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月別アーカイブ  [ 2017年06月 ] 

スタアタフタバックス

『午後から確実に雨』という予報でも徒歩で出勤する。
健康のため、お腹をひっこめるため。
だいたい車の免許を取る前は、雨が降ったってどこまででも傘を差して歩いたのだ。
帰りは家に着くのだから、ずぶぬれになったって問題はない。
お気に入りのポンチョを着たっていいではないか。

と言いつつも、やっぱり雨の中濡れて歩きたくはない。
でも、行きは晴れているのだから歩きたい。
こんな時の得意のパターンがある。
ちづると会社近くのショッピングセンターで待ち合わせるのだ。
で、スーパーで食品を買ってちづるの車で帰る。

この場合、いつも私は本屋でちづるを待っている。
しかし、前日にこの本屋に来てしまった。
前日はいつもの居酒屋に行ったのだが、新聞配達のじいちゃんが、
「この月曜は新聞の休刊日だから日曜に飲もう」
と誘って来るので、じいちゃんが帰る頃まで時間つぶしをしていたのだ。


だから私は決めていた。
今日は『スターバックス』で一人でコーヒーを飲んでちづるを待つと。
飲むものはアイスコーヒーに泡立てた牛乳を乗せたやつだと。
仕事が終わった時は当然雨。
私は会社に置いてある折りたたみ傘を差してショッピングセンターに向かった。

迷うことなくスターバックスを目指す。
一回、前を素通りする。
思ったよりお客さんは多いが、座れる席はいくつかある。
よし、と観念して、いや決心して中に入り、何か相談しているアベックの後ろに並んだ。
今のうちに泡立てた牛乳の呼び名をメニュー表で探しておこう。

と、元気のいいお姉さんが走り出てきて、

「よろしかったらメニューをどうぞ」

と写真集みたいな厚紙を私に差し出す。

「いえ、あの…」

「ご注文はお決まりですか?」

「はい」

なんで「はい」なんて答えてしまったのだ。
お姉さんは小首をかしげて私は何か言うのを待っているではないか。

「あのーーー」

呼吸が途切れるまで続くのかと思われた「あのーー」の途中でお姉さんが、

「コーヒーですか?」

「はい」

ワシは介護されているのか。
しかし“コーヒー”いう単語を聞いて半分はちゃんと注文できた。

「えーと、アイスコーヒーにふわっとした牛乳の乗ったやつ」

「それでしたら新製品でこのようなものがございます。
 普通のコーヒーにホイップミルクをプラスすることもできますが」

「それでいいです」

「ありがとうございます」

これで注文したことになったのかな、と思っていたら、
アベックが悩んでいる隣のレジで別のお姉さんが「どうぞー」と私を招いた。
あ、おい、さっきのお姉さんとこのお姉さんは接触していないぞ。
ということは私の注文は通じてないではないか。
私の意識には『新製品』という言葉しか残っていないが、
スタバのレジで「新製品」なんて注文の仕方があるのか。

私はレジの人に、

「あの、さっきの人が」

と言ってしまった。
するとさっきのお姉さんが走り戻って来て、私にはわからない何語かで何か言うと、
レジのお姉さんには通じたようで、うなづいていた。
ホッと一息ついていると、

「シロップには〇〇〇と○○○がございますが」

まだワシに何か訊くか!


この後なんとか飲み物を受け取り席についてちづるを待った。
ちづるが来て私に、

「あんた、メガネふたつかけとるよ」

と言った。
どうしてそうなったのか、もう書く気力がない。





↑車関係に『オートオタオタバックス』ってのもあるけどクリックしてね。






冷やすためにアイスで
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[ 2017/06/08 06:48 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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