オリンピックも盛り上がり、いよいよ羽生結弦登場という今、
世間の話題は「無人島に一つだけ持って行くなら何か」と
「最後の晩餐に食べるなら何を選ぶか」に二分されている。
この二つでも『最後の晩餐』の方がやや有利なようだ。
無人島に行く機会などまずないが、最後の晩餐は誰にでも必ずやってくるからだ。
その食事が最後の晩餐になるパターンはいくつか考えられる。
しかし、寿命が尽きるという設定なら脂っこいものは食べたくないだろうし、
世界が滅亡するというのなら、どこの店もやってはいないだろう。
所詮たとえ話なのだから、健康体でなんでも食べられる状態と仮定しよう。
だとして、もう一つどうしても考慮しなくてはならない要素がある。
季節はいつか、ということだ。
つまり、その時の“旬”の食べ物は何なのか。
私の食べたい“アレ”は一番おいしい時期なのか。
こんな大事な要件を忘れて話すわけにはいかない。
真冬にスイカとは、言わないだろうし真夏に鍋焼きうどんは答えにくい。
やはり最後の食事となるのなら、それにふさわしい時期に食べたいではないか。
雑煮、みかん、スキヤキ、恵方巻、おでん、カキフライ、
イチゴ大福、つくし、タケノコ、かしわ餅、山菜そば、
アユ、カキ氷、冷やし中華、そうめん、生ビール、メロン、
柿、栗ごはん、桃、サンマ、新米、クリスマスケーキ、
季節によって食べたいものが違ってくる。
さらに、私は野菜を作っている。
自分で丹精込めて作った野菜は格別だ。
季節ごとに収穫したものを、最後に食べたくなるのも当然ではないか。
冬だったら大根サラダ食べたい。
コカブの煮たのもおいしい。
サッとゆでたホウレンソウもたまらない。
採り立てレタスにマヨネーズつけて食べたい。
じゃがバターたまらない。
コマツナ炒めたい。
ミズナで味噌汁したい。
スナックエンドウにマヨネーズつけて食べたい。
トウモロコシ齧りたい。
焼いたナスをショウガ醤油でいただきたい。
トマトに丸ごとかぶりつきたい。
キュウリにマヨネーズつけて食べたい。
なんにでもニンニク入れたい。
トロトロに煮たネギをハフハフしたい。
サトイモの皮をむきながら食べたい
キャベツにマヨネーズかけて食べたい。
逆もアリだ。
私の最後の晩餐のときに、もう食べられないものがあるのではないか。
ウナギはまだあるだろうか。
クジラは獲ってもいいのだろうか。
マグロは? サンマは? フォアグラは?
ちなみに、今のところ私の最後の晩餐は『カレーパン』だが。

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