基本的に、雨の日とジムに行く日以外は徒歩で通勤しようと思っている。
午後から天気が崩れるという予報が出ていても、朝晴れていたら徒歩出勤だ。
帰りはポンチョを着て歩くのだ。
家に着くなら多少濡れても構わない。
しかし、行きに濡れるのは困りものだ。
会社に着いて高野豆腐のようにしっぽりした体になっていては仕事ができない。
そろそろ考えなければならない季節になってきた。
なにしろ会社までの30分弱を歩くと汗がすごい量なのだ。
シトシトのTシャツを脱ぎ、濡れタオルで体を拭き、
ボディーペーパーで体を拭き、替えのTシャツを着て、おしり紙をいれる。
おしり紙とは、パンツの腰からおしりあたりの水分を吸わせるための、
吸水性の良い残り紙だ。
これを挟んでおくと断然乾きが早い。
それでもこれ以上の汗をかくと、全部を着替えなくてはならなくなる。
当然徒歩だから着替えはリュックに入れることになる。
荷物が増えて重くなり、余計汗をかくという悪循環だ。
そんなことよりも、洗濯物が増えてちづるの機嫌の悪くなるのがもっと怖い。
汗をかくのが徒歩通勤の目的なのだが、なんとか帰りだけ汗をかくようにできないものか。
それで数年前から対処策をいくつか考えていた。
去年やっていたのは、自転車通勤作戦だ。
普通に自転車で汗をかかないように出勤し、帰りに遠回りをして汗を流そうというのだ。
これはやってみてわかったが、人間、無意味に遠回りはできないものだ。
どこを通ろうか考えているうちに家に着いてしまうか、どこかに寄り道してしまうかだ。
そこで考えたのが、行きは自転車に乗っていき、帰りは自転車を背負って帰る案だ。
これは歩くのに負荷が増えるからとてもいいアイデアなのだが難がある。
自転車を背負って歩いている姿を見られたくないのと、
背負える折りたたみ自転車を新たに買わなければならないことだ。
先日、自転車屋を覗いてみた。
小さくて取っ手の付いたいい自転車があったが3万円もする。
しかも、持ち運び用のバッグは別売りだ。
そんな予算があったら毎日ジムに行けばよいではないか。
もう一つ現実的な案がある。
海パンで通うことだ。
汗だくになって会社に着いたらそのままバケツで水を浴びる。
で、作業服に着替えて、海パンは干しておいて、翌日また使うのだ。
これなら洗濯物の量は増えない。
なんてことを考えているのだが、どれもうまくいかないだろうなあ。
なにしろ帰りが徒歩で、しかも暑い日ときたら、ビールを飲みたくなるに違いない。
去年もいつもの居酒屋以外のビールポイントに行く回数が増えたっけ。
だから私は夏太るタイプなのだ。

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