いよいよ夏を感じさせる気温になってきた。
徒歩で会社に着くともう汗だくだ。
Tシャツを着替え、スカッとするボディーペーパーで体を拭く。
もちろんこんな状態なのだからベストなんかもう着ていない。
となると困るのが手持ちの荷物だだ。
サイフはズボンの右ポケット。
家の鍵と握力を鍛えるニギニギ玉の臨時収納は左ポケットだ。
右おしりポケットには手ぬぐいが納まっている。
後の物はリュックに放り込んでおけばいい。
ただ、スマホだけはサッと取り出せる位置にいてほしい。
リュックの中だと取り出すのに時間がかかるだけでなく、
着信があった時に気が付かなくてあとで怒られることが多い。
そこで、夏場はいつもパソコンのハードディスクのように、
外付けポケットを愛用していた。
つまり、ポーチだとかポシェットのようなもので、
ケータイのほか、メガネやリップクリームや目薬などを入れていた。

これが過去の愛用品たちだ。
左の唐草模様は首からぶら下げるタイプでストラップの取り外しができる。
真ん中のは腰にぶら下げるタイプで、ガラケーがポケットに納まって便利だった。
右のはチャックの部屋もあって、そこにお金を入れとけば財布ももたずにすんだ。
ああ、これらお気に入りのモノたちがもう役には立たない。
つまり、スマホが大きくなって、こいつらにはもう入らないのだ。
じゃあ、一回り大きいのを買えばいいと思われるかもしれない。
しかし今のスマホは大きくなった分、重量も増えている。
あんな重さの物をポシェットに入れていたら肩が凝ってしょうがないだろう。
首にかけたらうつむいて、元気のない人に見えてしまう。
腰に付けたらその重みでまっすぐ歩けなくなって、
ドブにハマるか車道に出ていってしまうはずだ。
私は陽気にまっすぐ通勤したい。
じゃあもうちょっと大きめのショルダーバッグを持つか。
確かにお出かけや居酒屋に行くときの薄手のバッグもいくつかある。
それが通勤には向かないのだ。
薄いと水やお昼ごはん・着替えなどが入らない。
リュックとショルダー両方背負っていたら、じゃんけんで負けた小学生みたいだ。
こうなると一番便利なのは、ただの布袋タイプのバッグだ。
あれなら大量にものが入るし、何でもすぐに取り出せる。
スマホの着信音だって聞こえるはずだ。
でも、私の布袋ブームはもう去ったのだ。
言い方を変えると、もうおしゃれだと思えなくなってしまったのだ。
大きくなったのはスマホだけではなくて、
私の態度も大きくなっているのでした。

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