最初は半年ぐらい前だったと思う。
それからたぶん十数回。
一回の時間は2~3分だろう。
視野の一部が欠けることがあった。
前触れもなく、視点の右側に見えないところができた。
黒くなるとかではなく、そこだけ無くなる感じだ。
文字が並んでいたら、そこだけ読めなくなる。
そのことをちづるに伝えたらとても驚いて「医者に行け」という。
もし緑内障だったら失明の恐れがあるのだそうだ。
これは、物置の組み立て、ドブ掃除、畑の植え付けに匹敵する心配事だ。
毎日朝一からパソコンを見ているのがいけないのか。
ジムのマシンで張り切りすぎて目の圧が上がったりしているのだろうか。
あるいは真夏の日光の下で草取りをしてUVにやられてしまったのか。
しかし、普段なんともないものだから医者にはなかなか行けずにいた。
ところが消費税増税だ。
十月になった途端、仕事の量ががくんと減った。
九月の忙しさは駆け込み需要の影響だったのだ。
どうかすると3時ごろからすることがなくなってしまうことがある。
よし、このチャンスに病院に行こうと思い、事務所にその旨を伝えた。
伝えた翌日、つまり昨日なのだが、早速チャンスがやってきた。
最近できた眼科医がとてもいいと聞いたので検索すると、
休診日は日祝だけで、予約なしで入れるらしい。
午後の診療に行こうと決めて、3時半ごろ会社を出た。
病院は新しくて広く、人がいっぱいだった。
長く待たされる覚悟をしていたが、診察までに何度も検査があり飽きなかった。
視力は左右とも1.5。
「よく見えてますねー」と言われた。
あと眼圧を計ったり、血管の写真を撮って診察。
その後視野の検査をした。
結果は異状なし。
緑内障の気配もないそうだ。
光で目がくらんだ状態に近いのかもしれないということで、
もしひどくなったらまた来るように言われた。
薬も無しだ。
ああうれしい、よかった、ホッとした。
が、病院に行ってなにもなかったのは何度目だろう。
歯医者では二度、異状無しで「知覚過敏でしょう」と言われたことがある。
背中が痛くて「肝臓かもしれないぞ」と言われ、内科に行ったら腰痛だったし、
腹痛で胃カメラまで飲んだのに「キレイな胃ですね」と褒められて帰ってきたこともある。
この時は後日、サラミをビニールごと食べていたことが発覚した。
私の病は『心配症』なのだろうか。

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