2015年05月

ここでは、2015年05月 に関する情報を紹介しています。
会社裏のドブにいるカメを観察しているうちに、
裏のアパートの人と挨拶をする間柄になってしまった。
幼い子供が二人いる若夫婦だ。
そういえば、私はアパート住まいをしたことがない。
カメとともに、アパートというものもちょっと観察してみた。

ワンルームマンションなんてコンパクトな生活にも憧れたりするが、
メゾネットてな造りも楽しそうだ。
なんとなくぼんやりと、このアパートもメゾネットかと思っていたら違っていた。
中間に駐車スペースがあり、二棟が並んでいるのでちょうど裏と表が見える。
玄関が並んでいるところを見ると、一階と二階で借主が分かれているようだ。

私が借りるなら、どちらがいいだろう。
玄関を見ると上にひさし風に出っ張っている。
ということはその分二階が広いということだ。
しかも、二階の人は玄関は行ってすぐ階段だ。
一階は階段分狭いと言ってもいい。

しかし、一階にはそれを補って余りあるメリットを持っている。
庭だ。
だいたい車一台分ほどのコンクリートスペースがあり、
洗濯ものを干したり、子供がプール遊びをしたりできる。

二階の洗濯スペースはというと、ベランダということになる。
これは見た感じどうも狭そうだ。
焼き肉をするなら二人席ぐらいだろうか。
それより、二階はベランダ分部屋が狭いではないか。
玄関のひさし分とベランダを相殺すると、庭分一階がお得だ。

と、ここまでは広さの比較だ。
これに心理的お得感というものがある。
たとえば一階の庭は、二階のベランダから見下ろされている。
洗濯物もプール遊びもバーベキュ-をしても上から見られるのだ。

そして生活音というやつがある。
どうしたって一階では二階の足音や家具のキシリ音、子供のジャンピング音が響くだろう。
現に私の職場でもスレート屋根の上で遊ぶ鳥の足音に悩まされている。

これらすべての問題を差引ゼロにするのが、お値段だ。
ここの家賃がいくらなのかは知らないが、きっとその辺りで調節しているのだろう。


また新たな問題に気が付いた。
私から見て右側の棟は件の庭があるが、駐車スペースを挟んだ左側の棟には庭はない。
右棟は南側が庭、左棟は南側が玄関なのだ。
そのかわり左側の棟は部屋の前が駐車スペースなのだが、
右側の棟は部屋の前にマンホールがあり、車はちょっと離れたところに停めている。
こうなると値段設定は4種類になる。

観察の結果、私はひとつの結論にたどり着いた。
カメは自由だなあ。





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おしりから入る
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あー暑い暑い。
なのでノースリーブになった。
去年の秋の衣替えで、ちづるに“不可”を出されたため、
ほとんどのノースリーブは処分されてしまった。

ちづるのオーディションで生き残ったノースリーブは4着。
このうち2着は普段着用なので仕事には着ていけない。
残りの一つは吸汗速乾性なのだが、首回りがせまくて気に入らない。
あとの一つは黄緑色に黒太の英語が書いてあるやつで派手すぎる。

そんなわけで、新しいのを3着買ってもらった。
最近流行りではないのか、店でも通販でもノースリーブを見かけない。
そんな中、ちづるがどこかから色違いで見つけてきてくれた。
薄手で無地で地味な色で首回りに余裕のある、まさに希望通りのものだ。


だがまだ暑い。
仕事中に前掛けなんかしているからだ。
前掛けのポケットには私の仕事の三種の神器が入っている。
これを出してしまえば前掛けなんかしてなくていいはずだ。

まず、ヘラは主に機械の場所で使うので、機械に置くことにした。
メジャーにはフックがついていてベルトに着けられたのでそうした。
マジックは、あとの二神器、カッターナイフとボールペンが入っていて、
腰にぶら下げているスマホ入れに同居させることにした。

これで私は前掛けから自由になった。
腰ひもをほどき、天に投げ上げる。
舞っていく前掛けよ、さようなら。


それから数時間後、えらいことに気が付いた。
ノースリーブのおなか辺りに穴が開いているのだ。
それも新しく買ってもらったノースリーブに。

そうであった。
なんで前掛けをするようになったかと言うと、
荷物とベルトの間で擦れてTシャツに穴が開くからだった。
なにしろ紙と言うのは平面は滑らかだが、積み重ねた側面はやすりみたいになっている。
それとベルトの金属部分で挟まれる布地はたまったものではない。

現に、去年廃棄されたノースリーブたちの“不可”の理由は大半がおなかの穴だ。
それどころか、前掛けのおなか部分でさえ、すり切れてガムテープで補強してある。
デニム地の頑丈なやつなのに。
だからこそ暑いのでもあるが。


ちづるには、うっかり前掛けを忘れていたと言おう。
本当は自ら前掛けを取ったのだが、ある一面をうっかり忘れていたのだからウソではない。
私は投げ上げた前掛けをまたつけることにした。
いえ、地面に落ちてはいなかったよ。
ちゃんと紐を縛ってフックに掛けていました。





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背景があったらどうなっていたか
年齢が進むにつれ、どんどん忘れっぽくなってくる。
なんて話はこのブログでも何度も書いてきたことだ。
でもほとんど忘れてしまった。

先日、歯の詰め物がとれて歯医者に行ったとき、会社に歯ブラシが必要だと思った。
一回目は歯医者さんに備え付けのを使わせてもらったのだが、それに頼っていてはいけない。
百円ショップで使い捨てのを買っておこうと心に誓った。
しかし、百円ショップに行くこと自体を忘れていた。

ある日、部屋の隅からちょうどいいものを見つけた。
ブラシ部に歯磨き粉が着けてある使い捨て歯ブラシ(7本入り)だ。
いかにも百円で売っていそうな安物だが、今の私にはちょうどいい。

「これ、会社に持ってってもいい?」

とちづるに訊ねると、

「あんたが買うてきたんやろ」

どうやら、前回歯の詰め物がとれた時に買ったらしい。
それを会社に持って行き、夕方取り出してみたら5本しか入っていない。
すでに2本使ってあったのだ。

以上は最近会った私の『年齢が進んで忘れっぽくなった一例』だ。


さて、人間は年をとると忘れっぽくなるだけではない。
ごく当たり前のことに気付かなくなる。
なぜ、それに気づかなかったのかと、あとで愕然とするほどに。


私は徒歩で通勤をするために、なるべく手荷物を減らすことを考えた。
そのために、老眼鏡、薬類、タオル、Tシャツ、靴下まで会社に置くことにした。
手ぶらになるために買ったウェストバッグすら持たないようになった。
お昼ごはんも、シリアルと豆乳、魚肉ソーセージを会社にまとめ置きしている。
お茶は水に溶かす粉末タイプだ。

今や通勤の時に持っているのは腰にぶら下げたスマホだけだ。
鍵も鍵束から玄関の鍵だけを外して持って行っている。
サイフすら持つのが嫌で、スマホ入れに千円ぐらい入れておけばいいかと思ったが、
「大人なんだから持ってなさい」とちづるに言われていやいやポケットに入れている。

困っていたのは魚肉ソーセージの袋だ。
畳めば小さくなるし、大した負担にはならないのだが、めんどくさい。
たまに持っていくカバンやポケットから忘れていた袋が出てくることもある。

なぜそんなものを持って帰るのか。
ベルマークが付いているからだ。
私の姪っ子が集めているので、ちづるも協力してくれているのだ。

で、私は先週気付いた。
会社でベルマークだけ切って溜めておけばいいのではないか。
試しに一度切ってみた。
なんと、質量は限りなくゼロに近い。
これを袋に入れて溜めることにした。

私が魚肉ソーセージを会社に持っていくようになって何年たつだろう。
今よりも年齢が進んでないころだったはずなのだが。





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何がもらえるのでしょう
言いわけ無し





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我が家の食品のバランスがおかしい。
これも季節変化のせいだろうが、あり過ぎるものとないものの差が激しいのだ。

常に冷凍で置いてあったゴーヤとトウモロコシが無くなって、
冷凍室は弁当用の冷凍食品と凍らせた残りごはんばかりだ。
野菜室はもやしと乾燥ワカメと塩ワカメ。
肉は今日の弁当でつかったらおしまいだ。

そのかわりドアの方はいっぱいだ。
水分補給のためにペットボトルのお茶と水だし麦茶。
冷たい麺類を食べるようになったので麺つゆや白だし。
焼酎を割るための炭酸水や柑橘エキス。
これらみんな季節ものだ。

夏が近づいてきて、必要な物が増えるのはいい。
困るのは冬が終わったのに残っているモノたちだ。
実は冷蔵庫にはそういうものは少ない。
そのかわり、キッチンの一角『乾きモノ置き場』が大変なことになっている。

モノはいっぱいだが、コンスタントに使っているモノは少ない。
ふりかけとお酒ぐらいではないだろうか。
あとはあれもこれも、とっとと使ってしまいたいばかりだ。


まず煮干しだが、熱いからこれでだしを取るのがめんどくさい。
顆粒のダシの素を使ってしまう。
それから麩。
ほとんど空気なのにすごく場所を取り、しかも一度に使う量が知れている。
なにか夏場にふさわしい『冷麩』みたいな料理法はないものか。

私がお昼にシリアルを食べるようになってしまったので、
おにぎり海苔が動かなくなった。
いただき物の焼き海苔もある。
もはやざるそばの刻み海苔として使うしかないだろうか。

インスタントコーヒーがある。
これからの季節、アイスコーヒーはおいしいが、
果たしてホットコーヒーを作ってそれを冷やすという作業をするだろうか。
その横には紅茶の缶もある。

ハチミツは夏の方がとろりとして使いやすい。
だが、冬のハチミツショウガ湯ぐらいにしか使わない。
夏は何に使ったらいいのだろう。


このように混雑しているところに、夏のものがやってくる。
麦茶パックやそばの乾麺たちだ。
なんとか少し片づけたい。

目についたものがある。
冬場、焼酎のお湯割り用に使っていたポットだ。
もうずいぶん使っていないのに、ドーンと場所を占めている。
食糧じゃないから減ることもない。
よし、こいつを棚の奥に片づけてしまえ。

手に取った。
ずっしり。
何か入っている。





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きっと痛いはず
あんなにガンガンに晴れていたのに車で出勤したのは荷物がたくさんあったからだ。
それもこれも徒歩通勤のため、ひいてはダイエットのためだ。
真夏になったら海パンで出勤して、裏庭で水浴びをしてやろうと思っている。
そのためにはこのお腹をどうにかしておかなくてはならない。
あれ、徒歩通勤とダイエット、どちらが目的だったっけ?

ともかく、徒歩通勤をするのに画期的な方法を考えた。
今まで手荷物をなるべく減らして、行きには弁当だけ、帰りは手ぶらを目指していた。
が、往復手ぶらにしようという作戦だ。
そこで昨日は車で食料を運んだのだ。

大袋のフルーツグラノーラ、紙パックの豆乳を1ダース、魚肉ソーセージを5本。
これらはみな常温保存が効く食物だ。
そして驚異の蛋白質率。
徒歩通勤でこの食事で筋トレを続けたら、水浴びを人に見られても恥ずかしくない、
ピキピキの体になることだろう。

行きのコンビニ、帰りの居酒屋さえ気をつければ。


さて、せっかく荷物を詰める車で出勤したので、ついでに野菜の苗を持って行った。
もう植え付けの終わったキュウリと、畑には直播きしたオクラだ。
いつも余分に蒔いて出来の良いのだけを植え付けるので苗が余る。
それを店の前に「ご自由にお持ちください」と書いて置いておくのだ。

前の店の立地はとてもよかった。
人が行き交う道沿いだったので、通りがかりの人が持って行ってくれた。
今の場所では通りがかりの人は見込めない。
ただし、店に来る人はほとんどが車なので、たくさん持っていけるはずだ。

昨日も仕事がある時間以外はヒマだった。
いつもは百円ワゴンのメモを物色する人を観察するのだが、
この日は苗に関心を示す人も物陰からチェックしていた。
最終的に、キュウリが5本、オクラが3本もらって行かれた。
まずまずの出足だと思っておこう。


さて、せっかく機動力のある車で出勤したのだ。
会社帰りに畑に水をやりに行こう。
隣に建設中の家に設置した井戸のポンプを動かすのに、
水を出しっぱなしにしなければならないので畑に流してくれることになっている。
ちょっとどんなふうになっているか見に行かねば。

さすがに畑全体にまんべんなく、とはいかないが、かなり大量の水が撒かれていた。
トウモロコシ、オクラ地帯は結構水を吸っている。
ただ、畝を盛ったキュウリ、レタス地帯や、そちらから遠いエダマメ区が渇いている。
その辺りに水をやりたい。

が、その施工主さんがいてしまった。
そう、先日書いたお話し好きのおじさんだ。
あちらは水を流させてくれて、こちらは水を撒いてくれてありがたい同士になる。
会えば挨拶をしないわけにはいかない。

その結果、日暮れまでしゃべってしまい、乾燥地帯に水をやることはできなかった。
いや、それはもちろんこの人のせいではない。
この人がいなかったとしても、お話地獄に落ちたのは同じことだ。
水場にお話し好きのご近所さんが主婦柱を立てていたのだから。






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ゼンマイ式だからエコ
週に一度は買い物難民の母親を買い物に連れていく。
この土曜日はホームセンターと地元野菜を売っているところに行ったあとスーパーだ。

もう言っても仕方ないとあきらめているのだが、年寄りは段取りが悪い。
いつも後になって「アレを買うの忘れとった」と言い出す。
メモを取れと言っても、あとで書こうと思っていて忘れてしまう。
たまにメモを取っても、そのメモ自体を忘れてくる。

この日は珍しくメモを持ってきていた。
すると、メモに書いてある順番に品物を買おうとする。
なのに途中で見つけたものに寄り道する。

「えーと、最初はポリデントで、次がアースノーマットで、
 おしぼりティッシュで、あ、ここにアクロンがある。
 スリッパも欲しいんやった。ろうそくも買うとこ」

足が痛くて歩きたくないと言っているのに、なぜ最短距離で買い物ができないのか。
背が低い上に腰が曲がっているので上を見ようとしない。
だから何売場の表示かを見ずに、勘と記憶を頼りにウロウロと徘徊する。


段取りの悪いのは親父も一緒だ。
事前に欲しいものを伝えておけばいいのに、当日買い物が終わってから、
「今度アレを買うてきてくれ」
といいだす。

たとえば本は実家近くでは売っていない。
市内に小さな本屋はあるが、品数は少ないし休日はしまっている。
ましてやブックオフなんてない。
当日に言うものだから、お届けは確実に来週になる。


こんな両親だが、妙に段取りのいい時がある。
食べ物に関することだ。
いつも留守番している親父に何か欲しいものはないかきいたら、
ぜんざいが欲しいと言った。

『ケンミンショー』なんて番組をご覧の人はご存知かもしれないが、
わが三重県ではあられをお茶漬けにする風習がある。
親父はこのあられにぜんざいを掛けて食べたいと思いついたようだ。

母は母で、残り物の味噌汁があるからと、お総菜コーナーでてんぷらを買う。
わが三重県では、残ったてんぷらをみそ汁に入れて食べる風習があるのだ。
特にいも天が好きな母はこれを忘れない。
そして買い物の最後には甘いものを買う。
先週は餅だったから今度は団子と、これはちゃんと覚えているのだ。


しかし、何の段取りが一番いいって、親父が甘いものを食べるときの段取りだ。
母が昼食の用意をしている間に、なぜか買ってきた甘いものを食べようとする。
苦労してラップをはがし、団子なりまんじゅうなりを手に取る。
すると、その段階でもう口が開いているのだ。
このお迎え準備だけは早すぎると思う。






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今どき花見団子だし
実家でお昼を食べた後、慌てて家に帰ってきた。
この日は夕方から獅子座会。
メンバーの一人が一年間の海外出張から帰ってきて『お帰り会』だ。
それまでに畑作業をしなくてはならない。

とりあえずは仮眠だ。
食べたものを消化しなくてはクワをふるった時出てくるかもしれない。
しまった寝過ごしたー

この日の段取りは、まずはキュウリの植え付け。
赤タマネギの収穫。
そのあとに肥料を入れてサトイモの植え付けだ。
ざっと道具をそろえて出発した。


今、私の畑の隣では家を建築中だ。
業者さんがいたので挨拶をして畝づくりを始めた。
土を盛り上げ平らに均し、ネットを張るための支柱を立てる。
支柱と支柱の間にキュウリを二本ずつ。
さらにそのキュウリの間にサニーレタスを植え付けていた。

「何を植えてますの?」
その業者さんが話しかけてきた。

「キュウリとレタスを」

「そういう趣味があってよろしいなあ」

よくしゃべる業者さんだった。
この後、自分は趣味がないこと。
昔、パチンコやっていたこと。
今は仕事ばっかりで、先日熱中症になりかけたこと。
血圧が高くヘルニア持ちで、でも連休から後の仕事で痩せたこと。
どの辺に住んでいて、コメや水がおいしいこと。

「あ、手を止めてごめんね」

「いえいえ」

レタスの植え付けを終えて、タマネギに取り掛かる。
サトイモは8個植えた。
収穫したタマネギの根と葉を切っていると、お隣の施工主さんがやってきた。

よくしゃべる施工主さんだった。
定年後、旅行が趣味になったこと。
お寺参りをしていて、スタンプを集めていること。
いいスタンプ帳が売っていないこと。
伊勢神宮のスタンプがしょぼいこと。
友人は全国の道の駅のスタンプを集めていること。

「じゃあこれで」

「どうも」

片づけて家に帰るともう結構な時間だった。
宴会の前に仮眠をとっておこうと思ったのにもうあまり時間がない。
とりあえず30分のタイマーをかけて横になった。

海外出張していたやつからメールが来た。
「足のサイズいくつ?」
「サンダルもらったんだけどもらってくれる?」
「今日持ってってもいい?」

寝かせ。





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ともかく寝たい
先週の土曜日、月に一度の出勤日のことだ。
普段通りにのぼりを立て、百円ワゴンを並べて開店した。
しばらくして何気なく外を見ると、ワゴンの前に何かある。
あっ。

そこへお肌ツル子ちゃんが来た。
「えらいお客さんが来たよ」
と指差すと、しばらくなんだかわからなかったようだが、
「ひゃー」っと声をあげて驚いた。
それはそれは大きな亀だった。

店の裏には大きなドブ川が流れている。
徒歩通勤の時覗いてみると大きな鯉と一緒に何匹かのカメがプカプカ浮いているのを見た。
どう考えてもそこから歩いてきたに違いない。
土手をのぼり畑を超え、アスファルトを這ってここにたどり着いたのだ。

ツル子ちゃんはさっそく事務所に報告。
店長の奥さんと、本社から来ていたAちゃんが飛び出してきた。
「うわーすごい、大きいー」
甲羅で30センチぐらいだろうか。
見るからにミドリガメの行く末だ。

Aちゃんが持ち上げようとすると、ドバーッと水が出た。
代わりに私が持って川に逃がしに行こうとしたら店長がやってきて「待て」をかけた。
どうやら店のホームページに載せたかったらしい。
でも、首を出すまでに時間がかかるだろうからまあいいや、
と言うことになって店長が川まで持って行った。

みんながあまりにコーフンしているので、裏の溝にもいることを教えてやった。
店の裏口から外に出ると、アパートたちとの間にドブがある。
そのまま件の川につながっているドブだ。
ここは海が近くて水門があるので、午前中は水位が上がる。
このドブも水がたっぷりになるとカメが泳いでいるのだ。


さて月曜日、土曜が休みだったSちゃんがこれを聞いてくやしがった。
カメが見たかったらしい。
なので裏にもいることを教えてやったのだが、カメ運が悪いらしくなかなか出会えない。
私が「いるよ」と教えてやっても、彼女が見に行くともういなくなっているのだ。

おそらく、私の姿を見て隠れたか、
Sちゃんがハイテンションでやってくるのを察知するのだろう。
私は毎日目撃しているというのに。

そして昨日、またもや私はカメを発見した。
幸い近くにSちゃんがいる。
「し~」と口に人差し指をあててSちゃんを手招きした。
抜き足差し足でやってきたSちゃん。
カメとご対面だ。

「ぎゃー、おったー!」
「息しとるー!」
「か゛わ゛い゛ー!」

スラリと背が高くモデルのようなスタイルで、きりっとした眼差しがクールなSちゃん。
とはいえそこはまだまだ若い女の子だ。
ビックリするぐらいの大きな声をあげた。
先ほど書いたように、裏はアパート群だ。
もちろんカメも逃げた。

「これから毎日観察しますー」
声を出さないようにね。






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立体感は無理
先週、歯の詰め物がとれてしまい、急遽歯医者に行った。
引っ越し前の会社から行きやすい歯医者を行きつけにしたので、
今の勤め先からはちょっと遠い。
仕事が終わってから車で急いだが、着いたのは6時前だった。

待合室にいたのはおっさんが一人だった。
横長のソファの右端にそのおっさんがいたので、
私はセンターに座り、テレビのニュースをぼんやり見ていた。

そのうちおっさんが名前を呼ばれて処置室に入っていった。
それと入れ替わりに新しいお客さんが入ってきた。
若い女の人だ。
その人はソファの左端に座った。


歯医者の待合室という緊張感が漂っている。
テレビの音とときどき遠くから聞こえる「ちゅい~ん」しか耳に届かない。
少し体をずらしただけで、そのきしみ音がハッとするほど大きく聞こえる。

ニュースが違う映像に切り替わった。
盗撮犯が逮捕された話題だ。
画面には女性の下着がずらりと並んでいて、
アナウンサーは犯人がいかに卑劣な方法で盗撮を繰り返していたかを熱弁する。

気まずい。
テレビはセンターより右側にあるので、女性客は私のややひだり後ろにいる感じになる。
私からはその女性の様子を窺うことはできないが、彼女からは私が見えているだろう。
ひょっとして、女性の下着を熱心に見つめるおっさんだと思われていないだろうか。

この不安でのどが渇く。
中途半端な粘度の唾液がのどにぶら下がってきたような気がする。
ああ、ゴクリと飲んでしまいたい。
でもそうしたらその「ゴクリ」が待合室中に反響しそうだ。
女性からしたら「こいつ、生唾飲みやがった」となるのではないか。

おい、ワシの診察の番はまだか。
早く呼んでくれ。
と願っているとそのニュースがおわってコマーシャルになった。
そのタイミングで空咳をして、こっそりゴクリとやった。

ところが、このコマーシャルが無音だ。
あれっどうしたのかな、と思ってしまうほど音のない時間が続く。
画面にはジーンズの女性のヘソから下が映されている。
しかもなんだか下にずり下がっている感じだ。

なんなんだこの卑猥なコマーシャルは。
ああいかん、ゴクリとやりたくなってきた。
せめて音を出せ。
写真じゃないんだから動け。
ワシの診察はまだかー。

ダイエット関係のコマーシャルだった。
空咳をしてゴクリとやる。
次のコマーシャルはガラッと変わって陽気なタイプだ。
大勢の男の人がにこにこ顔で歌いだした。

「♪夏は股間がかゆくなる~」

やめろー!





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見てるのはサスペンスですよ
通勤スタイルが理想のものに近づいてきた。
しかもお金をかけずに。

ダイエットと健康のため徒歩通勤がしたいのだが、
この暑さになると靴下を履いていられない。
かといってぞうりで歩くと足が疲れるし、
沢歩き用のメッシュの濡れても平気な靴は高い。

そうしたら、家にちょうどいいものがあることがわかった。
クロックスという足にフィットするぞうりだ。バッタモンだが。
こいつはかかとに留め具が付いているので脱げてしまわない。
さっそくこれで出勤してみた。
なかなか具合がいい。

会社に着くともう汗だくだ。
Tシャツを脱ぎ体を拭いて着替える。
脱いだTシャツと体を拭いたタオルは洗濯して干しておく。
タオルは2本を交互に使っている。
乾いたTシャツは明日汗を書いたあと着替える。

こうすれば、一気に洗濯物が増えないし、会社に着替えをたくさん置かなくていい。
今日からは靴下も洗うことにする。
5足持って行ったので、これでリサイクルじゃなくてサーキットじゃなくて、
ともかく回していくことができるだろう。
会社に洗濯カゴが欲しくなってきた。


ここまで来たら手荷物をもっと減らしたい。
理想は行きは弁当だけ、帰りは手ぶらだ。
常にカバンに入っていたものをどうにかしたい。

目薬とリップクリームは会社に置くことにした。
昼読む本は読み終わったときだけ持ち帰る。
ゴマも大きな入れ物に入れて会社に置こう。

あとはスマホ用のヘッドホンだ。
家に古いのがあったので、これを会社用にしよう。
耳の中に入れるタイプではなくて、耳にひっかけて当てて聞くタイプだ。
ただし、これはコードがピューッと収納できるというメリットがあるのだ。

久しぶりに使ってみた。
ちょっと音が小さいような気もするが十分使える。
専用ケースもあるので、マイ椅子のポケットに入れておこう。

昼休みが終わった。
スマホからはずしコードをピューッと…
なんだか黒い粉状のものが落ちている。
なんだろう。

うわー!
ヘッドホンのスポンジ部分が劣化しているのだ。
もうボロッボロだ。
あわてて鏡の前に走る。
右耳と肩が粉だらけだ。
うわーうわー。

もうちょっとお金をかけよう。





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毛根は増えていないはず
弁当のおかずを作るのがめんどくさくて、ちづるの分もおにぎりにした。
そのせいでごはんの量がわからなくなり、朝ごはんがちょっとになった。
弁当のおかずの残りがないからと納豆まで用意したのにごはんが少ないなんて。

牛乳を飲んだし、みそ汁もあったからとりあえずは満足だ。
だが、経験からわかる。
きっと会社に着いたころ腹が減る。
それを見越して、出勤途中でコンビニに寄った。
小っちゃいクロワッサン5個入りとゆで卵と飲むヨーグルトだ。


会社に着いて、ラジオ体操をして機械を拭いてヨーグルトを飲んだ。
しばらくすちゃらかしていて、9時前になったらのぼりとワゴンを出す。
それが終る頃、女子が店をオープンする。
開店と同時にお客さんが、ということはめったにない。
私は前日用意した百円グッズをセロハンで包み、ワゴンに追加するために運んだ。

そこへお客さんがやってきた。
二人組の男性で同じ制服を着ている。
私とて、大人なので「いらっしゃいませ」と言う。
するとその二人はこちらへやってきた。

なんだかにこやかで低姿勢だ。
「なんか買うてやるぞ」という威張り感がない。
そしてあの動き、どうやら私に名刺を出そうとしているようだ。
これは業者だ。
しかも初顔の。

ここに店をオープンしてから、いろんな業者さんが営業にやってきた。
店相手の商売の人もたくさんいるものだ。
私は彼らを事務所の方に誘導しながら、胸の文字を呼んだ。
とても和風なことが横文字で記されていた。

ITOEN

伊藤園だ。
しめた、自動販売機の設置要請に違いない。
どうぞどうぞこちらへへらへら。

自動販売機、欲しかったのだ。
一番近い自動販売機が歩道橋を渡った向こう側。
その次が、間がずーんと空いたお隣の釣具屋さん。
どちらも仕事中に出ていくのは気が引ける。

なので、食べ物や水分が欲しくなる気がしたら、朝コンビニに寄ってしまうのだ。
販売機があればなんとか我慢できる。
しかも伊藤園。
お茶も野菜ジュースもお得意だ。
頼むぞ、がんばれ営業!

なのに彼らはすぐ出てきた。
でも、にこやかな感じは崩していない。
そうか、店長に本社に行くよう言われたのだ。
よし、がんばるんだ、伊藤園の営業!
そして、その営業に陥落しろ、本社!





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生命がいませんように
ここんとこしばらく腰が辛い。
前々日曜に一旦馬力で畑を耕したからだ。
ぎっくり腰的腰痛ではなく、使い過ぎの『勤続疲労』なのが幸いだ。
動けないということはないので、自分に優しい行動を心掛けている。

もちろん会社では、楽なように楽なように仕事をする。
おそらく、一番体を酷使するのはラジオ体操だろう。
仕事というのはやりようでずいぶん楽になるのだ。
なにしろ、ここには私一人なのだから。


職場にはフォークリフトと手押し式のリフトがある。
これらを使えば荷物を床の高さから持つことがない。
一番持ちやすい高さに調節して、持たねばならないところに移動して持てばいい。

当たり前じゃん、などと言ってはいけない。
たとえば本社では、フォークリフトの取り合いが起こっている。
待っているぐらいなら、ということで、人間が荷物を担いで走ることになっているようだ。
以前の職場でもそうだった。
忙しくなると馬力が頼りだったのだ。


そもそも、私が忙しい時間というのはとても短い。
これは会社のシステムと仕事の内容上仕方がない。
私がそうしてほしいと言ったのではなく、会社がそうしたのだ。

なので、一日の大半を占める忙しくない時間は、ほのぼのと過ごしている。
ただ、ほのぼのとした作業も、腰がしんどいのでセーブしている。
もちろんヒマになる。
案外ヒマというのは疲れるものだ。

となると、誰も見ていないヒマ時間には、仕事じゃないことをしてしまう。
たとえばおやつ。
小っちゃいパンを食べたりしている。
以前は人が来る気配を感じるとササッと隠したものだが、
最近慣れてきたので「食べる?」と勧めたりしている。

スマホでネットを見たりもする。
コメントあるかな~、とか、ニュースないかな~とか調べてみる。
以前は人が来る気配を感じると慌てて書くしたものだが、今は平気だ。
なぜなら、スマホは仕事でも使うからだ。
堂々と見ていれば、電卓機能を使っているとか、明日の天気を調べていると思うだろう。

それにも飽きると作業台に座っている。
以前は人が来る気配を感じると、ぴょんと立ち上がって仕事をするふりをしたものだ。
今では平気で座り続けている。
だって私以外のスタッフはみんな座って仕事をしているのだ。

先日、座っているときやってきたのは店長だった。
私が座っているのを見て、
「疲れているなあ」
と言ったので、
「たまに座らないとしんどいですわ」
と返事した。

すると店長は、
「そやろ~、ぼくも腰が痛いから立っているのは辛いよ」
そういって通って行った。
これで私はお墨付きをもらったものだと思っている。






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座ったら立たない
土曜は月に一度の出勤日だった。
となると日曜は忙しい。
特にこの時期にはいろいろ重なって大変なことになる。

とりあえず午前中は実家に行って買い物だ。
お昼は食べずに帰ってきて、残っていたカレーでうどんを煮る。
食後は15分昼寝をして、お買い物に出かける。
帰ってきてアイスクリームを食べて15分仮眠をしてから畑に出かけた。

先週、がんばって耕した後すぐに雨が降ったので土は硬くなっている。
でも大丈夫、今日の仕事はトウモロコシの種蒔きだ。
トウモロコシは丈夫だから、少々硬い土でも平気で育つ。
しかもあとから土寄せをするので、最初に畝を作らなくていい。

四本の浅い溝を掘り、そこにトウモロコシの種を5センチ間隔で並べていく。
『お徳用16坪分』という種を2袋買ったのだ。
たくさん蒔いて、良いのだけを残すというのが私のスタイルだ。

この続きに、オクラの種を蒔く。
オクラは種を採るのが楽なので、去年のがどっさりある。
あとで間引きが大変になるほどの密度で蒔いた。
それでも半分残った。

今年は珍しいオクラもある。
太短いオクラの種を、さや一本分いただいたのだ。
これはちょっと別のところに一列蒔いた。

ええいついでだ、とエダマメも去年の残り種を一列蒔いた。
これで残りのスペースは、家で育てている夏野菜用だ。
帰ってそれの世話がある。


トマトは種蒔きトレイからポットに移し替えた。
ナス、ピーマン、シシトウ、サニーレタスは間引いて液肥をやる。
一本ずつポットに蒔いたキューリは液肥をやるだけ。
苗が欲しいと言われたのでポットに作ったオクラは一本に間引いた。
百均で買ったシソとバジルはあまり芽が出なかったので蒔きなおした。
自家製種が発芽しなかったゴーヤは先週撒きなおして芽が出始めたばかりだ。

さて、
『明日のトウモロコシはトゥモローコシ』

いきなりなんじゃと言われるかもしれないが、これは未来の私への暗号だ。
トウモロコシは採り時が難しい。
早いと甘みが足りないし、遅いと固くなってしまう。

これまで何度か失敗してきた。
種袋の説明を見ると「90日で収穫」などとかなり限定的なことが書いてある。
それが収穫ごろにはわからなくなる。

そろそろ採ってもいいのかなあ、って感じになったころ、
『明日のトウモロコシはトゥモローコシ』を検索すればこの記事が出る。
そこから逆算すれば、収穫日が確定するのだ。

まあ、どう考えてもお盆なのだが。





↑去年の冷凍モロコシがまだ少しあるんだけどクリックしてね。






普通に蒔くよりしんどい
目覚ましが鳴り、止める。
すぐに私は考える。
今日は何のネタで記事を書こう。
考えながら意識は遠のき、再び目覚ましが鳴る。
これを数回繰り返す。

とりあえず寝床から這い出し、パソコンの電源を入れ、顔を洗う。
スマホを充電したり、目薬を差したり、冷蔵庫を開けたりしながらもネタを考える。
いくつか思い付きをメモしてあったりもするが、
なにしろ起き抜けなので「コレ」ってものがないと反応できない。

さて、私はさわやかベンツーなので、ちょっと体を動かすとすぐにそちらには反応がある。
反応があると考え事をしていられないので、すぐにトイレに行く。
もちろんトイレでも考える。
まさに考える人のポーズで床を見つめながら考える。
ちなみに、そうしているのはほんの1分ぐらいだ。


そのわずかな時間に彼を見つけた。
見つけた時にはまだ“彼”ではなく、ただの床に落ちたトイレットペーパーの破片だった。
それはほんの小さなものだ。
長さは2センチ程度で、幅は数ミリ。
どうもねじれた形になっているようだ。

これが毎朝見ていると人の形に見えてきた。
ちょうどタイルの端っこに落ちているので、目地が地面のラインになっている。
右向きに少しうなだれて歩いている人のようだ。
一旦そう思ってしまったら、もうそうとしか見えない。

彼はどうしてうなだれているのだろう。
どこへ歩いていくのだろう。
そのヒントがあった。
腰の辺りから小さく何かが飛び出している。

そうか、これは競馬新聞だ。
ポケットからこんなに飛び出すようなものは競馬新聞しかない。
彼は競馬で負けてとぼとぼと帰るところなのだ。
しかし、疑問は残る。
競馬新聞って、負けた人間が持って帰るものなのか。

彼は帰宅してから予想がはずれた原因を究明したくなるタイプなのか。
いや、そんな人はこんなにうなだれて歩かない。
明日こそはと、前を向いて早足で歩くだろう。
じゃあ、彼はどうして競馬新聞をポケットにねじ込んだままなのか。

それほど負けにショックを受けて呆然となってしまったのかもしれない。
おそらくそれもあるだろうが、彼は場外馬券場で買っていたのではないか。
競馬場だったら新聞なんてその辺に投げ捨てていくはずだ。

おそらく彼は慣れていなかったのだ。
あの雰囲気に溶け込めずに、遠く離れた出口近くからモニターを見ていた。
そして敗北、すぐに人に押し出されて、気付いたら帰路についていた。
ああ、明日からどうしよう。


彼はどうしたのだろう。
それを語るために私は今朝もトイレに向かった。
だが、彼がいない。
私はキョロキョロとあたりを探す。

あっ、いた。
この目地が地面だとすると、あんな高いところをロケットみたいに飛んでいる。
しかも裏返ってしまったらしく、もはや人の形をしていない。
風が起こったのだ。

いや違う。
彼は帰ったのだ、自分の家に。
金銭面の問題はきっと自力で解決してくれるだろう。
次に会う時は、上を向いて歩いていてくれよ。





↑彼の写真を撮ろうと思ってたんだけど間に合わなくてクリックしてね。






ちょっと賢くなったね

怪獣

水曜日に飲みに行き、木曜日にダウンしていたのに、
どうして昨日も飲みに行ったのか。
それはブラジル帰りのFPに誘われたからだ。
彼は店の人や常連さんにお土産を買ってきていたのだ。

久しぶりのなじみの店、久しぶりの日本のビール。
当然彼は飲み過ぎた。
大ジョッキを7杯も飲むと、周りも心配し始める。
彼がトイレに行ったとき、

「おいおい、やつは大丈夫か」
「これはちょっと危ないな」

とひそひそ話をした。
誰かが送っていかないといけないんじゃないか。
それは誰だ。
もちろん、一緒に飲んでいるやつだ。
といった論法で私が彼を送る羽目になった。


普段の彼は紳士的だ。
みんなに対して敬語で話す。
それがなぜか、

「負けへんで」

と言い出した。
ひとつ厄介なことがある。
彼は力持ちなのだ。
「そろそろ帰ろか」と促す私に抱き付いたかと思ったらベアハッグ。
俗にいうサバ折りだ。

お勘定をすると、二万円ポンと出してお釣りを受け取らない。
「俺はお金はいらん!」
と豪語する。
それを三人がかりで財布に入れさせ、店の外に連れ出す。

やっとのことで入口まで来たら、振り返って両手を挙げ、
「みなさーん」とやった。
堂々たる酔っ払いだ。

近道にスーパーの駐車場を通ったら、
「突き飛ばし合いしよう」と言い出し、私を突き飛ばした。
で、「さあ、おれを突き飛ばしてみろ」というのだが、
酔っ払いの力持ちは突き飛ばしにくい。

第三者に突き飛ばし合いを挑まないよう、彼の趣味の話とか、
考えずに答えられる質問とかをしながら腕を引っ張って誘導する。
「もう一軒行く」とか「そっちの道はイヤ」というのをなんとかごまかす。
走ってくる車に近づいていくのを引き留める。

やっと彼の家に一番近い交差点まで来た。
するとここから帰れと言われた。
「俺にもプライドがある」とのことだ。
なぜか突然走り出した彼のあとを時間差をおいて尾行てみた。
途中に倒れてはいなかったし、玄関の明かりが点いていたから大丈夫だろう。

そこからもと来た道を戻る。
そう、私の家のほぼ真反対に歩いてきたのだ。





↑ここ数日顔を描いてないけどクリックしてね。






いつも同じ場所
私の仕事のひとつは、注文があると棚から紙を出すことだ。
紙の包みはその厚さによって、1000枚、500枚、
250枚、125枚、100枚、50枚といろいろある。
ここから必要な枚数を数えて出すのだが、ときどき端数がピッタリってときがある。
これが気持ちいい。

注文が10や100ばかりならピッタリ無くなるのも当たり前だ。
しかし、紙の注文はいろんな事情で28枚や112枚なんてことが多い。
だから、注文と半端の包みの数がピッタリってことはめったにないのだ。
ピッタリだと半端が無くなり、棚には新しい包みだけになるのでサッパリする。
先日、このピッタリ現象が一日に3回も起こり、逆にちょっと怖くなったことがあった。


さて、それとはまったく関係ない話だ。
水曜日、いつもの居酒屋に行くと、店の前に車が止まり不審な男がいた。
居酒屋に車? 挙動不審。
そいつが私ににこやかに話しかけてきた。

おおなんと、飲み友達で獅子座会仲間のFPではないか!
彼はこの店の常連なのだが、昨年6月からブラジルに出張していたのだ。
髪形がちょっと粋に変わっていてわからなかった。
正月には一時帰国したが、出張は一年間のはず。
なにやら、会社の都合で早くご帰還となったらしい。

まだ帰ったばかりで忙しく、この日は飲みに来たのではなかった。
「また後日」ということで彼は帰っていった。
私は、店に入った。

すると、カウンターにいるのはこの店の元オーナー。
いっぱい飲みに連れてってもらった人なのだが、
持病の糖尿病が悪化し、養生していたはずだ。
噂では人工透析を始めるまでになったと聞いていた。

が、透析を始めたら体調がよみがえったのだそうだ。
それで飲んでいていいのかたずねたら、飲み食いはなんでもOKなのだそうだ。
「いやー、それはそれは」と乾杯し、
次々とくる常連も驚き、喜んでいた。

で、翌日ダウンしていた日。
獅子座会を主催している人に「FPが帰ってきた」と連絡がいった。
すると早速来週獅子座会でお帰り会の計画が立った。

この主催者もごぶさたなのだ。
肝機能の数値が上がり過ぎて、お酒を断っているはずなのだ。
とりあえず来週は懐かしの集まりとなった。

それにしても、数か月もあってない人との交流が一日で立て続けに復活するとは。
いやーうれしいことだ。
それを表現するのに紙の端数のことをたとえに出したのだが、全然関係なかったなあ。





↑ダウンが増えそうだけどクリックしてね。






大勢描くのはつらい
なんか落ちてる


やあ、久しぶり。




↑クリックはしてね。



五月だというのに台風が連続発生している。
昨日の台風はこちらに来るころには低気圧になっていたが、
それでも暴風雨警報が出てちょいとした嵐になった。
以前の職場のように雨漏りはないし、お客さんはあんまり来ないし、
濡れないところにいるとウキウキする。

それにしても毎年毎年異常気象だ。
天気ぐらいはかまわないが、地震やら火山やら地べたの不安は恐ろしい。
世界中で不穏な動きがあるので、足の下でなにが怒っているか心配だ。

今、注目されているのは箱根だ。
私も小学生の時修学旅行で行った大涌谷が、ヤカンのようにシュンシュン鳴っている。
おかげで観光にもずいぶん影響がでているらしい。


箱根の人たちは気の毒だとは思うが、
ニュースを見ていて一つ気になることがあった。
立ち入り禁止地域は箱根全体の0.3%にすぎないのに、
風評被害で観光客が激減しているというのだ。

これは風評被害なのか。
わずか0.3%とはいえ、この0.3%が観光のキモなのではないか。
一番見たいところが見えない、黒卵も食べられない。
だとしたら、観光する側としたら「また今度にしよか」となるのは当然だ。
なにしろ、日本中に観光地はいくらでもあるのだから。

風評被害とは、ありもしない悪いうわさが流れて害を被ることだ。
メインの大涌谷に入ることができないし、温泉が引けなくなる可能性もあり、
ときどき地震が起こるのは噂ではなく事実だ。

だから今、箱根の人は「これは風評だから観光に来てね」と言ってはいけない。
それを信じて「何も問題はないのね」と思って出向いた観光客はどう感じるだろう。
観光地が一番感じさせてはいけないのは『ガッカリ感』だ。
だから今なら緊迫感を売りにした方がいいと思う。
「今しか見えない大涌谷の湯気」とか「揺れる箱根」とか。


本当の風評被害というのは、
ちゃんと生えているのに「ハゲ」だとか「薄い」とか言ったり、
健康な毛なのに「抜ける」「落ちる」「散る」「毛根ない」「空洞」と言ったり、
短くしているだけなのに「スキンヘッド」「鏡のよう」「ハーゲンダッツ」と言ったり、
そんなことないのに「ニセモノ」「うつる」「皮むける」と言ったりすることだ。

あれ? この風評、発信元は自分なのではないか。
火のない所に煙は立たぬというではないか。
で、これを「毛のない所に~」というのは風評だぞ。





↑頭から湯気を立てずにクリックしてね。






会議で決まったのがコレ
もはや夏のような気候だ。
なのでお昼ごはんは休憩室で食べなくなった。
仕事場の機械の裏は案外涼しいのだ。
以前から使っていた折りたたみのイスには、ちっちゃいテーブルをつけた。
それと元々着いていたコップ置きで、ごはんと本とスマホが置ける。

ちょっと前にお昼をサンドイッチにするマイブームがあった。
サンドイッチだと食べながら本を読めるのだと伯爵が言った。
いや、伯爵がカードをしながら食事ができるように発明したと言われているのを、
読書に当てはめてみたのだ。
ねえ、サンドイッチ伯爵。

これがめんどくさくなった。
なぜなら、ちづるはごはんの弁当を持っていくからだ。
なぜ、朝から弁当とサンドイッチを作らなくてはならないのだ。

そこで、ちづるに提案をした。
あんたもサンドイッチを持っていったらどうか。
そうしたらカードしたり本を読んだりテレビを観たりしながら食事できるよ。

「それでもいいよ」というので、サンドイッチを二人前作ることにした。
そうそう、説明しておこう。
我が家では、私が更新のために早起きするので、
朝の食事は私が作ることになっているのだ。


サンドイッチは二人前作るが、やはりごはんは炊く。
朝昼とパンではなんだか飽きてしまう。
なので、朝はサンドイッチ二人前と、朝ごはんのおかずを作る。

「やっぱりお昼はごはんの方がいい」
とちづるが言いだした。
私も賛成だ。
昼、食事しながら本が読めるというメリットが、
朝、サンドイッチとごはんのおかずを作るという手間で打ち消されているような気がする。

なのに私は間違った。
「じゃあ、お昼をごはんにして、朝をサンドイッチにしよう」
と考えたのだ。
なぜそんなにサンドイッチに執着していたのだろう。

朝、ちづるの弁当と私のおにぎりと朝食のサンドイッチを作ることになった。
二日で食パンが無くなり、このやり方は不便だと気付いた。
今まで通り、休日の朝だけパンにすることにした。

さて朝だ。
大変なことに気付いた。
ごはんを炊く量を増やすのを忘れていたのだ。
それが判明したのが、ちづるの弁当を入れた後。
残りごはんを私のおにぎりと二人の朝食に振り分けた。

なんと小さいおにぎりだ。
これでは、カバンに入れる前に寂しくなってしまう。
しかも、得意の魚肉ソーセージもバナナも買い置きがない。

そんなわけで、出勤時にコンビニに寄り、パンと豆腐とかりんとうを買ってしまったとさ。





↑どこかでモーニングを食べてみたいんだけどクリックしてね。






これこそ使いまわし
畑全体に肥料と石灰を撒き、クワで混ぜ込む。
ただひたすら。
9時からお昼までかかって終了。
これで植え付けを待つばかりだ。

家に帰ってしばらくぐったりする。
ちょうどちづるが洗濯をしていたので、それが終わるまで休憩だ。
ずっと寝ていたいのだが腹は減る。
買い物の用事もあるので家を出る。

カレーを食べて、中古CDを買って、とあるショッピングセンターに行った。
なんだかすごい人出だ。
まだ連休気分が抜けていないのか。


さて、この時期はいろいろとややこしい。
土曜日に実家に行ったのだが、日曜は母の日だ。
ちづるが買ってくれたカーネーションを持って行った。
日曜はちづるの誕生日だ。
粗品を与えておいた。

次の火曜は親父の誕生日だ。
母の日に花を送り、親父の分がないとすねるに違いない。
でも土曜までには何も思いつかなくて手ぶらで行った。
そうしたら間の悪いことに、火曜に実家に行かなければならない用事ができた。
ううむ、スルーしにくくなってしまった。

これで親父が酒でも飲む人なら話は楽だ。
ちょいと珍しいのでも買って行けばOKだ。
ところが下戸なのだ。
年に一度、義務のおとその匂いで真っ赤になるようなタイプだ。

しかも趣味がない。
せいぜい読書。
しかし、本はいつも頼まれるままに買って行くのでプレゼントにはならない。
毎回もらっている本代を今回はいらないよ、では値打ちがない。

なんかないかとショッピングセンターをうろうろしたが、
なにしろ世間は母の日だ。
親父向きのものは倉庫に隠してあるようだ。
好みがうるさく文句が多いから、身に着けるものも買いにくい。


いま、ショッピングセンターが力を入れているもうひとつのジャンルがアウトドアだ。
親父は陽気がいいと外に出てテラスで本を読む。
展示してあった椅子を見てこれに決めた。
背もたれがななめで昼寝しやすい椅子だ。
しかも安い。

本が読みにくいとか、色が派手だとか言われるかもしれない。
母に、ジャマなものが増えると怒られるかもしれない。
だが、そんな事は私の知らんことだ。
私の頭の中は、畑のことでいっぱいなのだ。





↑○○の日は廃止してもらいたいのでクリックしてね。






こまったこまった
午前中は親父を病院に連れていき、午後は畑に肥料を混ぜ込む。
と思っていたのに、お昼を食べて実家を出ようと玄関を開けたら、
なんとしとしと雨が降っているではないか。
種を蒔いた夏野菜たちがモコモコと芽吹いているなか、
土づくりはこのタイミングを逃すと辛い。

これはどうしたものかと落語を観ながら考えていたら、4時になっていた。
おそらく実家で2時まで昼寝してしまったからであろう。
よし、混ぜ込みは日曜日に一気にやってしまおう。
そのためには少しでも時間を節約だ。
とりあえず、油かすと鶏糞を買ってきた。


時間は5時。
ちづるが帰ってくるのは7時頃だろう。
それまでパソコンをいじるとしよう。
最近YouTubeで落語を観ることを覚えたのだ。

が、その前に調べたいことを思い出した。
私がパソコンの前に座り、調べたいと思っていたことを思い出すのは異例のことだ。
文字を入力し、検索する。

『MISIA』

ちなみにこれは『ミシア』えではなく『ミーシャ』と読むらしい。
歌の上手い日本人女性歌手だ。

YouTubeで聴き始めて、ハマっていった歌い手は何組かいる。
エレファントカシマシ・AI・superfly・東京事変・エゴラッピン・福原美穂
私が聞く基準は、一に声量、二に高音だ。
『MISIA』という人がそれに当てはまると聞き、調べてみようと思ったのだ。


ひとつだけ聞き覚えのある歌があった。
「♪よろえ~び~し~~~ん」
ヨーデルエビしんじょみたいな歌だがこれはちょっと私には暗い。
何曲か聴いて、お気に入りをメモしたのでご紹介しよう。

ポンデショコラ・ワッフ・フレンチクルーラー…
おっと、これは昨日の更新ネタ用のメモだった。

あった。
『幸せをフォーエバー』だ。
ライブ映像だったのだがこれがすごく良かった。
声もすごく良くてぞわぞわと鳥肌が立った。

おそらくこれは、世間的にも『泣ける歌』なのだろう。
YouTubeの画面の右側にはずらりと泣ける映像が紹介されている。
ついうっかりそれをクリックしてしまった。

たっぷり泣いたあと、ぞくぞく出てくる歌手たちの歌を聴いてみた。
『JUJU』さんはテンポの速い歌がない。すいません。
『中島美嘉』さんは声量が足りない。すいません。
『加藤ミリア』さんは私とはジャンルが違う。すいません。
なにしろ泣きすぎた後なので気持ちが入らない。
とりあえず『MISIA』さんを収穫として、CD探しにいってみよう。





↑いろいろ考えねばならないことが多くてクリックしてね。






視界は広いが先は見えない
昨日は久しぶりにちづると飲みに行った。
いつもの居酒屋ではなく、刺身やてんぷらの食べられる、
私にとってはちょっと高級なお店だ。
だって、家計子さんのおごりなんだもん。

居酒屋のメニューはわかりやすい。
かつおのたたき。
豚の角煮。
小エビのから揚げ。
ポテトのサラダ。
どのような素材がどうなっているかすぐ分かる。

カマの塩焼き。
レンコンのはさみ揚げ。
だし巻き卵。
エビしんじょ。
わかるわかる。

なんのカマかはわからないが、出てくる形は想像できる。
何がレンコンではさんであるかはわからないが、突飛なものではないだろう。
なんのダシか、何の卵か、どう巻いてあるかは知らないが、出てくるものは知っている。
食べられてしまうエビの心情は想像もできないが、おいしいってことはわかる。


店を出た後、コーヒーが飲みたくなってミスタードーナツに行った。
ドーナツの名前ってなんであんなにわかりにくいのだ。
どーなっているのだ!

「ポン・デ・なんとか」というシリーズがある。
・デ・ときたらフランス語だ。
・デ・とか・ド・とかフランス語はわかりにくい。
日本なら日本らしく「ほんで」にしろ。

「チョコリング」というのがある。
ドーナツなんだからリングは当然ではないか。
「チョコの」にしろ。

「フレンチクルーラー」ってのがある。
またフランスが出てきた。
「トレーラーのタイヤ」にしろ。

「ワッフ」ってのがある。
ワッフルではなく、すごく地味な形だ。
「ワッカ」にしろ。

「オールドファッション」ってのがある。
「古着」にしろ。
「オールドファッションハニー」は「古着蜜」にしろ。

「チョコリング」は「チョコ」なのに、
どうして「ゴールデンチョコレート」は「チョコレート」なのだ。
「金チョコ」にしろ。

「エンゼルクリーム」はクリームが入っているので穴が開いてない。
これはドーナツではない。
「クリームパン」にしろ。

「ハニーディップ」は「ハニーデップ」にしろ。

まあ、自分で取るのだから名前はどうでもいいのだが。





↑カロリーは考えずクリックしてね。





栄養不足か
私はめったに頭が痛くならない体質だ。
二日酔いでダウンしてもたいていは気持ち悪いばかり。
たまにそれ以上に飲み過ぎた時でもだいたい頭痛はしばらくすると治まっていく。
風邪をひいた時でも、頭が痛くなるのはよほどの熱が出た時ぐらいだ。

そんな私なのだが、連休が終わるころからなんだか頭が痛いような気がする。
他に体調が悪いところはほとんどない。
ひょっとしたらこの休みにはしゃぎ過ぎたのだろうか。
それとも、連休が終わってしまう寂しさで現れる月曜病みたいなものなのだろうか。


思い当たるのは連休最終日の畑仕事だ。
昨日ご紹介した新作農具『サタンの竹の爪』が案外うまくいって、
調子に乗って働きすぎたのかもしれない。

隣に家が建設中

これが作業が終わったあとの畑だ。
左手奥に少し見えているのが、植え遅れて育っていないスナックエンドウとタマネギだ。
それ以外の全面、この草の生えていないところを塗りつぶすように、
『サタンの竹の爪』を3回引きずった。

なにしろ土が固くなっていたので竹の刃が食い込むのはほんの5センチほどだ。
だから表面を引っ掻いているだけだ。
それでも何回も繰り返せばそこそこ耕せると思って、
ピラミッド建設で石を引っ張る奴隷のように、ただひたすら『サタ爪』を引きずった。

もちろんそれだけでこんなに畑がきれいになったのではない。
多少表面がほぐされた後、レーキで草や土の塊を集めて処分したのだ。
この日は天気が良かったので、それはもう重労働だった。


あとになって気付いたのだが、この日私は大きなミスを二つ犯していた。
ひとつはTシャツで作業してしまったことだ。
「なーに、まだ5月のアタマ」
と五月晴れサンシャインを侮っていた。

夜、シャワーを浴びたら首筋が「ぎゃー!」
鏡に映してみたら真っ赤になっている。
腕もTシャツラインから出ている部分はこんがりだ。

もう一つ、私は畑作業をする時は、いつも『笠』をかぶっている。
これは顔の日除けもできる上にとても風通しがいい。
なのにこの日は『サタ爪』に気持ちが集中していたのだろう。
普通の帽子のまま、作業を始めてしまった。

その帽子がメッシュだったのだ。
しかも頭は二日前にバリカンをかけたばかり。
夜シャワーを浴びたら頭皮が「ぎゃー!」

それ以来、ずっとヒリヒリ頭痛が続いている。






↑ちづる大笑いだけどクリックしてね。





5本目?
「いざ、ジンジョウに勝負~」と荒くれ者が一休さんのところへやってきた。
噂をどう勘違いしたのか、怪力勝負を挑んできたのだ。
そこで一休さんが選んだ試合内容は、米粒をすりつぶして“のり”を作ること。
荒くれ者はごはんを棍棒でドガドガぶっ叩くがなかなかきれいなのりにはならない。
結局ヘラで少しずつ丁寧にすりつぶしていった一休さんの勝ちとなった。

さて、私は荒くれ者派だ。
少しずつちまちまと作業するのが好きじゃない。
何事も一旦馬力でうおーっとやってしまいたい。
もちろん畑だってそうだ。
クワを使って少しずつ耕すのは性にあっていない。

もちろん、トラクターやコーウンキがあればいいのだが、
そうそうこちらの都合のいい時に叔父さんが来てくれるとは限らない。
私にある道具は、普通のクワかこんなものだ。
ホームセンターで買った

これはスコップのように地面に付き刺し、てこの原理で掘り起こす道具だ。
便利なようだがこれとて作業の進行は、一回に付きこの先端の大きさだけだ。

昔は牛を使って耕した。
なんらかの土を起こす道具を牛に引かせたのだ。
できれば私も牛のように耕したい。
引っ張るだけで土が耕せるならがんばって引っ張ろうではないか。

そこでこんなものを作ってみた。
なんだか凶暴そう

コンクリブロックに竹製の刃を針金で着けたものだ。
私の理論ではこれを畑で引っ張れば、コンクリの重みで竹が地面に刺さり、
土は耕され、土の塊は砕かれ、雑草はここに引っかかってくるはずだ。

これが車に積んだまま

合体完了。
命名『サタンの竹の爪』だ。
家の庭で作っていたのだが、ご近所に見られると恥ずかしいので、畑で合体させた。
すると近所のおばさんが「なにしてはるの~?」とやってきた。
恥ずかしい。


さて、普通ならこういう展開が予想される。
①使い始めた途端分解してしまう。
②使おうと思ったら地面に食い込み過ぎて引っ張れない。
③引っ張ろうとしても横に倒れてしまって耕せない。
だいたいこんなパターンだろうか。

しかしこれがなんだかうまいこといった。
竹の刃の隙間が広いので草やダマは残るが、上手く引っかかった草は抜けるようだ。
あとでレーキをかけたら抜けた草を集めることができた。
ただ、土が固いのでひっかいているのはほんの表面だけだ。
一旦耕された土にこれを使えば、土を固まらなくしたり肥料を混ぜたりはできるのではないか。

食い込む食い込む

いや、先端を改良していろんなアタッチメントを作れば、耕すことも不可能でない気がする。
接続の針金をベルト状のものにすれば、付け替えも簡単になる。
畝間の草取りもできるようになるかもしれない。
ようし、これからは家庭菜園界自体を私がけん引していってやろう。





↑『商品化』が頭をよぎったけどクリックしてね。






クワの方が楽
さて、いよいよゴールデンな連休も今日でおしまいだ。
これが若い頃なら、
「♪いやだいやだいやだーいやだいやだいやだーいやだいーやーだー」
とタケダ製薬のCMのメロディーで両手両足をジタバタさせたことだろう。
連休の最終日ともなれば、沈鬱落胆陰にこもってものすごく、ってなっていた。

もちろん今日の私だって、
「あ~あ、きょうで休みも終わりか」
という残念感もある。
だが、気持ちの半分ぐらいは「やっと仕事が始まるか」になっている。

仕事がしたくて仕方ないとは言わない。
ただ、普段と違う生活のリズムに疲れてきたのだ。
これも老化の一種なのかもしれない。

仕事に行けば、とりあえず通勤するので体を動かす。
荷物も運ぶしラジオ体操だってする。
これで体がほぐれるのだろう。
家で寝ころんでたり、人込みで買い物したりする方が疲れるようだ。

食事も時間通りに摂る。
読書もする。
昼寝をしても、決まった時間に起きる。
大きい声も出す。
頭も使う。

このように、仕事とはお金を稼ぐための手段であるだけはなく、
もはや生きていくためのリハビリのようなものだ。
つまり、カラオケといっしょなのだ。


朝、出勤までの行動がイントロだ。
会社での9時間が1番、家に帰ってからの6時間が2番に当たる。
そして数日に一回の『飲みに行く』がBメロだ。
ある意味、一番盛り上がるパート、それがBメロなのだ。
これがないとその音楽自体が盛り上がらない。

Bメロに決まった形はない。
Aメロと似ている場合もあれば、リズムまで変わってしまう時もある。
声が出ないほどのハイテンションになることもあるし、一瞬の叫びパターンもある。
ここだけみんなでハモッたり、特別な振りが入ったりもする。
セリフが入ったり、ステキなギターソロに身をよじったりしてしまう。

ああ、飲みに行きたい。
でも、休みだと飲みに行きにくい。
ちづるさん、勝手にごはん食べててね、ってことになる。
ずっとデュエットしてきて、「Bメロはワシが一人で歌う」と言うようなものだ。
それはちょっと行儀が悪いような気がしてしまう。

じゃあ、ちづると飲みに行けばいいではないかと言われるだろう。
それがそうはならないのだ。
一日休んでいたちづるは、夕方動き出すことができない。
つまりリハビリができていない状態なのだ。
カラオケで言うならば、「やっぱり知らないから演奏中止」ってやつだ。





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休みは勝手に目が覚めるけど
なんと順調な連休なのだろう。
さかのぼれば先月の25日土曜日、
午前中タケノコ掘りで午後は実家行き。
よく日曜午前中には畑を耕し終え、午後はポットに種蒔きをした。

火曜日に飲みに行き、祭日だった水曜には鈴鹿にお買い物。
金曜には飲みに行き、2日土曜は久しぶりにちづるを連れて実家行き。
3日には最大のイベントである名古屋行きを終えた。
ここまではすべてこの『こみ箱』で紹介してきた。

本日5日こどもの日は、弟一家と実家に行く日だ。
これはいつもの買い物に行く日ではなくて、いわば帰省だ。
親父が元気に車に乗り、自分たちで買い物に行っていた時も、
盆と正月とGWは一応帰省していた。

そして連休最終日6日は、ちづると二人で自宅の庭の草を取るつもりでいる。
これはとても計画的な行動なのだ。
と言うのも昨日4日が早くから雨の予報だった。
なのでそれまでに畑仕事を終わらせ、
土がほどよい柔らかさのうちに引っこ抜こうという算段だ。


このように、連休とはいえ1日ゴロゴロ無駄に過ごすということは私はしない。
ただ、今挙げた連休の過ごし方の中にわざと書かなかった日がある。
そう、昨日、まさに雨の当日だ。

雨の日は畑はもちろん、土をいじるような仕事はできない。
お出かけをするにも向いていない。
だから最初から決めていた。
溜まっている録画を消化する日だと。

もちろん、テレビを観ているだけだから、ゴロゴロはしている。
しかし、さっき述べたように『無駄にゴロゴロ』していたのではない。
計画的にゴロゴロしていたのだ。

朝は普段通り起きてこのブログを更新する。
朝食を食べて、新聞を読んだり朝の情報番組を観たりしていると8時になった。
いつもなら出勤時間だ。
ちづるは洗濯物を干しに行った。
ここから私だけが観ればいいもの、落語を観はじめた。

30分の落語を4本観た。
正直に言おう。
途中ちょっと寝た。
噺家さんや演目によって、ハナっから寝てもいいやと思って観るものがあるのだ。

その次がまた落語だ。
先日亡くなった桂米朝師匠の追悼番組を観た。
これはウトウトするわけにいかない。
ちょいと姿勢を正しての1時間半だ。
これでだいたいお昼になった。

中華料理店でお昼を食べて、ちょっと買い物をして帰宅。
もちろん映画の友も買ってきてある。
午後に観るのは映画版『相棒』だ。
なのに、帰ってちょっとパソコンをいじっている間に、
再放送の『相棒』に見入ってしまった。

映画を観終わって夕食。
そのあとお笑いの特番を消化した。
2時間しか残ってなかったハードディスクが9時間になった。
こんなにあからさまに使った時間がはっきりしている休日は珍しい。
すごくゴロゴロしていたのに、タイムカードを押した1日のような気分になった。





↑今日は実家でゴロゴロするだけなんだけどクリックしてね。






なまるわあ
せっかく『ゴールデン』とまで言われるこの連休。
一つぐらいイベントがないともったいない。
そう思って名古屋へ行ってきた。
田舎住まいの私たちにとっては憧れの大都会だ。

さすがはゴールデンなウィーク。
途中軽い渋滞に巻き込まれながら2時間ほどで着いた。
おどおどしながら駐車場に車を停め、いつもの目当てのお店を目指す。
某急ハンズにうろつき、喫茶店でナポリタンを食べ、巨大書店をめぐり、
アウトドアショップを覗き、某フトを徘徊した。

クタクタになって名古屋を後にした。
高速道路に乗るまではひやひやものだが、料金所を過ぎれば一安心だ。
都会の車線の多い道路は緊張する。
おろおろして怒られないように、クワやバケツを積んだままだ。
田舎の人なら仕方ないか、と思われようという作戦だ。


さて、帰り道はたいていスムーズだ。
私が住んでいる伊勢はなかなかの観光地で、名古屋はなかなかの人口密集地だ。
朝、観光地から都会に向かい、夕方観光地に向かうとなると、
一般的な人の流れとは逆になる。
その証拠に、帰りの高速道路の反対車線は驚くほどの大渋滞だ。

そんな光景を見てほくそ笑みながら、サービスエリアに寄って休憩する。
大内山牛乳ソフトクリームを食べた。
他にも伊勢しょうゆソフトや松阪牛肉コロッケ、津ぎょうざなどが売っている。
最近売り出し中の伊勢甘辛から揚げもあった。

お土産コーナーには赤福筆頭に伊勢エビせんべい、牛肉しぐれ煮、伊賀漬け、
鳥羽の真珠飴だとか、ご当地ベビースターラーメンなんてのもある。
食事のコーナーには伊勢うどんだけでなく、伊勢うどんパンなるものもあった。


名物作り過ぎ!
これはわが伊勢志摩に限ったことではなく、日本全体の問題だ。
地域の活性化だ地元を盛り上げるだといって、やたら名物を作ろうとする。
しかも名物と言うものは自己申告制だ。
まったく誰にも知られていなくても、そこの商工会の親父が名物だと言ったら名物なのだ。

どこでも採れるシイタケやダイコンを名物だというな!
なんでもかんでも粉末にしてクッキーや麺類に練り込むな!
どこにでも泳いでいける魚を自分たちの地域だけのものだと思うな!
会議をしてよその名物をちょっと変えて自分たちの名物にするな!
会議をして何かと何かを掛け合わせて珍妙な名物を生み出すな!
豚を○○ポークと呼ぶな!
テレビで取材されたことを自慢するな!
テレビは取材するな!


話が替わるようだが、最近「私たちアイドルです」なんて言うやつらがいる。
アイドルなんてものは周りが見て「あの子たち人気があってアイドルだね」っていうものだ。
アイドルは職業ではない。
『売れないアイドル』なんてものは存在しないのだ。

それと同じように、名物と言うものは、
「あそこのあれがいいらしいよ」と周りが欲しがるぐらいのものが名物なのだ。
地元の人さえ知らなくて「今度これを名物にします」なんてのは名物ではないのだ。

以上、こみ箱名物『世間に難くせ』でした。






↑かといって観光地でチェーン店もねえ、ってクリックしてね。





一個しかないし
数か月前、私の家から実家に向かう途中にタイヤキ屋さんができた。
ホントに小さなお店なのだが、ここがとんでもないことをしてくれた。
開店にあたり、実家のある範囲にまでチラシを折り込んだのだ。
日がなフリーダムな時間をむさぼっているわが親父。
新聞どころかチラシの隅々まで読んでいるらしい。

さっそくそれを買ってこいと言い出した。
新しお店のタイヤキが食べたいの、なんてしおらしい考えではない。
「ワシが試したる」とビスマルクひげでも生えてるかのごとき威張り方だ。
審査員どころか自分が営業許可を与える係のようなつもりでいる。


私は実家に行くとき、大体10時ごろその店の前を通るのだが、
幸いその時間にはまだ開店していない。
なので親父には「たぶん11時開店だと思う」と言っておいた。
11時にそこを通っていたのでは、母を買い物に連れていくのが遅くなり、
ひいては親父自身の昼ごはんが遅れるのがわかっているはずだ。

先日、都合があって実家に行くのを午後にしたことがあった。
もちろんそのタイヤキ屋さんは営業していたが、私はスルーした。
もう忘れているだろうと思っていたのだ。
実家に着くと親父がこう言った。

「タイヤキのことは頭になかったかの」

ちゃんと覚えていたらしい。
なんたる執着心。
「ああすっかり忘れとったわい」と笑ってごまかしておいた。


皆さんの中にはタイヤキぐらい買って行ってやれ、という方もいるかもしれない。
しかし、私はタイヤキを買うのが大嫌いなのだ。

行列のできるほどの人気店なら常に焼き続けてお客が途切れてもストックを作るだろう。
だが、それほどでもない店の場合、ストックの量を調整するのは当然だ。
「タイヤキちょうだい」と言ってストックがなかった場合、
「ちょっと待ってね」と言われるのは間違いない。

私はこういうお店で待つのが大嫌いなのだ。
待つぐらいなら違うものを食う。
いっそコンビニに行く。
タイヤキに執着など一切ない。
カレーパンに変更する。

だから「ちょっと待ってね」と言われたら「じゃあいいです」と断る。
この時店側は必ず「すぐできますから」と言う。
このやり取りがイヤなのだ。
私が少々待って焼きたてが食べられるならいいや、と思うような甘い甘党だと思うなよ。
水に溶いた粉が熱を加えられて固まるのを待つほどヒマではないのだ。

そりゃ親父はいいわい。
待ってるだけで焼き立てが食べられるのなら。
買いに行く私は待たねばならないのだぞ。
なんだか変わりがないような書き方になってしまったが、
家でのんきに待つのと、店でイライラ待つのでは全然違うのだ。

そして私が一番恐れているのは、
「うまい、また買うてきてくれ」
と親父が言いだすことだ。
カレーパン食うとけ。





↑しかもタイヤキなのにこしあんだなんてクリックしてね。






かぶりものがあるとキャラが薄まる
金曜日は会議で遅くなる、とちづるが言った。
さてどうしよう。

いつもの居酒屋は火曜日に行ったばかりだ。
で、歌好きのYさんに連れられてスナックに行き、
深夜に帰ってぐったりしたのだった。
しかも木曜日はみそか寄席で深夜。
とはいえ連休前なので軽くお遊びがしたい。

一人カラオケ。
サウナ。
以前の会社近くの居酒屋。
7時からやってるスナック。
いろんな予定が考えられる。

一人カラオケは休日前で割増料金なのでアウトだ。
サウナに行くには着替えを持っていなかった。
以前の会社近くの居酒屋には、いつもあげていたメニュー用の紙を用意し忘れた。
7時からのスナックは7時までやっていない。

いつもの居酒屋に行った。
なんと、スキンヘッドが4人も揃った。
ちなみにこの4人に私は入っていない。
金曜日にはめったに行かないので、バイトのAりに会うのも久しぶりだ。

話の流れで、「先日はアイスクリームをありがとう」ということになった。
話せば長いのだが、ある日、私があることのお礼にイチゴ大福を手土産にしたことがあった。
その次に行ったとき、「先日はイチゴ大福をありがとう」と言われた。
それを聞いたその時のバイトMえが、
「あたし食べてない」とすねた。

そこで私とスキンヘッドAさんで近くのスーパーへハーゲンナントカを買いに行った。
Aさんはどうやらとても酔っていたらしく、気前よくアイスをドカ買いした。
そのときの「アイスクリームをありがとう」なのだ。

それを聞いたAりが、
「あたしアイス食べてない」とすねだした。
そんなわけで、またアイスを買いに行く羽目になった。
女子はハーゲンナントカ、男子は雪見大福、
なぜか予算を2000円も出資したスキンヘッドBさんはガリガリ君だ。


ワーワー、やっているとYさんがやってきた。
礼儀正しい私が、
「あ、先日はどうも」
というと、Bさんに腕をつかまれ、Aさんに頭をはたかれた。
戸を閉めなかったYさんの後ろから、彼女がはいってきたのだ。

言ってはいけないことだったらしい。
その後、しばらく飲んでからYさんは帰っていき、また戻ってきて、
「スナックいこう」と連れていかれ、深夜になったのだった。






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二日前も青かった