2017年06月

ここでは、2017年06月 に関する情報を紹介しています。
ひー







↑出勤時間Nが目の前だけどクリックしてね
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私は電話に出ないので有名だ。
まず、自宅電話には出ない。
電話に出てやってもいい相手ならケータイにかかってくるはずだからだ。
自宅電話に出る率はおそらく6回に1回ぐらいだろう。

では、ケータイには出るのかというと出ない。
当然知らない相手だと出ない。
知っている相手でも好きじゃない人なら出ない。
好きな人でも、めんどくさい用事だとわかるときは出ない。
糸がわからない電話でも、こちらがやりたいことをやっているときは出ない。

飲み仲間には、これが浸透しているので出なくても怒られなくなった。
自宅ではケータイを携帯していないといってあるのだ。
だが、これをまだ知らない人がいる。
居酒屋のバイトKちゃんの友人で、最近仲良くなったQちゃんだ。


Qちゃんは最初Kちゃんの仲間同士で来ていた。
そのうち常連にも顔見知りができて一人で来るようにもなった。
ただ、Qちゃんはお酒を飲まない。
それを「お店の利益にならない」と心配して、ひとりでは来たがらない。
だから、私は「おいで」と呼んであげるのだ。

Qちゃんはなかなか忙しい。
店に来やすいのは、仕事の都合とKちゃんが担当の木曜日だ。
なので事前に来たらどうかと声をかける。
都合が悪いと当然来られない。

が、都合が突然よくなる時がある。
そんな時、私に電話がかかってくる。
席が空いてるかも兼ねて「今から行ってもいいか」の確認だ。
この電話に私が出ない。
これで何度怒られたことか。

私が居酒屋で電話に出ないのは、呼び出し音に気付かないからだ。
耳が遠いし周りがやかましいから聞こえない。
おまけに私は話に一生懸命で、自分の声が一番大きい。
しかも、今の季節はポケットのないTシャツなのでケータイはカバンの中だ。

気付くようにといろいろ対策を練ってはいる。
しかし、太ももに密着するポケットに入れても気付かない。
薄い袋に入れて首からぶら下げていても気付かない。
かといってカウンターに置いていたら、お酒をこぼしたりしないか心配だし、
掛かって来たときQちゃんだとバレてしまう。
「またコソコソやっとる」と常連に言われてしまう。

これを解決させたのがアロハシャツだ。
最近は仕事で汗をかくので、一旦家に帰ってシャワーをする。
で、アロハに着替えて居酒屋に出勤する。
これだと胸にポケットがあるのだ。

木曜日、いつもの居酒屋で飲んでいると胸に振動を感じた。
来た! Qちゃんからのラインだ。

「今、近くのスーパーにいます」

「来る?」

「仕事帰りの恰好だからやめときます」

私がスマホをいじっているのを見て、Mえがおおきな声を出した。

「あー、こみがコソコソやっとる!」

どうしたらいいのだ。





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無視か
私は会社でひもじい思いをしている。
お昼が魚肉ソーセージとコーンフレークだけだからだ。
たまに買い置きを切らしていてカレーパンなんかがある日はウキウキだ。
しかし、辛いのは無いということではない。
買いに行けない地理的条件だ。

一番近くのコンビニは、自転車で5分ぐらいかかる。
自動販売機でも、ちょっと仕事時間中に行くのはためらう距離だ。
会社にいる間の食生活は出勤時に決まってしまうのだ。
だから、何かいただき物をしたときはとてもうれしい。

一番多いのがおみやげだ。
女子はよく旅行に行くらしく、ときどき地方色豊かなお菓子をもらう。

「おみやげです」

「ありがとう。サクサクサク」

私はもらったらすぐ食べてしまうことにしている。
誰かに取られるかもしれないからだ。
ということは、たいてい朝一で無くなってしまうことになる。
だからできたら十時や三時にいただきたい。


昨日、フォークリフトの影から外を見たら、Sちゃんが女性と話していた。
なにかノボリをたてた代車を押している。
ふたりが店に入って行った隙にノボリを読んでみた。

『ヒルナンデスで紹介された幻の生クリームパン』

おっ、これはステキだ。
こういう新しいものにウチの女性陣はすぐ食いつく。
うまくいけば、店長の奥さんからおすそ分けがもらえるだろう。
女性が去って行ったのでSちゃんに探りを入れてみた。

「今の人はSちゃんの知り合い? クリームパン売り?」

「訪問販売です。すごくおいしそうだったんだけど
 口数多子さんが、メガドンキで百円安く売ってたって言うのでやめました」

口数多子め。


さて、このSちゃんのおばあちゃんもいろんなものを持ってきてくれる。
Sちゃんがお昼を食べに行ったりしてるから、家が近いらしい。
旅行のおみやげや、自分で作っている野菜なんかを、
「会社の人にあげなさい」といって大量にくれるのだ。

柿やリンゴなどの果物はその場で食べられるのでありがたい。
何度かいただいたことがあったので、会社に果物ナイフを置くことにしたぐらいだ。
ダイコンやキュウリなどの私も作っている野菜は、他の人に譲ることにしている。

そのおばあちゃんが、この月曜に不思議なものをくれた。
白い紙で巻いて針金を付けたアジサイの花だ。
それをこの日にトイレにくくりつけておくと、シモの世話にならずに済むというらしい。
つまりは縁起物だ。

私の母はかなりの縁起かつぎだが、この話は聞いたことがない。
6月26日にアジサイをトイレにくくりつけるという風習。
社内ではその由来を知っている人はいなかった。
誰かご存じの方、教えてください。






↑『第4月曜』とか『最終のさるの日』なんてルールかもしれないけどクリックしてね。





珍しく足のないキャラ
わが家では食器としてシェラカップを使っている。
シェラカップとは、キャンプで使う金属製の取っ手付きの食器だ。
キッチリと重ねられるので収納がしやすいし、
金属性なので割れないし、直接火にかけることもできる。

最近特にこのシェラカップが頻繁に活躍している。
毎日暑いので火を使うことが少なくなって、冷たいものばかり食べている。
例えばこの日は、二人分の冷奴、ジャコとネギにポン酢をかけたもの、
サラダチキンをスライスしてキムチで和えたものだ。
サッと作れてヘルシーでおつまみにとてもいい。


さて、料理は食べているどの時点が一番おいしいか。
やっぱり最初の一口が一番有力だ。
お腹が減っているときの最初の一口、
カレーでもラーメンでもおにぎりでもハンバーガーでも、
その味が口に飛び込んできた瞬間が至福の時だ。

それは認めたうえで、私は最後の一口も推奨する。
最後というか、器に残った破片たちだ。
たとえば鉄板に乗ったイタリアンスパゲティ。
油の浸みた卵やタマネギ、麺の破片を集めて食べるラストはすばらしい。
ラーメンの底のコーンやチャーシュー、ネギなどの残骸もあれこそが美食ではないか。


そんな私なので和え物の底に残った破片は全て食べてしまいたい。
冷奴にはウチでは伊勢うどんのたれをかける。
この残ったたれに、とうふの破片やネギやかつお節が残っている。
ポン酢のとごりにいるジャコだって命なのだから粗末にはできない。
キムチ色に染まったチキンのクズも、マグロでいうならトロの部分だ。

これを一つ一つ舐めていたのではさすがに自宅でもみっともない。
だから私はこれを混ぜた。
まだお酒はグラスに残っている。
ただ、ちょっとおつまみにするには水分が多い。

私は納豆を入れた。
ずいぶんとろみがついた。
しかし、これはちょっと味が濃すぎる。
生卵を足したら、隣でちづるが「おえー」といっている。

それでもまだ辛い。
水分も多くてシャブシャブしている。
そして辛い。
シェラカップにいたときなら捨てられたかもしれないが、
納豆に卵を投入し、これだけの量になると捨てられない。

ここはごはんを入れるしかないだろう。
私は冷凍の残りごはんをレンジで温めてこれに混ぜた。
サッと作れてヘルシーでおつまみにふさわしいものが、
手のかかったガッツリ形ごはんモノになってしまった。

それよりも困ったのが食後だ。
よほど塩分が多かったのか、のどが渇いて仕方がない。
コーヒー飲んでカルピス飲んでヤクルト飲んでアイスクリーム食べて炭酸水まで飲んだ。
一度寝床に入ってからものどが渇いて冷蔵庫に戻ってきた。

やはり食べるものは最初の一口がうまい。
だからといって、ポン酢やしょうゆやたれやキムチは控えめにした方がいいだろう。





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同じパターンの絵を続けて描く傾向がある
日曜日は確実に雨。
ってな予報を見た限りは、土曜の午後は畑に行かなければならない。
夏野菜は植え終わり、キュウリネットやトマトの支柱は完成している。
ただ一ヶ所、どうも気になっている一画がある。
妙な空白地帯ができているのだ。

隣はトウモロコシが順調に伸びている。
ただ筋蒔きで4列蒔いたトウモロコシの一番右一列だけ発芽率が悪かった。
なのでその隙間に太いタイプのオクラを蒔いた。

少し間を開けて草まみれになっているところがある。
サトイモ地域だ。
これも雨が少なかったからか発芽したのが半分だ。
その横には、どうせサトイモは育つのが遅いから、という考えから、
レタスとコマツナの苗を並べて植えた。

この、トウモロコシ・オクラゾーンとサトイモ・レタス・コマツナゾーンの間に、
ちょうど通り道ぐらいの隙間がある。
畑の左右から蒔いたり植えたりしていったら、こんなハンパスペースができたのだ。
とりあえず草を取り、取った草をサトイモとレタスの根元に敷いた。

さて、できた隙間には何か植えるしかない。
残っていたのはキュウリが6本、等間隔に配置した。
その両側にレタスの残り苗、一本足りずに11本。
その隙間にマリーゴールドを8本、なかなかハイカラな畝ができた。
捨てちゃうよりはいいか、という感じの救済措置だ。


これで日曜日は全くのフリー。
あまりに久しぶりなので、ちょっとお出かけすることにした。
目的は三つ。
新しい短パンと中古CD探しとかき揚げうどんだ。

津市の『鍾庵』という静岡のチェーン店のオープンに間に合うように家を出た。
ここはサクラエビかき揚げのうどんがおいしいのだ。
できたら週一ぐらいで食べたいのだが、遠いのでめったに来られない。
早く着き過ぎて、開店を待って一番乗りで堪能した。

次はCDだ。
なぜかQちゃんに「こみやん“ブリリアントグリーン”を聴きなさい」と言われた。
ネットを調べたらアルバムが5枚、シングルは20枚も発売されているではないか。
YouTubeで聴いてみたらなかなか好きな声の人だ。
安いCDを見つけたら買ってみよう。

ブックオフの「ぶ」の部でブリリアントグリーンを探す。
これが私は大嫌いだ。
最近の中古CDは横文字ばかりだし字が小さいし、へんな文字を使っている。
おそらく、ブリリアントグリーンも小さくて変な横文字だろう。

真っ黒なCDを見つけた。
取ってみるとこれがブリリアントグリーンではないか。
黒地に黒という世にも見にくいデザインだ。
ちづるに見せたら「ブリリアントグリーンはグリーンにしろ」と怒っていた。

ただ、これはデビューからのシングル曲が17曲も入ったベスト盤だった。
しかも500円。
まさに願ったり叶ったりだ。
さて、この中からお気に入りの曲を探し出し、覚えて歌えるのはいつになるだろう。





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無駄な汗
木曜日、畑に行かねばならんと思って自転車で出勤した。
なのに夕方、MえからLINEが入った。

「ローソンのチョコロールケーキ、ゴディバのですごくおいしい」

写真を見たKちゃんもQちゃんも、おいしそう、食べてみたい、という意見だ。
まあ、そうなるであろう。
ところがローソンでも売れ筋らしく、Mえは何軒も回ってやっと見つけたとのこと。

「こみ、買ってきて」

私の勤め先は市内でもかなり外れの方だが、更に外れた方向に小ローソンがある。
良くいわれる“穴場”だ。
ただし、畑が西ならローソンは北の方角にある。
ものすごい遠回りではないか。

しかもやっぱり売り切れているではないか。
そこから畑に行くなら間に自宅がある。
いったん帰宅して、着替えて、一応買った別のスィーツを持って畑に向かう。
ちなみに畑からいつもの居酒屋は東の方角だ。


畑に到着してキュウリの苗を調べる。
やっぱり、15センチほどのキュウリができている。
これがそろそろできるはずだと思って畑に行ったのだ。
初収穫のキュウリとナスは、川に流して豊作を祈るのが我が家のしきたりだ。

他の苗も検分していると、「どうやな」と後ろから声がかかった。
しまった、犬の散歩でときどき通るおじいさんだ。
このおじいさん、しゃべり始めると日が暮れても止まらない。
待っている犬がすっくと立ちあがり「もう帰ろうよ」と人語でしゃべると言われている。
なにしろ「この川は昔あっちを流れていた」などと神レベルの古い話を語るのだ。

少しだけ話を合わせて、「じゃ」と無理矢理話を断ち切った。
こんな忙しい日にのんびり話している暇はない。
堤防を越えて公園の林を通り抜け、川沿いに出る。

水がない!
ここはかなり海が近いので、潮の満ち引きによって川の水位もすごく違うのだ。
もっと川下に行かないと、竜神様がいられるような深みがない。
川下というのは畑から考えると自宅方向だ。
どのぐらい戻ることになるかというと、公園を過ぎ、ゲートボール場を過ぎ、
バイパスの橋の下をくぐり、野球場二つとバスケットコートを超えたあたりまでだ。

やっと川らしいところまで来た。
キュウリを投げ込んで柏手を叩き、「豊作にしてください」とお祈りする。
川の水量は十分だが、私ののどはカラカラだ。
なにしろこの日の移動距離は尋常ではない。
とてもビールが飲みたいのに、いつもの居酒屋はいつもの距離より遠くにある。


ビールがうまい。
目当てのものとは違うが、ロールケーキは感謝され、ちょっとちやほやされた。
帰りはMえに送られて、公民館で仕事の相談をされた。
これで翌日、会社帰りに自転車を取りに行かなくてはならない。
ちなみに、私の分のロールケーキはない。





↑つまりキュウリもケーキも食べてないんだけどクリックしてね。






不公平だ
スキンヘッド3号にイエローカードが出た。
女子のおしりを触ったのだ。
以前からその傾向はあったのだが、ある日酔っぱらった勢いで女子に嫌われてしまった。
それをオーナーから注意されたらしい。

その3号が先日、早番を上がったMえをお好み焼きに誘っていた。
私はSP役としてMえに声をかけられたのだが、とてもお好み焼きは食べられない。
もっと軽い物ならという話になったのだが、3号は譲らない。
ポイントを溜めているし、その店が自宅に近いのでそのまま送ってほしいのだ。
しかし、結局Mえは首を縦に振らず、3号はとぼとぼと一人で帰って行った。

ここで3号もこう思っていたはずだ。
こみと二人きりで公民館に行くMえが、どうして自分と二人でお好み焼きに行かないのか。
おしりを触ったからだ。
女子は、女子のおしりを触る人とはなかなか二人きりになりたがらない。
それほどおしり触りの罪は重いのだ。


この状況に触る派の男子どもは口をそろえてこう言うだろう。
「減るもんじゃなし」
むしろ減るのなら触って欲しいという女子もいるかもしれない。
問題は触ることではないのだ。

例えば、女子が女子のおしりを触ったとして嫌がられるだろうか。
あるいはロボットのアームだったら問題になるだろうか。
つまり、おしりを触る行為自体は、痛いとかかゆくなるといった実害はないのだ。
では、どうして女子はおしりを触られることをあれほどまでに嫌がるのか。

私は女子ではないので想像するしかないのだが、一つの推論を持っている。
女子は、おしりを触られているところを人に見られたくないのではないか。
「あの人、おしり触られてる」と言われるのが恥ずかしいのではないか。
なぜならそれは『おしりを触ってもいいと判断されている人』と思われるからだ。


では、どんなシチュエーションでも男子は女子のおしりを触ってはいけないのか。
実はたった一つ、それが許される状況がある、と私は思っている。
それはモテ男。
そいつが現れると店中の女子が浮足立つような色男だ。

「しばらく来てくれなかったじゃないの、いじわる」

「ふふ、ちょっとな」

ってな感じでやってきた男が、落ち着いた頃一人のおしりに一度だけスッと触れる。
数人にとか、何度もやってはいけない。
触られた女子は「いやん、エッチ」とか言って、ぺちんと叩いたりして、
でも裏に行ったら、
「あの人に触られちゃった」とか言って、周りの女子に、
「あらいいわね、うらやましい」なんて妬まれちゃうのだ。

この場合だけ“おしりを触ってもいいと判断されたこと”がプラスに働く。
それは、アイドルからの特別扱いだからだ。

で、彼はちょっと飲んだらすぐお勘定をして、
「あらもう帰っちゃうの」
「まだ行っちゃイヤ」
となごりを惜しまれながら去っていく。
そういう男に私はなりたい。

何を言っとるのか、ワシは。






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生命すら感じない
世間は狭い、とはよく言われる言葉だ。
まったくの他人だと思っていた人が、思わぬところでつながっていたりする。
ましてや、居酒屋などという不特定多数が集まる場では、
意外な人間関係がある日突然明らかになって驚くことがある。


例1
スキンヘッド1号が、ウチの会社の近くに勤めていて、毎日前の道を通っていた。

例2
居酒屋の常連、Sやんがちづるの遠い親戚だった。

例3
スキンヘッド3号が声をかけた女の子が、会社のSちゃんの友達で、
私と3号の写真がインスタグラムにあげられていた。

例4
スキンヘッド3号が声をかけた女の子が、会社のSちゃんの友達で、
ウチの会社の裏のアパートに住んでいた。

このように、あの人とあの人がつながってるの?
と驚くようなことはよくあるものだ。
それにしても昨日は驚いた。


Mえはご両親が離婚されていて、母親の実家に住んでいる。
お父さんとは今でもラインや電話で仲良く話したりしているらしい。
昨日はお父さんが使う方言のことが話題になった。
お父さんの実家は、私の実家のある市のとある離島だ。
その島出身の同級生もたくさんいるので、聞けばわかるかもしれない。

お父さん情報を聞いていくと、興味深いことがわかってきた。
私より二つ年下。
私と同じ高校。
私と同じクラブ活動。

ん?
となると、私の後輩にあたるのではないか。

Mえはお父さんに電話して、私の名前を聞いてみる。
知っているという。
私は、弟にメールを送る。
弟は二つ年下で同じクラブだった。
知っていた。

なんということだ。
Mえは私の後輩の娘なのだ!

これがわかってMえは大笑い。
「お父さんの先輩に公民館で恋愛相談しとった~」

本当にうかつな事は言えない。
知り合いは身近にいる。






↑「「じゃあワシとMえは結婚できないのか!」というネタになりつつあるけどクリックしてね。





なんのコードか
店長の奥さんは私を観察している。
前日に飲みに行った私を見ると、
「あっ、目が違う」
と言うのだ。
どうやら目は口ほどに二日酔いを語っているらしい。

最近はそれを先読みするようになってきた。
「今週はまだだから、そろそろお出かけするんじゃないの?」とか、
「今日は暑かったからビールが飲みたくなるんじゃないの?」とか、
「今日は天気があまり良くないのに歩きってことは、寄り道じゃないの?」
と推理を働かせているようだ。

先日『決戦は火木金土』と言うネタで書いたように、
私がいつもの居酒屋に出かけるのはちゃんとしたルールに則っているのだ。
もちろんそんなことは奥さんは知らない。
教えるのもどうかと思って説明はしていない。

月曜日は、いつもの居酒屋は定休日だ。
だから出かけないということはない。
バイトの女の子を連れてどこかに行くとしたら都合がいい。
この月曜に焼き肉に行ったのもそういう理由だ。

火曜日は飲みに行く率が高い。
日曜月曜と続けて行かないので、常連は火曜に集まる。
飲みに行くという観点から行けば、この日が週の始まりだ。

水曜はバイトがママ子さんで、みんなにケンカを吹っ掛けるので常連が行かない。
なので、女の子を誘って出かけるのはこの曜日も多いのだ。
むしろ、月曜から深酒するなら水曜の方がカラダ的にいい。

水曜をお休みにしている常連さんが多いから、木曜は集まる日だ。
一日おきと決めている人は、どうしても火・木・土になる。
そして火・木と行くと、Mえ・Aり・Kちゃんの三人の顏が見えるのだ。

土日はともかく店が混む。
なので私はあまり行かないが、たまに他の店に行くことがある。
ちづると行くのはやはり週末が多くなる。


こういうルールを店長の奥さんは知らない。
だから勝手に推理をしているのだろう。
と思っていたのだが、どうやら違うようだ。
どうも事務所の女子たちで、毎日私が飲みに行くかどうか噂をしているらしい。

「二日ぐらい元気だからそろそろ行くのではないか」
なんて話しているのよ~、と奥さんが教えてくれた。
いつの間にか女子の話題になっているとは。
まさか賭けをしているのではあるまいな。

昨日も、
「そろそろじゃないの~」
と奥さんに言われたので、一つだけヒントを与えておいた。
「水曜は若い子がいないから行かないんですよー」

が、タイムカードを打つとき、店で一番若いSちゃんに衝撃的なことを言われた。

「小銭をチャラチャラ数えてたから、行く日だと思いましたー」

いやちょっと待ってちょうだい。
立ちキューで飲むんじゃないんだから。
小銭を数えてたのは、買い物でなるべく小銭を使えるよう把握しておきたいからよ。
居酒屋の支払いはたいてい百円単位ですからー。
おーい、ワシってどう見られているんだー!





↑『立ちキュー』とは酒店のカウンターで計り飲みすることよクリックしてね。






後ろのやつが狙ってる
豆腐、魚肉ソーセージ、スルメ、ヤマイモ、ゴマ、キューリ、ダイコン餅、
サラダ大豆、ゴボウ、ひじき、おから、皿うどん、鶏ハム、野菜鍋……
これまで幾多の食べ物ダイエットを実践してきた私。
もはやその道のエキスパートと呼んでも過言ではない。

そんな私がついに究極の食べ物に行きついた。
肉好き脂好きも満足でき、カロリー計算も必要ない。
しかも、同じものばかりずっと食べ続けなくてもいいのだ。
そんな素敵なダイエット食、それは『鶏のから揚げ』だ。

「なんですと、鶏のから揚げでダイエット?」
という疑問の声が聞こえてきそうだ。
もちろんダイエット効果を得ようと思ったらただの『トリカラ』ではいけない。
ちゃんと厳密なルールがあるのだ。


まず、一番大事なことは大きなかたまり肉ということだ。
なるべく丸い方がいい。
中まで火が通るのに時間がかかるようなやつだ。
よく「表面はカリカリで中身は柔らか」なんて褒め方があるが、それは無視。
中身はどうでも良くて、表面はガリガリザラザラがいい。

唐揚げ粉をまぶして揚げるのではなく、ちゃんとしょうゆに漬けて揚げたのがいい。
マヨネーズなんかつけてはいけない。
味の濃いのが好きならば、つけるのは塩コショウだ。
レモンも水分が多いので絞らない方がいい。
そして一番重要なのは、揚げたて熱々だということだ。

これらの項目が守られているのなら、自宅で作ってもお店のものでもいい。
ただし、用意できたら1秒でも早くかぶりつくことだ。
獣のように大きくガブリと食いちぎるのだ。
さて、どうなりましたか。


熱々の大きなから揚げにかぶりつくと、歯の長さだけでは食いちぎることができない。
上の歯と下の歯がかみ合うまでに歯茎が肉に接触する。
特に口内の天井部は、唐揚げの熱と表面のザラザラでひどいダメージを受けたはずだ。
なにしろ指でつまんでも熱いから揚げが、
常にしっとりと守られた粘膜部を焼き、削るのだ。

すぐにぺろりと皮がむけるはずだ。
二個目のから揚げにすら箸を向ける気にはなれないだろう。
定食だったら、この後ごはんも味噌汁も漬物さえもペロン部に滲みるにちがいない。
さあ、これでもうしばらくはなにも食べたくなくなるのだ。
口の中が治ってきたら、また唐揚げを食べればいい。


私が食べたのが日曜日、とある中華料理屋のから揚げ定食だった。
その影響はいまだに続いている。
月曜の焼き肉の辛かったこと。
昨日、久しぶりに作った皿うどんを食べるのにどれだけ時間がかかったか。

で、ちゃんと体重が減ったのだからえらいものだ。
この短期間でおよそ1kg。
十分な効果ではないか。


※この実験結果には二日酔いの要素が影響を与えている可能性があります。
 実行する場合は自己責任でお願いします。





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これなら痩せるかも
とんでもない時間です。





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ぎゃ
今日は焼き肉の日だ。
スキンヘッド1号が、とある焼き肉店のお食事券5千円分をゲットしたのだ。
タイミングよく会った私は一番に誘ってもらった。
メンバーをそろえて日にちを決めてくれることになった。
1号は、いつもの居酒屋ではこういうイベントのリーダー格なのだ。

次にいつもの居酒屋で会った時、二人で座敷に座るとすぐその話が始まった。
まず、肉好きのAりに話をしたら、即参加表明したらしい。
その店はおいしいと評判なので行ってみたかったのだそうだ。
そんなわけで、Aりが都合のいいこの日に行くことに決まった。

Aりが来るなら相棒のMえも呼ぶし、Kちゃんだけ呼ばないわけにはいかない。
そして1号と一番付き合いの長い2号で、男女3対3のベストメンバーが決まった。
それはとてもいいことなのだが、なんだか雰囲気がおかしいぞ。
というのも、こんなおいしい話はことが済むまで内緒のはずだ。
なのに1号は周りの人にも聞こえるように話している。


これを耳にした3号が、
「今度はどこに連れてってくれるんや」
と言い出した。
それに対し1号は「知らん」と突っぱねた。
これはあからさまな『あんたは誘わん宣言』ではないか。

3号と言えば有名な寂しがり屋だ。
以前、私が1号と二人で新しくできた網焼き屋に行ったとき、
「みんなで行ったらええやないかー」
とすねたものだ。
どうしてそんな人にわざわざ聞こえるように言ったのか。

これは、3号の言った「連れてってくれる」という言葉がよくないのだ。
1号は確かによく遊びに行く企画をし、幹事をしてくれているが、
「オレは幹事の係か」と怒っていることも多い。
私はその気持ちがわかるので1号の味方だ。
「誘ってくれ」と言っている人たちは、1号を誘ったことがあるのか。


以前、市内で有名な居酒屋が改装オープンした時、1号は5人ほどで行ったらしい。
それを聞いたある常連が「ワシも連れてって」と1号にお願いした。
この時も1号はあとで私に、
「行きたかったら勝手に行きゃいいやないか」
と怒っていた。

そりゃそうだ。
結局その常連の言っていることは、
「若い女の子も誘って、段取りが整ったら自分も呼んでほしい」
と言っているのと同じなのだ。
1号は雑用で自分はトノサマか。

大勢で行くときもあれば、こじんまりと行くときもある。
女の子が一緒に行くとなるとみんなもちろん行きたがるが、
そういう時に参加したければ、自分も企画したり誘ったりしなくてはならない。
それをしない人は準レギュラー扱いになってしまうのは当然だ。

ちなみに私は女子を誘う時は他の誰にも声をかけない。
女子が「あの人も呼ぼう」と言ったら賛成するだけだ。
なので一部のおっさんからは「コソコソ男」と呼ばれている。

しかし何が一番いけないって、
スキンヘッドグループが1号から4号まで独り者だということだ。
だからヒマだし寂しいのだ。
みんな奥さんを持つといいのだ。
そしたら行きたくない集まりの時は「奥さんが…」という言い訳もできるのだし。





↑2日連続で飲みに行かない私は火曜の雰囲気を知らずにすむのでクリックしてね。






引くのか抜くのか
昨日の午後は畑に行った。
本当は畑作業は朝からがいい。
仕事に行くように家を出ないとやる気がしないのだ。
まして、お昼を食べて昼寝をした後など、誰が着替えて泥だらけになりたいものか。

しかし、作業によっては夕方の方が都合のいいこともある。
例えば苗の植え付け。
朝植えたのではその後のカンカン照りで定着前に弱ってしまう。
やはり植えてすぐは一晩じっくり水を吸って根を伸ばしてもらいたい。

そんなわけで昨日の午後は苗の植え付けだった。
トマトだけ先週植え、今週はピーマン、ナス、シシトウだ。
これらの畝の端っこにはシソやバジルを植えてある。
今年はセンチュウ予防にいいと聞いたので、マリーゴールドをところどころに植えた。
トマトの支柱もできたので、やっと夏らしい畑の風景になった。


それにしても、年々手抜きになるこの畑。
今年もずいぶん無茶な植え方をしてしまった。
隙間隙間に余っていた苗を無理やり混植させてしまった。
今までなら『ご自由にお持ちください』と書いて店の前に置いておいたら片付いた。
だが、これを店内に持ち込み、袋をよこせなどというやつが現れたのでやめたのだ。

じゃあ残った苗は捨ててしまうのか。
それはあまりにもったいないしかわいそうだ。
これだけに育つまで、水をやって世話をしてきた愛着もある。
少しでもスペースがあるなら割り込ませて植えてしまおう。


ナスたちの畝にバジル・シソ・マリーゴールドを植えたことを書いた。
実は、更にその合間にレタスを植えてしまった。
そのせいで、一つの畝にある野菜密度がとても高い。
シシトウの畝に至っては、先にレタスを植えたので、
その隙間にシシトウをムリヤリ割り込ませた格好になった。。

そもそも、最初に植えたキュウリとゴーヤは、スナックエンドウの跡だ。
その間にもバジルとマリーゴールドが植えてある。
では残ったキュウリはどこに植えたかというと、トウモロコシの隙間だ。
トウモロコシは直播きしたので芽の出なかったところは抜けている。
そこに残ったキュウリを植えた。

なぜなら、トウモロコシは背が高くなる。
勝手にキュウリがツルを伸ばして巻きつけば、支柱やネットの必要がない。
ついでに残ったトマトもトウモロコシの間に植えた。
トマトも背が高くなるので、トウモロコシにもたれ掛けさせるのだ。

そんな作業をしようとトウモロコシゾーンに入って行って気が付いた。
大きく空いたスペースに何か生えてきている。
そうだ、トウモロコシが発芽しなかったからオクラを蒔いたのだった。
気温の関係か、これがずいぶん時が経ってから芽を出したのだ。
その横からはサトイモの葉も出てきている。

どうせウチは本職の農家ではない。
できたものを食べ、できすぎたらおすそ分けし、できなかったら食べないだけだ。
ひょっとしたら、野菜同士の組み合わせで成長促進になるかもしれない。
いわば実験をしているのと同じことだ。
ただ、実験をし始めたことを忘れているから困るのだ。

困ると言えば、このやり方で非常に不都合なことが二つある。
一つは草取りだ。
おおきなトウモロコシの間にオクラの双葉があったりするから、
クワでガサガサっと草を取ることができない。
小さな鎌で慎重に草を取るしかない。

もう一つはヒマワリだ。
そういえば、トウモロコシゾーンの四隅にヒマワリを蒔いたのだ。
これを支柱代わりにしようなどと考えたのだ。
が、これはやたら大きくなるヒマワリで、
去年畑の周りに植えたものの根を取るのにナタまで使ったのだった。

それが畑のど真ん中に。
始末が大変なのは確実だが、
それよりご近所の農家さんに「この畑はなんや?」と笑われることであろう。





↑今日も植え付けするつもりだけどクリックしてね。






そこまで育つ間に
※今回の記事では、文章にできない事柄を無理やり文章にしている箇所があります。
 できる限りの努力はしていますが、意味がわからない場合はご容赦ください。



いつもの居酒屋のバイト、Mえは言葉を知らない。
なので盛り上がってきた会話の腰を折ることがある。

女子「こみが悪いー」

こみ「なんでワシや」

Mえ「そうやそうや、こみが悪いー」

こみ「おまえら、結託しやがったな」

Mえ「ケッタクって何?」

こみ「結託っていうのはな……」

このようにときどき説明を挟まなくてはならなくなる。
最近では、会話の途中でMえが「○○って何?」と訊ねたら、
その単語を言った者が「ハイ説明」とみんなに責められるようになった。


Mえはどうやら耳も悪い。
先日、女将さんがカップヌードルの新製品の味見をしようと言って作ってくれた。
小皿に取り分けてみんなが口々に感想を言う。
カップヌードルを食べながら、カップヌードルについて話しているとき、
Mえは『カップヌードル』という単語を聞き間違えた。

「え、下腹部?」


Mえにご執心だがまったく相手にされていないある常連が、
ついに「愛情は憎しみに変わる」などと不穏なことを言ったそうだ。
その話を聞いたスキンヘッド2号が、こう言った。

2号「恋愛感情が憎悪に変わったんやな」

Mえ「え、ゾウ?」

2号「ゾウと違う。ゾウオ」

Mえ「ゾウォ? パオーンの?」

2号「ちがう! ゾゥオ!」

Mえ「ゾウを?」

2号「違う! まだ“パオーン”が入っとる。ゾ・ウ・オ!」

Mえ「ゾーオ?」

2号「ちがう!」

Mえ「ゾウ男?」

2号「ちがうもんになったな。聞いたことないかな。
   “憎む”に“悪い”って書いて、ナントカ憎悪、とか言うの……」

Mえの顔を見ていた私はあることに気付き、2号を制止した。

こみ「ちょっとまった。Mえ、お前もう聞いてないやろ!」

Mえ「うん」

こんなやつなのだが憎めないのだった。





↑鼻でクリックしてね。






ゾウカしたのか
木曜日はいつもの居酒屋に行く日だ。
しかし、あまりに早く行くとまだ大皿のおつまみができていない。
暑いし、パワーが有り余っているし、ごぶさただし、
久しぶりに居酒屋前に一人カラオケでもやってやるかと思って会社を出た。

歩きはじめて一分もすると川沿いに出る。
美しいせせらぎなどではなく、いわばドブ川なのだが結構広い。
ここにはカメと鯉がたくさんいる。
私は通るたびにやつらを観察する。

水量がとても少ないが、川の中央あたりに大きなカメが一匹いた。
動かずにじっとしている。
私は足を止めた。
あれはいつも見ているアカミミガメではない。
スッポンではないか。


以前にもこの川でスッポンを見たこととがある。
そのときは水量も多く、もっと川下で土手で日向ぼっこをしていたが、
警戒心が強いのかずいぶん距離があるのに私を見て水中に逃げていった。
だから、この川にはスッポンがいるのだなあ、と知ってはいた。

これがつい最近会社に出た。
昼休みに店長の奥さんが車を出そうとすると、その前にでんと座っていたらしい。
そのときは、カメが平気な口数多子が噛まれないように持って川に戻した。
川からは土手を上って雑草をかき分けて数メートル進まなければならない。
よくぞここまで来たものだとみんなで話していた。


おそらくあいつに違いない。
気温が上昇して、やつらも活発になってきたのだなあ、と思っていた。
よし、写真を撮ってやろうとスマホを出すことにした。
すると、川下からなにやらザブザブ水しぶきを上げながら突進してくるものがある。

またもやスッポンだ。
サイズも同じくぐらいで、明らかにもう一匹を目指して一直線にやってくる。
接触した瞬間、二匹がくんずほぐれつの大乱闘を開始した。
ケンカか交尾かはわからないがデスマッチさながらの暴れっぷりだ。
まさにシャッターチャンス。

が、スマホの画面が思いっきり逆光で、フレームにスッポンが納まっているかわからない。
しかも遠いのでズームしなければならない。
適当にいじっていたら画面に大きな矢印が出てシャッターが切れなくなってしまった。
私は何を起動させてしまったのか。

スッポンがバシャバシャ暴れているのを、川沿いからパシャパシャ撮ることができない。
撮影を中断し、自分の体で影を作って画面を操作する。
何をどうしたのかはわからないが、矢印が消えた。
ズームして撮った、つもりだ。

スッポン


やつらはもめながら徐々に遠ざかっていく。
私もまあいいかと見送る。
スマホをしまうときに時計を見た。
ああ、カラオケ店に6時には間に合わない。
昼間料金でないのならもったいないから、そのまま居酒屋に行くことにしよう。





↑ちょうどおとなしくなった瞬間を撮ってしまったみたいだけどクリックしてね。






えんぎ悪い
いつも、いつもの居酒屋の話題ばかり書いていると書いているが、
書いているのは、いつもの居酒屋の女の子とスキンヘッドの話題ばかりだ。
せっかくの飲食店なのだから、たまには飲み物食べ物のことを書いてみたい。

まずはお酒。
最初に生ビールを一杯飲んでから、日本酒を3杯というのが理想だった。
これを一ヵ月ほど前から焼酎にした。
糖が少ないというダイエット的理由と、健康的理由、
つまり、日本酒は「一杯奢る」のおかげで二日酔いになる確率が高いのだ。

焼酎は水割りで飲んでいる。
女の子がカウンターの中で私のボトルから作ってくれる。
このおかげで氷や水を置かなくていいから自分のスペースが広く使える。
しかも、自分で作ると濃くなるから、経済的にも健康的にもありがたい。
女の子と話す機会も自然と増えるステキなシステムだ。


食べ物のメニューには二種類ある。
定番メニューと日替わりメニューだ。
木の札に書いて店内に貼りだしてある定番はおよそ50品。
一番高いのが冬場限定のチゲ鍋で600円。
でもチゲ鍋ミニをやり始めたので団体以外は頼まない。

日替わりの中にも二種類ある。
注文して作ってもらうものと、大皿に盛ってカウンターの上に並ぶものだ。
大皿だとすぐよそってくれるので話が早い。
ブラックボードに書かれているが、なぜか250円と350円の二種類だ。


さて、私が頼む一品目は、まず大皿のものだ。
よく注文するベストスリーは、
1、ブリの照り煮
2、鶏のうま煮
3、イワシのかば焼き

最初はおなかも減っているし、ビールなので味の濃いものになりがちだ。
なによりも初めの時間はまだ女将さんが大皿料理を作っている最中だから、
「ブリができたわよ~」と言われて「そんじゃそれ」となってしまうのだ。

二品目に頼むベストスリーは、
1、もやし炒め
2、ゲソのから揚げ
3、ひじき煮

二品目を頼むのは忙しくなるちょっと前だ。
だから料理してもらうものを頼むことが多い。
これらは長持ちするので、忙しくなっても三品目までが繋ぎやすいのだ。

三品目のベストスリーは、
1、塩サバ
2、イワシの丸干し
3、アボカド

これで最後まで持たせるぞ、という意気込みがあるので、
おつまみになる魚モノか、量の多いアボカドを選びやすい。
これで私の好みがわかってもらえただろうか。
わかったところで何か利があるのだろうか。

番外編。
閉店近くまでいると、さすがにおつまみが足りなくなったりお腹が減ったりする。
そのときのベスト2は、

1、ポテトサラダ
2、カレーうどん

なぜここだけ二つなのかというと、
もう一つのチョイスが残っているのだ。
それはもちろん『二軒目』という最もハイカロリーで、
最も二日酔いになりやすい危険なお誘いなのだ。






↑なんと刺身も350円であるのでクリックしてね。





ひじきより細い
上野動物園のパンダが子供を産んだそうだ。
おそらくこれから子パンダの名前が大々的に募集されるだろう。
国民的アイドル動物なのだからみんなで知恵を絞るべきだ。
私なんか体全体で考えている。
賞品賞金が目当てなのではなく、純粋な親心だ。


まずはもちろん脳みそで考える。
『タランタラン』

頭の外側でも考える。
『ハエンハエン』
 
老眼の目でも考える。
『ミエンミエン』

胃が欲している。
『ゴハンゴハン』

ウエスト周りは、
『タルンタルン』

トイレに行きたい
『ガマンガマン』

ヒザは
『カクンカクン』

土踏まずが踏んじゃう
『ジメンジメン』

前屈したとき指先が床に
『ツカンツカン』

トータルのビジュアルは
『ジュノンジュノン』

お昼ごはんは
『ウドンウドン』

会社で一番重要な仕事は
『フッキンフッキン』

会社帰りに目指すのは
『チョーチンチョーチン』

Mえはなかなか
『ビジンビジン』

帰りに公民館に行って
『ジマンジマン』

でも本当に求めているのは
『スイミンスイミン』

だいたい今の世の中は
『フオンフオン』

今の政府に
『フマンフマン』

調査をし直すとか言っているけど
『チャバンチャバン』

ビールとか辛いわ
『ゼイキンゼイキン』

おおきな声で叫びたい
『ゴハンゴハン』

もうそろそろネタが
『デテコンデテコン』

こんなことして
『スマンスマン』

もう二度と
『ヤランヤラン』






↑ほら、火曜日は遅くなる日だからクリックしてね。





たぶん油性
近頃『カテゴリー』に『いつもの居酒屋』を加えた方がいいのではないかと思い始めた。
ともかく、飲みに行く関連のネタばかり書いているような気がする。
それもそのはず、週に二回は飲みに行き、たいてい閉店までと滞在時間が長い。
しかも、Mえを筆頭に面白いネタを提供してくれるキャラクターが豊富なのだ。
どうしても話題がそちらに傾きがちになる。

居酒屋だけにとどまらず、勢い付いたメンバーとカラオケに行ったり、
さみしいおっさんの付き合いでラーメン屋に行ったり、
公民館でMえの恋の悩みを聞かされたり、
半ストーカーからMえを守るため、SPとしてどこかに連れていかれたりする。

どうかすると帰宅は深夜1時2時。
さすがにそのぐらいになるとちづるから電話がかかってくるが、
常連たちに「よく奥さんに怒られないな」と感心されている。
おそらく不愉快ではあるだろうが、私が誘いを断れない性質だと知っているのだ。


そんな私だが、たった一つだけ定められたルールがある。
二日続けて飲みに行かないということだ。
確かに二日酔いになった日の夜にまた飲みに行ったとしても、
パワーが落ちていてあまり面白くなかったりする。
一生自由に飲みに行きたいなら、そのぐらいの節制はした方がいいとも思う。

なのでこれはちづるに強制されたのではなく、
「そうしたらどうか」と勧められ「それもそうだ」と受け入れたのだ。
忘新年会などの時期に宴会が重なった時は例外として、
飲みに行った翌日はおとなしく家に帰ることにしている。


それに逆らおうという気はないのだが、このルールのせいで段取りはややこしくなっている。
いつもの居酒屋は月曜が定休日だ。
水曜と日曜は、いつもケンカ腰のママ子さんが担当なので常連は行かなくなってしまった。
残りの四日間で物事は推移する。

火曜はAりとMえ、木曜と土曜はMえとKちゃん、金曜はAりとKちゃんが基本だ。
私の理想は火・木だ。
これでバイトの子とは三人とも会えるし、週末はやはり混雑する。
このローテーションが崩れると段取りがめんどくさくなるのだ。

例えば隣の市まで鳥刺しを食べに行くのは月曜に決まっている。
となると、火・水は出かけられない。
木曜か金曜に行くことになるので、AりかKちゃんには会えなくなってしまう。
おっさんはなんだかそれが寂しいのだ。


先週の木曜、Qちゃんが来た日は体調不良でMえが休んでいた。
そのとき、坊主Fが水曜日にカラオケに行こうといいだした。
水曜はバイトの3人がフリーなので、遊びに行く予定が立ちやすい。
ただ、私は火曜木曜と飲みに行けなくなる。
木曜にMえが休んだ翌週火・木と行けないなら、Mえに2週間会わないことになる。

のどを痛めて休んでいたMえからは、
「遊びたーい、しゃべりたーい、歌いたーい」
と連日のようにラインが送られてくる。
この状況で「来週の火・木は行かない」と言ったらどうなるだろう。
しかも、のどの悪いMえをカラオケには誘っていない。

するとFから「来週は仕事の都合で参加できない」と連絡があった。
しめしめ、それならFのせいにしてカラオケを延期できる。
私はみんなにその旨を伝えた。
中止にしないのは、QちゃんKちゃんとの約束をキープするためだ。

そんなわけで今日は飲みに行く。
昨夜もMえから「明日は来るの?」とラインが来た。
1時間ほどやり取りして、おもしろいネタがいくつもあることを知った。
ただ、そのせいで夜更かしになったので、今日はなるべく早く帰ってきたい。





↑この相談をちづるにしたら「知らんこっちゃ」と言われたけどクリックしてね。






アホにしか見えない
畑に行った。
土曜日は午前中実家に行き、昼からはKちゃんにあげる食器棚の片づけをし、
その後飲みに行ったので、丸々一週間畑を見ていなかった。

ぎゃっ!
何だこの草の量は!
先週見た時は「草が生えてきたから取らないかんなー」ぐらいだったはずだ。
それが一週間でこんな草の海のように見えるほど伸びるものなのか。

伸びる。
知っていたはずだ。
特に先週はちょっと雨が降っては、カンカン照って温度が上がった。
これはまるで草を培養するための環境だ。
トウモロコシは先端が見えるぐらい、オクラは完全に埋没するほどの草になっていた。


私の車には一通りの農具が積んだままになっている。
家に置くことを許されていないので、車が半物置扱いなのだ。
もちろん私はその方が都合がいい。
不意に畑に寄った時にちょっとした作業がいつでもできるのだ。
これらが今日は一気に総動員された。

クワ。
先端が平たい普通のクワだ。
これでトウモロコシの畝間の雑草を根っこから削り取る。

ねじり鎌。
先端が小さくてあまり切れない鎌だ。
草をつかんで根の下をガリガリすると草がきれいに取れる。
オクラの苗をよけながら草を取るには、こういう小さい道具でやらなければならない。

四本グワ。
先端が四本に分かれている土を耕すためのクワだ。
以前、肥料を混ぜ込んだところを耕しレタスを植えるのに使う。

レーキ。
耕した畝を均すのに使う。
削り取った草を集めたり、土の塊を取り除くのにも便利だ。

唐グワ。
幅の細いクワで、硬い土を砕くのに使用する。
種蒔きや小さい苗を植えるとき、細い溝を掘るのにも具合がいい。

スコップ。
ポットの苗を植え付けるのに使う。

これだけの道具を一度に使うことはあまりない。
さらに植え付けに水が要るのでポリタンクを二つ降ろしたから荷室がほぼカラになった。
で、これだけの道具を使ったということは、
これだけの道具を車に戻さなければならない。
しかもこれだけの道具が使った場所、つまり畑のあちこちに散乱しているのだ。

やっと片づけて帰宅。
お昼を食べてちょっと休憩。
午後の予定は、食器棚をKちゃんに届けにいくことだ。

ぐおー!
また車に積んである荷物を全て降ろさなければならないではないかー!





↑Kちゃんがお菓子をくれましたクリックしてね。






畑ぐらい描いたらどうか
私の部屋には食器棚があった。
これを粗大ごみの日に処分しようと思ったら、
いつもの居酒屋のバイトKちゃんがもらってくれることになった。
ところが、そのことをラインで打ち合わせていたら、友人のQちゃんが乱入。
「あなたはもらいたがるけど捨てられないから片づかないのだ」
と怒ったので、Kちゃんの受け入れ態勢ができるまで待つことになった。

このような記事を書いたのが4月17日だった。
およそ2か月、やっと古い食器棚を処分したと連絡が来た。
今日がその受け渡しだ。
やれやれやっと片付くわい。

って、のん気にしている場合ではない。
中身を出さねばならないじゃないか。
上の段、ガラスのはまっている両開き戸の中にはキャンプグッズとスプーンたちが。
下の段には大きいサイズの本とCDたちが。
その間に一つだけある引き出しにはパソコン関係の小物たちが入っている。

とりあえず中のものを出すのが先決だ。
キャンプのものとスプーンたちは一旦机代わりのテーブルに。
引き出しのものは箱に、あとは床だ。
それにしても、この部屋は書斎のつもりだったのに、
どうして食器棚やテーブルが置いてあるのだろう。

とりあえず中身は全部出した。
ホコリを拭いていると、いろいろと不具合が見つかった。
底板は本を入れていたので重みで反ってしまっている。
隠れていた方の横面はきれいだと思っていたのに、両面テープの跡があった。
Kさんに連絡したら構わないと言ってくれたが、とりあえず見てもらおう。


さて、食器棚自体は片付いたが、片付かないのが中に入っていたものだ。
なにしろ一番大きい収納が無くなったのだから、こちらも何かは処分する必要がある。
事前に捨てられるものは捨てたし、あげられるものはもらってもらった。
なのでここからさらに絞るのは結構つらい。

それよりも、もう絶対にいらないのに捨てにくいものがいくつかある。
なんというか、縁起悪そうな、罰が当たりそうな、
そんな感じで簡単に廃棄できないものたちだ。

まず、どこかの土産にもらった絵馬。
招き猫のイラストが描いてあるふざけた絵馬なのだが、
なんといっても神様関係の品物だ。
ゴミ箱にポイ、とはやりにくい。

友人にもらった噺家さんのサイン。
今もほぼ無名だし、何かの役に立つわけではないからいらないのだが、
友人が「こみさんへ」と入れて書いてもらったものだから捨てにくい。

学生時代の英語の辞書。
ともかく本は捨てにくい。
その本の中でも量的に大きいし、学問絡みってところが引っ掛かる。

学問絡みと言えばそろばん。
マラカス代わりにするのはOKだが、スケートにするのは罰当りだと思う。
一列抜けているところがあるが、これを捨てると自分の計算能力が失われるような気がする。

そういえば、未使用の原稿用紙が捨てられなくて、文字で埋めている最中だ。
ひょっとして私もKちゃんと同じ、捨てられないタイプなのか?
だとしたら、これらを収納するための食器棚を買ったりしてしまうのではないか。
誰かがくれると言ったら、もらってきてしまうのではないか。






↑断捨離マニアもクリックしてね。





こっそり片づけた
「なあ、聞いて。病院で仕事以外しゃべったらいかんって言われたー」

病院でしゃべってはいけないと言われた人間が、
「なあ聞いて」と話し始めるってなことがあっていいのか。
居酒屋でのMえのセリフだから、仕事中と言えば仕事中なのだが、
なるべく黙っていようと考えたらどうか。

Mえは今のどを痛めている。
木曜日は出番だったバイトも休んでいた。
普段元気で陽気な人が伏せっているというのは、こちらもテンションが下がる。
Qちゃんが来た時の居酒屋でも、Mえのことが噂になった。

「ところで、こみやんとMえちゃんはコンビなん?」
という謎の質問をしたのはQちゃんだ。
私とMえは口数が多いので、二人ばかりしゃべっているように見えるのだ。
それに答えたのがスキンヘッド2号。
「こみやんは影でコソコソLINEしとるんや」

別にコソコソやっているわけではないが、
LINEってそんな他人に大っぴらにやるものではないだろう。
文章によるプライベートな会話なんだから、コソコソ感が出るのは仕方ない。
そして、私もMえも自分から終われないのでダラダラ続く。
私はむかし、電話で話した時、自分から受話器を置けないタイプだったのだ。


昨日の夕方、ジーッと物陰から覗いているキャラクターのスタンプを送った。
「体調はどうなの?」という意味だ。
なのに、ジーッと物陰から覗いているキャラクターのスタンプが返ってきた。
なので「どう?」と送り返して「ましになったかも」と戻ってきた。
こういうやり取りがものすごく間隔を開けて深夜まで続く。

そろそろ寝床に入るころ、リアルタイムのやり取りを始めてしまった。
いつ居酒屋に来るかとか、病院にまた行かねばならんとかというたわいない話だ。
そこへ、Mえの妹からLINEが入った。
なにかの試験を受けると聞いたのでエールを送ったら、合格したとの報告だ。
なんでMえの妹とまでLINEしてるかというと、Mえが繋いじゃったからだ。

「おめでとう」の返事を送ると、Mえから、

「妹からLINEが来たやろ」

とLINEが送られてきた。
もちろん、姉であるMえにも連絡はきただろう。

「今、妹と電話中」

なにっ!
ということは姉妹でしゃべりながら、両方が私にLINEを送っているのか。
えーと、なんやその複雑なやり方は。

「もう1時間半もしゃべっとる」

おまえ、仕事以外はしゃべっちゃいかんのではなかったのか。

「妹、睡魔に負けて撃沈」

ワシも昨夜遅かったから睡魔が来とるのだ。

「ストレス発散」

ワシに発散するなー


気が付くと、老眼鏡を掛けて寝ていた私。





↑写真は貼れるようになったのでクリックしてね。






進化した糸電話やがな
いつもの居酒屋に入ると、カウンターはきれいに満席だった。
そのかわりに座敷は無人。
予約も入っていないらしい。

これは都合がいいのか、悪いのか。
今日は、Kちゃんの友人、Qちゃんが来ることになっている。
席が取れたらキープして連絡するように言われていた。
いやいや、打ち合わせたわけではなく、
Kちゃんがバイトの日なので、行くつもりだということをラインで聞いたのだ。

もちろんKちゃんにも連絡は行っていて、
座敷には私とQちゃんの箸が用意された。
Qちゃんとは顔見知りだし、ひとつずつテーブルを占領するわけにもいかない。
そんなわけで、畳席には私がぽつんと一人。
カウンターの常連どもが興味津々でこちらを窺うという形になった。

私には悪いうわさが立っていた。
MえやKちゃんやQちゃんと、コソコソ飲みに行っているというのだ。
これはウソではない。
でも、単独で行くわけではなく、必ず誰か他の常連がいっしょだ。
だから決してコソコソではない。

だが、そのとき呼ばれなかった常連がやっかんでそういうのだ。
私はただ、そういう話が出た時、よくその場にいるだけなのだ。
だいたい飲みに行く計画が立つたびに全員を誘うわけにはいかないではないか。


そのうちにQちゃんが来た。
確かに見た目はアベックみたいかもしれないが、それは一時的なものだ。
常連たちはみんな相席。
カウンターがいっぱいなのだから、次に来た常連はこの席に着く。

が、その前に我慢できなくなった人がいた。
自転車好きのJさんだ。
私も会うのは久しぶりで、私の横に来て座った。
で、Qちゃんに話しかける。

Qちゃんは美人だし、話を合わせるのがうまい。
なんだかJさんはノリノリになってきた。
自転車の話からどんどん自分史を語り始めた。
存分に講義をぶったあと「帰らなならん」と、去っていった。

すると今度はカウンターのスキンヘッド2号と3号と4号がこちらへ移動してきた。
そろそろMえ目当ての社長さんがやってくる時間だから、と言うのだ。
残念ながら、本日Mえは病気で欠席だ。
とはいうがQちゃんが目当てなのは間違いない。
その証拠に、私のことはかまわずにQちゃんにばかり話しかける。

そこへやってきたのが坊主頭Fだ。
彼も2号に呼ばれてこちらの席に着いた。
いつの間にやら、座敷は他の席も埋まっていて、カウンターには誰もいなくなった。
すっかり逆転している。

まるでこの座敷は宴会のような盛り上がりになった。
遅く来たMえ目当ての社長さんだけがカウンターで一人だ。
忙しいからKちゃんもかまってはいられない。
最終的にバイトを終えたKちゃんもこの席に来て落ち着いた。
そして解散。

Qちゃんの人気はすごい。
しかし、私はあまり話していない。





↑で、またコソコソと予定を立てたのだがクリックしてね。





よけい寂しげ
『午後から確実に雨』という予報でも徒歩で出勤する。
健康のため、お腹をひっこめるため。
だいたい車の免許を取る前は、雨が降ったってどこまででも傘を差して歩いたのだ。
帰りは家に着くのだから、ずぶぬれになったって問題はない。
お気に入りのポンチョを着たっていいではないか。

と言いつつも、やっぱり雨の中濡れて歩きたくはない。
でも、行きは晴れているのだから歩きたい。
こんな時の得意のパターンがある。
ちづると会社近くのショッピングセンターで待ち合わせるのだ。
で、スーパーで食品を買ってちづるの車で帰る。

この場合、いつも私は本屋でちづるを待っている。
しかし、前日にこの本屋に来てしまった。
前日はいつもの居酒屋に行ったのだが、新聞配達のじいちゃんが、
「この月曜は新聞の休刊日だから日曜に飲もう」
と誘って来るので、じいちゃんが帰る頃まで時間つぶしをしていたのだ。


だから私は決めていた。
今日は『スターバックス』で一人でコーヒーを飲んでちづるを待つと。
飲むものはアイスコーヒーに泡立てた牛乳を乗せたやつだと。
仕事が終わった時は当然雨。
私は会社に置いてある折りたたみ傘を差してショッピングセンターに向かった。

迷うことなくスターバックスを目指す。
一回、前を素通りする。
思ったよりお客さんは多いが、座れる席はいくつかある。
よし、と観念して、いや決心して中に入り、何か相談しているアベックの後ろに並んだ。
今のうちに泡立てた牛乳の呼び名をメニュー表で探しておこう。

と、元気のいいお姉さんが走り出てきて、

「よろしかったらメニューをどうぞ」

と写真集みたいな厚紙を私に差し出す。

「いえ、あの…」

「ご注文はお決まりですか?」

「はい」

なんで「はい」なんて答えてしまったのだ。
お姉さんは小首をかしげて私は何か言うのを待っているではないか。

「あのーーー」

呼吸が途切れるまで続くのかと思われた「あのーー」の途中でお姉さんが、

「コーヒーですか?」

「はい」

ワシは介護されているのか。
しかし“コーヒー”いう単語を聞いて半分はちゃんと注文できた。

「えーと、アイスコーヒーにふわっとした牛乳の乗ったやつ」

「それでしたら新製品でこのようなものがございます。
 普通のコーヒーにホイップミルクをプラスすることもできますが」

「それでいいです」

「ありがとうございます」

これで注文したことになったのかな、と思っていたら、
アベックが悩んでいる隣のレジで別のお姉さんが「どうぞー」と私を招いた。
あ、おい、さっきのお姉さんとこのお姉さんは接触していないぞ。
ということは私の注文は通じてないではないか。
私の意識には『新製品』という言葉しか残っていないが、
スタバのレジで「新製品」なんて注文の仕方があるのか。

私はレジの人に、

「あの、さっきの人が」

と言ってしまった。
するとさっきのお姉さんが走り戻って来て、私にはわからない何語かで何か言うと、
レジのお姉さんには通じたようで、うなづいていた。
ホッと一息ついていると、

「シロップには〇〇〇と○○○がございますが」

まだワシに何か訊くか!


この後なんとか飲み物を受け取り席についてちづるを待った。
ちづるが来て私に、

「あんた、メガネふたつかけとるよ」

と言った。
どうしてそうなったのか、もう書く気力がない。





↑車関係に『オートオタオタバックス』ってのもあるけどクリックしてね。






冷やすためにアイスで
春眠、昼寝、うたた寝、レム睡眠、寝落ち、熟睡。
みんな大好き睡眠仲間。
寝るのが嫌いという人はいないだろう。
いやだと駄々をこねても、寝ないわけにはいかない。
睡眠は人間にとって必要不可欠なものだ。

しかし、この気持ちのいい睡眠にも、恐ろしいものがある。
魔の睡眠、略して『魔寝』と呼んでもいいだろう。
余りにも気持ちがいいからこその恐怖。
二度寝というやつだ。

二度寝は気持ちいい。
寝つきの悪い夏の夜、どうして一度目に二度寝のように寝付けないのか、
この不条理に何度腹を立てたことだろう。
だいたい二度寝をするタイミングは、起きなきゃいけないときなのだ。
この背徳感がさらに睡眠を心地良いものにしているのだろう。

が、二度寝から覚めた時のビビり感といったらない。
瞬時に覚醒し、時間を確認したあとは永眠したかと思うほど体温が下がる。
起きたばかりなのに走馬灯のようにいろんなことが頭を駆け巡る。
叱責、謝罪、弁償、離職、凋落、放浪、年金。
一瞬にして、下り坂急カーブの人生を想像することができる。


この二度寝に匹敵する恐ろしい睡眠がある。
恐ろしさだけでなく、その呼び名も似ているのでよく勘違いされる。
それは『ド寝』だ。
聞き覚えがない人も、どういうことかはわかるだろう。

就寝時に熟睡するのは良いことだ。
だが、ちょっとしたうたた寝の時に熟睡してしまうとえらいことになる。
ずいぶん若いころの話だが、車で出勤している途中で工事をしていた。
片側通行規制で信号を設置して交互通行させていたのだが、
その信号で待っている間にド寝をしてしまった。

ハッと気が付いたら誰かが車の窓を叩いている。
作業服を着たおっさんが「困るなあ」と言っている。
前を見るとずっと向こうに青信号。
まさに私が通った瞬間赤に変わったから、
後ろに並んでいた車の人達は、さぞ腹が立ったことだろう。


このド寝を最近は昼休みにやってしまう。
眠いなあと思ってヘッドホンで音楽を聴きながら目を閉じる。
するとその後タイムワープしていて、突然アラームで目が覚める。
聴いていたはずの音楽の記憶はない。

で、目を開くとテーブルの上に伝票が置いてあったりする。
誰か来たのだ。
無防備で無垢な寝顔を見られているではないか。

これが伝票だけでなく、お菓子やおみやげが置いてあることもある。
誰がくれたのだ。
寝顔を見た人を探してお礼を言わなくてはならないではないか。
ああ恥ずかしい。

これがド寝の恐ろしさなのだ。
寝ている自分を知らないうちに誰かに見られている恐怖。
そして最近はこれが毎日。





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睡眠時無まばたき症候群
最近、節制がうまくいっているような気がする。
お昼は魚肉ソーセージ・サラダ大豆・コーンフレークのうちの二つだ。
たまにちづるがパンを買って来るので、それを持って行くこともあるが、
そのときは三つのうちどれか一つになる。

つまり、もうずいぶん出勤時にコンビニに行っていないのだ。
カレーパンも板チョコもカップ麺もいつから食べていないことだろう。
ゆでたまごも小サラダも納豆巻きもごぶさただ。
飲むヨーグルトもダイエットコーラも野菜ジュースも記憶から消えかけている。

理由の一つに会社で飲み物が必要ないことが挙げられる。
あさ、600mlのボトルにインスタントコーヒーを作り、水で冷やす。
それを飲み切ったら粉末の緑茶をミネラルウォーターで作って飲む。
ミネラルウォーターは二リットルのボトルを6本会社に持って行って置いてある。

そして、いつもの居酒屋で焼酎を飲むようになった。
しかも、ボトルキープの水割りはカウンターの中で作ってくれる。
これが自分で作るより薄いので二日酔いにならない。
だから、胃酸を抑えるためのパンだとか、肝臓ドリンクだとかを買う必要もないのだ。


で、ふと考えた。
私は何にお金を使っているのだろう。
この間からちづると買い物に出かけても、自分では何も買っていない。
ショッピングセンターもホームセンターも本屋も手ぶらで出てきてしまう。
なんだかほしいものが無くなってきた。

本と言えば4週間前に文庫本を一冊買った。
月曜から会社で読むつもりで日曜に買ったのだ。
なのにそれを持って行くのを忘れている。
月曜に持って行かないとその週で読み終わらないので次週に持ち越す。
それが4週続いたのだ。


ちょっと自分でお金を使ったことを思い出してみよう。
まずはいつもの居酒屋だ。
Mえたちとの飲み会。
スキンヘッドたちとの飲み会。
いつもの居酒屋への手土産。
飲んだ後のカラオケ。

ほぼ、飲酒関係だ。
そうだ、ホームセンターと言えば土と肥料を買った。
畑に行くときにチャッと寄ってったので忘れていた。

そういえば、ワニマのCDを買った。
次にカラオケに行ったとき、是非新曲を歌いたいのだ。
一曲覚えるのに一ヵ月はかかるし。
そうか、そうやって音楽を聴きながら歩いているから買い物をしないのだ。
遠回りをしないし、荷物を持ちたくないし、リズムに乗って歩いているから。

ま、お金を使わないなら結構なことだ。
と、落ち着こうとしたが、お金はドッサリ使っているではないか。
その証拠にお小遣いが全然残らない。
ワシの小遣いはアブクか。





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それにしてもこのアングルは描きにくい
土曜が出勤だったので朝から実家行きだ。
母に電話したら足が痛いというので、私が買い物をして持って行った。
その方が品数豊富なスーパーで買い物ができるし、時間的にも早い。
午後に予定が満載なので、お昼は食べずに帰る。
まんじゅう一個だけ食べてきた。

帰宅してまず仮眠だ。
お昼をちづるが買ってくる予定になっているので、先に昼寝をしておくのだ。
ちづるが買ってきたスーパーのかつ丼を食べて昼寝だ。
食べてすぐに畑仕事をしては体に悪い。


畑に着いたのは2時頃だった。
決して寝過ごしたわけではなく、植え付ける苗の選定をしていたのだ。
まずはソラマメとスナックエンドウの残骸を引っこ抜いて片づける。
この二列の畝に今度はキュウリとゴーヤを植えるのだ。
スナックエンドウの畝にはすでにネットが張ってある。

ソラマメの畝には、すでにゴーヤが二本植えてある。
これはちょっとでも早く収穫するために苗を買ってきたやつだ。
いい感じに育っている。
ここに自分で蒔いたゴーヤをプラスする。
今年は暑くなったり寒くなったりしたので三本しか芽が出なかった。

石灰だけ撒いて軽く耕す。
おそらく栄養分はソラマメが全部吸い取ってしまっただろう。
だから苗を植えるところはスコップで大きな穴を掘る。
そこへプランター用の培養土をたっぷり入れて苗を植える。

私の理屈では、これは土プランターなのだ。
苗は培養土で普通に育って行く。
ただ、根を伸ばしていくと畑の土に当るのだ。
そこから先に根を伸ばすかどうかは苗次第。
もちろんこちらはどんどん育ってもらうために追肥で協力は惜しまない。

ゴーヤを植えて、足りない分はキュウリを植えた。
なぜかキュウリの発芽率はとてもよかったのだ。
植えるスペースが足りないぐらいだ。
植え終わったら支柱を立ててネットを張る。

続いてスナックエンドウの畝だ。
こちらも買ってきた苗が二本だけ植えてある。
ただ、こちらはすでにネットが張ってあるので手間はいらないが、作業はしにくい。
同じように穴を掘り、培養土を入れて苗を植えていく。

トータルで、ゴーヤが5本、キュウリが11本だ。
ちょっと植え過ぎかもしれない。
確か去年は6本ずつ植えて採れすぎたんじゃなかったか。

続いてこちらはちゃんと土づくりをしたスペースだ。
とりあえず成長の早かったトマトを10本植えた。
風よけをして時計を見たら4時だ。
その割にあたりの夕方感がすごい。

荷物を片づけて車に乗ったら、もう5時を過ぎている。
何だあの時計は!
百均だからか!

本当は帰ってからトレイの苗をポットに植え替えたかったのだがもう無理だ。
とはいえ、来週まで置いておいたら植え付けに間に合わない。
これは会社から
早く帰ってきてやるしかない。
明日は飲みに行く日だから今日に決まりだ。
あ~あ。






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水はやらない
昨日は月に一度の土曜出勤の日だったが、いつもとずいぶん違っていた。
というのも店長と奥さんが結婚式に出席するため休みだったのだ。
こういう状態をなんと表現したらいいのだろう。
フリーダム?
ともかく、私を束縛する人はいないのだ。

そのかわりに女子が増員されていた。
土曜は交代で休んでいるいつもの3人が全員出ていて、
更に本社から一人、ヘルプの子が来ていた。
この子は合併前の同僚なのでみんな気心が知れている。

今の時期、女子はなかなか忙しい。
お客さんの相手をしながら、店の模様替えをしなくてはならないのだ。
季節商品は一番めんどくさい夏祭りグッズが出てくる。
スーパーボールやアヒルちゃん、水鉄砲になんとかすくい。
カキ氷のカップやシロップまで入荷してくる。


と、キャピキャピ女子に囲まれてウキウキ仕事をしている私。
なんてものはいない。
女子は女子、私は離れたところで一人仕事をしているのだ。
しているのだ、と威張ってみたが、ホントはそんなに忙しくない。
忙しい月曜日の仕事をやっとこうか、という感じだ。

本当なら、こんな日こそ筋トレをするといいのだ。
店長も奥さんもいないのだから、機械の影でコソコソしなくてもいい。
だからといって店の中でしたりはしないが。
どうしたって機械の影でするしかないのだが。

以前、私が腕立て伏せをしているときに、Sちゃんが伝票を持ってきて、
「体操中にすいません」
と言われたことがあるが、これで頭を下げられてはこちらが申し訳ない気持ちになる。
体操でもないし。
やっぱり隠れてするとしよう。

いや、金曜日にやってしまったのだ。
夕方、どうせ土曜も出勤だからいいや、という気持ちで、
仕事を翌日に回して腕立て伏せをした。
腕立て伏せと腕立て伏せの間の休憩に少し仕事をするという形だ。
で、ちょっと仕事をしくじってしまった。
その罰だと思ってさらに腕立て伏せをした。

そんなわけで筋肉痛が始まっていた。
こうなると他の筋肉を鍛える運動もできない。
あまりに腕が疲れるとホントに仕事ができなくなるし、
腹筋は寝転がらなくてはならないし、
スクワットはつまらない。


で、何をやっていたかというと、主にLINEだ。
Mえが私に早く伝えなければならないことを忘れていて、
「ばーかばーか」とからかったら、いろんな人から「ヘンタイ」と送られてきた。
仕返しに先日変態度測定アプリで私が10000%だったことを拡散したのだ。
Mえの妹など、わざわざLINEを繋げて「こわっ」と送ってきた。

充電が一気に減るほどスマホをいじくっていた私だが、
頭の中ではちゃんとやらなければならないことの段取りを考えていた。
今日はキュウリとトマトを植え付けなければならないのだ。
しかも土曜出勤ということは、午前中は実家行きだ。
この午後だけで植え付けができるのだろうか。

そうこうしている間に夕方になった。
この日は飲みに行かなくてはならないのだ。
店長にはちょっと申し訳ないと思っている。





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どんよりしてるよりましか
『大丈夫』という言葉がおかしな使われ方をされ始めてからずいぶんになる。
それもいろんな種類のおかしな使われ方がある。

「小銭で払ってもいいですか」

「大丈夫です」

これは「構わないよ」という意味の「大丈夫」だ。
まだわかる使い方だろう。
なのに、断る場合にも「大丈夫」が使われる。

「麦チョコ、食べる?」

「大丈夫です」

いらないならいらないと言え。
麦チョコを食べないと大丈夫じゃないやつなんかいるか。


Mえの本職は、あるショッピングセンター内の服屋さんの店員だったのだが、
その店が閉店することになった。
そこに別の店が引っ越してくることになり、従業員はそこに勤められるよう紹介された。
こういう店舗ではよくあることらしい。
Mえも面接を受けることになった。

面接はショッピングセンター内のコーヒーショップで行われた。
平日の昼間なのであまり客はいない。
隅っこの席に着き、面接官がコーヒーを出してくれてこう言った。

「サトウは大丈夫?」

ややこしい言い方だが、要するにコーヒーに砂糖を入れるか入れないかという話だ。
しかし、Mえの頭の中ではもっとややこしいことになっていた。

「え? サトウって、前の店の店長の佐藤さん?
 なんでこの人は佐藤さんのこと知っとるんやろ?
 しかも呼び捨てにするなんてずいぶん親しそうやけど。
 同じ業界やから顔見知りなのかなあ。
 そういえば佐藤さん、閉店になってずいぶん落ち込んでたからなあ。
 ひょっとしてそのことをこの人は心配しているのかなあ。
 でも私、今佐藤さんがどうしているかなんて知らないよ」

そしてMえはこう答えた。

「たぶん大丈夫だと思います」

おかしな空気が流れたそうだ。

「ミルクは?」

(えっ、ミルクさん……? はっ!)

「大丈夫です。大丈夫です!」


その話を聞いて大笑い。
で、ついでに新しい店の休みを聞いた。
また飲みに行くとき、都合を合わせなくてはならないからだ。
なのに、

「なんで休み知りたいの? あっ、どっか連れってくれるの? ディズニーシー?」

大丈夫じゃないです。





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セットさえしてあれば
いつもの居酒屋はいつもになく静かだった。
私が行ったとき、カウンターは2席ほど空いているだけだったが、
座敷には誰も居なくて、予約も入っていないようだった。
早い時間の常連さんが帰ると、残ったのは3人。
オーナーと女将さんとバイト二人で、客より店側の方が多いってなことになっていた。

こういう人数の少ないときは盛り上がる。
女将さんもバイトさんも話題に入って来られるし、
話の途中で注文が入って間が壊れることもない。

「あっ」

と何か気付いたのはMえだ。
スマホを取り出して差し出されたのは『変態度測定アプリ』
十ほどの質問に答えるとその人の変態度がわかるのだそうだ。
Mえが30%、Mえのお母さんが90%だったという。

私、10000%

というところから先日のズボンの穴の話題まで持ち出され、
それはもうみんな涙を流して笑い、久しぶりに盛り上がったのだった。


Mえのバイトが終わった11時。
私ともう一人の10000%、坊主頭のFでごはんを食べに行くことになった。
ちょっと迷った挙句、近場のラーメン屋に行った。
3人でラーメン、焼きそば、チャーハンなどをシェアして食べた。

店を出たらなぜか大雨だ。
稲妻が走るまるで嵐のような夜になっていた。
そのままMえの車で家に送ってもらう。
公民館でラーメン屋にウェストバッグを忘れたことに気が付いた。

私が明日取りに行くと言ったが、Mえが帰りに寄ってみると言ってくれた。
公民館で降ろしてもらい自宅まで走る。
鍵はウェストバッグに入っていたのでチャイムを鳴らす。
ちづるさんに開けてもらわなければならない。

が、なかなか出てこない。
何度も鳴らすが応答がない。
郵便受けのふたを押しあけて「おーい」と呼ぶ。
すると奥から、

「お風呂~」

と返事があった。
空はビカビカ光り、雨はザンザン降りしぶく。
私は玄関の隅っこでしゃがみこんでスマホをいじる。
スマホだけポケットに入れておいてよかった。
MえにLINEでこのことを伝えたらバカウケだ。

その後、なんとMえはFを送ってから戻って来てくれた。
なんと良い子だろう。
これでまた手土産を持って行かなくてはならなくなった。
そしてこの話が、常連たちのおかずにされるのだ。





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ウェストバッグやというとるのに
あんなに暑い日が続いたけど、なんとまだ五月の端くれだったのか。
ってな感じで今日から六月。
昨夜はみそか寄席に行ってきた。

一人目は露の瑞ちゃん。
なんと、28歳のかわいい女の子だ。
二人目は十年ぶりという桂坊枝さん。
『替わり目』を大熱演。

そしてメインの桂文我さん。
実は彼は日本で指折りの落語の資料の収集家で、
それに関わるNHKとのいざこざを披露。
そのまま政府への不満を延々ぶちまけた。

「共謀罪で捕まったら笑った人も同罪です」

えらいこっちゃ。
で、そのおかげで寄席が終わった段階ですでに日が変わっていた。
これは久しぶりの延長戦だ。


てなわけで今日はカレンダー。
実は私も「今月はどんなカレンダーかな」ってつもりでフォルダを開く。
そりゃ苦労して描いたとしても、最もカレンダーから離れている6月。
覚えているはずが無い。

わかってもらえますように

これか。
ああ、申しわけない。




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