あんなにガンガンに晴れていたのに車で出勤したのは荷物がたくさんあったからだ。
それもこれも徒歩通勤のため、ひいてはダイエットのためだ。
真夏になったら海パンで出勤して、裏庭で水浴びをしてやろうと思っている。
そのためにはこのお腹をどうにかしておかなくてはならない。
あれ、徒歩通勤とダイエット、どちらが目的だったっけ?
ともかく、徒歩通勤をするのに画期的な方法を考えた。
今まで手荷物をなるべく減らして、行きには弁当だけ、帰りは手ぶらを目指していた。
が、往復手ぶらにしようという作戦だ。
そこで昨日は車で食料を運んだのだ。
大袋のフルーツグラノーラ、紙パックの豆乳を1ダース、魚肉ソーセージを5本。
これらはみな常温保存が効く食物だ。
そして驚異の蛋白質率。
徒歩通勤でこの食事で筋トレを続けたら、水浴びを人に見られても恥ずかしくない、
ピキピキの体になることだろう。
行きのコンビニ、帰りの居酒屋さえ気をつければ。
さて、せっかく荷物を詰める車で出勤したので、ついでに野菜の苗を持って行った。
もう植え付けの終わったキュウリと、畑には直播きしたオクラだ。
いつも余分に蒔いて出来の良いのだけを植え付けるので苗が余る。
それを店の前に「ご自由にお持ちください」と書いて置いておくのだ。
前の店の立地はとてもよかった。
人が行き交う道沿いだったので、通りがかりの人が持って行ってくれた。
今の場所では通りがかりの人は見込めない。
ただし、店に来る人はほとんどが車なので、たくさん持っていけるはずだ。
昨日も仕事がある時間以外はヒマだった。
いつもは百円ワゴンのメモを物色する人を観察するのだが、
この日は苗に関心を示す人も物陰からチェックしていた。
最終的に、キュウリが5本、オクラが3本もらって行かれた。
まずまずの出足だと思っておこう。
さて、せっかく機動力のある車で出勤したのだ。
会社帰りに畑に水をやりに行こう。
隣に建設中の家に設置した井戸のポンプを動かすのに、
水を出しっぱなしにしなければならないので畑に流してくれることになっている。
ちょっとどんなふうになっているか見に行かねば。
さすがに畑全体にまんべんなく、とはいかないが、かなり大量の水が撒かれていた。
トウモロコシ、オクラ地帯は結構水を吸っている。
ただ、畝を盛ったキュウリ、レタス地帯や、そちらから遠いエダマメ区が渇いている。
その辺りに水をやりたい。
が、その施工主さんがいてしまった。
そう、先日書いたお話し好きのおじさんだ。
あちらは水を流させてくれて、こちらは水を撒いてくれてありがたい同士になる。
会えば挨拶をしないわけにはいかない。
その結果、日暮れまでしゃべってしまい、乾燥地帯に水をやることはできなかった。
いや、それはもちろんこの人のせいではない。
この人がいなかったとしても、お話地獄に落ちたのは同じことだ。
水場にお話し好きのご近所さんが主婦柱を立てていたのだから。

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