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月別アーカイブ  [ 2018年01月 ] 

ホワイトセーフ

昼休み明け、湯たんぽ付き寝袋から出るとなんたる寒さか。
この一時間で気温がぐんと下がったような気がする。
雨が降ってきたのは知っていたが、昼休みだったのでノボリは片づけなかった。
凍えそうなりながら、湿ったそれを片づける。

二時頃だったか、外を見るとなんだか雨粒の落下速度が遅いような気がする。
しかもその一粒一粒が大きい。
どうやらみぞれ化しているようだ。
この辺は雨の予報だったが、なんだかいやな予感がしてきた。

それからものの十分もしないうちに、見る目にもはっきり雪だとわかるようになった。
クリスマスが似合うようなステキな光景だ。
この光景の白い部分が徐々に増えてきた。
止む気配はなく、むしろ視界が悪くなるほどの降りっぷりだ。
車の屋根や畑、塀の上などが白くなりつつある。

30秒おきに外の様子を見に行っていたが、雪の濃度はどんどん上がっていく。
駐車場や道路のアスファルトにも積もり始めている。
これはやばい事態だ。
数年前の雪パニックを思い出す。

あの時は電車も止まり、遭難しそうになりながら歩いて帰ったのだった。
こちらは雪になれていないので、ちょっと積もるとすぐパニックになる。
すでに国道は渋滞になり始めている。
友人たちからも雪情報、道路情報が入ってくる。
本社は早じまいを決め、私の職場も女子から帰ることになった。

残念なのは、私の家が近いこと。
しかも徒歩通勤だから最後まで居残りだ。
それでも運送屋さんが荷物を取りに来てくれた4時には帰っていいと言われた。
この日は仕事が終わってからMえとジムに行くつもりだったので、
着替えと靴をリュックに入れてきている。
ジム行きは中止になったので、重い荷物を背負ったまま送り迎えも無しだ。

会社に装備してあった完全雪雨対策の出番だ。
足首からふくらはぎに足カバーを装着し、リュックを背負ってポンチョを着る。
フードをかぶり顔にフィットするようにコードを締める。
これで万全、と思って歩き出したが、顔面が冷たすぎて痛い。
そして寒い。

歩きながら考えるのは熱燗のことばかりだ。
早引けできて時間に余裕があるし、寒いからどこかで温まりたい。
でも、いつもの居酒屋は定休日だし、それ以前に4時だから飲み屋が開いていない。
サイゼリアにはビールとワインしかないし、あの定食屋は道からそれる。
すき家でお酒を飲むのは気が向かないし、混雑している道路を渡りたくはない。
最後の砦、王将まで来た時にはポンチョは雪まみれ、靴はびしょぬれだった。

諦めて家まで歩を進める。
いかん、冷えすぎてトイレに行きたくなってきた。
なのに路肩には雪が多くて思うように歩けない。
田んぼの辺りに来たら吹きっ晒しで更に凍えてきた。
真っ白な公園に初足跡をつけて斜め横断し、家に急ぐ。

やっと到着、まずはトイレだ。
ポンチョの顏のコードを緩め、ファスナーを降ろして脱いで雪を払う。
手が凍えているので玄関のカギをうまく開けられない。
やっと家に入ったが両足のカバーを外さなければならない。
湿った靴がうまく脱げない、脱いでも靴下がびしょびしょだ。
リュックを背負ったままトイレに飛び込んだら、手袋をしてるのに気が付いた。
ああ~~~

ギリギリセーフ。





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言葉もない
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[ 2018/01/23 06:59 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(9)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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