毎週一回は実家に行き母親を買い物に連れていっているのだが、
最近親父がめんどくさいことを言い出した。
本の字が読みにくくなってきたので、新しいメガネを作りに行きたいというのだ。
それもいつも私帰る時間になってから。
いやだーいやだー。
親父は連れていってほしいのではなくて、めんどくさいことを私にさせたいのだ。
だって、平日にタクシーで行くことだってできるんだから。
私はメガネのことを知らないし、メガネは作ったらまた取りに行かなくてはならない。
それに私だって午後は仮眠で忙しい。
ある日本屋さんに居たら、最近流行りの付録付き雑誌に混じって良いものがあった。
出版社が製作した拡大鏡だ。
メガネ型のものとメガネに取り付けるタイプがあって、まさに読書用だ。
よし、これを買って与えておこう。
と思ったのに、なぜそのとき買わなかったのだろう。
次に行ったときには、メガネに取り付けるタイプが無くなっていた。
今のメガネが合わなくなっているのだから、それにプラスするタイプでないと困る。
仕方ないから別の本屋に探しに行こう。
そんなわけで、昨日会社帰りにちょっと遠い本屋まで足を延ばした。
まずは健康雑誌のコーナーだ。
腰に巻くサポーターだ、ツボを押すグッズだ、痩せるなんとかだはあるけれど、
肝心のメガネが無い。
他の売り場かもしれないと思い、当たりを見回してみる。
広い雑誌売り場の平積みの台には、やたら分厚い雑誌たちがあちこちに山積みだ。
こっちにあるのはカバンが付いてくる女性雑誌。
あっちにあるのは筋トレ用チューブの付いているスポーツ雑誌。
あの辺りは映画のDVDや毎週少しずつ組み立てる模型でおなじみディアゴスティーニ。
なんと付録付きの雑誌の多いことか。
店内を回っていると、ここではないかというコーナーを見つけた。
生活というジャンルで、補聴器や締め付け靴下、耳栓などが並んでいた。
ここになかったからもうダメかもしれないと思いつつ他の売り場も探す。
で、なんとか見つけることができた。
なぜか地図売り場の横、老眼鏡タワーのそばだった。
それにしても最近の雑誌はどうなってしまったのだろう。
アウトドア雑誌には便利なナイフがおまけに付いていたし、
男性ファッション誌にはオシャレなサイフ。
なんと芸術雑誌には、焼き物の小皿が二枚なんてのもあった。
今は付録がブームなのか。
小学○年生か!
科学と学習か!
店員さんの苦労がしのばれる。
で、親父は新しいケータイも買いたいと言っている。
さて、どんな雑誌が出してくれるだろうか。
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