろうか。

昨日、病院には予約の変更の電話をした。
薬は私がもらいに行くので、そのときに受付に言うことになっている。
母にも「明日の病院行きは中止」と電話をしておいた。
それを覚えているだろうか。

この日が病院だということは何度も何度も何度も何度も念を押しておいたので覚えていた。
中止の知らせは一回しかしていない。
どうかすると、私が電話をしたことすら忘れてしまう母だ。
もし中止を覚えていなかったら、知らんふりをして連れて行ってしまおう。






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ななめ
母が一人暮らしになって何が心配って、転倒ほど恐ろしいことはない。
本人は慎重に歩いているから大丈夫だと言うが、
傍から見ているとあのヨチヨチ歩きは3歳児ほどの安定度だ。

幸い、先日付けた手すりはとても気に入っているらしい。
楽になるのだから当然だ。
これを勢いに安全化を進めたい。
特に気になるところがあと二つある。
風呂と縁側だ。

シャワーで済んでいる季節のうちはよかったが、やはり年寄りは湯舟に入りたくなる。
どうしても滑りやすいだろうし、実家の風呂は案外深い。
手すりを付けてくれた大工さんに訊いたら、ユニットバスだから手すりを付けられないという。
壁が薄すぎてネジが効かないのだ。
湯船の縁を挟むタイプのモノを見つけたのだが、それを付けるとフタができなくなる上に、
強く締めたら浴槽を痛めるし、ゆるいと取れる恐れがある。

そのことを母に伝えると、湯船に沈めるイスが欲しいという。
珍しく本人からの要望だ。
つまりそれがあれば、風呂の縁を持って湯船に入れるというのだ。
日曜日にホームセンターでまさにそれ専用のモノを見つけて購入した。
母もそれはとても気に入ったようだ。


もう一つは縁側だ。
母はここからテラスに降り、洗濯物を干している。
もちろん縁側から一気に降りることはできないので、半分ぐらいの高さの台を使う。
これが十年以上前に誰かに作ってもらった木の台だ。
小さいし、材料は薄っぺらいし、色が黒ずんできている。

大工さんも「あれは危ない」とお墨付きをくれたシロモノなのだが、
母は「端っこには乗らないから大丈夫」という。
これは強制終了させるしかない。
これもお風呂用といっしょに専用の台を買って来た。

月曜日に実家に持って行き、据えておこうと思ったら「夜、おろすのは良くない」という。
「じゃあ明日おろせ」と言うと「先負だから」と嫌がる。
「だったら午後に」と言ったら「そうするわ」と言っていた。

が、水曜に電話したら、まだおろしていないという。
水曜は仏滅だから絶対おろさないだろう。
だから夜行ったときに「明日は大安だからおろす」と約束させた。

木曜日、洗濯物を干すのが終るいつもの10時半に電話した。
ちゃんとおろしたらしく、とても安定していて具合がいい。
良いものを買ってくれたとおおよろこびだ。
あまりに気に入ったので、盗られないように縁側の下に入れてあるという。

「縁側の下に入れてしまったら、使う時に困るんじゃないか?」

「木の台があるから、あれで下に降りて新しいのを出して使っとるよ」

意味がない!






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逃亡
秋深し 隣はラリホー する人ぞ

秋晴れが続いたと思ったら台風雨、朝起きたら寒いと思うような季節がやってきた。
このブログを長く読んでくれている人はよく知っていると思うが、
私は、小銭と持ち物と衣替えのことを詳しく書く習性がある。
今日はもちろん衣替えの話題だ。


先週からノースリーブでは昼寝の時に寒いと思い、半袖Tシャツで出勤している。
これは寒さとともに「あほやないか」と思われる心配の予防策だ。
通勤の時にはポケットの多いベストを羽織るようになった。
これでポシェットを持たなくても良いようになった。

普段なら、ここから粘るのだ。
長袖の上着をだしても、会社ではTシャツ。
タオルケットを薄手のふとんに替えても、寝間着はランニングと短パン。
お出かけはどこに行くにもゴムぞうり。
薄着こそ我がステイタス、と意地を張って微細な衣替えを繰り返す。


しかし、今年はそれではいけないと気付いた。
ともかく、風邪をひくことができないのだ。
先日、知り合いの看護師さんが熱を出した。
結局ただの風邪ひきだったらしいのだが、出勤は停止、PCR検査を受けさせられたらしい。
そう、風邪のような症状が出たら、間違いなくコロナを疑われる。

4月以来、家で熱を測ることが会社から義務付けられた。
私は平熱が低いのでたいてい35度台だ。
だからたまに36度台の数字が出ると「なんだとっ」と叫ぶ。
ちづるには「37度台になったらそう言え」と言われている。

クシャミがとまらなくなった時があった。
鼻に何か入ったらしくて、じきに納まった。
のどが痛くて咳が出た時があった。
実家からの帰りに歌いすぎたのだった。
でも、こういう症状が起こるたびにドキドキする。

暖かくしよう。
意地やガマンでなく、風邪をひかないことが一番重要だ。
トレーナーを着て仕事をしよう。
くるぶしの隠れる靴下を履こう。
パジャマを着て寝よう。
朝は上着を羽織ろう。
お昼はスープを食べよう。
お湯割りを飲もう。

ニットの帽子をかぶろう。






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オシャレ
土曜日は朝から畑に行った。
トウガラシとナスの植わっていたところにコカブの種を蒔くのだ。
畝は2本だが、長さは畑の奥行きの半分の半分だから短い。
石灰と堆肥を混ぜて、レーキで形を整えたら種はばら蒔き。
ダイコンのように一粒ずつでないから作業は早い。

さて、お昼まで時間がある。
あると言っても、畑に居て時間が余るということはない。
することはいくらでもあるのだ。
たとえば、畑の一番奥の草取り。

さっき作った畝のすぐそばまで草の海が近づいて来ている。
本来、畑の向こう端には排水溝があり、その境目に小さな土手が作ってあった。
土手から畝までの間にはスペースがあったので、去年はそこにソラマメを植えた。
その跡に取った草を積んであったのだが、そこにさらに草が生えたのだ。
草を取ったのは梅雨の前なのだから、そりゃあもうたっぷり育っている。

この中にいやな草があった。
こちらの方言で『どろぼう』一般的には『ひっつきむし』とかいうらしい。
そう、あの、種が服にくっついて取るのに苦労するやつだ。
毎年これを退治するのに苦労しているのだ。

が、よく観察してみると、そのくっつく種がまだできていない。
退治するなら今しかない。
この草の海を全て取るのは無理だとしても、その中の一種類の草だけなら取れるのではないか。
私は草の海に分け入った。

いろんな種類の草が繁茂している中で、こいつが一番巨大に育っている。
ともかく根元が見えないのでつかんで引っ張ってみた。
どうやらそんなに根を張るタイプではないらしく、案外すんなり抜けたようだ。
ただし、はるか遠くで抜けた気配がする。
引っ張ってみると3メートルぐらいあるではないか。

これは道具はいらない。
パワー勝負だ。
見た目の割に折れやすいので、なるべく太いところを何本かまとめてつかんで引っ張る。
抜けたら手前に引き寄せながら三つか四つに折っていく。
そいつは境目の土手の上に積んで、土手の素材になってもらう。

もう私は壁に守られた雑草の生活圏に飛び込んだ巨人だ。
目的の草を見つけたらつかんで引っこ抜く。
逃げ惑う雑草たち。
暴れまくるワシ。
怒号と悲鳴…のイメージ。

とりあえず、畑の範囲内の『どろぼう』はすべて抜いた。
その分土手は高くなった。
なんと、質量としたら雑草の海の8割ぐらいが『どろぼう』だったのではないか。
後に残ったのは細くてひ弱で背の低い草たちばっかりだ。
これなら今日中に片付くのではないかと思ったりもしたのだがしんどかったので巨人は帰った。






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怖い世界
今週は大売り出し週間だ。
お肌ツル子ちゃんが産休に入り、一人少ない布陣で挑む。
もちろん女子はとても忙しいので、私も商品を出したり荷物を運んだりとお手伝いをする。
そのほかの私の仕事は、ノボリを売り出し用に変えること、天幕をつけること、
そして、百円ワゴンの商品を切らさないことだ。

先週はちょっとヒマだったのでいろいろ作っていた。
残り物の紙を適当なサイズにしてセロハンで包む。
白い紙に表紙をつけてのり付けし、お絵かき帳にする。
中でも一番の人気商品が、いろんな色の紙を混ぜて作るカラフルメモだ。
ヒマがあったらのり付けしてメモを作っていた。

が、ヒマがあるということは仕事が少ないということ。
仕事が少ないということは、残り物の色紙があまりでないということ。
カラフルメモの材料不足が起こっていた。
なんとか代用になる物はないか。


目を付けたのが、本社が「何かに使って欲しい」ともってきた古い在庫だ。
色は地味なベージュ、厚さは超薄、いかにも人気が出なさそうだ。
でも、ワゴンがガラガラではみっともないし、この紙はちょっとでも減らしたい。
なにか知恵を絞りだしたい。
ヒマだし。

で、考えたのがスクエアメモだ。
以前、情報番組で観た、縦横厚さが同じ長さ、つまり立方体のメモにしたらどうか。
メモを大量に使う『質より量』タイプのお客さんには売れるかもしれない。
よし、10×10×10cmのメモを作ろう。

元となる紙は1091×788mm。
10センチ角に切るとすると10×7で70個取れる勘定だ。
この包みは半端で、高さが2.5cmだったので4段に積んだらちょうど10センチになる。
なんだかんだで15個ほどできたので、売り出し前だが試しにワゴンに置いてみた。

しばらくして見に行くと一個もない。
売り切れたのかと思いきや、店長が「これが百円はもったいない」と撤去したのだった。
たくさん買ってくれた人へのサービス品にするそうだ。
それはそれでいいとして、だとしたらワゴンに置く商品をどうするか。

店長が「百円じゃもったいない」と思わないサイズのスクエアメモを作ろう。
スクエアだからサイズが変われば厚さも変わる。
次の包みは半端じゃなかったので高さが3.5cmだ。
よし2段積で7センチ角のメモにしよう。
となると15×11で165個取れることになる。
え~と、ああ切ってこう取ってそのようにのり付けして……あー、めんどくさい!

のり付け台に乗るサイズのカタマリにして、断裁面にのりを塗った。
乾燥したら7センチ切り落とし、その切り口にまたのりを塗るという作戦にした。
計算では75個できるはずだ。
さて、売れるだろうか。






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お疲れ
昨日のこのブログの記事に間違いがあったので訂正しておわびします。

まず、

『出勤の日より早く家を出なければならない』

は間違いでした。
放水をする表班は8時集合だったのだけど、我々裏班は8時半集合。
7時50分に出かけようとしたら、ちづるに「8時半からやよ」と言われ、
8時15分まで仮眠しました。
おわびして訂正します。


次に、

『これがなかったらどれだけ畑や片付けがはかどるか』

も訂正します。
放水のないドブ掃除、我々は何をさせられるのかと思っていたら、
側溝の接続部にある“マス”の泥を取る、というのが仕事でした。
一つの班は放水と同じメンバーで、およそ15人ほど。
どこの班も人数が余りすぎ状態。

しかも、ともかく“マス”を見つけたら掃除をするグループが現れ、
我が班は、公民館から一番近い場所の係だったので、
最初の“マス”を掃除している間に残りを全部、他の班に掃除されてしまう始末。
9時に終了して他の班が戻るのを待つことになりました。

一番辛い『奥の巨大排水路の泥をスコップで取って一輪車で運ぶ班』が戻ってきたのが10時ごろ。
道具を洗ったら、放水している表班を待つことなく解散。
時間は10時20分、どうせ汚れていい恰好をしているので、庭の草取りを初め、
お昼過ぎにきれいに片付きました。
つまり、家の仕事がはかどったのでおわびします。


あと、

『安心して居酒屋に行けない』

お昼を中華料理屋で済ませ、買い物をしているときに、

「今晩飲みにいこうか」

とちづるに提案したらこれがOK。
そういえば、毎年ドブ掃除の日は私を慰労するために飲みに行っていたのでした。
いつもの居酒屋でない居酒屋に行ったので、おわびして訂正します。


そしてちづるに、

『軽く一杯、飲みに行かない?』

と言ったことを訂正しておわびします。






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すまん
金曜日の会社帰り、ホームセンターに寄った。
長靴と、畑に混ぜ込む肥料を買った。
帰宅して家飲み。

土曜は朝から畑に行った。
ナスとトウガラシのあった畝に肥料を混ぜて耕し、コカブの種を蒔いた。
時間があったので畑の端の草取りをした。

お昼は家でカップ麺を食べて、実家に行った。
母を買い物に連れて行き、休憩してから父の部屋の片づけをした。
古いカセットテープを大量に処分した。

帰宅して軽く仮眠。
久しぶりに飲みに行こうかと思ったが、ちょっと遅くなったのでやめた。
今は、開店一番で店に入って、人が増える前に帰るようにしているのだ。

実家でもらっていた冷凍ギョーザとアジの干物、
ちづるの買って来た炭焼き鶏のおつまみで家飲み。
ビールの後は日本酒にした。

目が覚めたのは深夜2時過ぎ。
シャワーを浴びて寝室へ行く。


が、寝つけない。
さっきまで寝ていたからかもしれないが、畑や片付けで疲れているはずなのに。
イライラしているからだ。
なぜイライラしているかと言うと、日曜がドブ掃除だからだ。


なんで出勤の日より早く家を出なければならないのか。
古い長靴に穴が開いたから新しいのまで買って。
これがなかったら畑や片付けがどんなにはかどることか。

ただし、今年のドブ掃除は例年とはちょっと違う。
いつもなら、区を表と裏のに二班に分けて、
消防ポンプの放水でドブをきれいにするのだが、今年は全区一斉に作業する。
ただし消防ポンプが足りないので、放水は表班だけだ。
おそらく表と裏が一年交代で放水することになったのだろう。

今年はお盆の行事も中止になった。
もちろんコロナの影響だ。
ドブ掃除の変化も、それが関係しているのだろう。
居酒屋やジムにに安心していけないのは不愉快だが、
こちらの件に関しては、コロナ騒動の唯一のプラス面だと考えている。





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不愉快
土曜日は母を連れてスーパーや病院に行く日で、
月曜と水曜は仕事の後、実家に行って夕食を一緒に食べることにしている。
それが今週は変則になってしまった。
大きめの不燃物を回収に出すため、月・火の二日連続で実家に行った。
水曜はみそか寄席なのでお休みして、木曜に行くことにした。

朝10時半ごろの定例電話の時「味噌がないから買って来てほしい」と言っていたので、
スーパーに寄って、味噌とちょっとしたおかずやお菓子を買って行った。
なのに実家に着いたら玄関の鍵がかかっている。
日の暮れがはやくなったからだろうけど、行くと言っておいたではないか。
ピンポンを鳴らして鍵を開けてもらう。

「おー、今日は誰も来てくれんと思っとった、うれし」

「おー、味噌買って来てくれたんか、うれし」

偶然にも私が自主的に味噌を買って来たかのような反応だ。
母の記憶力はこのように奔放だ。


まずは血圧ノートを見る。
最近はなかなかちゃんと書くようになってきたのだが、時々『0/34』なんて時がある。
これは『34』ではなく『E4』つまりエラーなのだが、それはまだわからないらしい。
今日は測ってないようだから、あとで測ってもらうとしよう。

買ってきたものを冷蔵庫にしまいながら在庫の確認。
小ぶりの丼にごはんがある。
仏さん用に毎朝ご飯を炊くので、残ってくるのだ。
炊飯器にも残っている可能性があるので開けてみた。
炊き立てやないか!

聞けば今晩食べるごはんがないと思ったらしい。
レンジでチンするごはんも買ってあるのだが、それは忘れているようだ。
おや? 電子レンジにも何かが入ったままになっているぞ。
ごはん! &袋のまま温めちゃいけないカボチャの煮物!

「あっ、魚!」

母が自主的に何か気付いた。
コンロの魚焼きグリルで干物を焼いていたのだ。
一定時間が過ぎたり温度が上がりすぎると消えるシステムだが、火には特別の注意が必要だ。

「火を使っているときは、コンロから離れたらいかん」

「えーと、なんか急な用事ができたんよ」

わかった、私がピンポンで呼んだのだ。
バツとして丼のごはんは私が食べよう。
おかずは私が買ってきたコロッケと幸い焦げてなかった干物だ。
母は電子レンジに入っていた茶碗のごはんを食べる。
炊きたてごはんは、仏様に供えて、あとは明日の母用だ。

カボチャは別の容器に移してラップをかけておく。
もう一つのレトルトおかずには『器に出して電子レンジ』と書いたメモをつける。
私が会社で作ったお絵かき帳を一枚ちぎり、
 ・ご飯を炊くときは残りがないか確認して炊く
 ・火を使っているときはコンロから離れない
と赤いマジックで書いてテーブルに置いた。

「血圧を測ろうか」と言うと「今日は測った気がする」という返事。
あ、私が以前書いた赤マジック注意書きの端に何か数字が書いてある。
『0/34』でもない。
血圧ノートに同じ数字がないところを見ると、今日測った数字らしい。
よし、これができているのなら、本日は合格としよう。






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E
私は会社でいろんな運動をしている。
それは二種類に分けられる。
たとえば、毎日する運動とときどきする運動。
普通な分類だと、上半身の運動と下半身の運動。
そして、人に見られても構わない運動と見られたら困る運動、なんてのもある。

以前ここに書いたことがあるが、フォークリフトにつかまって体を引き付ける運動は、
店のスタッフたちにはほとんど見られているのだが、社長に見られてはいけない。
社長は道具を他の用途に使うことが嫌いなのだ。
昔はあげたアームで懸垂をしたこともあったのだが、
それはいざという場合にごまかしがきかないので、低い位置で引き付け運動をするようになった。

ラジオ体操はもう公開しているようなものだ。
腕立て伏せや逆立ちも何度も見られている。
5キロの鉄アレイが2個、機械の裏に置いてあるのも知られてしまった。
イスに座っての腹筋やスクワットなら、見られた瞬間にやめれば問題はない。


ただ『これだけは見られたくない』という運動があった。
トカゲウォークだ。
倉庫の一番奥の通路を四つん這いになって往復するのだ。
それをついに、小柄子ちゃんに見られてしまった。

私の機械の横に裏に出るドアがある。
その左脇に洗面台があり、そこから奥に続く通路がトカゲコースだ。
時間は朝、ラジオ体操の後、機械を拭くのに軍手をはめるので、そのまま流れで這う。
体をなるべく沈め、体を左右に曲げながら、ちょうど10歩で奥にたどり着く。
一度立ち上がって方向転換し、10歩で戻ってくる。

この時間帯、女子はこちらに来る用事はないはずだったのだ。
しかし、お肌ツル子ちゃんが産休に入り、そのリズムが崩れたらしい。
小柄子ちゃんは洗面台にぞうきんを洗いに来たようだ。

身軽な彼女の足音は、洗面台にたどり着いた時の「タタッ」という2歩しか聞こえなかった。
日ごろから、もし見つかった時は棚の下を覗いているふりをしよう、と思っていた。
しかし、それすらできないほど、一瞬の出来事だった。

「ひっ」と息を吸う音。
私は復路、つまり小柄子ちゃんに向かって這っている状態だった。
あとほんの3歩、ということは、もうすぐそばまで来ている。
彼女からすれば、倉庫の奥に行ったら自分に向かって這ってくるおっさんに遭遇だ。
あ、頭頂部も見られている。

私は立ち……いや、這い止まった。

「見たな」

と言った。
他になにか対応策があるだろうか。






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えさほしい