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月別アーカイブ  [ 2018年11月 ] 

ひっそりマッサージ

ある日、早番のバイトを終えたAりが「肩もんで」と言った時から、
私はAりとMえの肩揉み係になってしまった。
いわば、私はAりに隠れた才能を発掘されたのだ。
検索してみたら、去年の4月にそういう記事が書いてある。
もう1年半も二人の肩を揉んでいるのだ。

これは具合の良い面もある。
金曜の飲み会では女子二人おっさん4人だったのだが、
「こみはあとで肩を揉まないかんから隣に座っとって」とAりに言われた。
私一人が女子側の席に座らせてもらえたのだ。


さて、先日ジムに行った日の事、遅れてやってきたMえが不調を訴えた。

「首が痛い、頭も痛い、これは肩が凝っているに違いない、あとで揉んで」

それはホントに肩凝りなのか。
肩凝りだったとしたら、運動をしたら血が巡って楽になるだろう。
マッサージ椅子にもいつも座るではないか。

ウォーキングをし、肩の運動のマシンを使い、ダンベル運動を済ませ、
マッサージ椅子でリフレッシュした。
しかしやはり肩凝りは治らず、揉んでほしいという。
じゃあ着替えたあとロビーでな、ということになった。

このジムは大きな施設の一角にあり、入口辺りに自動販売機の並んだロビーがある。
いつも着替えが終わった後はここで飲み物を飲んだりする。
イスやテーブルがあるし、あまり人がいないので都合がいい。

が、行ってみたら驚いた。
先に行ったMえのほかに、若い女子のグループが談笑しているではないか。
どうやら別のホールで何かイベントがあったらしい。
さすがにここでいきなり肩もみを始めるのは恥ずかしい。

だけどMえはあきらめない。
どこか椅子のあるところを探すと言ってロビーを後にした。
正面入り口から入ったところは大きな吹き抜けで二階に上がるエスカレーターがある。
人が来たことを感知して動き出したのでそれに乗った。

この上に行くのは初めてだ。
なんだか探検している気分になる。
「なんかイチャイチャするところを探しとるアベックみたいやな」
などというからドキドキするではないか。

二階はコンサートなどが行われるホールの入り口だ。
もちろんコンサートなど行われていないから人は誰もいない。
事務室の蛍光灯と吹き抜けの照明で明るいが、フロアーの照明は消えている。
コンサートホールの入り口近くにベンチが並んでいた。
誰か来て怒られるんじゃないかとヒヤヒヤしながら肩を揉んだ。

次にいつもの居酒屋に行ったら、もうみんな知っていた。





↑『千と千尋の神隠し』を思い出したよクリックしてね。






今さらやけど
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[ 2018/11/18 09:29 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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