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支えがいるの

天気予報は未来のことを言う。
明日は雨が降るか降らないか、ということを教えてくれる。
ただ一つ、過去形で言うことがある。

「台風が発生しました」

これだけは「何月何日何曜日どこそこに台風が発生するでしょう」とは言わない。
発生したことを報告するだけだ。
その台風がこっちへ来るかどうかは予報だが、この予報はあまり役には立たない。
なぜなら、どっちにしろ来た時の準備をしておかなくてはならないからだ。

というのは畑の話。
来週は台風が来るかもしれないと聞けば、苗の補強は必須事項だ。
今年は天候不順で発芽段階から苗の生育が遅れている。
ナス、ピーマン、シシトウはまだまだヒョロヒョロで、
小さすぎるがゆえに支柱を立ててもいないのだ。


そんなわけで、雨の降る昨日の午後、畑に行ってきた。
ビーチパラソルを立てて濡れてはいけないものを置き、
長靴にポンチョといういでたちでのうっとうしい作業だ。

普段なら、苗に対して斜めに支柱を立て、それに苗を固定する。
支柱を斜めにするのは、根を切らないように苗から離して地面に刺すためだ。

支柱の立て方


でも、今回はこの作戦が使えない。
というのも、植え付けの配分を間違えて、ナス科の苗を植えすぎてしまったのだ。
トマトが10本、ナス、ピーマン、シシトウは12~13本ずつ植わっている。
これだけの数の支柱がないのだ。


そこで考えたのが針金の目作戦だ。
冬場の畑にはよく“トンネル”というものができている。
かまぼこ型のビニールのドームで、野菜を寒さから守るものだ。
これの骨組みとなる太い針金が畑にはたくさんある。

さあ、言葉で説明しにくいことを言葉で説明するぞ。
この弧を描いた針金を二本、苗二本を挟むように斜めに地面に刺し、
交差する辺りに苗が来るように調節する。
このままだと苗は内側に倒れることが可能なので、
針金同士をひもで縛り、苗を三角に囲むようにする。

やっぱり図を描こう。

これでもわかりにくい


太い指で濡れた麻ひもを小さく縛るのは困難だ。
しかも長靴でしゃがんでいるのは足に負担が来る。
おまけにポンチョの裾が泥でぐちゃぐちゃになる。
作業が終わったのは4時。
雨除けにポンチョを着ていたのに、汗で中はぐっりょり濡れていた。

これで台風が来なかったら誰かを憎む。
来ても憎む。





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梅雨だからね
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[ 2015/07/05 09:15 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(9)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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