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月別アーカイブ  [ 2016年02月 ] 

ノスタルジックトレイン

隣の市まで飲みに行くのに久しぶりに電車に乗った。
乗るはずの電車は6時2分。
タクシーを降りてスマホの時計を見ると5時59分だ。
あわてて切符を買っていると電車が入って来た。
乗るのは向こう側のホームだ。

電車も久しぶりだが走るのも久しぶりだ。
それも階段。
上りは何とか勢いで行けたが、下りが怖い。
私の膝はストッパーになってくれるのか。
下りきったところで一瞬電車のドアが締まろうとしたが、なんとか間に合った。

まさか数年ぶりの電車が駆け込み乗車になろうとは。
しばらくドアの横でゼーハーあえいでいたが、
幸い空席を見つけて座ることができた。
気が付いたらもう目的の駅だ。
予定より30分も早いってことは、次の電車でもよかったのではないか。


ちょいと酔っぱらって帰りの電車。
今度はあわてる必要がない。
なので連れは切符の領収書なんぞをもらっている。
しばらく待って電車に乗った。

なんだか行きとは雰囲気が違う。
もちろんあわてて走ったこともあるが、これから飲むときはそちらに気が行く。
それに行きは急行だったが、帰りは各駅停車だ。
なんとなくのんびりして連れともあまりしゃべらなかった。

ボーっとしていると足元が暖かくなってきた。
イスは柔らかいし適度な揺れもある。
それで酔っぱらっているんだから眠くならないはずがない。
意識がふんわりしてくると「○○です」とアナウンスが流れ、電車が止まる。

ドアが開くと冷たい風が入ってくる。
究極のすきま風だ。
そこで目が覚める。
あっ、さっきまでいた人がいない。
降りてしまったのだ。

急行が停まらなくて各駅停車が停まる駅なのだからもちろん田舎の駅だ。
この帰宅時間、降りていく人はいても乗る人はほとんどいない。
だから周りにいる人は減っていく一方だ。
まったく知り合いでもなんでもないのだが、視界に入る人に親近感が芽生える。

この人誰それに似ているとか、あの人は寝たふりだとか観察していると、
対面の窓に自分が映っているのに気が付いた。
なんと酔っ払いのおっさんではないか。
私の隣は若い女性だ。
ずっとチューブのゼリーを吸っている。

また電車が停車し、並びのお客さんが降りた。
そんなに混雑してないから空間はあったのだが、
ゼリーの女の人がおしり一つ分私から逃げた。
酔っ払いのおっさんだからか。







↑連れは電車に傘を忘れてきたけどクリックしてね。




次の駅まで立ってなさい
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[ 2016/02/03 06:47 ] 懐かしの話題 | TB(0) | CM(8)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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