2015年01月

ここでは、2015年01月 に関する情報を紹介しています。
昨日の記事に書いたように、木曜の夕方は販促品を自転車で配った。
実は、自転車でうろうろしながら楽しみにしていたことがある。
ちづるが会食でお出かけなので、夕食は私一人だ。
居酒屋に連続で行かないルールがあるので、飲みには行けない。
だからどこか普段行かない店で食べてこようと思っていた。

私の職場は、通称バイパスと言われる広い道沿いにある。
ちょうど、会社近くの橋からもう一つの橋までの数キロの間に、
全国展開のチェーン店や、そうなろうと目論んでいる飲食店が軒を連ねている。
そういうお店は普段混んでいるので、行列嫌いな私はなかなか入れない。
夕方の空いている時間にお一人様でなら入れるに違いない。


職場から一番近いのは『味鮮』という中華料理店だ。
ここは何度かちづると来たし、テーブルが大きいのでお一人様は辛い。
カウンターもないことはないのだが、ちょっと居心地が悪い位置なのだ。

次に近いのが、お手軽イタリアン『サイゼリア』
おっさんが一人で入るのには勇気がいる。
しかも、早い時間には自転車がどっさり停まっていて、敬遠してしまう。

中華ファミレス『バーミヤン』は某ショッピングセンターの中にあるので行きにくい。
販促品を持っていくのもいやだし、自転車に置いておくのも心配だ。

一番興味があったのは『ギョーザの王将』だ。
休日のお昼は決して入れない。
でも、ちょうどこのあたりで、配布のために道を逸れていってしまった。

うどんの『サガミ』はファミリー向けのイメージが強い。
作業服のおっさんが作務衣姿の店員さんに対応されるのは気が引ける。

『スシロー』『カッパ寿司』『くら寿司』の開店寿司トリオが固まってある。
しかし、回転一人寿司はなんだか哀れを誘うものだ。

『あみやき亭』『情熱ホルモン』など、焼き肉もグループでないと入りにくい。
焼き鳥の『美濃路』ももっとこじんまりした焼き鳥ならいいのだが。

『モスバーガー』『マクドナルド』は一人でも入りやすい。
でも、夕食がパンというのは、なんだかなんだかだ。

『ガスト』と言えばドリンクバーだ。
一人だと、席を離れにくい。
特に販促品を置いていると。

おっさん一人が一番行きやすいのは、やはり牛丼屋だろう。
『吉野家』は注文を急かされているようで苦手だ。
『すき家』はメニューが多すぎておろおろする。
『なか卯』はあまりに行きすぎだ。


そして、これらの店は販促品を配るようなところではない。
なので、途中からどんどん裏道に入っていった。
再びバイパスに戻ってきたのは会社から遠い方の橋に近いところだ。
この辺に来るとあまり飲食店はない。

信号を渡って少し戻ると『天理ラーメン』があった。
カウンターに、ちょうど私が入りにくい間隔で、おっさんや兄ちゃんが座っている。

最後の砦、カレーの『COCO壱番屋』の前に来た。
迷った挙句、隣の『サークルK』に入ってお好み焼きと焼きそばのセットを買った。
なぜだろう、居酒屋だと初めての店でも一人で入れるのに。





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勝ち誇ったように
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私は狩りが好きだ。
狩りをするのが習性だといってもいい。
おそらく根っからのハンターなのだ。

例えば、丸ポスト。
元はちづるの趣味だったが、身の回りの丸ポストをすべて撮影しようと、
県内はもちろん、愛知、岐阜、奈良、滋賀、和歌山を走り回った。

会社から昼休みに行ける範囲の中華そばを全部食べようとチャレンジしたこともあった。
そのおかげでお腹周りはふくよかに、財布はガリガリに痩せ細ったものだ。
ブロックのように組み立ててビー玉を転がすおもちゃを狩ったこともある。
それを求めて三重県内のセリアという百円ショップを制覇した。
いま、コンテナ一杯のそのおもちゃの処分に困っている。


さて、職場の倉庫の隅っこにパレット一枚分のスペースを占拠しているものがある。
メーカーが送ってきた販売促進のサービス品だ。
さまざまな大きさのチャック付ポリ袋が十数枚詰め合わせになっていて、
ウチの店舗の地図が印刷されている。
百セット入りの段ボール箱が20箱。

店がオープンしてもう4か月。
これをどうするという指示もなく、ただ置いたままになっていた。
はっきり言って、ジャマなのだ。

あまりに長い間放置されているので、苦情を言ってみた。
そうしたら、配ってもいいという連絡があった。
だったらなぜ早く言わん。
私がなじみの店にでも配ったのに。

うっかりそう口走ってしまったら、店長の奥さんに
「ぜひ!」
と言われてしまった。
そんなわけで、会社帰りにそれを持って飲食店メインで配っている。


営業している店に入っていくのは気が引ける。
一旦「いらっしゃいませ」と言われて、客でないとは申し訳ない。
なので、お休みの店、あるいは外に郵便受けのある店を狙っている。

初日は徒歩通勤だったので、会社近くから順に配っていった。
おでん屋、スナック、お好み焼き、カラオケ喫茶、カニ料理、ラーメン屋。
なんとか持った10部をさばくことができた。

二日目も徒歩で、レストラン、定食屋、などを回っていつもの居酒屋へ。
使ったり配ったりしてくれるというのでまとめて置いてきた。
こうなってくるとなんだかおもしろくなってくる。
気分が乗ってきたというやつだ。

三日目の昨日、ちづるが会食があるというので夕食は一人だ。
幸い、二日酔いだったので自転車で出勤した。
これは帰りに遠出ができる。

大量のブツを自転車のかごに入れ、夜の町にふらふら繰り出す。
焼き鳥屋、カフェ、喫茶店、居酒屋、うなぎ屋、うどん屋、酒屋、
炉端焼き、アロマショップ、ギョーザ屋、中華料理店、豆腐や、
足を延ばしたのに郵便受けがなかったり、人がいて入れるのをやめにしたりしたが、
17店に入れることができた。

家に帰ると汗だくだ。
これこそが世界初、飲食店巡りダイエットだ。





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帽子とカバンがほしいなあ
生活のリズムが狂ってしまった。
夕食後、テレビを観ていると寝てしまうのだ。
気が付くのはたいてい1時過ぎ。

あわてて風呂に入って寝どこに潜り込むが、
4時間もうたた寝しちゃってるから寝付けない。
3時ごろまでうつらうつらして、
目覚ましが鳴る5時半には、全く体が休まっていない状態だ。

だったら、夜中に更新して、朝ゆっくり寝た方がいい。
そう考え、昨日のネタは深夜1時半から3時の間に更新した。
で、朝はいつもなら更新の終わる6時半に起きればいい。

そう思っていたのに、朝は5時半に目覚めてしまった。
尿意ドンだ。


で、昨夜は家に帰ったら明日になっていた。





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これでちょっと痩せるかも
何度も言うようだが、私はお昼に野菜を煮て食べている。
休憩室に小鍋となんでもダシを用意して、ヘルシーかつホットな昼ご飯だ。
ただし、そのことはヒミツだ。
事務所の女子たちは私が何を食べているか知らない。
鍋なんぞ持ち込んで何を食っているのか、疑問に思っているかもしれない。

実際はヒミツでもなんでもないのだが、訊かれないから教えていないのだ。
ただ、一人個室で小鍋をつついていると、とてもイケナイ気持ちなる。
知られたら恥ずかしいと思うようになってきた。
だから、なるべくこそこそ食べている。

何に一番気をつけているかというと、音だ。
休憩室にいる私には扉のすぐ向こう、事務所の声や音がよく聞こえている。
お客さんへの対応、紙のめくれる音、キーボードのタッチ音、笑い声。
ということはこちらの音も筒抜けだということだ。


私が刻んだハクサイやモヤシをズロズロすすっていたら、
「こみさんは小鍋で麺類を作って食べているに違いない」
と思われてしまうかもしれない。
野菜を食べていると知られるのも恥ずかしいが、
食べてもいない麺類を食べていると思われるのも癪だ。

なので私は、ハクサイやモヤシを、西洋人がパスタを食べるように食べている。
先割れスプーンで口に運び、
「三万円五万円十万円運命の分かれ道」
と夢路いとしが言うような唇の動きで口腔内に運び込む。
ああ、有り余る吸引力を発揮したい。


野菜はいいが、付属品がややこしい。
シューマイやウインナーは食べやすいのだが、たとえば豆腐でも結構な音がする。
なにしろ汁があるうえにとても熱い。
口がおびえているから、音にまで気が回らないときがある。
「どゅるっ」っとやってしまって「はぷっ」と口を抑えるがもう遅い。

縛りこんにゃくも厄介者だ。
全部口に入れてしまうには熱すぎるし、途中で噛み切るにも熱すぎる。
「ぴらん」とした部分が「ひたっ」と唇にくっついたりすると「ぎぴー」となる。
ワンタンのひらひらしたところなど、うっかりすすり込み損ねると、
ジタバタ暴れて「どぅるるるる」ってなったりする。


今朝、あまりに便利なところにコンビニができたので、うっかり寄ってしまった。
ゆで卵とピーナッツチョコとカレーパンを買おうと思ったのに、
ゆで卵とピーナッツチョコが売り切れだったので、
温泉卵とかりんとうとチーズクリームパンを買った。

この温泉卵を鍋に入れた。
なんで入れちゃったんだろう。
私の先割れスプーンは、温泉卵をすくうにはちょっと小さい。
でも、黄身を割ってしまうと洗うのが大変そうだ。
なんとか一口で食べたい。

しかし、鍋の深さもある。
小さめの先割れスプーンの上でぶるぶる震える温泉卵を、
鍋の底から鍋縁の高さまで持ってきて、口が迎えに行く。
でも、鍋に触れたら熱そうだから、ギリギリのラインで…

そのときの大きな音が事務所にはどう聞こえただろう。
最も都合のいいように解釈して「ゼラニューム」と聞こえてくれてないだろうか。
いや、マグロの目玉をすすり込んだような音だった。
ああ、女子に言いわけしたい。
マグロは持ち込んでいないと説明したい。





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梅干し食べたんじゃないよ
先日、職場に巨大カーテンを設置してもらった。
東西のカーテンと南北のカーテンを閉め、接続点を磁石でくっつけると、
建物のコーナーにある私の職場はきっちりと囲われる。
これで冷暖房が逃げていかないというわけだ。

ところが、このカーテン、高さも長さも5メートル近いという巨大なものだ。
閉めているときはいいが、開けているとものすごくかさばる。
部屋のカーテンでいうなら、窓の横っちょに束ねておくところだ。
量も多いが、材質が厚手のビニールでメッシュまで入っているので、
おとなしく畳まれていてくれない。

東西の方はあまり問題がない。
束ねているところが出入り口横の柱になるところだからだ。
ところが、南北の方が具合が悪い。
束ねているところが紙の棚の前で、私の作業台があるところだ。
はっきり言ってジャマでしょうがない。


ウガーと叫んで歯と爪でこのカーテンを八つ裂きにしたいと思い始めたころ、
私はひとつのことに気が付いた。
このカーテンのある位置が、ちょうど棚の分かれ目になっているのだ。
だとすると、この棚の間を広げれば、そこにこのカーテンが納まるのではないか。

幸い、私には仕事中にダイエット運動をする時間がある。
その時間を作業に当てれば棚が移動できるのではないか。
ただし、棚に入っている紙を出しているときに注文が来ると厄介だ。
やるなら一気にやらなくてはならない。

その時はすぐに来た。
またヒマだったのだ。
カーテン位置から右側の棚は大きいサイズが3基つながっていて、柱に当たっている。
これを動かすのは無理だ。

左側は大きい棚が一つと小さいサイズが2基つながったやつだ。
その向こう側には隙間があり、紙を切る機械の刃が置いてある。
移動できる距離はおよそ20センチだ。


まず、作業台をどける。
小さい棚の紙を全部出す。
中の棚板を全部はずす。
無理やり20センチ移動させる。

小さい棚とはいっても奥行70cm、幅100cm、
高さは2メートル40センチのスチール製だ。
あっちを押し、こっちを引っ張りやっとのことで移動できた。
棚板をはめ、紙を入れる。

作業を区切るならここだ。
だがまだ時間がある。
大きい棚の紙を全部だし棚板を外す。
無理やり移動させる。
棚板をはめ、紙を入れる。

こうして無事棚の間に20センチの隙間ができ、カーテンを収納できるようになった。
ダイエット運動よりはるかに大汗をかく仕事だった。
作業台当たりがすっきりして、仕事がしやすくなった。
棚の荷物も出しやすい。

でも、エアコンはまだ設置されていない。






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学習モノみたい
私がよく言われる言葉の一つに『脇が甘い』というのがある。
これには三つの意味がある。

1、考えが行き届いていなくてしくじることが多い。
2、スポーツでいう脇が締まっていなくて防御に隙がある。
3、脇の下を舐めるとスウィーティーな味がする。

私は脇の下を舐められたことも、舐めたいと言われたこともない。
また、私がする唯一のスポーツ『ラジオ体操』は脇が開きっぱなしだ。
となると、私が言われる「脇が甘い」の意味は1ということになる。

たしかに、私にはしくじることが多い。
でも、その緩んでいる場所がはっきりしているので、
脇が甘い、と言われてもピンと来ないのだ。
はっきり「○○が甘い」とその部分を指摘してもらいたい。


たとえば私は口が甘い。
キスがスウィーティな味がするといっているのではない。
なぜか少し口が開いていて、唾液が漏れている時があるのだ。
多いのは睡眠時だ。
ふと気が付くと、悲しくもないのに枕を濡らしている時がある。

起きているときでも、何かに集中していると口が微妙に開いてくる。
唾液がそこから溢れた瞬間、
「あ、しまった!」と反応し、
フルパワーで「ずーーー」と吸引するのだが、
大抵は一滴下に落ちるのだった。


あと、ポケットが甘い。
ビスケットは入っていないが、よく入口が開いている。
前かがみになった時にばらばらと物を落とす。
そんなところに入っているものは、落としたくないものばかりだ。

スマホはもう傷だらけだ。
メガネも落とすたびに「ひー」と悲鳴を上げている。
リップクリームは必ず転がっていってどこかの下に入ってしまう。
ペンやカッターナイフはもう何本も行方知れずだ。
そのかわり、ポケットにゴミが入っていることが多い。


一番甘いのが、手のひらの手首に一番近い部分。
足でいうところの“かかと”に当たるところだ。
私のここは、ちづるに言わせると「見たことないほど肉厚」ということなのだが、
ここがやたら甘いのだ。

お判りだろう。
鼻をかんだとき、ここの閉まりが甘くて、ティッシュの下から「どぴゅ」っとなるのだ。
私は“鼻かみ力”が強い。
だから量が多いときは、ロケット噴射してしまう。
もちろん味はスウィーティではなく塩辛い。

先日、寝床でうつぶせで両肘をついて鼻をかんだら、大参事になった。
もちろん、そんな姿勢で鼻をかんだからいけないのだ。
手のかかと部分がその体勢で締まるはずがない。
やはり、鼻をかむということでも、ちゃんと考えてかまなくてはならないのだ。

で、考えた結果、得られた結論は、
脇が開いているからではないか、ということだ。
このように、私の人生、いつも遠回りだ。






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あの短い手で上手投げ
『オリエント急行殺人事件』がドラマ化された。
あの三谷幸喜の脚本で、超豪華な配役だ。
録画してあったのを前編だけ観た。
前編なのに、ほぼ事件解決までストーリーが進んだ。
どうやら、後篇に三谷幸喜のアイデアが盛り込まれているらしい。

私はこの『オリエント急行殺人』の原作を中学の時に読んだ。
当時、どんなにびっくりしたことか、あの衝撃は今でも忘れない。
今ではこの有名なミステリーを先入観無しで読むことは難しいだろう。
無垢な状態でこの小説を読めたことは、本当に幸せなことだと思う。

推理小説は、読めば読むほど“意外な真相慣れ”してくる。
そうなってくると、どんなステキなトリックに出会っても、
「なるほど」ぐらいの反応しかできなくなるのだ。
だから、本当の名作はなるべく若いうちに読む方がいい。
ただビックリするだけの“意外な真相”で慣らすのはもったいないことなのだ。


ドラマを観ているうちに、ちづるは眠りに落ちた。
いつものことだ。
それどころか、
「今日は途中で寝てしまいそうだから『オリエント急行』でいいよ」
などと言っていたぐらいだ。

ちづるがあまり興味を持たないのも仕方がない。
映画版『オリエント急行殺人』を観て、犯人もトリックも知っているのだ。
ちづるは『オリエント急行子守唄』で眠ったといってもいい。


ちづるがスカスカ寝ている横で、私は熱心にドラマを観て、
内緒でおいおい泣いていた。
ドラマを観終わって、目を覚ましたちづるにその話をした。
「どこに泣き所があったんや」
と、まるでその方がミステリーって感じで言われた。

実は私には『オリエント急行殺人』に泣きポイントがある。
映画の『オリエント急行』を観た時も泣いた。
いや、観るたびに泣くのだ。
今回も同じところで泣いた。

あるシーンになると、中学の時に読んだ原作のあるセリフがよみがえってくるのだ。
それが、こんなシーンのこんなセリフなのだよ、とちづるに説明したいのだが、
観たすぐだと、またもや泣きウェイヴが盛り上がってきて説明できなくなる。

ただ、そのセリフはこのドラマにはなかった。
映画版にもなかった。
もちろん、そのセリフだけ聴いても泣けはしない。
あの流れの中でのとどめのセリフなのだ。

と、ここまで言っておきながら、そのセリフを紹介できない辛さよ。





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灰色のNO細胞
通勤途中にコンビニができた。
なんとうれしいことだろう。
今まではちょっと遠回りしてサークルKに寄っていたのだが、
これからは最短距離でピカピカのファミリーマートに行ける。

引っ越し前の通勤道はとても便利だった。
まずサークルKがあってファミマがあってローソンがあった。
距離はほとんど変わらず道を変えたらミニストップに行くこともできた。
それが今では、民家もまばらな田んぼ道を歩いているのだから、
このコンビニオープンはオアシス発見のような喜びだ。


ところで、もし、ファミマとサークルKとローソンとミニストップが並んでいたら、
どのコンビニを選ぶことだろう。
だいたいコンビニというのはサイズも品ぞろえも同じようなものだ。
となると選ぶ基準は、商品の味になる。

私の場合、比較対象となる商品は、
とり五目おにぎり、カレーパン、ゆで卵の三点だ。
これらを味比べして、どこのコンビニが一番か決めたい。

が、絶対的審査員は私だ。
だからひいきをする。
心の中でこっそり底上げしているコンビニがある。
それができたばっかりのファミリーマートだ。

昨日がオープン初日で朝7時開店のところ、私は8時に寄った。
店の前にはテントがたてられ、ダイコンやハクサイなんぞも売っていた。
驚きなのは、コンビニなのに福袋があったことだ。
わが社の口数多子が出勤時に買ってきたのだが、
お総菜袋もお菓子袋もどっさり入っていてとてもお得だ。

で、ひいきポイントはどこか。
この福袋の袋、つまり福袋用袋というか福袋なのだが…

ちょっと話がそれるが、福袋というのはややこしい。
わが店では、お店がいろんな商品を入れて福袋にするための、
赤地に白文字で「福袋」と印刷されている手提げ袋を売っている。
これの商品名は『福袋』なのだが、いろんな紙を混ぜて売っている福袋もある。
中身が入っていても入っていなくても『福袋』なのだ。

…で、このファミマはわが店で福袋を買ってくれたのだ。
もちろんほかにもいろいろ買ってもらった。
ひいきしてしまうのも当然ではないか。


ところで、都会の方々はこれを読んで不思議に思うのではないだろうか。
コンビニにマルッポの野菜だとか、福袋だとか、
ではなく、この記事にセブンイレブンが登場しないことだ。

実は三重県はセブンイレブンが遅れている地域だ。
やっと隣の松阪市まではやってきたが、わが伊勢市に訪れる予定はない。
憎い。
だからセブンイレブンは逆差別してやるのだ。
とりおにぎりもカレーパンもゆで卵も買ってやらないのだ。

ないのだけれども。






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それでも12本
どうしてよりによってこの日が雨なのだ。
いつもの居酒屋のハーゲィなメンバーでフグを食べに行く日だというのに。

待ち合わせはいつもの居酒屋で5時50分。
仕事が終わるのが5時半だが、ワゴンを片づけたりしていると少し過ぎる。
それから歩いていったら遅刻になってしまう。
車で出勤して、一旦家に帰るのも無理だ。

帰りは送ってもらえるという話だったので、自転車で行くことにした。
会社から居酒屋に行くにはそれが一番早い。
次の日に徒歩で出勤して、帰りに取りに行ってもいい。


そんなわけで、雨の中完全防備で自転車出勤だ。
作業服の上にヤッケの上下を着こみ、さらにポンチョ。
ポンチョの前だれを自転車のかごにかぶせておけば、足も濡れないはずだ。
フードをかぶると左右は見にくいが、田んぼの中を一直線に行くのだからいいだろう。
首元には雨が入ってこないようにタオルを巻く。

だいたいこの作戦は成功した。
ただ、やっぱり靴が濡れてしまった。
ま、一日仕事をしていたら乾いてしまうだろう。


それにしてもどういうことだ。
帰りには止んでいるはずではなかったのか。
予報官め。
仕方がないので、また出勤時の恰好になる。

ただし私は学習した。
これから座敷に上がるのに靴下が濡れるのはいやだ。
賢い私は、梱包用のラップを靴に撒いて出発した。
この作戦は大成功で、靴下は一切濡れることなく、
待ち合わせメンバーにもウケるという余禄までついてきた。

ここからはタクシー移動だ。

てっさ。
うふん。
てっぴ。
うふふん。
から揚げ。
うふーん。
白子のホイル焼き。
うふうふん。
ヒレ酒。
うっふふん。
メインは鍋。
うふるるん。
最後にはもちろん雑炊。
うふりるん~。

そして今朝。
うぷ。





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魚類にもいた
ああ~ん、続きが気になる~ん。
などと言われたことは一度もないが、
今年になってから書かれた記事の続きを勝手に報告するとしよう。


まずは体重だ。
正月でヤバいレベルに上がっていたのだが、
つい最近になって運動を始めた。
会社でのヒマ時間だが。
まだ三日目だが、1キロ落ちたぞ。


餅は確実に消費されつつある。
私が飲みに行ってしまった日に、ちづるががんばっていたようだ。
ところが最近飽きがきて、冷凍室で冬眠状態になってしまった。
おっと、個別包装の市販品もまだあるじゃないか。
炭水化物を減らしたい時だというのに。


会社では、まだ昼小鍋を続けている。
野菜はハクサイとモヤシがメイン。
ここに、豆腐、ウインナ、縛りこんにゃく、ワンタン、シュウマイのうち
二種類が入るという段取りだ。
玉子を持っていくかどうかで悩んでいる。


本社のインフルエンザは終息を迎えたようだ。
みんなホッとしているが、まだまだ油断は禁物。
なにしろお客さんが保菌者でないとは限らない。
なのでうがいはこまめにしている。
ちなみに、インフルエンザが流行る中、上司Tだけは風邪だった。


私の秘密基地、といっても会社が設置してくれたカーテンの仕切りなのだが、
やっとエアコンがやってきた。
天井吊り下げ型の大きなもので、室外機は一人で動かすのが困難なぐらいだ。
ただ、まだ設置はされていない。
設置日の連絡もまだ来ていない。


店舗前のワゴンで売っている百円メモは好調だ。
『渾身の一発ギャグ』『誰かにツッコまれよう』と書いておいた真っ黒メモも即日売れた。
以前なら捨てていたような紙が売れていくのは、なんだか不思議な気もする。
一番不思議だったのは、色も厚さもサイズも中途半端で、
『セールスポイントのないメモ』と書いておいたのが先に売れていったことだ。


先週の日曜、買い物帰りに畑に寄るのを忘れていた。
なので今週我が家にはダイコンがない。
徒歩通勤なので、会社帰りにも行けないのだ。


欠けてしまった前歯は、歯医者に行ったその日に治してもらえた。
やっと「何か挟まっている感」に慣れてきたところだ。


なんと、年賀状のお年玉が一枚も当たっていなかった。


以上、ネタがないので以前のネタに触れてみた、のコーナーでした。
今夜はフグを食べに行ってきます。





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記憶のない人がトケ井に話しかけるなんて
朝、会社に行くとまず最初にお湯を沸かす。
保温マグで1杯と7分目を計って電気ポットのスイッチをオン。
そうしておいて、ラジオ体操をして機械を拭くとちょうど沸騰している。

沸いたお湯で、保温マグを満たす。
これがお昼の野菜スープ用になるのだ。
残ったお湯でコーヒーを入れてまったりする。
あと、マグカップに1杯分のお湯が残る。
コーヒーを飲み終わると、そのお湯でマグカップをゆすぐ。

ちゃぷちゃぷとマグカップを揺らしながら、私は裏口から外に出る。
そこは、造成したままの地面だが、土とは言えない状況だ。
全体的にアスファルトっぽい色合いで、砂利レベルの石が押し固めてある。

こんなところにでも雑草は生える。
そりゃそうだ、割れたコンクリートの隙間からでも奴らは芽を出す。
こんな環境はどうってことないのだ。
砂利の隙間に落ちた種は、この寒い時期でもちゃんと発芽して草になっている。


私は雑草のことはそこそこ知っている。
名前やどんな種類か、なんてことはわからない。
ただ、そいつが引っこ抜きやすいやつか、地下で増えるやつか、
育ったらちぎれるだけで絶対抜けないやつか、そういうことがわかる。
長年の草取りで習得した知識があるのだ。

マグカップを手に、外に出た私はその裏庭を眺めまわす。
特に、縁のコンクリートとの境目を重点的に見る。
いた。
これは将来、とんでもない迷惑をかける雑草の子どもだ。
まだ本葉の出たばかりで可愛らしい緑だが、情けをかけるわけにはいかない。

情けの代わりに、マグカップをちゃぷちゃぷしたお湯をかける。
つまり、煮るのだ。
この場所は午前中はお日様が当たって暖かいので、
ときどきその小さい草たちを抜いている。
でも、根を張るタイプの奴は、そんな小さいうちからどんどこ根を伸ばしているのだ。

私の先端がひかり号みたいに丸くなっている指では、小さすぎる草はつまめない。
特に端っこのコンクリートの際に生えるやつはうまくつまめてもちぎれるだけだ。
幸い、まだ気温が低いので、やつらもまだ勢いがない。
小さくても数が増えたら対処できなくなる。
そうなる前にちょっとずつ退治しなくてはならないのだ。

こうやっていてわかったことがある。
お湯をかけるとたいていの草は、茶碗蒸しの三つ葉みたいにしんなりしてしまう。
でも、一部の草はカップ一杯のお湯ではしゃんとしたままだ。
なんという生命力なのだ。

夏が怖い。





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うかつだからさ
月曜日はたいてい忙しい。
しかし昨日はヒマだった。
特に午前中は、仕事があっても連絡待ち、商品待ちで、
廊下に立たされているような退屈さだった。

この時期、ヒマなときは寒い。
体を動かそうと思った。
機械にもたれて腕立て伏せを50回した。
腕立て伏せはあまり体が温まらない。
なのでスクワットを200回した。

ちょっと温まり、会社からもらった中小企業なんとかかんとかの広報を読んだ。
市の施設でなんとかキックダイエットの講演の募集があった。
キックボクシングや空手を元に音楽で体を動かす踊りみたいなものらしい。
なるほど、それはダイエット効果がありそうだ。
ヒマだから今しよう。

とりあえず、前蹴りの練習だ。
まっすぐ前にできるだけ高く足を上げる。
上がらない。
片足15回ずつしたら、ヘロヘロになった。

足腰は弱っているし、体は硬くなっている。
蹴りは徐々に慣らすことにして、正拳突きを100回やった。
これはつまらない。
何より、一番鍛えなくてはならないのは腹筋だ。

頭の後ろで腕を組み、右ひじと左ひざをくっつける体操をした。
これは腹筋に効くし、ひねりもあるので横腹にも効果が期待できる。
でも足を上げる運動なので15回しかできない。
気が付いたらぜーぜー言っていた。

そうだ、スマホで、痩せる運動を検索しよう。
そりゃあもうたくさんの数がある。
最初のから見ていく。
すごくダイエット効果がある運動だよ、という宣伝で、
どういう運動かは書いてない。

次のは、各種の痩せる運動のDVDをランキングで示しているだけだ。
その次は、カロリーを効率よく消費する運動ベスト10だ。
一位は水泳だった。
できるか!

そうこうしているうちに寒くなってきた。
体を動かさなくては。
腕立て伏せを50回とスクワットを200回した。

やはりおっさんにはラジオ体操ぐらいがお似合いだ。
ラジオ体操の中で、気になるおなかに効きそうな体操を重点的にしよう。
まずは体をひねる運動を100回。
横曲げの運動を100回。
なんか横腹に効いているような気がする。

で、こんなことをしているところを店長に見られた。
見られてすぐやめるのもおかしいと思い、そのまま続けたけどよかったのだろうか。
って言うか、こんなにヒマでいいのか。






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足上がる
本屋さんでなんぞゆかいな本はないかと物色していると、
『物の捨て方』『物のない生活』『時間の有効な使い方』
というエッセイが並んでいた。
3冊とも同じ著者で、ささーっと目次に目を通して、なるほどな、と思った。
その内容が納得できるものだったからこそ、買わずに帰った。

そこから、久しぶりの片づけたい欲求がムラムラ湧いてきた。
よくみれば、いや薄眼で見ても私も周りにはいらないものがいっぱいある。
さっそく処分して生活をスリム化しよう。

まずはリビングの私の居場所から手の届く範囲だ。
何枚かのレシートと余っていた栞を捨てた。
カラの薬や百均で買った鼻にはさむ老眼鏡も捨てた。
蚊取り線香用のライターやメンソレ、お薬手帳、なんかの保証書は、引き出しにしまった。

こうやって捨てるものは捨て、片づけるものは片づけてものが減っていく。
残りの小さな山は、自分の部屋に持っていくものだ。
そう思ったらすぐ持っていかないと片付かない。
私は思い切って腰を上げた。

部屋に持って行ってその辺にポイと置いておいたら部屋が散らかる。
ちゃんと置く場所に置いていかなければならない。
そんなわけで、自分の部屋の小物入れ的なものを大捜索することになった。

そのおかげでいいこともあった。
会社で使っている小さいカッターナイフの刃。
先日、お出かけした時買おうかどうしようか迷っていたのだが、
ちゃんと私の文房具入れに買い置きがあったのを見つけた。
さっそくこれは会社に持っていこう。

こうして、自分の部屋も片づけた結果、
会社で使えそうなものと、リビングに置いた方が有効に活用できるものができた。
それらを持ってリビングへ。

百均で買ったトレイたちは、仕事で使う機械の引き出しの整理に使おう。
ベルトに着けるリングも、会社でなら使えそうだ。
まな板スタンドはペンタブ用に買ったものだからコタツのぱそこん横だ。
こうして身の回りが片付いていく。
なによりも、眠っていたモノに働く場を与えられることがうれしい。

会社に持っていくと決めたものをまとめた。
通勤用カバンの横に置いておこう。
で、通勤用カバンの周りを片づけていたら、小さなレジ袋が出てきた。
中を見てみると、古いケータイの充電器とガスのない使い捨てライターだ。

今の店舗は、人の住んでいるところからちょっと離れているのでゴミの回収がない。
そこで、分類しておくと、本社の人が持って行って捨ててくれるのだ。
しかし、分類用の入れ物で、充電器やライターの行き場がわからない。
どこに捨てたらいいかわからないものってあるのだ。

そんなわけで、会社から家に持ち帰ったものだった。
ゴミは回る、グルグル回る。





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衝動買いするから
ちづるが会議で遅くなると言った日、
冷蔵庫には玉子も豆腐もお昼の小鍋に入れる動物性たんぱくもなかった。
これは買い物に行かなくてはならない。
私はスーパーで買い物するのが好きだ。
好きなものを買って、家計子さんが払ってくれるからだ。

とりあえず重要なのはこの日のごちそうだ。
ちづるが帰ってくるのは8時近くになるという。
当然私は晩ごはんを食べる。
ゆかいなおかずを求めてお総菜売り場を徘徊し、
結局当たり前のようにから揚げを買ってしまった。

家に帰って一人の食卓。
ビールとから揚げとその他の小物たち。
ちづるも帰ってから夕食を食べるので、半分は残しておかなくてはならない。
さて、どう半分残すことにしよう。


数で半分なら話は簡単。
大きいのから食べていけばいいのだ。
しかし、この場合の半分は、量で考えなければいけないだろう。
ナンコツか!っていうような破片ばっかり残していたら、
ちづるの呪いを受けるのは必至だ。

ここはやはりおいしいのを選んでいくことにしよう。
から揚げってやつはいろんな形がある。
大きくて肉肉したのもあれば、石川県みたいになんか飛び出しているのもある。
丸々とした肉塊は案外中がパサパサだ。
石川県の方がパリパリしておいしいことがある。

だから理想としては、肉的厚みがそこそこある本体から、
パリパリ的ひらひら部分が出ているのがいい。
両方の食感を楽しめるからだ。
つまり、石川県というよりは愛媛県みたいな形がいい。
石川県は本州からは飛び出しているが、石川県自体は細長いのだ。

静岡県みたいなのもなかなかいい。
二つのから揚げが部分的にくっついているみたいなやつだ。
これを二口で食べれば二個食べたようなお得感がある。

気をつけなくてはならないのは、群馬県のようなとんがった部分のあるかたまりだ。
歯が肉に食い込んでいき、歯茎部分まで達した時に、
このとんがった部分が口内の弱い部分を傷つける。
スーパーで買ったものだからアツアツではないけど、
冷めたってから揚げは“食べる凶器”となりえるのだ。


そんなわけで、沈思黙考で珍食もくもくした後に、
ちゃんとちづるの食べる分を残した私。
ただし、見比べるためにすべてのから揚げは私が触ってあるのであった。





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ガラものもいいなあ
サルは木からマンホールに落ち、
カッパは川を流されナイアガラへ、
弘法だってブラインドタッチは誤ることがあるのだ。

先日、ちづるが会議で遅くなると言うので、私が買い物に行った。
買ったのは、もらったシシ肉を鍋にする具材。
ダイコンと煮るためのブリのアラ。
あとは、私のお昼の小鍋に入れるワンタンや結びこんにゃくだ。

ともかく我が家ではすぐに清算をする。
どがちゃか。
私にもちづるにもお釣りがないという事態になった。

「じゃあ、あと500円は今度払うってことで」

とちづるが言った。
しかし、そうすると私の財布には90円しかないことになってしまう。
なので千円もらって、私が今度500円払うことにした。


が、
後日、ちづるが、
「この間の500円払うわ」
と言ってお金をくれた。
なんたるシメシメだ。
私は浮かれた気分を表面に出さずに500円を受け取った。


翌日、会社にちづるからLINEが入った。

「昨日500円渡したけど逆やった。1000円返して」

「ちっ、気づきやがったか」

「今日はまっすぐ帰ってくるの?」

「くやしいので飲みに行く」

「何がくやしいや。人間不信になるわ」

「てへぺろ」

「(ズゴックのスタンプで)冗談ではない!」

「絶体バレると思とったわ」

「(シャアのスタンプで)叩き潰してやる!」


こうして私は千円払わなければ、ならない上に
二日酔いになったのであった。






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奈落ってやつさ
食事の仕方も変わったものだ。
昔なら、おいしいものをいただいたら「おいしい」と言っていたのが、
最近では「ヤバイ」なんて表現したり、
最上級になると「宝石箱や~」と叫んだりもするらしい。

実際に宝石箱に匹敵する料理というのはあまりない。
なぜなら、宝石箱には宝石以外は入っていない。
それも自分のお好みのジュエリーだけを入れているはずだ。

お好み、という言葉が出たからお好み焼きミックスで例えてみよう。
イカ、宝石だ。
ブタ、宝石だ。
エビ、宝石だ。
でも、粉とキャベツは宝石ではない。

そもそも、お好み焼きは“箱”じゃない。
宝石箱を名乗る限りは、密閉された器でなくてはならない。
その中にお宝がザクザク入っていての宝石箱だ。


もっともその名にふさわしいのが『茶碗蒸し』だ。
あの小さな入れ物のふたを開けると、次々に現れる金銀パールたち。
「でも、あの玉子がプルプルしたとこは宝石じゃないじゃん」
と、お好み焼き派の人は言うかもしれない。
そう、あれは宝石ではない。
宝石を覆うベールなのだ。

先日、ちづると行った居酒屋でいただいた茶碗蒸しは、まさに宝石箱だった。
ふたを開けると、まず目に飛び込んでくるのは黒い琥珀と呼ばれるシイタケだ。
その横にはグリーンの結晶、ミツバ。
そして、ユズのかけらが瞬いている。

縦長の宝石箱を上から順に掘り出していく。
シイタケの下から出てきたのは、高級リングの材料ともなるイカ。
サファイアと並び称されるピンクのサーモン。
グッと大人びた、ブラックとホワイトの背中合わせ、アナゴ。

ここへきて予想外の大物が出てきた。
食の世界のルビーともてはやされる、梅干しの登場だ。
これで全体が梅干しに染められないところが、
全ての宝石の個性の強さと、宝をチョイスしたシェフの腕前なのだろう。

そして、この宝石箱の一番底に眠っていたのは、なんと貝柱だ。
しかも、真珠を生み出すアコヤ貝の貝柱だ。
これは冗談でなく本当だ。
形は勾玉、プリプリコリコリの食感がたまらない。

シェフも自信満々だ。
「茶碗蒸しというのは自由なんですよ。
 ギンナンが入ってなきゃならないとか、そんな決まりはないんですよ」

その通り!
宝石に満たされているならば、それは宝石箱以外の何物でもないのだ!

でも、ギンナン…





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歯ごたえのアクセント
徒歩で会社に行き、タイムカードを押す。
機械の電源とモーターのスイッチを入れ、電気ポットでお湯を沸かし始める。
YOUTUBEで音楽を流し、ラジオ体操で体をほぐす。
機械を拭く。
コーヒーを入れて一休み。

この後、9時前になったらシャッターを開け、
のぼりを立て、小物を乗せたワゴンを店舗入り口前に並べるのだが、
その前になんだか人がたくさんやってきた。
突然な話だが、私の仕事場に冷暖房が逃げていかないように、
仕切りのカーテンをつける工事が始まった。


いろいろ打ち合わせなどがあったので、作業がはじまったのは10時ごろ。
それまでに私は自分の仕事をできるだけ進めておく。
それを業者さんたちが見ているので恥ずかしい。
紙を機械でちゅんとギロチンカットすると、
「ほお」などと言っている。

そうこうしているうちに彼らも動き出した。
建築関係の人たちは本当に手際がいい。
みるみる私の仕事場に、脚立や梯子が乱立した。
高いところの作業は下から見てても怖い私は、おろおろと逃げ惑うばかりだ。

電気屋さんは、鉄骨に着いていた蛍光灯を簡単にはずし、
私の機械の真上に持ってきて、1メートルほど低い位置にしてくれた。
鉄骨屋さん、というのだろうか、
彼らは高さの違う天井に、ちゃんと平行になるように鉄骨を設置していく。
そこへカーテンやさんがレールを着けていく。

使っている機械もすごい。
鉄骨屋さんが骨組みの鉄骨に穴をあけるのだが、
高いところに重そうな機械を運び上げた。
これがスイッチを入れると電磁石で鉄骨にくっつき、自動でドリルが鉄を削っていく。
高いところで下から上というしんどい位置でも、垂直にきれいに穴が開く。

仕事の始まりに連絡ミスがあってちょっと遅れたにも関わらず、
最終のカーテンやさんがお昼休みに片を付けてくれた。
これだけの大仕事が半日、いやほんの2時間ほどで終わるとは。

こうして建物のコーナーにある私の仕事場は、
高さ長さともに4メートル半もあるカーテンで囲まれた。
縦軸と横軸のカーテンを伸ばし、合わさるところは磁石になっていてピッタリ閉まる。
中に入るとすごい圧迫感だ。
映画で見た医療関係の入っちゃいけないところみたいだ。

これなら冷房も暖房もよく効いてくれるだろう。
エアコンを据えたとしたら。
そんな状態なので、このカーテンは開けっ放しなのだ。





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生着替えか
1月10日の『震えんダービー』という記事を覚えておらりょうか。
本社にインフルエンザの患者が現れ、みんなが恐れおののいているという話題だ。
で、どののど飴がいいかを競馬になぞらえてみたのだが、
どうやらそれが笑い事ではない事態になっていた。
この3日間の休みでウイルスたちが最終コーナーを曲がっていたのだ。

第一の患者となったMさんは、出勤してきた。
もう一人金曜から具合が悪くなっていたNさんもなんとか出勤して来たらしい。
予防注射を売ってあったはずの若手I君はあからさまに発症しお休み。
上司Tが具合が悪くなり早退。
パートのおばちゃんも徐々に調子をくずしていたということだ。

Nさんを覗くこ4人は全員が同じ部署。
本社で私と同じく紙を切る機械を使っている部門だ。
Nさんは倉庫の紙を出す係だ。

ここの仕事が停滞するというのは大変なことだ。
なぜなら、そちらでできなくなればこちらに仕事が回ってくる可能性がある。

いやいや、仕事より回ってくると恐ろしいことがある。
もちろんウィルスだ。
とりあえず症状が出ていない配達グループだが、
休み前の記事の時より疑いが強くなった。

ともかく用心に越したことはない。
注意報が発令され、本社からきた社員にはなるべく接触しないようにしている。
私はマスクを掛けた。
適当な間隔でうがいもしている。
拾い食いはしない。


この状況をラインでちづるに教えた。

『絶対に家に持ち帰るな!』

という厳しいお達しだ。
ああ怖い。


さて、こうなるともう一人の容疑者が気になる。
咳が止まらなくて病院に行ったという、事務所のSちゃんだ。
とりあえず出勤してきたのでインフルエンザではなさそうだ。

「調子はどう?」

「インフルではないみたいなんだけど、咳が止まらないんですよ」

「肺じゃないやろね」

「肺?」

杉下右京か。


このように目に見えないいろいろなものがうようよしている職場なのだ。
こんな時におっさんたちが言う合言葉がある。
そう、『アルコール消毒』だ。

いろんな意味でダウンしませんように。






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意地と意地のぶつかり合い
1月4日、日曜日。
三が日がお休みで、月曜が定休日のいつもの居酒屋はこの日が店始め。
私は開店時間の5時に行き、今年初のお客となった。
この日のバイトはママ子さんだ。

次に行ったのが7日の水曜日。
この日のバイトもママ子さんだった。
ママ子さんは昨年いっぱいでスナックを閉めてしまい、
会えるのは居酒屋のバイトに来る水曜と日曜だけだ。

この水曜に居酒屋の日めくりが去年よりすごく小さくなっていることに気付いた。
どうやらいつももらえるところからもらえなかったらしい。
ウチに不要な日めくりがあるといったら欲しいと言われた。

ちなみに、カレンダー類はどっさりもらえるわが社。
未だに段ボールに入ったカレンダーが、
「ご自由にお持ちください」と書いて店の入口に置いてある。
ママ子さんにも置き型のカレンダーが欲しいと言われた。

そんなわけで、11日の日曜にカレンダーを何種類か持って行った。
で、考えたら私は今年になってからママ子さんの居る日しかこの店に行っていない。
そろそろ、あらぬ噂が立つころだ。

Eりちゃんという子が金曜にバイトにいたころ、
私が金曜ばっかり店に来るという噂が立った。
しかし、実際は金曜に行く率が一番低かったのだ。
他の曜日に行くと、その曜日のバイトに、
「しばらく来なかった。金曜に行ってたんやろ」
と怒られていたのだ。


ある常連さんには、私があまりおでんを注文しないことを指摘された。
別に嫌いなわけではないが、カウンターに座ると目の前にお総菜が並んでいる。
そっちを選んでしまうのだ。
寒い日に、しかもすぐ出てくるおでんは人気だが、別にいいじゃないか。

別の常連さんに、私が小鍋を頼まないとツッコまれた。
この店の一番高価なメニューは600円のミニチゲ鍋だ。
これを一人用土鍋から旅館の料理に出てくる鉄製の小鍋に変えて、
400円というお得バージョンが出た。
お得なのになぜ頼まない、というのだ。

さらに別の常連さんに、なぜアボカドを注文しないかと文句を言われた。
新メニューでアボカドが出た時に、アボカドが好きか嫌いかという話題になった。
案外嫌いな人が多かったのだが、私は好きだと言った。
で、好きと言ったくせになかなか注文しないじゃないか、というのだ。


うわー、みんなワシを観察するなー!





↑ちづるにも「今日は飲みに行くつもりだな」と言われるけどクリックしてね。





目覚ましなのに夜寝られなくなる
さて、ここしばらく全然ネタにされていない畑はどうなっているだろう。
なにしろ、冬の畑は手がかからない。
虫は湧かない、草は生えない、夏野菜のように剪定摘芽もいらない。
自分が欲しくなったとき、ダイコンを引っこ抜きに行けばいいのだ。

ただし、今ある野菜もデキは良くない。
植えるときに肥料を入れなかったし、間引きもあんまりしなかった。
そもそも種蒔きが遅かったからすべての育ちが悪いのだ。
だからおすそ分けはできず、自分ちで細々と食べ続けている。

ホントはしなければならないこともある。
天地返しだ。
この寒い時期に土をひっくり返しておけば、土に冷たい空気が通り殺菌になる。
表面に生えていた草も、地面の中に行けば土になる。

でも、殺菌になるほどの寒さの時期、誰が畑に行きたいだろう。
ご近所の本職の百姓さんは正月の朝早くから働いていた。
立派だと思う。
私は立派だと思われなくてもいい。

冷蔵庫には、母を買い物に連れて行ったとき、買ってもらったハクサイやネギがある。
先週抜いたダイコンも葉っぱを食べただけで2本残っている。
食べるに困らないとなると、寒い休日に外に出ようとは思えない。


ただ一つ困ったことがある。
自宅でポットに植えたソラマメとスナックエンドウの芽が出ないのだ。
巻き時期が遅かったうえ、寒波が来て芽が出ないのだ。
一応こいつらを植えるためのスペースは畑に確保してある。
二月ごろには定植したい。

こうなったら保温しかない。
つまり、日当りのいい畑に種を蒔いたポットを持っていき、
ビニールをかけてトンネルにするのだ。
そうすれば温室のようになって温度が上がり発芽するはずだ。

でもこの寒い時期、畑に行こうとは…
ええい、何度同じことを言うのだ。
行きたくないなら、豆をあきらめるか、別の案を出すしかない。

そこで私は考えた。
私は今、徒歩通勤をしている。
車は家に置いたままだ。
これに苗ポットを入れておけば温室になるのではないか。

そんなわけで車の荷室に苗ポットを並べたトレイを三つ入れた。
荷室の床に置いたら、窓までの高さがあるから日が当たらない。
積んである百姓道具も降ろさなければならない。

だから、道具をそのままに、その上にトレイを置いた。
二つ並べたバケツの上に一枚。
コンテナの縁の上に一枚。
クワやスコップの柄の上に一枚。
これで日当りもよく、いい温度の温室になるだろう。

が、私はひとつ気が付いていなかった。
本日は月曜だが成人の日で休みだ。
畑に行かねばならない日だ。
なのに車の荷室には苗トレイが不安定に乗っている。
これでは畑に行けないではないか。

わざとらしいですか。





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どこから抜くの
正月が開けて最初のお休み。
今年第一回目の買い物のために実家に行った。

ちづるが出勤だったため、早めに起きたし早めに食べたし、
実家に着いて母を連れて買い物に行き、帰ってきたらまだ11時過ぎだった。
お昼を食べて帰るつもりだったのだが、ちょっと早い。
時間つぶしにテレビを見ていた。

中途半端な時間で、見たい番組など何もない。
ニュースが始まるまでのわずかな時間、『今日の料理』を観た。
本日のメニューは『ジンジャーシロップ』だ。


まず、ショウガをすりおろします。※1
すりおろしたものがこれです。※2
これを鍋に入れます。※3
ハチミツを入れます。※4
砂糖、シナモン、粒コショウ、などを入れます。
これらを混ぜて20分煮ます。

20分煮たものがこれです。※5
これを濾します。※6、※7
濾したものを鍋に戻し、レモン汁を入れて再び煮ます。※8
清潔なビンなどで保存したら2週間は持ちます。※9
炭酸と混ぜてジンジャーエールにしたり、※10
豆乳と混ぜてもとても合います。※11

飲み物だけでなく、料理にも使えます。
豚肉を炒めましょう。※12
ジンジャーシロップを入れて、味付けをします。
スイートポークジンジャーの出来上がりです。※13


どれだけ無駄な洗い物を作るんじゃー!

まず、ショウガを鍋にすりおろせ!※1~3
ハチミツをどうして一旦ボウルにいれる!※4
ここから説明を始めろ!※5
ザルはともかく、なぜ新しいボウルを使う!※6,7
なぜレモン汁を新しいボウルに入れておく!※8
入れ物に移す、なんてのはやって見せなくてもわかるわい!※9
なぜ飲んで見せないのに割った!※10、11
シロップの紹介でなぜフライパンを汚す!※12

食べろ!
そして食べ終わったあと、
「これが今回汚した器です」
って全部見せてみろ!
そして洗え!
そこまでが『今日の料理』なのだ!

でも、見たのは『3分クッキング』だった。





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ここから3分?
おそろしい情報が流れてきた。
本社の一人がインフルエンザに倒れたというのだ。
この場合気になるのは潜伏期間というやつだ。
すでに配達メンバーによって、ウイルスが運搬されていた可能性がある。

思えば去年の今ごろだ。
とある新年会に参加して、そこにいたお子様からいただいた。
その後、鼻から粉薬を吸い込まねばならない羽目になり、
およそ20年のみそか寄席皆勤記録がとだえてしまったのだ。

ああいやだ。
インフルエンザにはなりたくない。
そう思っていたら、事務所のSちゃんがマスクをして出勤した。
のどがガラガラで咳が止まらないのだそうだ。

しかも、正月休みを一緒に過ごしていた友人二人がインフルエンザを発祥したらしい。
そんなの“疑い”のレベルじゃないではないか。
病院の開業時間になると彼女は病院へ行った。

結果、ウィルスは検出されなかったのだが、
医者が言うには、感染したばかりだと出ないときがあるらしい。
もし、すでにウィルスが社内に入り込んだとしたら、
ずっと同じ事務所にいる私以外のメンバーはアウトだ。
本社からやってくるО川やN岡も信用できない。

もはや生き残っているのは、単独で仕事をしている私だけ。
ゾンビ映画の主人公か。


そんなわけで、のど飴を多用している。
湿気に弱いと言われているインフルエンザウイルス。
のど飴で唾液をたぷたぷ分泌して防御しているのだ。
では、いったいどんなのど飴が良いのだろう。

1ワク、本命、ハチミツきんかんのど飴。
2ワク、対抗、ダイコンショウガのど飴。
3ワク、正統、龍角散のど飴。
4ワク、大穴、のど黒飴。
5ワク、美味、ミルクのど飴。

乾燥しきった青空の下、まさにインフルエンザ日和の本日、
日本を代表する名のど飴がここ伊勢中央競のど飴場に集結ししました。
果たしてはびこるインフルエンザウイルスを制するのはどののど飴か。
各飴一斉にゲートイン、ファンファーレが鳴り響き、間もなくスタートです。


それよりマスクやろ。





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消化されちゃうぞ
2015年はなるべく徒歩で通勤を、という目標を去年の内に立てたのだが、
正月のカロリー過剰摂取によって、切羽詰ったものになってしまった。
それでも天気や荷物の都合でなかなか思うようにはいかず、
やっと水木と歩くことができた。

気温は低いが、歩くならこのぐらいの方がいい。
会社に着いた時、体がちょうどいい具合に温まっている。
「いい気候だな」と思うころには、汗だくになってしまうだろう。

健康のための徒歩なのであまり排気ガスは吸いたくない。
田んぼばかりの道をなるべく歩いているのだが、
会社近くの数百メートルはどうしても国道を歩くことになる。

その途中、道の向こう側に一軒のラーメン屋さんがある。
大きな看板に『濃厚ラーメン』『つけ麺』と絵のような字で書いてあって、
じっくり見てみないと店名がわからないぐらいだ。
それとは別に、ガラスに宣伝文句が貼ってある。
コピー用紙一枚に一字で、

「季節限定メニューあります」

という文字が並んでいる。


それはなんや。
この季節だからこその限定メニューとは何なんや。
まさか、季節のものです、限定です、と書けば、引っかかる人間がいるとでも思っているのか。
日本人は限定に弱いからこれで釣ってやれ、とでも考えているのか。

むしろ逆ではないのか。
旬の食材を使ったラーメンを売り出し、それが売り切れてしまったら、
「すいません、旬の良い食材を使っているので数に限りがありまして」
というが本当ではないか。
限定である、が一番のメインになってどうするのだ。

じゃあなにか、今の季節だったら『おせちラーメン』か。
それとも『力ラーメン』か。
辛いラーメンで『辛ーメン』ではない。
お餅の入った『ちかららーめん』のことだ。
それともそろそろ『七草ラーメン』か。

それだったらそれでいいから、今あるメニューを、
『○○ラーメンあります』
と、貼り出さんか。
季節メニューって書いてあるから、毎回貼り換えなくてもいいだろう、
という安易で手抜きな考えが貼り出したように見え見えだ。


どれ、それがどんなラーメンなのだが調べに行ってやろう。
というわけで、昨日はちづるとラーメンを食べに行った。
が、メニューが読みにくい文字な上に、老眼鏡を忘れていったので、
季節限定メニューは見つけられなかった。
しかも、歯が欠けているので、麺が数本ずつ噛み切れないのであった。






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ゆかいだが
一月も一桁日のうちは『新年そうそう』と言ってもいいだろう。
この『新年そうそう』という言葉、あまりいいイメージがない。
「新年おめでとう」
とは言うが、
「新年そうそうおめでとう」
とは言わない。

新年になったということ以外におめでたいことがあれば、
「新年そうそうおめでとう」
も成り立つのかもしれないが、どちらかというと、
「新年そうそうなにやってけつかんねん」
という使い方の方がしっくりくる。


昨日はいつもの居酒屋に行った。
この店はカウンターの上にお総菜が並ぶのだが、
うっかり者の女将がのんびりしているので、早い時間だと何もない時がある。
昨日できていたのはポテトサラダだけだった。

こういう時は、メニューから何か頼むしかない。
するとおかんが、
「今日は手羽先ありますよ」
と言った。
今日はある、と言われると、なんだか貴重な気がしてしまうものだ。

手羽先ってやつは食べた後に骨が残る。
骨が残るのはかまわないが、骨に身が残ることは許せない。
なので真剣に徹底的に学術的に本能的に肉をしゃぶりつくす。
特に先っぽの骨が膨らんでいる辺りは要注意だ。

ありゃ、なんか変だ。
砂を噛むような違和を感じる。
舌で現状を探る。
前歯に異常アリだ。

洗面台に立っていき、鏡に向かってニッと笑う。
何かがポロリと落ちて、排水溝に消えていった。
鏡の私はスキッパーになっている。

うぎゃー、新年そうそう前歯が欠けたー!

たしかこの歯は大昔に治した歯だ。
その部分が取れてしまったらしい。
だから痛くはないのだが、具合も見た目も縁起もよくない。
歯医者に行こう。

で、悩むところがどこの歯医者に行くか、ということだ。
ずっと愛用していた歯医者は、仕事帰りに行きやすいという理由で選んだ。
が、勤め先が引っ越してしまったものだから、すごく遠くなった。
わざわざ帰宅ラッシュで混雑するごちゃごちゃした道を行かなくてはならない。

近くで新しい行きつけを見つけるか、何もかも知っている以前の歯医者に行くか、
あっ、今日は木曜だから午後はやっていないのではないのか。
うぬう、新年そうそう二者択一に頭を悩ますのであった。






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男前





こっけい
仕事始めの日の朝、店長の挨拶があった。
まあ、がんばっていかなあかんなー思手ます、というような話だった。
ただ一つ、心配なことがあった。
このままだと、土曜の出勤が増えるかもしれないということだ。

というのも、会社の前は三車線の通称「バイパス」
一番の繁華街からは離れているものの、
周りにはフィッシング遊、レッドバロン、アルペンなど有名店もある。

そんなところにある一応フランチャイズ店が、
第一第三土曜以外は連休していていいのか、ということだ。
しかも営業時間は9時から6時。
普通に会社勤めしている人から、
「いつ行ったら開いているのか」
とお叱りを受けたりもしているらしい。

そりゃもっともだ。
だからと言ってこれ以上土曜出勤を増やしたくない。
店長のいうことはこうだ。
売上さえ上げれば、土曜出勤しろと社長にも言われない、と。


そんなわけで、私もちょっと貢献することにした。
昨年末に、私が残り紙を梱包して、店舗入り口にあるワゴンに乗せていることを書いた。
最初はそれに紙の名前だけ書いていたのだが、、

「よく目立つ、黄色いメモ」
「こいつはお得」
「筆でどうぞ」

などと売り文句を書き始めた。

でもこれではつまらない。
考えるのもめんどくさい。
そこで、もっとテキトーなことを書き始めた。

「きっと好きになる 新だん紙」
「めったにでない 局紙」
「いいだろ 三色メモ」

もはや、こみ箱テイストだ。
これが店の女の子たちにウケた。
お客さんにウケたかどうかはわからないのだが、私は調子に乗った。
このワゴン自体にPOPを立てた。

まず、レジ袋の乗っているワゴンに、
『釣りに! 写真に! 菜園に!』
と書いて立てた。

その隣の紙タオルワゴンに、
『部屋に! バーべQに! カレーうどんに!』
と飾った。

そして端っこのゴミ袋のワゴンに、
『ゴミに!』
と書いた。
頭の中では三段オチで、
「そのままかいっ!」
とツッコんでほしいのだ。


そんな事をしているような時間があることが問題なのかもしれない。






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生えたんじゃないよ
昨日から新しい生活が始まった。
世間と同じく、仕事始めの日だったが、それは新しくはない。
去年と何も変わらない仕事だ。
新しいのはお昼の食生活だ。

昨年、野菜スープを飲みたいという記事を書いた。
最近はスープ用のフードコンテナてなものがあって、
汁物を弁当として持っていける。
しかし、わが社の給湯室にはコンロがあるではないか。
なので、ちょうどいい鍋を探している。

というような話だった。
そうしたら、クリスマスプレゼントにちづるから鍋をもらった。
オレンジ色の土鍋風ホーロー鍋だ。
そうなったら、それを実行しない訳にいかないではないか。


私はリュックに鍋と野菜と白だしを入れて出勤した。
朝、ラジオ体操をしながらマイポットでお湯を沸かす。
コーヒーを入れ、残りは保温の水筒に入れておく。
仕事中に何か飲みたくなったらこのお湯を使うつもりなのだが、
冬場はあまり水分を摂らないので、このお湯はいつも残ったままだ。

これを野菜スープに使うことにした。
多少温度は下がっているだろうが、水から沸かすよりは早いだろう。
ガスよりも時間の節約がネックだ。

お昼になり、給湯室に行く。
鍋にお湯を入れ、火を点ける。
10倍に薄めたらお吸い物になるという白だしで味付け。
そこへ、家で刻んでいったハクサイとモヤシ、キノコを入れる。
小ぶりの豆腐も入れる。

さて、煮えるまで本でも、と思っている間に鍋が騒ぎ始めた。
水面から顔を出している野菜をフォークで沈めていると、全体が煮えてきた。
やはりガスコンロの火力はすごい。
首に巻いていたタオルを畳んで鍋敷きにする。
この鍋、シリコン製の小さいミトンが付いているので運ぶのも造作ない。

なんてステキなお昼ご飯だろう。
体は温まるしヘルシーだし、ともかくお腹は汁で膨れるのだ。
なんで今までおにぎりや魚肉ソーセージなんか食べていたのだろう。

ただ、これはどうも野菜スープではない。
よくて湯豆腐、具材によっては一人鍋だ。
そんな事、会社で昼間っからやっていていいのだろうか。

いいのだろうか、なんていいながら、
うどんとか、玉子とか、やっぱり肉気とか考え始めているワシ。





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金属って冷たい
昨日は冬休みの最終日。
暮れのバタバタに年始のバタバタで過ぎていった休みだが、
最後の一日ぐらいお出かけしようと、ちょっと遠方まで足を延ばした。

その買い物自体は何のネタにもならないのんびりしたものだ。
私は本を二冊買っただけ。
その帰り道の話だ。


二車線の国道を走っていると、大きなトラックが私の車を追い抜いていった。
大型のトレーラーだ、と思いきや、その頭だけだった。
お判り?
大型トレーラーが後ろの貨物部分を外していたのだ。

トレーラーともなれば、長さが十数メートルにもなる。
それが頭だけだと普通車並みの長さだ。
これはちょいとした肩すかしだ。
ガクッとなって、
「後ろないんかいっ!」
とツッコみたくなる。

なんというか、ともかくアンバランスだ。
高さは当然、トレーラー時と変わらない。
なのに長さが普通車並み。
幅ももちろん大型で、運転席は床面積の一番前にそびえている。
で、トレーラーとの接続部は普通のトラックより低いのだ。

アンバランスだ。
見ていてなんだか怖い。
急ブレーキを踏んだら、前にパタンと倒れるのではないか。
見えている間、ずっとひやひやしていた。


周りの心配をよそに、運転手はどんな気分なのだろう。
「うっひゃー、後ろがなくてスッキリ!」
なんて浮かれているのだろうか。

なんといってもカーブが楽なはずだ。
トレーラーと言えば、車の中で最大の内輪差がある。
交差点を曲がるときなんか、ぐわあーーーん、遠回りをしてやっと曲がれるぐらいだ。
それが一気に長さは四分の一。(勝手な想像です)
くるりっ、と曲がれるはずだ。

それに重さが違う。
スタートの加速がぴゅううー、って感じられるのではないか。
まさに羽の生えたような気分だろう。
運転手さん、気持ちがいいだろう。


でも、今の時期、ちょっと寒い気がする。
見た目的な問題だが、有ったものがないとなると、なんだか風が通りそうだ。
私も冬場にぞうりで出かけていたら、
「見るだけで寒いからやめて」
と言われたものだ。

あのトレーラーもいずれは貨物部を取り付けるだろう。
その時は、
「やっぱりこうでなくっちゃ」
と思うのだろうか。

重たくて曲がりにくいけど、バランスがいいし寒くない。
旅行から帰って、やっぱり我が家が一番、みたいに感じるだろう。
ただその時、運転手さんが後ろのことを忘れていて、
「くるりっ」と曲がってしまわないことを祈っている。






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バスでいきます
先代林家正蔵が弟子たちとテレビを見ていた。
カビの生えるメカニズムを特集していた科学番組だ、
どうして生えるんだろうね、などと弟子たちが話していると、

「お前たち、どうしてカビが生えるか知らねえのか」

「師匠はご存じなんですか」

「早く食わねえからだ」


今年の初もったいないをやってしまった。
もらった餅にカビを生やしてしまったのだ。
もちろん(餅だけに)正月に実家でもらった餅ではない。
正月休み前にちづるが会社からもらってきたやつだ。

どうしてそんなことになってしまったのか。
早く食わなかったからだ。
だって正月になったら雑煮まみれになるのがわかっている。
どうして暮れから餅にとりかかろうなんて考えるだろう。

それもこれも、日本人がせっかちになってしまったのが原因だ。
ハロウィンが終ったら2か月も前なのにクリスマス一色に染まる町。
年を越したらひな人形とランドセルを押し押ししてくる百貨店。
冬には五月、春には夏休み、9月には正月の予定を迫る旅行会社。
エイプリルフールでもないのに嘘ばっかりついているタヌキオヤジども。

だからいろんなことが狂ってくるのだ。
クリスマスケーキを食べたすぐ後に誰が餅を食う。
しかも紅白の丸餅だ。
なんの祝いだ。
ちょうど家庭が大掃除の事案で殺気立っている時期ではないか。


そのような不安定な立ち位置にいる餅は、袋に入れて冷蔵庫の隅に追いやられる。
これが致命的だった。
暮れもギリギリになるとスーパーは大混雑になる。
正月のかまぼこやだて巻きとともに、それまでの生活の食材も買い込む。
母親を買い物に連れていったとき、ついでに買ってもらったりもする。

もちろん(餅だけに)餅もある。
家の雑煮用、大みそかに神宮で焼いて食べる用の餅。
毎年実家が5キロも買う餅のおすそ分けもある。

そんなわけで、中途半端な時期に手に入った紅白餅は、
どんどん冷蔵庫の奥に押しやられていって、
ついには弁当用味付け昆布よりも後ろに行ってしまっていたのだ。
会社が始まる前に見つかったのは奇跡といってもいいだろう。


ちょっと待てよ。
この4日間、朝食は雑煮だ。
昼は…、夜は…、去年の暮れは…、
おいおいおい、もうずっと白いご飯を食べてないぞ。
最後の出勤日の朝は二日酔いだったから、26日の朝が最後なのではないか。

ああー、白いごはん食べたい。
日本人の心、ソウルフード、銀シャリが食べたいのだー!

でもカップ麺も食べたい、カレーパンも食べたい、ギョーザ食べたい。
こりゃ、正月明けからダイエットというのは無理かも。





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ホウシの結果だよ
大変なことだ。
2015年はまだ0.548%しか終わっていないが。
この正月休みは、もう75%が終わってしまった。
これだけの日数を経ると、とてつもない変化がある。

冬休みになる寸前、つまり去年の12月27日は、
前日の宴会での飲み過ぎでとてつもない二日酔いだった。
その日は一日中ものが食べられず、
夜、風呂に入る前に体重を計ったら、久々に軽快な記録が出た。

その後、ママ子さんのスナックのお別れ会があり、
年越し参りでの飲み食い歩きがあり、
ちづるの実家、私の実家とお呼ばれに行ってきた。
昨夜、私の実家から帰ってきて、お風呂に入る前に体重を計ったら、
なんと、あの日から比べて、5キロも重くなっているではないか。


でもまあ、こんなことは毎年のことなのだ。
量を食べたのだから仕方がない。
しかも、ラジオ体操ほどの運動もしていないのだから。

問題は実家から帰って来る時の“うぷ感”だ。
ただお腹がいっぱいなのではなく、淀んでいる感じがする。
精神的に食べ疲れたといってもいいだろう。
細かく何を食べたか検証してみよう。

ママ子さんのときは、揚げ物中心のオードブル。
年越しの友人宅では、寿司とフライドチキンとローストビーフ。
ちづるの実家では、刺身とスキヤキとおせち。
私の実家では、寿司とおせち。

美味しいものばかりだ。
でも、こんなに集中してはいけないのだ。
何事も適当な間隔が必要なのだ。


たとえば仕事上でのこと。
大忙しだった翌日がヒマで仕方ないってことがある。
どうしてうまく分散してくれないのか。
でもこれはお客さんの都合だから仕方ない。

だが、お正月とはいえ、食べるものは自分の都合だ。
なんとかご馳走は週一ぐらいに分散させることができないか。
そうすればもっとおいしく、もっとウキウキ食べられるはずだ。

ついでに言っておくけど、元旦の新聞。
もっと分散して入れろや。
正月でなくても構わないような別版がいくつもはいっている。
おまけにチラシも「今日が最後」みたいな詰め込み方だ。
出した古新聞が戻ってきたのかと思ったわい。


そんなわけで、今年の私のテーマは『分散』だ。
具体的なことは、今後少しずつ考えていくとしよう。





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モビールか
お正月ぐらい女の人が食事の支度をしなくてもいいようにと、
日持ちのするおせち料理が考えられた。
私とて三が日ぐらい楽をしようと、おせち更新を編み出した。
それが一月一日の年越し写真とカレンダー、
そして今日、二日の年賀状ボツネタ更新だ。


去年の一月二日の記事を読んでいて、こんな一節を見つけた。
そうであった。
今日は年賀状のボツネタを更新しておけばいい日だ。
「いったい何を書いたらいいんだー!」
と頭を抱えて起きてきて、ここにたどり着いた喜び。

なにしろ、正月ってやつは刺激が少ない。
話題になるネタを生活から取り出すことができないのだ。
この日はコレ、というものが決まっているのが一番ありがたい。


が、今年はショックなことがある。
ボツネタが少ないのだ。
というのも、正月アイテムってのは毎年変わらない。
初日の出、餅、凧、コマ、初詣、獅子舞、トナ舞…
もう使い尽くして描くことがない。

仕方なく、正月に関係ない絵を描いたら、これにちづるのOKが出た。
暮れに楽をして、新年に苦しむパターンだ。
でも、二枚は使えるのでこれを公開しよう。


たしかにわかりにくい

今年、というか昨年書いた唯一の正月ネタだ。
ちづるには「これなに?」と訊かれた。
もちろんカルタ取りの最後の一枚だ。
わかりにくいという理由でボツになった。


「もう正月ネタなんてないやい」
と言って描いたのがこれだ。

大きさってややこしいね

これは、トケ井が大きすぎるという理由でボツになった。
なので、ちょっとだけ修正したものが採用された。
つまり、ほぼこれが採用された絵だ。

そういうことでご理解ください。






↑ここまでの絵はワンランク小さくする予定だったんだけど、
 間違えて普段の絵サイズにしてしまい直す気力もないのでクリックしてね。





字ぃ多い