私は少しでも小銭を持ちたくない派だ。
だからときどき財布の中身を数えて持っている金額を把握している。
小銭があったら支払う時にはなるべくそれを使う。
ところが、酔っぱらうと勘定がめんどくさい。
お札を出してお釣りをもらうことが多い。
それを何度か繰り返すと、知らないうちに小銭長者になっているときがある。
先日、牡蠣を焼いて食べ、そのままカラオケに行った日にそのようなことがあったらしい。
サイフは文鎮セットのように重く、中で小銭が摩擦熱を起こしている。
数えてみたら、802円もあった。
しかも、10円玉が5枚、50円玉が3枚も混じっている。
火曜日、いつもの居酒屋で飲んだ時、女将さんに細かいので払わせてもらった。
お釣りに使えるからいいよと気軽に引き受けてくれた。
ハンパが700円だったので、残りは102円。
財布の中身がヘリウムだけになったように軽い。
ところがこうなるとこの2円が気にかかる。
とっとと処分してしまいたい。
こんな時に具合がいいのが100円ショップだ。
私の低学年的な算数計算脳でも楽に2円というハンパを割り出せる。
なにかを4個買えば、108×4=432円で2円を使ってしまえるではないか。
会社帰りにショッピングセンターに寄った時、それを実行した。
仕事場でコーヒーを混ぜる使い捨ての棒が無くなったので買いたかったのだ。
あと3品、カップ麺を食べるとき、フォークを洗うのが面倒だから箸を買おう。
ろうそくで風呂に入るとき、ライターでは火がつけにくいからマッチを買おう。
こないだ使い切ったからおしぼりティッシュを買おう。
レジに行き、1002円出した。
お釣りは570円だ。
元あった100円を足して670円。
にやり。
その足で本屋に行く。
これがショッピングセンターに来た目的だ。
毎月買っている雑誌を買いに来たのだ。
確かその雑誌がそのぐらいの値段だった。
雑誌売り場に到着。
値段を見る。
その値段は皆さんの想像通りだ。
さん、はい。
680円。

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