ここのところ数人に立て続けに「太った?」と訊かれた。
おかしいな。
食事もけっこう我慢しているし、徒歩通勤に腕立て伏せもしている。
何より、お風呂に入る前に体重を計っているが、これと言って変化はない。
ちづるまでが同じように「太った?」と訊ねるので、
「そんなことない」と断言しておいた。
するとしげしげと私を観察して、
「体、大きくなった?」
そうか、なるほどそれなら合点がいく。
腕立て伏せで上半身に筋肉が着いたのだ。
お腹は見た目にそんなにへこんでないないし、
それで上半身が大きくなったのなら太って見えるかもしれない。
だが、筋肉が増えて体重が同じなら、脂肪が減っているに違いない。
そうだ、実は私のダイエットは実質的に効果が出てきていたのだ。
そうじゃないかと思っていた。
自分の体は自分が一番わかるのだ。
決まった回数をこなしているはずの腕立て伏せがちょっと楽になってきていた。
ゆっくり10回を1セットとして、広背筋用腕立て伏せ6セット、、
上腕用腕立て伏せ3セット、胸筋用腕立て伏せ3セットだ。
以前はさいごのほうでプルプル震えていたのが、グイッと行けるようになってきた。
やったことが身になると心ウキウキ、調子に乗ってどんどんアクセルを踏む。
もう社内では、私が仕事中に筋トレをしていることは周知の事実だ。
先日は店長と「運動は若いうちからしておかないと」と語り、
奥さんは私が機械の裏にいると知ると、こっそり伝票を置いていってくれる。
昨日など、今いるお客さんの仕事を持ってきたSちゃんに、
「体操中にすいません」と言われた。
いやいや、仕事中なのだよ。
と私は快く仕事を引き受けた。
そう、もちろん仕事の方が優先だ。
だが、腕立て伏せ側から見ると、やはり1セットの10回が中断させられる時がある。
10回の途中で中断し、残りをあとからやったのではやはり効果が薄い。
そこで腕立てマイルールを考えた。
7回までやっていたら、残りの3回を後のセットに振り分ける。
例えばそれが2セット目だったら、あとの3セットは11回ずつだ。
4セット目が7回だったら、5セット目は13回とハードになる。
今はノリノリだからハードになると「やってやるぜ」と気合が入る。
逆に4回までしかしてなかったら、そのセットは無しになる。
つまり、3セット目が4回で中断されたら、次の10回を3セット目とするのだ。
今はノリノリなので何セットでも繰り返してやるぜと思っているが、
これが2~3回続くとちょっと辛くなってくる。
となると中断が5回6回だった時はどうするか。
後に分けたとしてこの回数では1セットに少なすぎる。
かといって、なかったことにするにはもったいない。
考えた末に、というより、自然と体がしてしまったやり方を採用することにした。
どんな仕事が来ようが、7回まで持って行く、というやつだ。
ちなみに5セット目が7回だった時は、
プラス2回、つまりあと5回をすることにしている。
食べる方で自分に甘いので、運動の方で自分に厳しくしているのだ。
これが週に2回。
どうも最近事務所でも、週に二回ほどやっていると把握しかけてきたようだ。

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