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月別アーカイブ  [ 2015年01月 ] 

カップ一杯の残酷

朝、会社に行くとまず最初にお湯を沸かす。
保温マグで1杯と7分目を計って電気ポットのスイッチをオン。
そうしておいて、ラジオ体操をして機械を拭くとちょうど沸騰している。

沸いたお湯で、保温マグを満たす。
これがお昼の野菜スープ用になるのだ。
残ったお湯でコーヒーを入れてまったりする。
あと、マグカップに1杯分のお湯が残る。
コーヒーを飲み終わると、そのお湯でマグカップをゆすぐ。

ちゃぷちゃぷとマグカップを揺らしながら、私は裏口から外に出る。
そこは、造成したままの地面だが、土とは言えない状況だ。
全体的にアスファルトっぽい色合いで、砂利レベルの石が押し固めてある。

こんなところにでも雑草は生える。
そりゃそうだ、割れたコンクリートの隙間からでも奴らは芽を出す。
こんな環境はどうってことないのだ。
砂利の隙間に落ちた種は、この寒い時期でもちゃんと発芽して草になっている。


私は雑草のことはそこそこ知っている。
名前やどんな種類か、なんてことはわからない。
ただ、そいつが引っこ抜きやすいやつか、地下で増えるやつか、
育ったらちぎれるだけで絶対抜けないやつか、そういうことがわかる。
長年の草取りで習得した知識があるのだ。

マグカップを手に、外に出た私はその裏庭を眺めまわす。
特に、縁のコンクリートとの境目を重点的に見る。
いた。
これは将来、とんでもない迷惑をかける雑草の子どもだ。
まだ本葉の出たばかりで可愛らしい緑だが、情けをかけるわけにはいかない。

情けの代わりに、マグカップをちゃぷちゃぷしたお湯をかける。
つまり、煮るのだ。
この場所は午前中はお日様が当たって暖かいので、
ときどきその小さい草たちを抜いている。
でも、根を張るタイプの奴は、そんな小さいうちからどんどこ根を伸ばしているのだ。

私の先端がひかり号みたいに丸くなっている指では、小さすぎる草はつまめない。
特に端っこのコンクリートの際に生えるやつはうまくつまめてもちぎれるだけだ。
幸い、まだ気温が低いので、やつらもまだ勢いがない。
小さくても数が増えたら対処できなくなる。
そうなる前にちょっとずつ退治しなくてはならないのだ。

こうやっていてわかったことがある。
お湯をかけるとたいていの草は、茶碗蒸しの三つ葉みたいにしんなりしてしまう。
でも、一部の草はカップ一杯のお湯ではしゃんとしたままだ。
なんという生命力なのだ。

夏が怖い。





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うかつだからさ
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[ 2015/01/21 06:40 ] ワシのこと | TB(0) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
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