畑のほぼ全域になんらかの野菜が育っている状態となり、
あわててやらなければならない作業が無くなってホッとしている。
世話と言えば、成長して混雑して来たら間引きをしたり、たまに肥料をやるぐらい。
あとは車を停めるスペースの草刈りだ。
この草刈りを2週続けて失敗した。
理由は草刈機の不調だ。
まずは一週間前、範囲が狭いので必要なだけの燃料を入れて畑に行った。
エンジンを掛けて草刈りを始めると、どれほども草を刈らないうちに止まってしまった。
エンジンをかけ直すとなんとかかかり、なのに作業を始めると止まってしまう。
機械に弱い私だが、とりあえずあちこちをいじったり観察したりしてみた。
するとどうやら燃料が送られていないらしいことがわかった。
タンクのふたを開けて中を見てみると、燃料吸い込み口が中に浮いている。
これが底に着いていないと、最後まで燃料が吸い込めない。
入れてきた燃料が少なかったので、届かなくなった段階で止まってしまったのだ。
こんなことは現場で何とかできることではない。
草刈りはあきらめて家に帰った。
しかし、一つの解決策は浮かんでいた。
要するに燃料をたっぷり入れればいいのだ。
そして昨日、再び草刈機を出してきた。
燃料満タンで草刈りに行こう。
それにしてもどうして急にこんなことになったのだろう。
もう一度タンクの中の患部を見てみた。
吸い込み口の管が縮むはずはない。
おそらく管が外側に引っ張られて短くなったのだ。
だったら内側に引っ張ったら元に戻るのではないか。
私はピンセットを使って、タンクの中の管を引っ張ってみた。
ぽき。
本日の草刈りは中止となった。
畑に行ってダイコンの間引きをする。
作業がそれだけなので時間は余り、間引き菜は大量になった。
百姓出身のチチハハはこれが大好物なので持って行ってやることにした。
急な訪問で驚いていたが、理由を説明すると親父が笑った。
「アレをまだ使ってたんか」
件の草刈機は親父が趣味の菜園をやめた時に譲り受けたものなのだ。
確かにあれからずいぶん経つ。
しかも、親父も中古で手に入れたはずなのだ。
そういえば、昨年は燃料を送るポンプ部の部品を交換した。
おそらく、あらゆる部品が劣化しているのだろう。
これはいよいよ買い替えの時期が来たのかもしれない。
午後はホームセンターに品定めに行くことにした。
ええっ、今の草刈機はこんなふうになっているの?
こんな値段で、こんなに種類があるの?
来週はまだ草を刈れないかもしれない。

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