2017年08月

ここでは、2017年08月 に関する情報を紹介しています。
この地球に生物が誕生してすんごい億年。
単細胞の菌みたいなものからよくぞここまで進化した。
一番進化した人間がすごい、などと言っているのではない。
よくぞこれだけ多種多様、個性を持った生き物たちに進化したことかと感心する。

なにしろ、その能力・特徴の幅広さは天地創造をした神様も驚くほどだ。
飛ぶやつ、えら呼吸のやつ、シッポを切るやつ、袋の付いたやつ、
臭い液を出すやつ、ユーカリしか食べないやつ、ウロコのやつ、
病気を引き起こすやつ、後ろ足でぴょーんと跳ねるやつ、群れるやつ、
白黒のやつ、色が変わるやつ、もう書いていてもキリがない。


そんな中で、私が今回注目したのは“ウサギ”だ。
人間目線で考えると、ウサギは「うまいことやった」としか言いようがない。
なにしろウサギは、自分を覚えてもらう特徴として耳を伸ばした。
これは生物ファンシー界最大のヒットではないだろうか。

どこかが長い生物のベストスリーは、ウサギ・ゾウ・キリンだ。
ごらんのとおり、耳・鼻・首が長いことを売りにしている動物だ。
もちろんほかにも部分的に長い生物はたくさんいる。
しかし、やはりほかのやつらの長い部分はキャラとして弱い。

いくら例を挙げてもこのベストスリーに太刀打ちできるものはいまい。
彼らの特徴は人間界に浸透しすぎているのだ。
特にキャラクター界に。
どれだけ絵がヘタな人でも、このベストスリーだけは判別できるように描くだろう。


その中でも特に成功したのがウサギなのだ。
耳を伸ばすのは絵で描くときに一番簡単だ。
何ならあとから付け加えてもいい。
そして、かわいい。

ゾウの場合、長い鼻を特徴的に描こうとすると、どうしても正面では無理がある。
ちょっと斜めを向かせないとうまく表現できない。
それはある意味技術のいることだ。
そして、かわいくしにくい。

キリンの首はどの方向からでも長く描ける。
ただ、かわいく書くためには頭でっかちがいいのだ。
かわいい界では、8頭身より2頭身が好まれる。
でも、首を伸ばそうとすれば絶対に小顔になってしまう。
かわいい度が薄れてしまうのだ。


どうしてこんなに“かわいい”にこだわるのか。
今、動物界では人間に好かれるかどうかが反映・絶滅に関わってくる。
人間が手を加えてかわいく進化させた動物まで現れている。
私もかわいい動物が好きだ。
なのにずっと犬にも猫にも触っていない。

ウサギ触りたい。
吠えたり引っ掻いたりしないウサギがいい。
私の身の回りにいるイヌやネコは、どうも私を敵視しているらしいのだ。





↑うさ耳を付けた女子もクリックしてね。






描きたいものとちがう
スポンサーサイト
私は常にダイエットをしている。
効果も出ている。
この2年で3kgほど体重も減った。
腕立て伏せで筋肉も付けた。
筋肉がついて体重が減ったのだから体脂肪率はけっこう下がったのだ。

だが、こういうことにケチをつける人間はいるのだ。
うるさいのがスキンヘッド2号だ。

「ダイエットダイエットって言うとるけど、腹出とるやないか」

と言う。
そう言われるたびに、こいつはアホなのか、と思ってしまう。
腹が出てなかったらダイエットなどしないのだ。

「だいたいあんた、いっぱい食べるやないか」

これは居酒屋の帰りに、牛丼やラーメンを食べに行ったときの話だ。
やたら行っているように言うが、そんな事は月に一度もない。
なのにしょっちゅう行っているように言う。
だいたい自分はこの店に来たら、おにぎりを持って帰るではないか


盆休みに連続畑仕事をして、ここ数年の最軽量記録を更新した。
なんと72.4kgだ。
ちなみにこれは畑で大汗をかいて帰宅し、シャワーを浴びる前の体重だ。
それに対し、

「もっとあるやろ~」

当たり前だ。
記録は絞りに絞った後、食事をする前だ。
居酒屋でビールを飲んでいるときと同じなはずがない。
そう言う自分は80kgを超えているではないか。


体脂肪率が20%を切った話もした。
するとそれにもケチをつける。

「その腹やったら25%はあるやろ~」

私も家庭用体脂肪計の数字をそんなに信じているわけではない。
ただ、同じ機械で計らなければ、増減が不確かになる。
いつも計っている体脂肪計で、10%下がったという話をしたのだ。
そのときMえが、

「でも、肩や腕は筋肉やよ」

とMえが私の肩を持ったのも気にいらないようだ。
Mえが言葉通り“肩を持って”そういったのはもっと気にいらないのだろう。

「い~や、25%はある」

と譲らない。
そうまで言うなら腹をへっこめてやるわい。
自分で言うのもなんだが、私のダイエットにはまだまだ余裕がある。
緩慢に長く続けるダイエットをしていたのだが、ちょいとアップしてやろう。

ともかく腹が板チョコみたいにバッキバキになってないと認めないのだ。
寝る前に腹筋運動を始めた。
私の予定では1ヵ月以内に腹筋の段が見え始めるはずだ。


もう一つ予想がある。
私の腹がへっこんだとしたら、

「オレが言ってやったからだ」

と2号が威張るに違いない。
Mえにしか見せんとこ。





↑そんな中余っていたナスでカレーを作っちゃったけどクリックしてね。






ネクタイどうなっとる
畑に収穫に行くのは火・木・土。
その野菜を持っていつもの居酒屋に行く。
ただし、土曜はそれが決まりではない。
実家に持って行ったり、Kちゃんの友人Qちゃんにあげたりする。
そんなときは飲みに行かない。

特に昨日はちづるに釘を刺されていた。

「録画した番組が溜まっているので、今日は家に居ろ」

OKだ。
いつもの居酒屋に行くのは週に二回が理想なのだ。
私はたっぷり昼寝をして、出勤のちづるが帰ってくるのを待っていた。

が、MえからLINEが入った。

「今日は妹が来る日だけど、来ないの?」

なにっ、あのカワイイ妹が?
帰省中だった妹は火曜日にあちらに行ってしまうというのだ。
その妹からも直接LINEが来た。

「今日は行くよー」

またLINEが入った。
Mえかと思ったら、Qちゃんだ。

「いつもの居酒屋にいるの?」

なんらかの力が私をいつもの居酒屋に引き寄せようとしている。
こういう力に逆らってはいけない。

ちづるさん、そういうことなんですが。

許可をもらい録画した番組を2時間ほど観てからいつもの居酒屋に行った。



さすが土曜日、店はとんでもない盛り上がりだった。
あっちへ座り、こっちへ移りと移動しながらの大騒ぎ。
やがて、友達と来ていたMえの妹は帰り、カウンターには私とQちゃんと坊主頭F。
閉店時間になり、MえとKちゃんもカウンターに並んだ。

「で、どうするの?」

ってなぜ私に訊く。
私はリーダーでも責任者でもないぞ。
どうして全員がこっちを向いている。
じゃあ、ちょっとだけだぞ。

こうしてカラオケに行き、4時に帰ってきたのであった。






↑盆休みに畑をきれいにしておいてよかったクリックしてね。





休み前だからとみんなが言った
親指のうわさも23日。
右手親指をケガしてからもうこんなに経った。
綿棒を綿玉に替えた甲斐があって、消毒液は使い切った。
だいたい治ったと言っていいだろう。

湿らせてはいけないというので、日に二度ずつ傷に当てているものを交換した。
ガーゼが望ましいと言われたから、夜はガーゼを当ててテープと包帯。
仕事に行くときは外れにくいように絆創膏を貼って行った。

この絆創膏も普通のではダメだ。
冬場のアカギレ用に百枚入りぐらいの買い置きがあったのだが、それでは傷が隠れない。
仕方ないのでわざわざ買いに行った。
大判で通気性のいいのを見つけたら、7~8枚入りで700円ぐらいする。
なんともったいないことか。

しかもこれ、大きすぎてそのままで貼れない。
指先というのは本当に絆創膏に不向きな場所だ。
余分なテープをそのまま巻いてしまうと頭でっかちになってしまう。
だから、接着部を少し切り落とし、更にハサミで切れ込みを入れて貼っていた。
毎日出勤前に、めんどくさい作業だった。

ほぼ一週間でその絆創膏が無くなった。
しかしその分傷は治りつつある。
私の傷は刃物が入った傷なので、指先が深く、指の根元に向かって浅くなっている。
一番浅い辺りはもうパッドからはみ出していてもいいだろう。
普通よりちょっと大きいサイズの絆創膏にしよう。

それだと在庫があったのだ。
あれはひと月ぐらい前だっただろうか。
うっかり自転車のペダルを後ろ蹴りしてしまい、アキレス腱あたりから出血した。
そのときに買ったちょっと大きめでちょっと高めの絆創膏が役に立った。

それも使い切った。
ちゃんとそれを見越して新しいのを買ってきてあったのだ。
多分もう傷は隠しておけばいいぐらいになっていた。
見た目はまだひどかったが、カチカチに固まっている。
引っ掻けたりぶつけたりしないように保護できたらいいだろう。

ただし、普通の絆創膏では隠し切れない。
『指先用』というT字型の物を買ってきた。
これは指の根元側から貼って行き、Tの横棒に当たるウイング部を巻けば、
指先がきれいに隠れる仕組みになっているのだ。
もちろん、これも普通のと比べると格段に高い。


絆創膏の交換時に傷口を観察してみた。
なんだか端っこがペケペケ動いて、皮が剥がれかけているように見える。
触ってみたら、どうやらかさぶたになっているようで、その下はピンクのお肌だ。
まだ先端部がくっついているのではがすのは怖い。
ペケペケしているところだけ爪切りで切った。
少し傷口がサッパリしたような気がする。

そんな昨日、左手親指を戸に挟んだ。
戸の端をつかんだまま閉めようとしたのだ。
なんでそんな変な持ち方をしたかというと、右手の傷のせいだ。
触ると痛い、濡らしちゃいけない、汚すとめんどくさい。
そのせいで、何もかもをおかしな持ち方するようになり、それがクセになっていたのだ。

幸い出血はしなかったが、丸一日経ってもまだ赤黒い。
友人には『親指のたたり』と言われたがそれはおかしい。
その理屈だと右手親指が左手親指を祟ったことになるではないか。
どちらにしろ、痛いのは私だぞ。





↑裸の指でクリックしてね。






説明しよう
MえからLINEが来た。

「こみの夢見た」

返事を返した。

「欲求不満なのだね。慰めてあげようか」

更に返信があった。

「最悪な夢やった。詳しくは店で」

そう言われたら飲みに行かないわけにはいかないではないか。


夢というやつはおかしなもので、見ている映像とは別に設定が決まっている。
Mえの夢も、妙な設定があった。

「イケメンなんやけど、中身と声がこみで『付き合って』ってせまってくるの」

これはいろいろと妙な話だ。
いったいどこに悪夢の要素があるというのだろう。
ただ単に『イケメンに告白される夢』ではないか。
しかも中身は私なのだ。
多少だみ声でもいいではないか。

「そやもんで、スキンヘッド2号に相談しとるの」

2号はイケメンにはなっていないようだ。
おとなしく付き合っとけや。
それで丸く収まるではないか。

「すっごくうなされた」

なぜだ。
店に誘うほど好きな私が、更にイケメンになっているのになぜうなされる。
イケメンにモテる夢がどうして悪夢だというのだ。
こうなると夢自体より、そういう夢を見る精神状態が気になる。

深層心理で私をイケメンだと思っているのではないか。
私に告白されたらどうしよう、と心配しているのではないか。
私の声に「しびれる~」とか思っているのではないか。


それはともかく、助け舟役だと言われた2号は浮かれて酔い酔いで帰って行った。
もしかして、と思ってみんなで待っていると、来た来た。

「Mえ、大好きー」

前回これでからかってやるタイミングを逃したので、
みんなが知っていることを2号は知らない。
これを踏まえ、帰宅してからMえにラインを送った。

「Mえ大好きー。きゅんとしろ」

「こみ大好きー。きゅんとした?」

「きゅんとした。Mえは?」

「すいません。してません」

「きゅんとしろやー!」





↑そんなわけで閉店までいたのだけどクリックしてね。






ステキと言われたい
写真というのは、昔から考えると驚くほど簡単になった。
フィルムの自動巻き取りが出た時でも驚いたものだが、フィルム自体が無くなった。
ピントも合わせない、ファインダーさえ覗かない。
現像に出さなくていいどころか、保存はデータの形になってしまった。

『楽・安・早』の三拍子が極端に進んだおかげで、
写真は本当にお手軽なものになった。
もはや世の中写真だらけといってもいいぐらいだ。
メモの代わりにも写真、人と会ったら写真、どうでもいい時でもまず写真だ。


そんな便利な写真だが、ちょっと進み過ぎているのではないか。
まずいかんのが、あの目が大きくなる機能だ。
女子はかなりの確率で、画像上整形をした写真を撮っている。
誰だかわからんではないか。
それで記念になるのか。
ニュースで犯人の写真がこれだったりすると、ふざけとんのか、と思う。

LINEで回ってくる写真は間違いなくこれだ。
Kちゃんと友人のQちゃんは毎年花火の時に浴衣写真を一緒に撮るという。
それを送ってもらったのだが、やはり目が大きい。
二人とも美人なのだからそのままでいいではないか。


遠方に働きに行っているMえの妹が帰省してきた。
二人の写真が送られてきたので、ちづるに見せてやった。

「ほうら、美人姉妹の写真だぞ」

「これではわからん」

それはそうだろう。
目が大きくなっているだけでなく、犬の鼻とヒゲが付いていて、
頭には大きな耳があり、周りでラメ的な破片がキラキラしている。

いや、確かにそういうのも楽しいだろう。
若い子らが、こんな機能ではしゃぐのもわかる。
しかし、どれもこれも全てが鼻付き耳付きおメメキラキラでいいのか。
私は、そのままの姿の写真が欲しいのだ。

MえからまたLINEが来た。

「これお父さん」

ミッキーマウスばりの耳の下はハゲ頭やないか。
目が、銀縁メガネごと大きくなっとるやないか。
犬のヒゲの下に、リアルな白髪のあごひげが生えとるやないか。
おっさんをファンタジーにするなー!






↑私だけ認識されなかったことがあるけどクリックしてね。





別物やがな
入りたくない



盆休みが始まるころは、こんなジャングルだった。

初日。
倒れていたヒマワリを片づけた。
キュウリを片づけ、トウモロコシを片づけ、トマトを片づけた。
台風で歪んでいたナスに支柱をし直し、気を付けさせた。
草刈機が故障していたのでクワと植木ばさみで駐車スペースの草を刈った。

2日目。
キュウリのネットを畳み、支柱を片づけた。
オクラの根元の草を刈った。
畑の右側の草を鎌で刈った。
ダメだったピーマンを引っこ抜いた。

4日目。
畑の左側の草をクワで削った。
その先を唐グワで草ごと耕した。
トウモロコシ跡とキュウリ跡の草を丁寧に抜いた。
キュウリとピーマンの畝間を唐グワで耕した。

5日目。
トウモロコシ跡とキュウリ・ピーマン跡に、油かすと石灰を撒いて耕した。
トマトの畝の草を丁寧に抜き、唐グワで耕した。
この日は雨の予報が出ていたが、なんとか予定のところまで作業ができた。

そしてこうなった。

やったぞ


8月末の休みにダイコンの種を蒔き、ジャガイモを植え付ける予定だ。
こうまで予定通りに事が運んだ盆休みがあっただろうか。
これを、充実と言わずになんと言おう。

午後、銀行に行き、カレーを食べ、
ホームセンターに行ったが、草刈機の部品のサイズがわからなくて買わなかった。
スーパーに寄り帰宅。
落語を観るつもりだったが、疲労と充実感であっという間に寝てしまった。

そして夕方、飲みに行った。
今日から会社だ。





↑考える力もないので写真でごまかしたけどクリックしてね。






ハタラキタクナイ
盆休み最終日だ。
若いころの私なら「いやだいやだいやだいやだヤダヤダヤダー!」と、
泣き叫びわめき噛みつき、最終的にタマシイが抜けていたものだが、
年齢もそこそこになり落ち着いてきたこの頃は、
「ああ、やっとか」なんて泰然自若としたものだ。

それというのも、家に居ても暑いからだ。
遠くに行くのもしんどいし、どこに行ったって人ばかり。
これでは会社で一人、涼しいところで腕立て伏せでもしている方がいい。
居酒屋で一日を締めればそれで満足だ。

では、私はどんな盆休みを過ごしていたのだろう。


初日。
午前中は畑。
午後は市内のホームセンターに行く。
目的はスマホケースだが、気に入ったものが無く購入せず。
ドラッグストアと百均に行き、帰宅して昼寝。

二日目。
午前中は畑。
午後はお隣松阪市のホームセンターに行く。
目的は腹筋台だが、気に行ったものが無く購入せず。
喫茶店で冷たいものを飲み、スーパーに寄って帰宅して昼寝。

三日目。
朝、畑に行ってナスとオクラを収穫。
スーパーで食品を買って実家へ。

四日目。
午前中は故障していた草刈機を見てもらうため弟家に置いてきてから畑。
午後は松阪市のお隣の津市のショッピングセンターとホームセンターに行く。
目的は畑仕事の時に腰に着けるカゴだが、発見できず。
スポーツ店にも寄ったが、腹筋台を発見できず。

喫茶店でサンドイッチを食べて帰宅。
弟の家に草刈機を取りに行き、故障の原因と修理法を聞く。
帰ってから、冷蔵庫の古い野菜を始末する。
キュウリはキムチの素に漬け、ナスは悪いところを取って夕食に。

で、五日目の本日。
雨が降ったようだが、午前中は畑。
午後はホームセンターに草刈機の部品を買いに行く。

我ながら不思議なのは、ほとんど毎日ホームセンターに行っているのに、
毎回目当ての品が違っていて、しかも購入していない。
今のところ買ったのは、軍手だけだ。
今日、草刈り機の部品は買えるのだろうか。





↑貧乏性の王なのでクリックしてね。






新鮮さも感じられないのに
さて、先月ケガした右手親指だが、おかげさまでずいぶんよくなった。
とはいえ、まだまだむき出しで土いじりをするほど完治はしていない。
昼間は自分で買ってきた大きめの絆創膏を貼り、
蒸れない方がいいというので夜はガーゼで巻いている。

この絆創膏やガーゼを替えるときにちょっと消毒をする。
縫ったときに病院で消毒セットをもらった。
小瓶に入った消毒液、個別包装された大きめの綿棒、ガーゼとテープ。
綿棒は雑菌が入らないよう、普通の綿棒は使わないように言われた。

お医者さんは一日一回の交換でいいと言っていたが、私は二回交換している。
お風呂の時と、仕事や畑から帰って来たときだ。
どちらも絆創膏が汚れているし、汗で湿っているからだ。

安静にしていたらもうこんなことしなくてもいいのだろうが、
なにしろ利き手の親指、うっかり力を込めたり、ぶつけてしまったりする。
なので指の先端の傷口は今でも消毒液が少し滲みる。
だったら消毒は続けた方がいい。
もらった消毒液がまだあるのだから。


消毒液はあるのだが、まずはガーゼが無くなった。
殺菌されてちょうどいい大きさに折りたたまれたのが数枚入っていた。
もうそこまでのものは必要ないと思い、一番安いガーゼを買った。
これが失敗だった。
薄くてやたらでかいガーゼをハサミで切って折らなくてはならないのだ。

次に無くなったのが綿棒だ。
もう普通の綿棒でもいいかと思ったが、安綿棒は綿部が小さい。
全然消毒液を吸わないのだ。
そういえば、歯茎が腫れた時に買った薬に付いていた大きな綿棒が残っていた。
アレを使うことにしよう。

それも無くなったのでドラッグストアに買いに行った。
黒いのやら耳かき型のやら渦巻状やら、さすがにいろんな綿棒が並んでいる。
でも、頭の大きなのがない。
私はとっぷり消毒液の浸み込んだ大きな綿で患部をびたびたにしたいのだ。
ましてや歯茎用大綿棒に慣れてしまっているから、並みの綿棒では満足できない。

いいものがあった。
棒の付いてない『綿』だ。
パチンコ玉ほどの大きさで、丸くいい感じになっている綿が安く売っていた。
そうそう、病院で消毒されるときは、ピンセットでこれを湿してやってくれたっけ。

だいたい綿棒というやつは綿部が小さい上に、その中に棒が入っている。
それでは吸水量が読めないではないか。
その点この綿玉は、この大きさが消毒液量だと予測することができる。
そしてたくさん吸うから、消毒液が早く無くなるはずだ。

予想通り、これで消毒するとたっぷり消毒した感があって気持ちいい。
消毒液も順調に減っている。
が、消毒液が無くなったらこの綿玉はどうしたらいいのだろう。
百個も入っているのだ。

子供の頃みたいに鼻血は出ないし、都合よく歯茎も腫れない。
そうか、こうして救急箱にデッドストックが溜まっていくのだな。
救急の者に『デッド』を使うのはいやだが。





↑種蒔きにどうか、なんて思っちゃったけどクリックしてね。






とりあげる
先月末、飲み会があった。
いつもの居酒屋の懐かしい常連が招集をかけたのだ。
彼は会社から出向を言われて他所に行っていて、先日やっと復帰。
「歌が歌いたい」とMえを通じてメンバーを集めた。

私は指をケガしたばかりだったのと、日曜だったのと、
翌日がみそか寄席だという理由で欠席した。
次に居酒屋に行ったとき、Mえが盛り上がっているカラオケ動画を見せてくれた。
スキンヘッド1号が「♪ギンギラギンに~」と勢い付いているシーンだ。


その動画を、Mえはおばあちゃんに見せたらしい。
おじいちゃんに先立たれ、ひとり暮らしをしているおばあちゃん。
この動画を見て、

「この人、ハゲとるけど男前やな」

と言う感想を述べたそうだ。
もちろんMえはこのことを常連みんなに言いふらす。
店を上げて『1号に新恋人現る』とカラオケ以上に大盛り上がりだ。


が、このおばあちゃん、マジだったらしい。
しかも、かなりの積極派。
Mえに「紹介して」と言ってきた。
恥ずかしいのか、なかなかノッて来ない1号に、
ついにおばあちゃん、Mえに写真を手渡した。

「なに、この古い写真!」

「大丈夫、そんなに変わってへん」

という会話が交わされて持ってきた写真。
どう見ても20年は経っていそうな色合いに服装だ。

そんな事よりももっと大きな問題がある。
この写真、元々誰かと映っている写真を半分に切ったものだ。
それが、写真一枚を切ったのではなくて、アルバムごと切ってある。
だから、裏にも別の写真が切断されている。

これが、印刷された卒業アルバムみたいなものならわかる。
でもこれは、個人が好きな写真を貼れるようになっているアルバムだ。
少し粘着力のある台紙に写真を置き、その上にフィルムを被せるタイプ、
おそらく『ふえるアルバム』ってやつだと思う。
それが、台紙とフィルムと裏の写真ごと切られているのだ。
なぜ、この写真だけを取り出して切らなかったのか。


今、この分厚い写真は店の壁、カウンターの真正面に貼ってある。
昔撮った、カラオケでMえとはしゃぐ1号の写真の横だ。
おばあちゃんからは、
「まず、ごはんに連れってほしい」
と伝えられた。
1号はノーコメントを貫いている。






↑まあまあここは本人同士でクリックしてね。





誰にあげるわけでもない
盆休みに入ったが、普段通りの時間に起きる。
会社に出勤するように畑に行くのだ。
とはいえ、あんまり早くから畑でごそごそやるとご近所に迷惑だ。
ちょっと余裕を持って9時に出畑した。

車はちょっと離れたところに置いた。
いつもの駐車スペースが草だらけなので、草刈り機できれいにする予定だ。
ただし、音がやかましいのでお昼前、つまり帰る前に刈ることにする。
ご近所はまで寝ている可能性だってある。
子供がアニメを観ているかもしれない。

そんなわけで最初は手作業だ。
キュウリのツルを片づける。
ハサミで切りながらネットからはがしていき、根っこを引っこ抜く。
大きかったり小さかったり曲がってたり傷だらけだったりしたが、
15本ほど最終の収穫ができた。

次はトウモロコシの片づけだ。
今年はちょいとしくじって収穫ができなかった。
トウモロコシの根は丈夫なので、一本ずつクワを打ち込んで抜いていく。
こいつは肉体労働、一番の汗かき仕事だ。

次は台風で軒並み倒れてしまったトマト。
折れた支柱ごと立て直すのは大変だし、味見程度には収穫できたのであきらめる。
なにより、まだ収穫できているナスやシシトウに倒れかかているのが困る。
そちらに被害が及ばないように丁寧に引っこ抜く。

ナスが斜めになっている。
地面煮触れている実にはカビが生えている。
これは直さなくてはいけない。
新しい支柱を立てて補修する。

そろそろ11時、もう草刈機を動かしてもいいだろう。
ご近所もお昼ごはんには起きるだろうし、アニメの時間は終わった。
草刈機を持ってきて準備に入る。

なんだ?おかしいぞ。
燃料が送られて行かないぞ、つまり動かないぞ。
機械音痴の私には理由がわからないから、いじっていても仕方ない。
とりあえず明日はここに車を置きたいので、すぐに見切りをつけた。
そして、クワで草を削ったのだ。


ナス・キュウリ・オクラ・ゴーヤ・シソなど、収穫したものをバケツに入れる。
家に帰る前に、いつもの居酒屋の女将さんの自宅に置きに行く。
わが家の冷蔵庫にはまだたくさんあるし、また収穫できるからもらってもらうのだ。
出掛けているらしかったので勝手に玄関先に置いてきた。

家に帰る。
もうドロドロのクタクタだ。
なのに作業の進行度はまだとっかかりぐらい。
草刈機の故障が痛かった。
ともかくシャワーを浴びよう。

その前に体重を計る。
あっ、本年度の最軽量記録だ。
よし、これを目的にあと二日間、畑作業に勤しむことにしよう。
何かご褒美が無ければやっとれん。






↑午後はマジ昼寝してその後飲みに行ったけどクリックしてね。





熱中症になるとこうなるかも
昨日は私の盆休みの予定をご披露したが、やはり一番の悩みどころは居酒屋だ。
わが家には二日連続で飲みに行かないルールがある。
さて、この木曜・金曜、どちらに飲みに行こう。

普通なら当然木曜日だ。
私のリズムは火・木なのだ。
火曜がMえとAりで、木曜がMえとKちゃん、これで全員に会える。
だったらいつも通り木曜に行けばいいのだが、お盆の連休前日なのだ。
これはいろいろ考えなくてはならない。

まず一番が、二日酔い、夜更かしをしてはいけないということだ。
盆休み初日の予定は畑だ。
台風で倒れた野菜の片づけと草取りがメインの仕事だ。
しかも炎天下での作業になることだろう。
もはやおっさん、万全の体力で臨まないと命にかかわる可能性がある。

それに、休日前は店が混雑する。
普段はそれもあって金曜は避けているのだ。
人が多いということは常連も多い。
帰ろうとすると、顔見知りがやってきて、
「オレが来たら帰るのか」と言われて長っ尻になったりする。

さらに、金曜日にちづるが同窓会に行くということが判明した。
だとしたら私は家に一人。
どこかに行った方がいいではないか。
どこかってどこだ?
いつもの店さ。

更にこの日は、元オーナーとスキンヘッド1号と坊主頭Fの誕生日だ。
なにか楽しいことをするかもしれないからおいで、と誘われている。
家で一人か、お祝い会か。

そうそう火曜日にAりに『おからってどうやって炊くの』と訊かれて教えてやった。
翌日さっそく『おから炊いたので報告したい』とLINEが入った。
聞きたいではないか。
こういう話題になると、その間はAりひとり占めなのだ。

そしてもう一つ重要な要素。
火曜日はMえが個人の都合で休んでいた。
バイトはAりとKちゃんだったのだ。
だとすると木曜に行かないと今週はMえに会わないことになる、と思っていた。
しかし、MえとKちゃんが交代したのだということがわかった。
つまり、金曜にMえはいるのだ。

どうしてこれがわかったかというと、昨日、つまり木曜に居酒屋に行ったからだ。
シフト通りMえがいて「明日も来るよ」と言っていたのだ。
木曜に飲みに行ったのなら金曜は二日連続禁止ルールで飲みに行けないな、
と思ったみなさん、ちょっと待ちたまえ。

昨日はすごく早く帰ってきたのだ。
夜更かしもしなかったしもちろん二日酔いにもなっていない。
つまり、半分飲みに行ったという感じだ。

よく考えたら、土曜日も畑に行く予定だ。
だったら夜更かし、二日酔いになっていけないのは金曜日も同じだ。
おまけに「行っちゃダメ」と言うお目付け役は同窓会で留守。
これはもう、天が「半分なら行ってもいいよ」と与えてくれたチャンスに違いない。

ほら、世間でも『ケンカ両成敗』なんて言葉があるではないか。
木曜と金曜が争うより、半分ずつで平和的解決するのがいい。
お国だって「解釈の仕方」で好きなようにやっているでしょ。
「オレがルールブックだ」と言った審判もいたし、
ま、なんちゅうか、人って自分勝手なのさ。





↑勝手なお願いながらクリックしてね。






センター分けではいかんのか
7月27日に右手親指を負傷してから、ホントにいろんな予定が狂った。
アレしちゃダメ、コレできない、って感じで大弱りだ。
やらなきゃならないことや、やりたいことができないのはストレスになる。
なので、ストレス度が高いものから復帰し始めていった。

まず最初に復帰したのが、いつもの居酒屋行きだ。
傷の治りが悪くなるから、飲んでる薬に影響がでるからと、
みんながみんな、飲んじゃダメの大合唱だった。
さすがにけがをした当日の木曜日は行かなかったが、
次の土曜は報告を兼ねてビールだけちょっと飲んできた。

これに絡んで復帰したのが、野菜の収穫だ。
したくないけどしないわけにはいかない。
火木土と一日おきにしていた収穫を事故当日休んだら、
土曜にはキュウリを20本も捨てる羽目になっていた。
みんなバットみたいに育ち過ぎていたのだ。

通院のため車で出勤しているので収穫するには都合がいい。
右手に使い捨ての手袋をしてキュウリやオクラをチョキチョキする。
幸いなことに収穫ハサミは指さえ入れてしまえば傷口が当たらなかった。
手袋の中で汗をかいてしまうが、帰宅すればすぐにシャワーを浴びるので、
そのタイミングでガーゼも替える。


なかなか復活できなかったのが筋トレだ。
なにしろ傷が右手親指の腹側。
腕立て伏せをしたら傷口が地面に着くし、握ることができない。
包帯で太っている指は何をするにも力がこめられない。
汗をかくのもよくないらしい。

それで先週になって、やっと試してみることができた。
プッシュアップバーという腕立て伏せ専用の握る道具がある。
それを握らずに手を乗せるだけで腕立て伏せをするのだ。
そうすると、親指に力は入らないし、包帯が汚れることもない。


さて、復活したくなかったがどうしても復活せざるを得なかったのが棚卸しだ。
今月中に倉庫の在庫を全部数えなくてはならない。
実は紙を数えるには右手の親指は重要なのだ。
これを言い訳に今までサボってきたが、どうせやるのは私なのだ。

夕方少しずつ棚卸しをすると、腕立て伏せをする時間が無くなる。
家に帰ってからだとする気になれない。
なぜなら私の部屋は西日が当たってホットルームなのだ。
とはいえ運動は間隔を開けたくない。
昨日は棚卸しを休んで腕立て伏せをした。


そして明日からは盆休みだ。
何もかもの予定が狂う。
これを無理やり合わせる、というか良いように解釈することにした。
5日間の予定は、畑・畑・実家行き・お出かけ・畑、となっている。
畑の草取りと、台風で倒れた野菜の始末をしなければならない。

この畑作業はきっと恐ろしく体力を使う。
暑さでとてつもない汗をかくだろう。
これを『運動』と考えることにしたのだ。
連携的に考えることによって復帰させたことが全てつながる。
会社では棚卸しができ、体を鍛えながら畑も片付く。

しかも、ビールがうまいに決まっているではないか。






↑なので今日は飲みに行かない方がいいのだけどクリックしてね。





誰も助けてくれない
うおおー、なんというありさまだ。
日本中に迷惑をかけていった台風5号は、ウチの畑も例外にはしなかった。

畑の一番手前、車を停めるスペースの横に並べて植えたヒマワリは、
ヘアピンみたいにひん曲がって、地面に頬ずりしていた。
スマホのアンテナみたいに日当りの良い順に大きい四本。
一つ目が咲いたばかりだったのに。

キュウリのネットは水道管を接続して立ててあるのだが、
四つつないだうちの端っこ一つだけが斜めになっていた。
しかしこれはもうそろそろ終わりというところだったからあきらめがつく。
収穫は10本ほど。

このキュウリネットに全面的にもたれかかっていたのがゴーヤのネット。
ものの見事に倒れているので、キュウリとゴーヤで三角のトンネルができている。
こいつはもうちょっと頑張ってほしい。
収穫は4本。

がんばっていたのはオクラだ。
根もしっかり張るし、密に植えたものが大きく育っていたから風に耐えられたようだ。
それでも一番風の当たる外側は何本か斜めになっていた。
ありがたいことに台風前と同じだけ収穫できた。

ウチの土は水分を含むと泥のようになってしまう。
そのせいで支柱は全て倒れてしまうのだ。
それが幸いしたのはシシトウだ。
全て倒れていたのだが、根から斜めになっていたので木が折れていない。
ひょっとしたら枯れてしまうかもしれないが、小さいバケツ一杯収穫できた。

その隣の小玉トマトがひどいことになっていた。
植えた10本全てが完全に倒れている。
持ち上げてみると、なるほどこいつは重い。
この細い竹の支柱ではもたなかっただろう。
しかも、トマトは水分が多いと実が割れてしまうのだ。
収穫は7個。

そしてその倒れたトマトの下敷きになっていたのがナスだ。
苗作りが遅かったのでやっとピークを迎えているところだ。
実は鈴なりで、豊作っぽい感じになっていた。
20ほど収穫できたが、枯れてしまわないか心配だ。


一番元気なのは、もちろん雑草だ。
そのおかげで、ドロドロになった土の上を歩いていける。
盆休みは大忙しになることだろう。
キュウリとトマト、そしてすでに終わっていたトウモロコシの処分。
支柱を立てなおしのナスとシシトウ、そしてゴーヤ。
そこへ地獄の草取りだ。

まあ、わが家の食卓と居酒屋に持って行く分ぐらいの野菜は確保できた。
そして、15匹の蚊に満足してもらって帰ってきたのだった。





↑この秋は久しぶりにジャガイモを作ろうかと思ってクリックしてね。






落胆度が伝わるかな
少し前に日野原重明さんが亡くなった。
享年なんと105歳。
亡くなる直前まで現役の医師として働いていたそうだ。

となると何か特別な健康の秘訣があるに違いない。
新聞の追悼記事にもその件について書かれていた。
食事と運動と睡眠。
当たり前というか、基本的な三要素だ。
早寝早起き腹八分、という言葉を思い出した。

ちなみに私は、食事と運動に関してはマイ秘訣を持っている。
おそらく、この先生よりも野菜はたくさん食べているだろうし、
腕立て伏せの回数でも負けることはないだろう。
そのへんは自分の体質や年齢、主義主張で好きにしたらいいと思う。

しかし、睡眠に関してはちょっと参考にさせてもらいたいと思った。
この先生、うつ伏せ寝を推奨しているのだそうだ。
哺乳類であおむけに寝るのは人類だけだそうで、
うつぶせの方が自然の理に適っているというのだ。

実はワタクシ、子供のころからずっとうつぶせに寝る癖があった。
いや、うつ伏せでないと眠れなかった。
でも、うつぶせ寝は健康に良くないというようなことを何度も聞かされた。
だから大人になってから、寝方を仰向けに改造したのだ。
今でも寝付けないときなどは、最終的にうつぶせになるときがある。


先生のうつぶせ寝は枕を三つ用意するらしい。
どういうやり方なのか、その記事ではわかりにくかったのだが、
頭とお腹辺りに枕を当てて呼吸がしやすくしているようだ。
たぶん胸の辺りを空間にして、肺が広がるスペースを確保するのだろう。
もう一つは足の下に敷き、少しひざを曲げるようにするらしい。

やってみよう、と思うのはいいのだが、
ちづるにいきなり、
「枕を三つ買ってくれ」
とは言いにくい。
あるものでちょっといろいろ探ってみよう。

私が使っている枕は、横長で長い方に沿ってくぼみのある低反発枕だ。
もちろん頭を乗せて使っていたが、うつ伏せだと焼いたイワシみたいに首が反って辛い。
そこで、これを縦にした。
少し斜めにして先端に頭を乗せると胸のあたりまで枕がある。
くぼみを利用して呼吸しやすくし、抱き枕のような感じで寝る。

これが案外具合がいい。
こうしてから寝つきが良くなったような気がする。
成仏できない何者かが突然上に乗っかっても、胸より背中に乗られる方が怖くない。
耳が枕で抑えられないのでスマホの子守歌も聴きやすい。

とはいえ、完全ではない感じがする。
105歳の人が最終的に到達した形だ。
私のような若輩者がいきなり完成させることはできない。
やはり足の下にも何か挟むべきか。
細いのや丸いのを、腹や腰や胸辺りに当てて寝て、マイベスト寝方を会得したい。
それには実験を繰り返すのみだ。

もちろん実験中は不自然な寝方になることもあるだろう。
ひょっとしたら『テトリス』になった夢を見るかもしれない。





↑タイトルは『甘い睡眠』という意味のつもりだからクリックしてね。






枕というより枕木だ
今朝は雨の音で目が覚めた。
台風がやってきているのだ。
二週間も前に太平洋の沖で発生したやつが、ぐるぐると巡り巡って近づいてきた。
あまり関係ないと思っていたのに、もっとも嫌なタイミングで、
もっとも嫌なコースを選んできた。

あれは先月末の30日、日曜日のことだった。
いつもの居酒屋の常連で別の居酒屋に集まった。
仕事の都合で二年近くもご無沙汰していた“N”が戻って来て、
Mえに「カラオケ行きたい」と持ち掛けたのだ。
つまり、復活祝いの強要だ。

私は三つの理由で参加しなかった。
日曜日であること、親指をケガしている事、そして翌日がみそか寄席であることだ。
聞けば集まったのは、スキンヘッド1号、2号、4号、Mえ、Kちゃん。
先月の私の誕生日に、ちづると久しぶりに行った居酒屋だ。


Mえに誘われて断った時に、
「あの店はウニもあるよ」
と教えてやった。
なにしろ肉全般とほとんどの魚とゴーヤが嫌いで、コーヒーが飲めないMえ。
そのくせ、ウニとイクラと牡蠣は大好物なのだ。

後日、ウニが食べられたかどうか訊いたら、
「それは禁句」と言われた。
なんと、丼で注文しようとしていたウニもイクラも品切れだったのだそうだ。
日曜だから市が無かったことも関係しているのかもしれない。


そんなMえの嘆きを聞いたのが、我々をいつも飲みに連れてってくれるY氏だ。
「“U屋”に行こう」と言い出した。
ここは7・8人で満員になるカウンターだけのすし屋で、
私が20年も前に通っていた、懐かしのおなじみだ。
ここなら確かに安くウニが食べられるはずだ。

誘われたのは、Mえ、Aり、いつもの居酒屋のオーナー夫婦、1号、2号と私だ。
Mえ、Aりがバイトが休みの水曜日を考えたが、U屋が水曜定休だった。
それでいつもの居酒屋の定休日月曜にして、オーナー夫妻も誘ったのだ。
それが今日だ。

誘ってもいない台風がやってきた。
一番近づくのが今日の夕方ぐらいの予報になっている。
6時に現地集合ということだったので、会社から直で行くつもりだった。
しかし、この雨風では車で出勤しなければならない。
いったん帰宅しなければならないだろう。

が、U屋はわが家からだといつもの居酒屋の倍以上の距離がある。
ポンチョを着て歩いて行くか、自転車で行って後日引き取りに行くかだ。
あー、行きたくない。
誰か中止宣言をしてくれないだろうか。
警報が出たら休みにならないだろうか。






↑現地に着いてから中止もイヤだけどクリックしてね。





生臭いし汁出るし
7月27日木曜日、右手親指を負傷し6針縫った。
翌28日も通院。
8月3日に三本抜糸し、昨日5日に残りを抜糸した。
9日間でくっついたことになる。
人間の治癒力とはすごいものだ。

切ったのが切れ味鋭い裁断機の刃だったこともあるかもしれない。
切断面が美しかったからくっつきやすかったということだ。
これがノコギリ的なものでできた傷ならもっと長くかかっただろう。

ただし、少々難もあった。
病院に行く前、仕事でちょっと力んだため、傷口の先端からちょっと出血していた。
先生は、
「出血しとるやないか」
と言って先端部癒着がイマイチ、ってなことをカルテに書いていた。

そこで、抜糸した後傷口が開かないように、
細いテープのようなもので傷を押さえてくれた。
その上からガーゼで巻いて、固定してもらった。


そして会社帰り。
この日は畑に寄る日だ。
私が土曜出勤だったので、実家に行くのは日曜日。
手土産の野菜を収穫する。

雨が降ったおかげでキュウリが勢いを取り戻した。
ナスもなかなか調子がいい。
オクラは順番にできている。
トマトはちょっと割れてしまったかもしれない。
実家はもちろん、いつもの居酒屋に持って行く分もたっぷりできた。

できたんだから届けに行かなくてはならない。
土曜日だから店は大混雑だ。
カウンターの端になんとか入り込む事ができた。
ワイワイやっているうちに時間は過ぎていく。

世界陸上を見ながらウトウトしていた。
気が付いたらもう3時だ。
あわてて帰ってきてすぐに寝た。


今朝、ガーゼを見ると少し血がにじんでいる。
おそらくまたどこかにぶつけたのかもしれない。
なにしろガーゼで巻いてあるのでサイズが大きくなっている。
車幅間隔を間違えてぶつけることが多いのだ。

そしてもう一つ。
傷口がかゆくなってきている。
さすがに傷口を掻くような事はないが、その近辺をいじりたくなっている。
で、指の付け根あたりをボリボリ掻く。
すると傷口を引っ張るのか、痛くなってくる。

かゆいし、眠い。
なのでオチも何もないが終わりにさせてください。






↑無計画に書き始めちゃったけどクリックしてね。





楽をした
最近、Mえがモテモテだ。
バイトとはいえ居酒屋の看板娘、元々人気者だったのだが妙なブームが起こっている。
どんなに忙しくてもおっさんのつまらないジョークに受け答えするし、
いつもにこやかで愛想がいい。
そして、いま彼氏がいないというのも関係しているかもしれない。

おっさんなのに告白しちゃったⅩ氏。
帰るとき『ET』のように指先を合わせたがるZ氏。
親戚だと言い張るSやん。
ただ名前を呼ぶRくん。
『夫』という設定にされてニヤニヤのスキンヘッド1号。
おしりを触りたがるスキンヘッド3号。

ともかくみんなMえが好きなのだ。
もちろん私も大好きだ。
公民館でお話なんかしたときは嫉妬の嵐だ。

そこへ、新しいお客がやってきた。
先月始めてきて以来、週に二回ずつぐらい来るようになった。
どうやらこの店が気に入って、常連になろうとしているようだ。
飲み慣れてはいるようで、あちこちの店の事も知っている。
そしてものすごく口数が多い。

この人は今、バイトのシフトを覚えようとしている。
「あんたは何曜日に居るの?」
とバイトみんなに訊いている。
なんだか常連の空気が乱されている感じだ。

この人に不信感を持ったのがスキンヘッド2号だ。
馴れ馴れしかったり、自分の話ばかりするところが気にいらないらしい。
だからこの人が帰ってから楽しくなるようだ。


ある日、2号がずいぶん酔っているように見えた。
ここのところ帰るのが遅くなっているが、その分余計に飲んでいるはずだ。
いつも冷静沈着を装い、人の揚げ足を取るのが生きがいなのに、
Mえの「もう帰るの?」に引きずられて浮かれている。

そんな2号が帰ってしばらくしたら、MえにLINEが入った。
2号の叫び。
「Mえ、大好きやー」

あーあ、やっちゃった。
いつも私をいじっているが、これは次回たっぷりいじらせてもらうぞ。
ともかくまずはこれをネタにせねば。
私も帰ってからMえにLINEを送った。

こみ「Mえ、大好きやー!」

Mえ「爆笑! こみ大好きー」

こみ「あっ、今“きゅん”っとした」

Mえ「いーな。私もきゅんてしたいー」

こみ「ワシが“大好き”って言うたとこで“きゅん”ってせんかい!」

Mえ「全くしない」

しくしく。





↑Mえにしてみたらモテてもうれしくない連中なのだけどクリックしてね。






久しぶりに複雑なの描いた
朝食の後、『今日のセット』を用意した。
作業ズボンとノースリーブと、タオルはブルーだ。
トイレに行って歯をみがいてヒゲを剃る。
出勤時間までは仮眠ができる。
ブルーのタオルをマクラにしよう。

出勤時間だ。
おやつのキュウリを用意して、もう一回トイレに行って、
着替えたらタオルが見当たらない。
ちづるが使用済みだと思って洗濯してしまったのだ。
仕方ないのでマイタオル引き出しから黄色いタオルをひっつかんで家を出た。

どぎゃ!
しまった、収穫したシソがしおれないように差しておいたペットボトルを蹴飛ばした。
もちろん水が入っている。
ズボンのすそが濡れてしまった。
さっそくタオルの出番だ。

会社についてもう一度ズボンを拭きなおす。
そのときに気が付いた。
タオルが二枚重なっているではないか。
黄色とイエローが続いていたので、一緒につかんでしまったのだ。

なんともったいないことか。
一日に3枚もタオルの洗濯物を出すなんて。
これは、黄色かイエローのどちらかを今日使って、もう一つの方を明日分にしよう。

となると、さっきズボンを拭いたのはどちらだっただろう。
待てよ、玄関先で使ったのと、会社に来てから使ったのは同じものだったのか?
一つを集中的に使って、もう一つはきれいなままおいておきたい。
両方を触ってみたが、どちらが湿っているかは判断できない。
ううむ。


あっ、何度か手を洗ったあとタオルで拭いたけど、どっちを使ったっけ?
使ってから机の上にポイッと投げ出すからわからなくなってしまった。
どうしよう。

あっ、手を拭くタオルなのにうっかり机にこぼれた水を拭いてしまった。
ポイッと投げてしまったけどどっちだっただろう。

あっ、さっきから何度も汗を拭いたけど、また投げてしまった。
どっちだっただろう。

あっ、今気が付いたけど、タオルがいつの間にか一つしかない。
これで迷わなくなったわい、めでたしめでたし。
そんなわけあるか。
机の向こう、棚の隙間のほこりだらけのところに落ちていた。
ホコリをはたいてポイッ。
あっ、どっちだったっけ?


さて夕方、どっちのタオルを持って帰るか。
同等に使ったとしたら、使用頻度は普段の半分のはずだ。
だとしたら、二つを明日も同等に使えばいいのではないか。
今日はもう、ブルーを洗濯してしまったことだし、
黄色かイエローかを選択するのは明日にしよう。






↑昨日はF室かパソコンのせいでこれが貼れなかったのでクリックしてね。





やっと全身描いた
月曜日、出勤してまず考えた。
ガーゼを当ててテープで留めてあるだけの親指では仕事ができない。
なにかガーゼごとカバーするものが必要だ。
病院で掛けてもらったカバーでは緩すぎるし、すぐ汚してしまうだろう。
もうちょっと丈夫で外れにくいものがいい。

まず思い浮かんだのが手袋だ。
手全体をカバーしていれば、ずれたり外れたりしにくいだろう。
仕事場で手袋と言えば軍手だ。
スリムな手袋ではガーゼの部分が入らないだろうし、
通気性の悪いゴム製なんかだと暑くて蒸れてしまう。

とはいえこの気候、気温だ。
軍手だってかなり暑いだろう。
そうだ、軍手の親指以外の指を切り落としてしまおう。
そうすればずいぶん涼しいはずだ。

軍手を機械の裁断ラインにセットする。
ボタン一発、ちょーん。
一瞬で親指だけカバーする軍手ができた。
こういう時、この機械は便利なのだ。
ちなみに、これが私の指を切った機械だ。


装着してみるとなかなか具合がいい。
親指はきっちりカバーされて中のガーゼも安定している。
他の指は外に出ているからフリーだ。
普段通りの活躍ができる。

しかし、やはり暑かった。
親指自体はあんまり暑がりではなさそうなのだが、手のひら手の甲は暑い。
そりゃそうだ、この夏の盛りに普段より一枚余分に着ているのだ。
いわば冬の装いだ。

たまらんので手首の辺りからめくり上げていた。
すると不思議なことに、めくりあげられたところは軍手の重ね着状態になって余計暑い。
もう我慢ならん、と脱ぎ捨てて考えた。
やはり親指だけを切り取ってかぶせよう。

再びこの軍手を機械にセットし、ボタンに手を掛けようとした瞬間、私はひらめいた。
指だけのカバーなら4本もあるではないか。
太さの差はあるかもしれないが伸縮性のある生地だ。
実際はめてみたら、これがピッタリ。
木曜日までの分が揃っている。

しかしそれでも親指が使えないというのは不便なものだ。


   ※


という、導入でコレコレこんなことがやりにくいんですよ、と列挙していく。
これが本当の昨日のネタの構成だったのだ。
なのにそれを忘れて、ラジオ体操が不便だのボールペンが怖いだの、
いきなり箇条書きみたいなことになってしまったのだ。

驚くべきことに、利き手の親指をケガすると記憶力も衰えるのだ。
描こうと思っていたネタさえ忘れてしまう。
確かもういくつかそういう事例があったはずなのだが思い出せない。

こうして二日連続で、薄く引き伸ばした水増し更新をしているのであった。










都合のいい指
利き手の親指をケガするというのはとても不便なものだ。
いつも自動車で通っている道を自転車で行くと、微妙な傾斜を感じるように、
こういう不便はなってみて初めてわかる。
木曜日にけがをして、金土日と休み、その間の生活には苦労した。
しかし、月曜に出勤して仕事を始めるともっとそれを実感することになった。

まず、朝のラジオ体操。
なにかを持つどころか、触れもしないのに影響があった。
腕を大きく回すと、遠心力で指先に負担があるのだ。
痛いというほどではないが「ヤバイ」と思って小回転にした。

ノック式のボールペンが怖い。
うっかり「カチカチ」としようとして「いかんっ」と止める。
なにしろ傷口をピンポイントでグリグリする道具だ。
案外字を書くだけでも結構な圧を感じる。

もちろんハサミにも困っている。
ただし、はさみ自体を使うことはできる。
傷口より指の付け根に近いところで持つようにすればいいのだ。
ただ、ガーゼやら包帯やらで太った指がハサミの輪っかを通らない。
そのせいで、はさみの輪っかの外側を指の付け根で持たなくてはならないのだ。

チャックの開け閉め。
ともかく“つまむ”という行動ができない。
その中でもチャックは形が痛い上に、つまんで力を込めなくてはならない。
そして反対の手で押さえているものなのだ。
毎回、一旦つまもうとしてから左手に替えている。

そんなだから「こちら側のどこからでも切れます」が切れない。
スーパーの寿司のワサビやしょうゆ、ガリには困っている。
それどころか、お手拭きや箸の袋さえ開けるのには難儀する。
あれはこんなにも丈夫なものだったのか。

一番びっくりしたのは、スプレーを使えなかったことだ。
スプレーをシューッとするのに頭を押さえるのは人差し指だ。
しかし、そうするためには、缶を強く握らなくてはならない。
握る力が弱いと人差し指がシューッとできないのだ。
ただし、これは左手でも簡単にできる。


そして驚くべきことがわかった。
利き手の親指をケガすると記憶力も衰えるのだ。
確かもういくつかそういう事例があったはずなのだが思い出せない。

いや、ちゃんとメモはとった。
苦労してノック式ボールペンで仕事中に思いついたことを書き留めたのだ。
それを会社に忘れてきてしまった。
恐るべし、親指の傷。





↑利き手の反対でクリックしてね。





だいぶ描けるようになってきた
今回のみそか寄席は東京の林家正雀さんがご来演。
人情話の大ネタ『文七元結』を熱演された。
この噺、実は私退屈な落語だと思っていたのだけど、
そこは演じる人次第だってのを痛感させられた。
いや~よかった。

そして大喜利では師匠彦六とのエピソードが楽しかった。
大物なのに長屋住まいで銭湯通いの頑固者、彦六。
兄弟子が「師匠の背中は流しちゃいけない」と言われていたのに、
どうしても流したくなった当時前座の正雀さん。
いきなり勝手に師匠の背中を洗い始めた。

「てめえ、何しやがる。俺は背中を流されるのが嫌ぇなんだ!」

と怒鳴られているのに、それを「そうですか」と受けて流し続けていると、

「けど、ありがとよ」

と言われたのだそうだ。
ホントはいやじゃないんだけど、ご近所の顔見知りが集う銭湯のこと。
恥ずかしかったんじゃないかと、当時を振り返って語られた。



さて、てなわけで今日はカレンダー。
私も忘れていたけど、こんなんでした。

色つき


ごらんのとおりのサンドイッチだ。
皿が雑だけど、直しても絶対失敗すると思ったのでそのままにした。
久しぶりに下書きも見ていただこう。

下書き


これでわかるように、いくつかの具材を色ペンだけで描いている。
輪郭線がうまく描けないから色でごまかしたのだ。
あなたが「これはなんだろう?」と思っているものを説明しておこう。
上がサラミで下がトマトだ。
ちなみに上のサラミはハムのつもりで描き始めたのだった。





↑たまには銭湯もクリックしてね。