2014年08月

ここでは、2014年08月 に関する情報を紹介しています。
日曜の朝は『サンデーモーニング』と言う番組を観ている。
関口宏の司会の情報番組で、
スポーツコーナーでは張本が「喝!」や「あっぱれ」なんてやってるやつだ。
別に特に思い入れがあるわけではないが、なんとなく習慣になっている。

先週、この番組があったのは、高校野球の準決勝前だった。
勝ち残っていたのは、大阪、福井、新潟、そしてわが三重県の代表校だ。
いったいどこの誰が三重の躍進を想像しえただろう。
だいたい三重県人の感想はこんな感じではないだろうか。

あら、今年は一回戦を勝ったのか。
おや、なんと二回戦も勝ったねえ。
おいおい、沖縄にも勝っちゃったぞ。
ちょっとあんた、まだ勝っているじゃないの。
いやー、どうなってるの?
まさかまさか、ひょっとして・・・

そこに至って、ステキな応援が参加した。
あの、と言うほど私は知らないが、あの西野カナだ。
なんと彼女は三重高のOGだったらしい。
もはや三重県はジャンガジャンガの
大盛り上がりだ。


そんなタイミングでのサンデーモーニング。
関口宏はこう言った。

「今年は東北北陸勢ががんばっている。
 大阪は強いが、初優勝もあるかもしれない。
 決勝が福井対新潟なんてことになったら面白い」

三重わい。
三重には触れんのかい。
キイイイー!

この後、大阪は福井に勝ち、三重は新潟に勝って決勝に進んだ。
三重は決勝で敗れたが、三重県人に悔いはなし。
よくやった三重。


と、ここまでの話を火曜日に書いたところ、
パソコンの不具合でネタが全部消えてしまった。
そんなわけで、こんなにも非タイムリーな更新となっているわけだ。

関口のコメントを友人に話したら、
「それは次回のサンデーモーニングは観なければならない」
と怒っていた。


そして今、サンデーモーニングがやっている時間だ。
関口の懺悔を聞かねばならない。
でも、昨日が棚卸し出勤で、今朝はゆっくり寝たので、この時間にこの文を書いている。
サンデーモーニングが終わるころには実家に買い物させに行かなくてはならない。

さっきちづるが階下から、
「スポーツコーナーが始まったよ」
と教えてくれた。
まあいいや。
どうせ関口はそんなこと忘れてるだろうし、世間の高校野球熱も冷めているんだから






↑サッカー部員もクリックしてね。





見やすいよう背景を濃くしてみました
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格差

うっかり昨日書いちゃったけど、今日は棚卸しだ。
例年なら、気分は底打ち、血圧は天井桟敷で呪いの言葉を吐いているところだ。
「今日中にできなければ明日も出勤」などと言われ、
テメーコノヤロ的な雰囲気が会社全体を支配していたこともあった。

だが今年は違う。

「プラシーボ!」

今「ブラボー!」と「うれしいぞ!」が混じって、
まったく関係ない言葉を叫んでしまった。
それほど今年は具合がいいのだ。

何度も言うけど、ともかく今は在庫が少ない。
今までだと、在庫が二重に並べてあったところは、
前の商品をリフトで移動させて後ろの在庫を見なくてはならなかった。
それがいま、二重になっているところはほとんどない。
見て書いて一回り、これで終わってしまう。

しかも事前にややこしいところはやってある。
昨日も一日の半分は棚卸しをしていた。
今日するところは頭の中で反芻できるぐらいの範囲だ。
もひとつおまけに、きのうからとても涼しくなった。
あの汗だくの棚卸しが懐かしいぐらいだ。

その分、本社はえらいことになっているはずだ。
噂によると、リフトの荷物は三重になっているという。
なのに、引っ越し関連の事情で、フォークリフトが一台こちらに来ているのだ。
О川に訊いてみたら、棚卸しにはまだ一切手を付けていないという。


昨日、会長の奥さんがやってきた。
お昼の弁当が支給されるので、何がいいか聞きに来てくれたのだ。
ウチのお隣は弁当屋さん。
そこで買ってくれるらしい。

Sちゃんが店まで行ってメニューをもらってきてくれた。
お隣なので顔見知りだし、もちろん近いからこちらで注文する。
で、本社の分は外回りの人が取りに来ることになっている。

で、これは内緒なのだが、本社の分は一律幕の内だそうだ。
まとめ役の人がめんどくさいと思ったらしい。
しかし、こちらのトップである会長は食べるものにいろいろ考えのある人だ。
値段に差がなければ好きなものを注文すればいい、ということになった。
ちなみに私は『塩サバスペシャル弁当』をお願いした。


夕方、奥さんがおやつを持ってきてくれたときに恐ろしい話を聞いた。
あの後もう一度本社から電話がかかってきて、
「あのー、日曜の分のお弁当なんですが・・・」

聞きたくない聞きたくない。





↑本社の人はここを読んでいないはずだけどクリックしてね。






遠足気分
会社の引っ越しまであとおよそ一ヵ月だ。
荷物の移動はかなり進み、今や倉庫はガラガラ。
ありがたいことだ。
なぜなら、今週の土曜日は棚卸しなのだ。

しかも、事前にできる棚卸しはずいぶん進行している。
口数多子によると、女史担当部門はほとんど終わっているらしい。
おそらく、本社は大変なことになっているだろう。
でも私が決めたことじゃないんだから仕方ない。


無くなったのは在庫ばかりではない。
道路の向こうに借りていた駐車場も契約を終えたようだ。
会長用の車が一台あるのだが、それを入れる場所が必要だと言われた。

わが社の入り口はフォークリフトが出入りするのでシャッターになっている。
以前はその入り口付近まで在庫があふれていた。
それがもうなくなり、小さな商品を置く棚があったのだが、
それを奥に移動させて、駐車スペースを作った。

車が入るのは便利なのだが、車がないとガラーンとしている。
なにやら寂しいぐらいだ。
でも寂しくなんてないやい。
冬なら寒そうだが、秋にはここから出ていってしまうのだ。

すると会長が来てこう言った。
「駐車場、今月いっぱいの契約やと思っとったら、来月いっぱいやった」
なんたる無駄作業。
でもどうせ来月するんだからいいや。
スペースはいっぱいあるんだから。


このように、日々なにかしらものが減り、どんどんスペースだけ増えていく職場だ。
そしたらいよいよ、私の生活環境にも影響が出始めた。

「ガスを止めてもいいか」

と本社が言ってきた。
私の職場には給湯器があるのだが、この暑い時期に誰も使いはしない。
私がたまに、汚れたシャツを浸け置き洗いするときに、ぬるま湯にするぐらいだ。
恐らく引っ越しまでにカップ麺を作ることもないだろう。
私はそれを受け入れた。

「電気と水道は止めないから」

そりゃそうだろう。
世間では“ライフライン”と言うのだぞ。
ワシのライフをどう思っている。


昨日は飲みに行っていた。
家に帰ったら、ちづるがカップ麺を買ってきてくれていた。





↑給湯ボタンもクリックしてね。






ひねりすぎると取れちゃうよ
みなさんお分かりだと思うが、私は日頃からネタを探している。
毎日何かしらの更新をして行こうと思うと、ともかく何か題材が必要なのだ。
本当は自分の好きなことだけ書いていたい。
野菜作りのことや落語や推理小説やおいしいお店や好きな歌手や、
時には腹の立ったことを叫んでストレス解消をしたりしたい。

でも、それではとてもネタが足りない。
だからあらゆることをネタにする。
ホントなら書きたくない、頭のことやウエストのこと。
仕事の失敗や二日酔い、痛い思いをしたこと、恥ずかしいこと。
もはや生活が切り売り状態だ。

それでも足りなくて目についたものにはすべて屁理屈をつける癖がついてしまった。
なんとかネタにならないかとこねくり回しているのだ。

トイレにこもっているときにじっと見ていたタイルのことを書いたこともあった。
今使っているメモ用紙のことでごまかしたこともあった。
ティッシュや鉛筆削り、お香に目薬、クレパスにちりとりに画びょう。
ともかく目につくものは何でもネタにしてきた。


もちろん会社でもずっと考えている。
目につくものはなんでも材料にしてきた。
なのに、いつまでたっても何にも思いつかないものがある。

ガムテープだ。
私の職場にはガムテープがたくさんある。
ともかくやたら使いたいシチュエーションがあるので、
職場のありとあらゆるところに配置してある。

ふと目をやればガムテープ。
手探りすればガムテープ。
あっちにこっちにガムテープ。
だからネタに困った時は「なんとかならんか」とじっとガムテープを見つめたものだ。
でも、なんともならずに今まできてしまった。

テープカッターに装着するとカタツムリに似ている。
バームクーヘンみたいだが切りにくそうだ。
使い終わった芯が固くて捨てにくい。
色が地味。
いかんいかん、こんなレベルではちゃんとした話にならない。

どうしてガムテープはネタにならないのか。
ひょっとしたらガムテープには魅力がないのだろうか。
たしかに、ガムテープの魅力、と考えたときに思い浮かぶことがない。
褒めることができない。

じゃあ逆に、腹の立つことはないか。
「ガムテープってなんでこうなんだー!」という論調はネタにしやすい。
だが、そんな怒りもわいてこない。
たまに接着面どうしがくっついてくしゃくしゃになってしまうことはあるが、
そんなことで怒りわめいていたら、こちらの人格が怪しまれてしまう。

うーん、ガムテープ。
いつか使える日がやってくるのか。
こないのか。





→ま、これでいいか、と思っているけどクリックしてね。






ムダ毛だとおもったか
まずはお詫びをしなければならない。
ずいぶん昔のことだが、私の実家のある鳥羽市に、
『なんでも鑑定団』の収録がやってくる話を書いた。
私が所有する、象印のガラス製マホービンを出してみようか、
なんて話になっていた。

で、その話をここに書いた段階ですっかり安心してしまい、
応募するのをすっかり忘れていた。
その収録がこの日曜日にあった。

忘れてない人はちゃんといるのだ。
ちづるは観覧希望のハガキを出し、
見事当選、番組を観に行く権利を手に入れていた。


そんなわけで、私はこの日曜にちづるを送り迎えする羽目になった。
地元の文化会館に送っていき、収録が終わったら迎えに行くのだ。
その待ち時間の間に、母親を週に一度の買い物に連れていけばいい、

なんて思っていたのだが、世の中思うようにはいかないものだ。
この土曜日が、親父を病院に連れていく日だった。
幸いというかなんというか、雨が降ったので畑の仕事はできない。
あきらめの土日だ。
それにしても、実家への出入りが激しすぎる。


土曜は、まず実家に行き、両親を乗せて病院へ。
私は本を読んで待っている。
診察が終わると、薬屋に処方箋を出し、親父を家に連れ帰る。
タバコを吸いたがるので家に置きに行くのだ。

今度は母親だけ車に乗せて、薬屋に行く。
そのあとスーパーに行き、買い物をして実家に帰る。
お昼をいただいて、ちょっと昼寝をして家に帰る。

日曜もそちらに行く、なんて連絡をしたので、またもや買い物を頼まれた。
あせもの薬と野菜を少し買って実家へ。
すぐにちづるを文化会館にいって受付をする。
行列ができていたのでどこぞでのんびり待とうと、
公園の駐車場で本を開いた途端「終わった」のメール。

ちづるを拾って、ショッピングセンターへ。
お昼を食べて、母親に頼まれたトイレットペーパーを買って文化会館へ。
12時が開場で、始まるのは1時からだ。
実家に行き、終わるまで待たせてもらう。

3時過ぎ、ちづるからメールが来たので迎えに行く。
母に「帰りにまた寄るか」と聞かれたが、もう寄らない。
二日で五回も実家を出たり入ったりしているのだ。


耳の遠いオヤジは、どうして私が日曜も来たのかわからなかったようなので、
鑑定団が来た話を大声で教えてやった。

「ちづるは何を持って行ったんや?」

ちづるは見に行っただけや、と大声で教えてやった。

「ウチの置物を持っていけばいいのに」

と言うので、受付はずっと昔に終わっている、と大声で教えてやった。





↑司会は石田靖だったそうですクリックしてね。






潜伏中
キイイイー!
また記事が消えてしまった。
今朝は昨日の記事を書けばいいところを、
タイムリーなネタを、ということで、
三重高が高校野球で準優勝したことを書いたのだ。

いつもなら『ファイル』をクリックし『タイトルをつけて保存』するのだが、
『ファイル』をクリックした段階で昨日と同じ状態、
ウィンドウ自体が半透明になって、ウンともスンとも言わなくなってしまった。

『反応を待つ』というのがあったので、
とりあえず朝の用意をしに行って、間を置いてから見てみたが何も変わらず。
ちづるを起こして見てもらったが、全くどうにもならない。

そういえば、少し前にクラシックのネタでも書いたが、
スマホを感知しないので音楽が取り込めないのもそのままだ。
なんだかパソコン自体がおかしくなっているのだろうか。


こんなにキーッとなっているのに、
弁当のおかずに焼きそばを作ろうとしたら、
先日おろしたばかりの中華鍋がくっつくくっつく。
朝から血圧マックスだ。

そんなわけで今朝もこんな更新ですいません。
誰か解決策があったら教えてください。


ちなみに、今書いているこの文章も『メモ帳』を使っているので、
ひょっとしたら反応しなくなってしまうかもしれない。
先にコピーをすることにしよう。






↑ワードってどこにあるんだろうクリックしてね。





仮眠時間を削っている
過去に何度も書いたネタをうっかり消してしまい、打ちのめされた私。
そんなことの無いように、一旦『メモ帳』に記事を書き、
それを更新するところに貼りつけることにしていた。
そのおかげでネタ消失はすっかりなくなった。

が、どうしたわけだろう。
今日はどうなったのか訳がわからない。

いつも通り『メモ帳』にネタを書き、
さあて保存とコピーをしようと『ファイル』をクリックしたら、
メモ帳のウィンドウが半透明になって、

『メモ帳は反応していません』

と出るではないか。
メモ帳が反応しないってどういうことだ。
ポインタを当てても、ドーナツみたいなやつがグルグル回るだけ。
しばらく待っていたが、何の変化も無い。

そうしているうちに時間は過ぎていく。
クリックが反応するところはひとつだけ。
しかもそこには、

『データが失われる可能性があります』

と出ている。
もう時間がない。
一か八かだ。

『閉じる』

をクリックした。
データは失われた。
私の希望も失われた。





↑慰めのクリックしてね。






やっとれん
若いころは部屋のあちこちにポスターなんぞを貼っていたが、
今は二枚だけになってしまった。
それも、貼りたくて貼っているのではなくて、
ポスター用のフレームがあるから、それを掛けているだけだ。
これなら壁に穴を開けなくても済むし、他のポスターを入れておける。

上松さん

ちなみにこれはアルパという楽器の奏者、上松美香さんだ。
CDを買ったらついてきた。
おそらく、これを飾って15年は過ぎているのではないだろうか。
そろそろ違うものに替えたくなってきた。

ところが、もうほとんどポスターなんて持ってない。
上松さんの後ろに入れてあるのも、古いアニメものばかりだ。
なにか、飾りたくなるようなものはないか。
ポスターを買いたくなるほど、入れ込んでいるアーチストはいないか。

いない。
歌が好きな人でも、ポスターが欲しいとは思わないし、
見た目のかわいいアイドルなんか、切ったかまぼこほども区別がつかない。
絵画や写真なら、いいと思うものに出会うこともあるが、買うのはバカらしい。

そうだ、だったら描こう。
幸い、紙ならいくらでも手に入る。
毎日せこい絵を描いているのだ。
たまには大きなものも描いてみよう。
久しぶりの夏休みの宿題だ。

で、できたのがこれ。

できたよ

あ、バレましたか。
そうです、実は大きい絵じゃなくて小さい絵なのです。

アップだよ

ほら

この部分だよ

ほらほら

あのへんだよ

ほらほらほら

こっちから見たよ

ね。

8月中にできるなんて偉いワシ。





↑二度としないと誓ったのでクリックしてね。





元絵だよ
伊勢といえば伊勢神宮。
伊勢神宮といえば天照大御神。
アマテラスオオミカミといえば『天岩戸』ではないだろうか。

日本中に『天岩戸』といわれている洞穴はあるらしい。
もちろん神宮の近くにもある。
そこからは水が湧き出ていて、日本の名水百選にも選ばれているそうだ。


と、地域の自慢を偉そうに言ってしまったが、
これはそんなに胸を張っていばれることなのだろうか。
なにしろ日本中に名水は100もあるのだ。
百選って多すぎるのではないか。

都道府県が47あることを考えると、およそ各県に二つはあることになる。
ちょっと余る分は、大きさを考えて北海道にあげてもいい。
だとしても、これはちょっとありすぎるのではないか。

これは名水に限ったことではない。
なんだかいろんな百選が日本にはあるようだ。
おそらく誰かがそんなことを一つ言いだしたら、マネをするやつが現れたのだろう。
ゆるキャラや地元ヒーローや田舎アイドルなどと同じ系統だ。

何でもありすぎると目立たなくなる。
今や、着ぐるみを隠すならゆるキャラの中に隠せ、と言われるぐらいだ。
その理屈から行っても、百は多過ぎる。


名水はまだいい方だ。
『渚百選』というのがあるそうだ。
これは海無し県は省かれる。
もっと総数が少ない中から百が選ばれるのだ。

ひょっとして、湖も渚に含まれるのだろうか。
検索しようと思ったけどやめた。
仮に、湖の渚も含まれるとして、そこに負けた海の渚の気持ちはどうなるのだ。

『道百選』ってどうだ。
全部つながっているのではないのか。

『名城百選』
百もあるのか。
あったとして、全部名城なのか。

『都市公園百選』
都市ってどんだけ公園があるのだ。
そしてどんだけ都市を自慢するのか。

『判例百選』
それは百に決めてしまっていいのか。
必要ならもっと増やした方がいいのではないのか。

『子守唄百選』
決めているときに寝てしまわなかったのか。


こんなことを書こうと思ってちょっとだけ調べてみた。
そして驚いた。
県の中で百選を決めているところがあるのだ。
しかもいろんなジャンルで。
そんなことをしたら、世の中百選だらけになってしまうではないか。

さあみなさん、もう今回のオチは読めてきましたね。
では、声をそろえて言いましょう。
さんはい。

『百選百選ができるんじゃないか』





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選ばれしもの
あいかわらず、汗だくで棚を分解している。
設置して二十年以上という年季ものの棚たちだ、
商品が乗っていた部分はきれいだが、そこからはみ出たところは、
ホコリがうずたかく積もっている。

最初は棚板を外すたびに、ウェスで拭き取っていたのだが、
すぐに飽和ホコリ量に達してしまい、拭いても拭いてもきれいにならなくなる。
そこで、安いスクレイパーを買ってきて、こそげ落としてから拭くことにした。

なんとしても両手は真黒だ。
一応軍手をしているが、粒子の細かいほこりは軍手の編み目から侵入してくる。
軍手を脱いだ手もホコリで真っ黒になっている。
もはや、手が痛くならないための軍手なのだ。


そういう作業中に限って、鼻の横がかゆくなったりする。
かゆいっ、ボリボリ。
などと本能の赴くままにかゆいところを掻くと、
それは当然、顔も真っ黒になってしまう。

しかし、かゆいところを掻かないというのはつらいものだ。
かゆくなるというのは、神経が「掻け」と指示しているということだ。
誰がマイ神経の命令に逆らえるだろう。
かゆいと思ったら、掻かないのはストレスの増幅でしかない。


そこで、どこで掻くかを考える。
普通ならどれでもいいから指先で掻くものだ。
だが、十もある指のすべてが真っ黒になっている。
一つぐらい残しておけばよかったと後悔するのだが、時すでに遅し。
とりあえず、まだ軍手の白い手首辺りで掻くことを考える。

軍手生地は目が粗くて、かゆいところをこするには適している。
だが、手首部分はくびれている。
つまり凸でなく凹なのだ。
しかも、かゆいところは鼻の横。
凹なところを凹な部分で掻こうなんて、おしりとおしりでキスするようなものだ。

そこで、軍手を取ることになる。
全指先は真黒だ。
なんとか他に凸な部分を作らねばならない。
指で可動部分なんて関節しかない。
なるべく黒い汚れから離れていて、曲げた時に鋭角になる第二関節が選ばれる。

角がなるべく尖がるように、指は思い切り曲げる。
使いやすい人差し指か、長い中指が選ばれることが多い。
そして掻かれる鼻の横の方も、掻かれる準備をしなくてはならない。
なるべく皮膚をピンと張らせて、ピンポイントでかゆいところを掻かねばならない。
つまり、鼻の下をグーッとのばして、ヘンな顏のマックスにする。

ところが、やっぱりそれでは気持ちよくない。
関節の頂点がすべすべ過ぎるのだ。
そこで、顔が少々汚れることは受け入れる。
小指の爪を使うことにする。

掻きたいが接触したくないという相反する気持ちが争うため、
顏は鼻の下を伸ばしているし、手の方は痙攣したみたいに突っ張っている。
その状態で、小指の爪でかゆいところを4回だけポリポリと掻く。
気持ちいい~。

で、この時、私は以前文房具売り場で見た、
「角だらけの消しゴム」というやつを思い出して、偉大な発明だなあと思うのだ。






↑手が使えない時ほどどこかがかゆくなるけどクリックしてね。





気色悪いわ
そりゃあもう、ここ数日の暑さったらないって感じで、
冷房無しで棚の分解や荷物運びをしている意味や理由がわからなくなってくる。
衣類は汗を吸って飽和水分量で、歩くととぷたぷ音が聞こえるほどだ。
ともかくこれだけの水分が出て言っているのだから、補給はしなくてはならない。

毎日お茶とスポーツ飲料はたっぷり飲む。
汗の分、と思って飲んでいるのだが、人間入口はひとつでも出口は複数。
あんなに汗で出ていくのに、やっぱりトイレには行きたくなるのだ。


行った。
ドアを開けた瞬間、私の敏感なセンサーが何かを察知した。
見なれた光景であるのに、何か違和感がある。
見えてはいるが、それが何か判断はできない、と言った視界の端っこに、
なにかいやな感じで動くものがある。


ぎいやああああああ~


大人になってからでも数十年経つ私だが、
恥ずかしながらけっこう大きな声をあげてしまった。
そう、出るか出ないか出たらイヤ、と思いながら古い棚を分解していて、
ずっと出ないでいてくれたからもう出ないと安心していたのに。

出たのだ、蜘モが。
蜘蛛と書いてもクモと書いてもくもと書いても怖いので、
ごっちゃにして何かわからないようにしてみた。
でも、この表記をするためには、一旦「くも」と打って「蜘蛛」に変換しなくてはならない。
あああ~、そして全部書いてしまっているではないか。

またいやな登場だった。
あっ何か動いた、と思って目的物に視線がロックオンしたとき、
やつは扉の隙間から個室に入っていってしまったのだ。

さて、水分が必要なのは仕事時間中だけではない。
仕事で汗を流した後は、たっぷり水分を摂って、普段の生活に戻るべきだ。
なので昨日はビールを飲みにいった。
実は私は、ビールを飲みに行くとおなかがコロコロするタイプなのだ。

おなかがコロコロなのに、個室におじゃましていった蜘モ。
いったいどうしたらいいのだ。


何もかもを我慢しながら仕事をしていた私のもとへ、口数多子がやってきた。
店に来たお客さんの仕事を持ってきたのだが、その間もしゃべるしゃべる。
その話をさえぎって、一つの質問をした。

「君はヘビとクモ、どっちが嫌い?」

「ヘビ」

「クモは平気?」

「なんでもない」

「こっちへ来たまえ」

事情を説明し、殺害を依頼したが、殺すのはイヤだと言うので、
社外にほうきで掃き出す、というところで話は決着した。
が、トイレに行ってみるとやつがいない。

「よかったなあ」

良くない良くない。
今どこにいるかわからないってことは、いつどこから出るかわからないってことだ。
だが、今どこにいるかわからないものは退治することができない。
口数多子もそこに構えているわけにはいかない。

そんなわけでしばらく水分を控えなくてはいけない私であった。





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自分で描いたんだけど

魔法

野菜を収穫に行く。
オクラは30本ほど植えてあるので、毎日どれだけかは採れる。
シシトウは6本の木が頑張ってくれている。
水不足でゴーヤはいまいち育たず、ナスはぼちぼちだ。
トマトとキュウリは終わり、ピーマンは調子がいい。

家に帰る。
同じ野菜が冷蔵庫に入っている。
なので、シシトウとオクラを袋に入れて家を出た。
シシトウは居酒屋に、オクラはママ子さんにあげるのだ。


後日、私が居酒屋に入ると店の常連がワーッとわいた。
こんな時はよからぬ噂をしていたに違いない。
メンバーは奥から、
スキンヘッド、角刈り、スキンヘッド、スキンヘッド、ヘリポートだ。

おかんが私に、
「この間もらったシシトウを炒め物にしましたよ」
と言った。
すると角刈りが、
「これを食べるとハゲるそうやな」
と言う。

先日、ヘリポートにシシトウを分けてやったのだが、こいつが、
「こみさんにもらったシシトウを食べたらこうなった」
と言ったらしい。
みんなに、責任を取れと言われて、その炒め物を注文した。
なんで自分で収穫したものをお金を払って食べねばならんのだ。


昨日はオクラとピーマンを袋に入れて持って行った。
カウンターにいたのは、角刈りとスキンヘッドが二人だ。
おかんに袋を渡した。
「これ、食べるとハゲるピーマンと、食べるとハゲるオクラだけどどうぞ」
常連を全員ハゲにしてやるのだ。


ついでにもう一つ、ちょっと可愛らしい袋も持っていた。
バイトの一人が、お盆に誕生日を迎えたのだ。
中身は金魚の手ぬぐいだ。

もう一人のバイトが「いいな~」と羨ましがっている。
「あたしは9月5日ね」
と言われた。
「間近に言ってくれんと覚えられんわー」
って言うつもりだったのに、案外近い。






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うろ覚えで描いた
連休明けの初日は出勤に気合が入らない。
ちづるに尻を叩かれて家を出たものの、
「イキタクナイハタラキタクナイシゴトイヤ」
と唱えながら、途中で空の青い国に逃げてしまおうかなんて画策していた。

それでも反復記憶というのはえらいもので、
毎日毎日通勤を繰り返していたために、気が付くと到着していた。
駐車場に車を置き、三歩進んでは二歩半下がるペースで会社まで歩いた。

普通より疲れた状態で会社に入ると、普段と違う雰囲気だ。
入口の真ん前に、本社のトラックが停まっている。
そろりと奥の方を覗くと、社長と本社の倉庫係の人がいる。
いったい何事だろう。

     ※

これまでのあらすじ。
数年前、同業で合併したわが社は、それぞれを別の部門とすることにした。
人里離れたところに広い倉庫を持つ相手会社が本社となり、
大量の商品を扱う卸業部門となり、
町中にあって店舗も持っていた私のいた会社が小売り・ネット販売部門となった。

当然、卸業の方が人員が必要なので、私の同僚はみんな本社に行き、
今の職場に私は一人だけだ。
そんな状況下、店舗を新築し、移転する計画が持ち上がった。
今私は、引っ越しに備え、商品を入れていた棚を分解したり、
仮の棚を組んだりで大忙しなのだ。

     ※


社長の話によると、移転日が決まったとのことだ。
新店舗のオープンは、10月6日。
4日5日の土日で引っ越しをしなくてはならない。
社長が私に言う。

「で、どうなの?」

どうなの?とはどういうことだ。
それはこちらが聞きたいことだ。

「2日でできるかな」

それはこちらが言いたいことだ。
ただし、もっと語調を荒げて。

「何を持っていくの?」

それはあんたが決めることではないのか。
わたしゃ別になんでもいいのだぞ。

結局いろんなことがあいまいなまま、荷物の移動が始まった。
この日1日で3トントラックで4往復も、在庫を本社に持って行った。
倉庫はがらーんとしている。

これがどういうことか、私にはわかっている。
場所は空けた。
だから2階の棚と商品を下に降ろしておけ、ということだ。
冷房もないのに。





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生もの?
五日間の盆休みが終わった。
13日は庭の草取り、14日はちょっとお出かけ。
15日は実家で、残り2日は畑行きと、なかなか有意義な休みだった。
無駄な買い物に出かけなかったことと、
庭や畑がきれいになったのが特筆すべき点だ。

休み前、会社帰りに草取りをしてたのが、功を奏した。
例年、この時期に畑がきれいだなんてありえない。
草は腰まで生い茂り、次の休みこそは草取りと思っていたら雨が降り、
そうこうしているうちに台風や棚卸しがやってきて、キーッとなるのだった。
それを考えたら、今年はなんたる計画的ファームなのか。

そこはやはり、天気が大きく影響している。
空は不安定ですよ、突然降ったりしますよ、
という予報がでるにもかかわらず、結局ほとんど降らなかった。
むしろ土日はカンカン照りで、パラソルを立てて作業したぐらいだ。


土曜日には、畑の周りを草刈り機で刈った。
そのあと、取り残しの草取りをして野菜の枝を剪定して、おしまい。
日曜は、まず野菜くずや雑草を捨てている穴の腐食した土を野菜の根元に撒き、
抜いてあったトウモロコシの茎を細かく裁断して、その穴に捨て、
乾燥させていた雑草の山もそこにまとめた。

これで畑は野菜の植えられている場所以外は更地になった。
耕して肥料をやっておけば、ダイコンや葉物野菜を植えられる。
あまりにステキな光景なので、しばらくうっとり眺めてしまったぐらいだ。


で、ちょっと気になることがあった。
ゴーヤの収穫が普段より少ない。
シシトウやピーマンの元気がない。
ナスが葉っぱがシナシナだ。
これは水が足りないぞ。

先日の大台風で三重県にえらい警報が出た時もこの地方はあまり降らなかった。
ニュースの時間に仮眠をとっていたので知らなかったのだが、
この土日も各地では大変な雨の降りようだったそうだ。
それが遠方ばかりでなく、隣の岐阜県や、
県内でも北部はかなり降ったらしい。

でも、この辺はカサカサだ。
これでは肥料も土に浸み込まない。
水やりをしなくてはならないのか。

昨日、天気予報を見たら「夕方から雨」とのことだった。
しめしめ、これなら会社帰りに水をやりに行かなくてすみそうだ。
夕方5時にちづると居酒屋一番乗りをしてビールを飲んだ。
ちょっと心配してたのだが、6時半に店を出た時はまだ降ってなかった。
天気予報は9時から雨になっていた。

今朝起きて、まず外を見た。
カサカサだ。
昼間降らなかったら、帰りに水やりに行かなくてはならない。
ホースでぴゅー、ではなく、ポリタンとバケツで手運びだ。
しかも、仕事をしたあとで。

うわー、いやだー。
出勤からいやだー。






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でも育たない
盆休み前のこと、会社帰りの信号待ちでよそ見をしていると、
ちょっと横道に入ったところの看板に『テナント募集』の張り紙があった。
はて、あそこはテナントと言ったって、ラーメン屋が一軒あっただけではないか。
これは確認してみなければ。

その店は休日のお昼によく利用している店だった。
ノーマルのラーメンが一杯650円と案外安く、
定食やごはんモノもあってお気に入りだったのだ。
昨日、ちづると行ってみた。
やっぱり閉まっていた。


競争が厳しく、新しい店ができては消え、消えてはできるラーメン界。
どこかにラーメン店ができたなら、みんなが先を争って味見に行き、
あーだこーだと厳しい評論をする。
まるで、厳しいほど自分が通に見えると思っているようだ。

私は以前、ここでラーメンについてとてもいいことを言った。
『一番いいラーメン屋は、近所でそこそこうまいラーメン屋、
 一番よくないラーメン屋は、すごくうまくてすごく遠くのラーメン屋だ』
みんなもっと『そこそこうまいラーメン』を評価するべきではないか。


ここ数年で、私の気に入っていたラーメン屋が3軒も店を閉めた。
この3軒にはラーメンの味以外に共通点があった。

まず、先ほども言ったラーメンの値段が安いこと。
最近のラーメンには余計なものが入っていて値段の高いのが多い。
海苔だとか山ほどの野菜だとかステーキみたいなチャーシューだとか、
そんなものはラーメンにいらない。
欲しい人には、トッピングしてもらえばいいのだ。

それに関連して器の問題がある。
例の3軒は、丼が小さかった。
ちょうど片手に持って食べられるぐらいの、昔懐かしい正統派ラーメンどんぶりだった。

最近、すり鉢みたいな大きな丼や、深皿みたいな丼を使う店がある。
あの目的、というかメリットがぜんぜんわからない。
食べにくいし洗いにくいし、運ぶのも重いだろう。
そういう店の店主は、気が回らない人間だと思われても仕方がない。


そして、もう一つの共通点。
それは、いつも空いていたことだ。
いつ行ってもすぐに座れ、そんなに待たなくても料理が出てくる。
こんなにありがたいことがあるだろうか。

私は待つのが大嫌いだ。
行列なんてもってのほか。
安くて小さい丼のラーメンを空いている店で食べる喜びよ。
ああ、どうして閉めちゃったんだだろうなあ。





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問題は量
お盆も真盆、
お墓も仏壇もないけど、例年通り実家に行ってきた。
しょっちゅう行ってはいるけれど、弟一家と一緒になるのは年三回だ。

このイベントに母いつもごちそうを用意しようとする。
だいたいお寿司を取ってくれて、他に揚げ物やらきんぴらやらが並んだものだ。
でも昔のように大量に料理をするパワーはない。
ここしばらくは、私や弟が適当におつまみを買って行っていた。

今回、何か買って行くものがあるか事前に電話したら、
なにかオードブルのようなものを注文したから、おつまみは要らないという。
まあそう言うことならと、ほぼ手ぶらで実家に行った。


弟一家はまだ来ていない。
聞けば、いつもの寿司屋が大混雑で寿司が届けられないそうだ。
盆だというのに予約はとっていなかったらしい
そこで弟一家が寿司を買ってくることになったようだ。

暑いので漬物でビールを飲んでいたら、揚げ物が届いた。
なんだか凄まじい量の包みだ。
いったいどうなっているのだ。

家族が実家に集まると、私たち夫婦と弟夫婦は入口の部屋、
両親と姪っ子たちが奥の部屋と別れて食事をする。
母はまず、その両方にオードブルを頼んだようだ。
私たちの部屋に置かれたのは、揚げ物メインのおかず7種盛り。
ぜんぶ5個ずつあるということは5人前ではないのか。

母は、注文するとき写真を見て、
「これではから揚げが少ない」
と思ったらしい。
から揚げだけのバスケットを二つ追加した。

さらに、
「から揚げとポテトが一緒に入っているのもある。これも頼もう」
と思い、そのバスケットも二つ注文した。
ちなみに、オードブルにから揚げもポテトも入っているのにだ。
もはやおっさんの胃液中枢を刺激する油祭りだ。

そこへ、弟一家がしこたま寿司を買い込んで到着した。
はっきり言って、寿司とから揚げと漬物で十分だ。
なのに母は、
「夕食に何か買ってくるか」
などと言う。


帰る時間になったが、もちろん揚げ物はどっさり残っている。
これを年寄り二人の世帯に置いていっては無駄になる。
弟一家と分けて持っていくことになった。

今朝、ちづるに訊ねた。
「朝食は、パン? ごはん? 揚げ物?」
ついでにお昼のことも訊ねた。
「お昼はどこかに食べに行く? それとも麺でも茹でる? それとも揚げ物?」

そんなふざけた話をしていて思い出した。
実家がたくさんそうめんをもらったから持っていけと言っていたのに、
揚げ物騒動でもらってくるのを忘れていたではないか。
ああ~ん、そうめん。





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これがきついお年頃
せっかくのお盆休み、ああ旅行に行きたいなあ。
なんて思うことは私でもある。
でも、どこに行っても渋滞と混雑に決まっている。
だからどこにも出かけない。

出かけないから家でごろごろしている。
レム睡眠程度に脳を働かせてテレビを見ている。
特番では旅行モノ、グルメモノが花盛りだ。
でも、見ていて羨ましい気持ちになるものはない。

見ていて憧れるのは、むしろコマーシャルだ。
特にしびれるのが車のコマーシャル。
断崖絶壁や広大な緑地を通る一本の道。
その絶景を滑るように走るカッコいい車。

本当にこんな景色のところがあるんだろうか。
ひょっとしてCGだろうか、などと疑ってしまう。
せっかくのお休みに行くのなら、行列のできる世界遺産や、
熱中症覚悟のイベントなんかより、こういう神風景に身を委ねたいのだ。


しかし、最近こういったコマーシャルは減っている。
コマーシャルのコンセプトが変わってきたのだ。
どうだいこの車、よく走るだろう、よく曲がるだろう、
というのは今の流行ではない。
今の車のコマーシャルは、ほうらこんなによく止まる、がメインなのだ。

場所は風光明媚なハイウェイとはいかない。
おそらく実験場、パッと見は駐車場みたいなところだ。
そこで安タレントがドキドキしながら壁に向かってアクセルを踏み、
「ほうら止まった」
「あらすごい」
と褒め合うのだ。

たしかにこちらの方が盆っぽい。
人並みにもまれて疲れ切り、ノンレム睡眠レベルの脳で渋滞を運転。
それじゃ追突もしてしまうはずだ。
このような最先端技術のブレーキのおかげで、
睡眠時無呼吸運転だったとしても事故にならずに済んでいるのだ。


ただ、気にかかることがある。
この、障害物を勝手に感知して止まるブレーキの総称はなんなのだ?
ちょいとお盆の自由研究をしてみた。

たぶん、この機能を最初に開発したのはスバルだろう。
それは『アイサイト』という。
この後各メーカーが続々発表してきたこのシステム、順不同で挙げてみよう。

スズキは『レーダーブレーキ』
ダイハツは『スマートアシスト』
日産が『エマージェンシーブレーキ』
トヨタが『プリクラッシュブレーキアシスト』
ホンダが『シティブレーキアクティブシステム』
マツダが『SCBS(スマートシティブレーキサポート)』

私はこの方面に詳しくないので間違ってるかもしれないが、
ネットで企業名と「ブレーキ」という単語を入れて検索して出たのがこれだ。
なんだかいやな予感がするではないか。

古くはビデオのベータとVHS。
最近ではケータイの充電の差込口。
各メーカーが「おれがおれが」と好き勝手に開発して、
結局迷惑しているのは消費者ではないか。

今ならまだ間に合う。
自動車メーカーは話し合って、統一されたものを発表してくれ。
でないと、きっと後になってワシらが困るのだ。

でも、もうわかっている。
わが社こそが一番と思っている各メーカー。
動き出したらもう止まらないのだ。





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居眠りだったか
あいかわらず寝つきが悪い。
おそらく、夜更かしして朝寝して昼寝するからだと思われる。
だからと言って無策ではいられない。
一応寝られるようにいろんな努力をしている。

私は眠るとき目を閉じるので、視覚的方法には頼れない。
ダイエットのこともあるので、味覚的方法も無理だ。
触覚は、寝床、枕、冷房でもう打つ手なしだ。
嗅覚に頼ろうと線香を焚いたりもしたが、火を点けたまま寝るのは危険だ。
かといって残り香で眠れるなら、焚いている時点で寝てしまうはずだ。

もはや聴覚に頼るしかない。
そう思って、時にはスマホで音楽を鳴らしながら床に着くこともあった。
しかし、私の好む音楽は睡眠に向いてない。
エレファントカシマシやスーパーフライは血沸き肉躍ってしまう。
それで寝られるわけがない。


そうだぽん、今ヒザをたたいた。
私はクラシックのCDを持っているではないか。
こいつをスマホに取り込んで寝床で流せば、グースカ眠れるのではないか。
そんなわけで収納の奥から秘蔵のCDを掘り出してきた。

『ベストクラシック100』
6枚組で3000円、なんでこんなものを買ったのだろう。
今見てビックリ、
「究極のクラシック100曲、7時間分収録」となっている。
朝までみっちり聴き放題だ。

いやいや、全部聴くわけではない。
この中から好きなものを抜粋し、マイベスト睡眠クラシックのフォルダを作るのだ。
私だって、ちょっとぐらいは知っているクラシックもあるのだ。


ただ、クラシックのタイトルはとても分かりにくい。
曲は聴いたことがあっても、そのタイトルを知らないパターンも多くある。
なんだこのタイトルは。
『ピアノ協奏曲第2番第2楽章(冒頭)』って。
曲の内容に関する情報が皆無ではないか。

そんなわけで、1曲ずつ聴いていくことになった。
少しずつ聴いて、知らない曲や眠りにふさわしくない曲を省いていく。
いや、知ってる好きな曲だけを残していく。

これはなかなかややこしいものだ。
タイトルに聞き覚えがあるのに、全然知らない曲だと思っていたら、
後半になって自分の知っているフレーズが出てきたりする。
だから頭だけ聴きかじって判断することができない。
結局、丸々一曲聴いてしまうことが何度もあった。


この作業が辛い。
眠くなってくるのだ。
6枚のうち2枚目までを調べた段階で、耐えられないようになって寝た。

で、気が付いたのだ。
眠るためのクラシックを求めているのなら、
知っている好きな曲よりも、知らなくて眠くなる曲を選んだ方がよかったのではないか。
なにしろ、聴いていて寝ちゃうんだから。

だが、その作業は知っている曲を探す作業より辛いはずだ。
聴いてて眠くなる曲を聴かなくてはならないのだから。
朝礼の校長先生の挨拶をハシゴ、みたいなものだ。
冒頭だけで判断はできない。
クラシックって後半でいきなり「ばばーん!」とかやってくるのもあるのだ。

ああー、あと4枚聴くだけでなく、今まで聴いた分もやり直さなくてはならないのか。
それを考えたら、悔しくて夜も眠れない。





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トケ井に楽譜なし
私の太い毛にはさみが入る。
ざくりざくり、という音が密度の高さを感じさせる。
下で受けている紙に落ちる毛の重量感。
なんたる剛毛なのだ。
ワシの眉毛。

私が自分でバリカンを使って坊主にするようになってどのぐらいだろう。
今も週一ぐらいのペースで、お風呂前に自分で刈っている。

始めのころは、自分で刈っても、ときどきは床屋さんに行っていた。
ヒゲを剃ってもらうのは気持ちがいいし、坊主も床屋さんがした方がやはりきれいだ。
そして、床屋さんは何度かに一度、眉毛を切ってくれていた。
だから今は、眉毛は近所の空き地みたいに放置状態になっていた。


私の眉毛は濃く太く立体的だ。
丁寧にディップで固めたら、目の上に横モヒカンができるぐらいだ。
指で毛を引っ張ってみたらよくわかる。
スーッとつまんだ指を滑らせていくと、
「あれ?まだ毛がある。まだある。いつまであるの~」
って思うほどだ。

そこでちづるが「切ってやろう」と言い出して、
どこからか、眉毛専用はさみというものを持ってきた。
なにやら怪しげなパーツの付いた小型のハサミだ。
お願いしますと言って私は身をゆだねた。
その時の感触が冒頭の五行だ。


私が聞いたところでは、眉毛というのは短期間で寿命が来て、
どんどん生え変わっていくらしい。
ところが、なかなかしぶとい眉毛を持つ人もいるのだそうだ。
誰もが思い浮かべるのが、某元首相ではないだろうか。
床屋さんによると、あの人と私は同じ性質の眉毛らしい。

こうなると誰でも考えることが“移毛”だ。
増毛や植毛と比べ、自分の毛であるのだから定着しやすいのではないだろうか。
しかも、眉毛は雑草的に広がろうとする特徴がある。
なので人はときどき、周りを剃って整える。

それに引きかえ頭髪は、なぜだか植生範囲が減っていく。
思い出す単語と言えば“砂漠化”だけだ。
この減っていく大地に、広がろう伸びようとする毛を緑化推進できないものか。


足りない。
眉毛だけでは足りないのだ。
じゃあ、他に元気な毛は無いのか。
ある、鼻毛だ。
あの太さ、伸びる速さ、鼻毛は毛砂漠の救世主だ。

足りない。
あった、足の親指毛だ。
あの自由奔放な伸び方こそ、毛砂漠を救うHEROだ。

完成形を想像したが、やっぱり断る。





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元あったものはどうした
うわー、うやってもうたー。
目っ覚ましを止めてからすっくと立ち上がるまでに、
睡眠に戻ってしもたー。
少々グズグズしても、5時40分には起きるはずだったのに、
もはや6時20分。
普段やったらちょちょちと絵を描いて、
「寝過ごしたー」
ってやるとこだけど、それもちょっと頻繁すgちるもんなあ。

そんなわけで、ずっと昔に使った必殺時間がないとき技、
打ち間違えても直さない法、でお送りしてます。
ここまでにも訳の分からんとこあったでそ。
直さないからね。

なんでこんなに朝名をしてしまうようになったのか。
それは夜が寝付けないから。
テレビでよくやっている『足ムズ症候群』ってやつだと思うのよ。
ほら、ワシッてつつい、いや土踏まずが土を踏むでしょ。
ただでも足が疲れやすい作りなのよ。

そこへむいて、あ、これは打ちマイ違いというより、方言かも。
そこへむいて最近足の運動をしていない。
汗をかくから徒歩通勤はもちろん、自転車にものてtない。
雨が降ると車で出勤するでしょ。
雨が降らないと畑に寄るので車で出勤。

やっぱ、足が運動しないと血が流れなくてだるくなるのではないかな。
そんな感じのことをテレビで言っていたわ。


何でもいいけど、今やっているこの方式の致命的な欠点が見つかりました。
間違ったとこを直さないけど、決して文章を書くのは早くならないってこと。

そこへむいて、の当たりで6時30分になっちゃったよう~、
もうご飯の支度をしにいかなければないrません。


ところで、古い常連さんは、私が前にこの方式でやったのを覚えているかなあ。
その時から比べると、すごく打ち間違いが少ないと思わない?
なんだかんだで上達しているのだなあ。
それは面白くないことだなあ。
では。






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絵は何度か描きなおしました
台風のおかげで、畑のこともお出かけも考えずに済んだ土日が終わった。
今日からまた仕事だ。
とはいえ、二日働いたら盆休み。
だったらもう休みにしとけばいいのに、と思うがそうはならない。
この二日間のためにいろいろ段取りを考えることになる。

先週、ちょうど金曜日に昼休み用の本を読み終えた。
これは具合が良かったのだが、土曜日は親父を病院に連れていく日だ。
待ち時間に読む本が必要だ。

それで、金曜は会社帰りに本屋に寄った。
読んでみようと思っている長編推理小説はあるのだが、
それに手を出すと、お盆休みにかかってしまう可能性がある。
五日間も間が空くと、登場人物やストーリーを忘れてしまうだろう。
どうかしたら、その本を読んでいることを忘れてしまうかもしれない。

そんなこんなで悩んでいたら、ちょうどいい本を見つけた。
東海林さだおの食エッセイ『丸かじりシリーズ』の新刊だ。
これは一回が短くて読みやすいし、途中で切ることができる。

土曜日、病院の待合室で半分ぐらい読んだ。
残り半分を月曜と火曜の昼休みという分配になる。
少々は残ったり足りなかったりしても問題ない。
こちらは一件落着だ。


ややこしいのは食糧だ。
台風が去ったあと、スーパーに買い物に行った。
考えなくてはいけないのは、その日の夕食、月曜火曜の弁当、月曜の夕食。
そして、火曜は飲みに行っちゃうかもしれないという段取り。

野菜はまだ少し冷蔵庫にある。
畑に行けば収穫もできるだろう。
それに合わせて肉気が欲しい。
そういえばチューブのショウガがなかった。

そうだ、会社で飲むための粉末スポーツ飲料が欲しい。
おにぎり用の海苔も、と思ったが、二日だけだったら我慢しよう。
湿気ってしまう可能性がある。

おにぎりの梅干しも一個だけだ。
しかし、梅干しは入れ物が大きいから邪魔になる。
二日のうち一日はおかかでも使うとしよう。

弁当用冷凍食品は保存できるから必要だ。
そうだ、このスーパーに来た時は、カレー粉とベーコンだ。
あと、おつまみが足りないとき用に缶詰なんぞもキープしておきたい。

ちょっと涼しくなったから、ビールの他にワインなんかもあったらいいな。
見たから欲しくなってしまったのだ。
となったらチーズぐらいあってほしい。

ホントはピーナッツも欲しい。
だけど、食事が終わっているのにピーナッツでダラダラ飲んでしまうとよくない。
そうだ、魚介類なら低カロリーだから、食べる煮干しを買おう。

もういいか、もういいか、買い忘れはないか。
よーしレジに並ぼう。
あっ、前に並んでいた兄ちゃんが列から抜けた。
何たる幸運。

ああーアイスクリームを買うの忘れた。
冷蔵売り場に走るワタシ。
結局、考えたようで考えてない買い物をしてしまうのだった。





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袋の奥が見たい
こちら三重県。
大雨特別警報なう。
昨日からニュースでやたら三重県のことをやっているので、
東海地方の番組かと思いきや、全国版でビックリ。
なにしろ主役になることの少ない県だから。


今年はともかく日本中で雨の被害が多い。
台風でなくても記録破りの大雨が降り、
町中に水の溢れた景色とヘルメットにカッパのレポーターを何度も見た。
長い間ささやかれ続けた温暖化の影響がいよいよ形になって表れてきたようだ。

それでも、私の住んでいる地域ではのん気にしていた。
私のように外に出ない仕事の人間でも、業者さんがやってきて話をする機会がある。
とりあえずは当たり障りのない天気の挨拶から始まる。
そんな時の定番があった。

まずは暑いだの雨は困るだのの文句から始まり、

「それでも、他所と比べたらましですな」

と答える。
天候による災害が出ている地域と比べたら、ここは穏やかだというのだ。

実際、私の住んでいる辺りは災害が少ないと思う。
ここ数年、台風も避けて通って行くような気がしている。
たまにやってきても、予報ほどのひどい思いをしたことがない。


これを地元の者は、伊勢神宮のおかげだと思っている。
つまりは神様が守ってくれているということだ。
私の頭を髪さまは守ってくれないが。

いやいや、私はそんな迷信は信じない。
という人もたくさんいるだろう。
そんな人にはもう一つの説を聞いてもらいたい。

昔々、とても偉い人が天照大御神をお祀りするのにふさわしい場所をさがすため、
日本中に使者を派遣して、いろんな土地を精査し、
もっとも災害の少なかった伊勢に神宮を建てた。
つまり、災害が少ないから伊勢神宮ができたということだ。


そのせいかどうかはわからないが、暴風圏内に入った今も、
たしかに台風っぽい雨風だが、そんなに大したことはない。
なにしろ、朝、普通に朝刊が届いていたぐらいだ。
二階は雨戸も閉めていない。

今ニュースを観たら、三重県で56万人に避難指示が出ているらしい。
伊勢より北の市でも南の市でも大変なことになっているようだ。
そんなニュースを観て心配してくれている人もいるかもしれないが、こちらは大丈夫。
念のため、近くの川の水位を調べてみたけど、そんなに上がっていない。
なんかをして過ごします。





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こんな日にどこへ行く
ジョンは体が大きくてよく吠える恐ろしい犬だった。
「ジョン、ジョン」
とこちらが人の威厳を捨てて、最上級の愛想で呼んでも、
わんわんわんっ!
と、「やっと出会った親の仇」みたいに敵意丸出しで吠えるのだ。

こんなやつにはなんとか仕返しをしてやりたい。
そこで考えたのが、ジョンに近いがジョンでない名前で呼ぶ作戦だ。
自分が呼ばれたわけでもないのに吠えるこいつを、やーいと笑ってやろう。

「ぞん、ぞん」

「わんわんわんっ!」

ふふふ、今私は“ぞん”と言ったのに、それに気づかず吠えていやがる。
ばーかばーか、お前は“ぞん”か。

「ぼよん、ぼよん」

「わんわんわんっ!」

ぷぷぷっ、また吠えた。
“ジョン”と“ぼよん”の区別もつかないのか。

「次郎、二郎」

「わんわんわんっ!」

うひひ、ジョンがじろうと呼ばれて吠えた吠えた。
しかも、一回目のじろうと二回目のじろうが字が違うとも気づかずに。

「呪怨、呪怨」

「わんわんわんっ!」

あー怖い怖い、違う意味で怖い。
お前はホラーな犬だなあ。

「常温、常温」

「わんわんわんっ!」

この暑いのに冷やしてももらえないのかい。

「超音波、超音波」

「わんわんわんっ!」

さすが、犬笛が聞こえるだけのことはあるねえ。

「贈与、贈与」

「わんわんわんっ!」

何か欲しいんだねえ。

「テレビジョン、テレビジョン」

「わんわんわんっ!」

「セリーヌ・ディオン、セリーヌ・ディオン」

「わんわんわんっ!」

「(低音で)エイドリアーン、エイドリアーン」

「わんわんわんっ!」

「ぶっぽうそう、ぶっぽうそう」

「わんわんわんっ!」

「きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりーぱみゅぱみゅ」

「わんわんわんっ!」

「・・・そういえば」

「わんわんわんっ!」

「こいつは何でも吠えるんだったわい」

「わんわんわんっ!」


ちなみに、ジョンは私が小学生の時、同級生の家にいた犬だ。
この話は、それをふと思い出した私によるフィクションです。





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わからない人は調べてね
会社の二階倉庫にあった二種類の棚を分解して一階に運び、
それを組み合わせて一つの棚を作る。

仕事のあと、畑の畝間の草をクワで削り取り、
暗くなってきたのでオクラとシシトウを収穫。

家に帰ってシャワーを浴び、着替えて居酒屋へ。

そのあとスナックに行ったら、居酒屋にいた常連二人が乱入。

閉店までいた後、ママ子さんも一緒に再び居酒屋へ。

カレーうどんを食べて気が付くと1時過ぎ。

家に帰ってバタンキュー。


いま、しんどい。









アナーキーな気分
コメダ珈琲、と言って全国に通じるのだろうか。
愛知県発祥の喫茶店チェーンだ。
私はあまり喫茶店を利用しない方だが、ここにはたまにおじゃまする。
その理由は二つ。
サンドイッチがずっしり重いことと、カキ氷が山盛りなことだ。

この暑い時期、テンコ盛りのカキ氷はありがたい。
体内のマントル活動を抑えるには内側から冷やすのが一番だ。
甘くて冷たくてこんもり。
これこそ夏のオアシスだ。

しかし、去年まではとても不満があった。
カキ氷のラインナップが偏っていたのだ。
イチゴ、レモン、抹茶、マンゴー、そして透明。
たしか去年、透明のことを“センジ”と書いたら“みぞれ”と直された。
あれ、逆だったかな?

ともかく、それだけしか選択の余地がなかったのだ。
なんてことだ。
私はカキ氷といえばメロン派だ。
メロンがあれば決して迷うことはない。

「いつもメロンだから、今日は違う味にしてみようかな」

なんてことはあり得ない。
メロンがあれば必ずメロンを選ぶ、そんな筋金入りメロナーなのだ。


だから、
『コメダ珈琲のカキ氷にメロン味登場!』
というニュースを聞いた時は、喜びのあまりキャメロン・ディアスを名乗ってしまった。
何の影響もなかったが。

そしてその日がやってきた。
灼熱の日曜日の午後4時。
喫茶タイムのピークを過ぎたコメダ珈琲に飛び込んで、
ちづるが注文する時間ももどかしく『メロンミルク』を指差し注文した。

脳内砂時計が間もなくカラになりそうな頃、
メロンの匂いを感じて振り返ると、ウェイトレスさんが髪を振り乱してやってきた。
うほー、氷メロンとの対面だ。
噂には聞いていたが大きくなって。

カキ氷のトロはてっぺんの最初の一口だ。
口でがぶりといきたいところを、お上品ぶってスプーンですくって一口。


ぐあー!
なんだこれは、とてもうまいメロンではないか。
とてもうまい本物のメロンの味だ。
あああーとてもうまい。
ちづるに一口あげたら、彼女も「とてもうまい!」と絶賛だ。

だけどしかし、その時私はわかったのだ。
私が食べたかったのは“メロン”ではなく“ミドリ”だったのだ。
ああー、あこがれの氷ミドリ。
どこにあるの。

こうして私は、とてもうまいのにガッカリ、という経験をしてしまったのだった。





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見えてる?
この土曜日は出勤だったし、日曜日はしとしと雨が降ったし、
そんなおかげで、畑は畑だか耕作放棄地だか雑草耕作だかわからなくなっている。
となると会社帰りにもう一仕事、ってなことになってしまうのだ。
先週も三日ほど行ったけど、まだまだ草度80%だ。

月曜日、昼間に少し雨が降ったが、小雨決行の勢いで畑に行った。
ぎゃぷ!
これはいかん、草取りよりも収穫をしなくては。

オクラをチョキチョキ採り、シシトウをチョキチョキ採り、
ナスもいいのができてきた、ピーマンも大きくなってきた、
トマトもステキに色づいてきた。
そしてゴーヤが調子に乗ってきた。
バケツに二杯の野菜を採ったら、もう日が暮れていた。

畑の近くに居酒屋の常連で一人暮らしの若僧がいるので、
一通りの野菜を玄関に置いといてやった。
野菜を作りたいと言うので苗を分けてやったのに、
見事なまでに失敗しているので、自慢をするためだ。


火曜日、もうどうあっても草取りをする。
昼間、棚と商品の大移動でへとへとだったけど、草を取らねば気が休まらん。
草はもはや手で毟れるレベルではない。
なので、車から土起こしと軍手だけを持って草むらに突入する。

土起こしとは、スコップのような形で先端が5本のフォークのようになっているものだ。
収穫の終わったトウモロコシの根元に土起こしを打ち込む。
てこの原理で根っこから掘り起こす。
土がほぐれたあたりの草を、パスタのようにぐるぐる巻き取る。
丈も根も伸び放題の草はこの方式でやると効率がいいのだ。


とはいえ、このやり方は体力を使う。
普段使わない筋肉を総動員して、ボリバリボリバリ草を引きちぎり抜きやっつける。
そんなところでスマホがポロリンと鳴った。
ちづるからのLINEだ。

「何か買うものあるか」

どうやら買い物に行っているらしい。
今の汗だく土まみれの状態で欲しいもの。
もちろん一位はビールだが、それは家にあるはずだ。
そのあときっと欲しくなるもの、それはアイスクリームだ。


さて、各家庭にはいろいろな事情があるものだ。
我が家にも、事情があってよそ様とはちょっと違うルールがいくつかある。
そのうちの一つなのだが、わが家ではアイスクリームのことを、
『愛憎クリーム』と表記する約束ができているのだ。

体は汗まみれ、手は土まみれ、ホントはスマホに触りたくない。
とりあえず軍手を外し、なるべくスマホに触れないように返信を試みる。
LAINを呼び出し、文字を打つ。
メガネは掛けていないし、あたりは薄暗くなっていたのでとても見にくい。

「あ・い・ぞ・う」と打つ。
これでもう勝手に『愛憎クリーム』と変換されるはずだ。
送信。

なんかおかしい。
ぼんやりとしか見えないが、どうも字数が少ないような気がする。
なるべく明るい方を向けて、スマホを離してみてみる。

ああー、しまったー!
これはちづるではなく、居酒屋の常連で一人暮らしの若僧ではないか!
そういえば昨日の夜、やつから野菜のお礼がLINEで来たのだった。

夜になってそいつから、
「えっ?」
という返信が来た。
そりゃ、いきなり
「愛憎」
なんてメッセージが来たらそうなるだろう。

私はアイスクリームを食べていたので、その返信を無視した。





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それより中身を返せ
ワシは王様じゃ。
ややこしいので県庁所在地はその県の中心にするというおふれを出した。
すると、滋賀県が滅んだ。


パスタを茹でるときはアルデンテに限る。
中心に一本芯が残るぐらいでお湯から上げる。
じゃあ、マカロニはどうするのだ。
カッチカチやぞ。


都会には環状線というぐるぐる回っている電車があるらしい。
だとしたら、その中心に住んでいる人の最寄駅ってどこだろう。

私のささやかな知識によると、東京の環状線は『O型』だが、
大阪の環状線は『Q型』らしい。
今路線図を調べたら、環状線の中に“ぴゅっ!”って飛び出している線がある。
天王寺だ。
となると、天王寺が最寄り駅になる人がかなり多いのでは?


ほとんどの果物は中心辺りに種がある。
種が一個のモノは確実に中心だ。
複数の種を作るものは中心を囲むように種ができる。
おそらく、果肉が腐って養分になるとき、皆に平等にいきわたるようにだろう。

だとしたら、イチゴはどうして種が外側なのだ。
中華のゴマ団子みたいに周りにみっちり種がある。
しかもイチゴは先端が甘くヘタの根元は甘くない。
なんて種に不平等。


最近、羽根のない扇風機というのがある。
なんでそんなことができるのか理解できないのだが、最先端な感じはする。
子供が手を突っ込んで痛い目に合わないから、安全ではあるだろう。

が、あれは羽根がない分“がわ”というか“ふち”というか、
ともかく本来は羽根があったらその囲いとなる部分だけある。
だとしたら、羽根だけあった方がコンパクトなのではないのか。
冬場、衣類を掛けておくにもその方が邪魔にならないのではないのか。


お風呂のイスって穴が開いている。
あれは何のためだろう。
座る部分に水が溜まらないようにしているのだろうか。

足があるタイプだとあの穴も気にならないのだが、
中にはロングスカートみたいに中が全く見えないタイプのイスがある。
あれが怖い。
中になんかいたら・・・
刺客がいたら・・・


以上、世の中の中心について考えた件でした。

おかしいな、これらがマクラで、中心となる話題があったはずなのに、
何だったか忘れてしまった。
脳のドーナツ化?






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これもちょっと怖い
家庭内の会話の減少が心配されている昨今、
我が家ではあいかわらずたわいのない会話が頻繁に交わされている。
たわいがなさ過ぎて心配なぐらいだ。

だが、そんな会話でも場合によっては利用価値があるのではないだろうか。
たとえば、その会話をブログに載せてみる。
すると、会話の中の単語に興味を持つ人がいるかもしれない。
つまり、検索ワードに引っかかる可能性だ。

世の中にはいろんな趣味の人がいる。
私とちづるの会話が、ある人のアンテナをピピピと反応させるかもしれない。
それでこの『いぢわるこみ箱』に興味を持ってくれたら幸いだ。
試しに、ある日のニュースから始まった我が家の会話を再現してみよう。


「なあちづるさん」

「なんや」

「今思ったんやけど“FIFA”って空気が抜けて言いにくいな」
(ここでサッカーファンが食いつくことだろう)

「そうかな」

「これなら“ひーはー”の方が言いやすいやろ」
(ここでお笑い好きの人、特にブラックマヨネーズのファンが反応するだろう)

「なんやそれ」

「“ピパ”でもいいか」
(これには生物マニア、特にカエル好きの人がひっかかるはずだ)

「それはいいかもな」

「なんなら“キハ”でもいいかも」
(ここで鉄道マニアが飛びつくのは間違いない)

「いいか?」

「“にや”はどうやろ」
(これには猫派のひとたちがやられてしまうのだ)

「どうもこうもない」

「“ティーチャー”は?」
(これにはいろんなジャンルの人が反応するだろうが、あえてアニメを挙げておこう)

「疑問形にするな」

「“シーサー”でもいいな」
(これで沖縄県民はメロメロだ)

「いいな」

「“ちば”もいいな」
(千葉県民が反応しないはずがない)

「そうやな」


いかがだろう。
こんなに内容の薄い会話でも聞く人が聞けば興味津々の話題となるのだ。

だが、書き上げてみてそれ以上によくわかったのが、
私の話をちづるさんがいかに軽くあしらっているかということだ。
もうちょっと反応してもらえないだろうか。






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なんのためのベルや
昨日は仕事が終わってから和風雑貨のお店に行き、
ママ子さんの誕生日のプレゼント買って帰宅。
家で夕食を食べてからスナックへ出かけた。
居酒屋もサウナへも行かずにスナックなんて前代未聞だ。

というのも、和風雑貨のお店がちょっと遠かったのだ。
いや、特にその店にこだわりがあったわけでもなく、
以前ふらりと覗いた時に即決できるものがあったからだ。
プレゼントを選ぶとき一番重要なのは即決できるかどうかだ。


私が選んだプレゼント、それは時計と手ぬぐいだ。
もちろん時計がメインで手ぬぐいはおまけだ。
なんでおまけまでつけたのか。
その時計が安すぎて申し訳ない気持ちになったからだ。

そんな気持ちになったのにどうして即決したかというと、
それが猫グッズだったからだ。
最近知ったのだが、ママ子さんは猫好きなのだ。
革製の可愛らしい猫の顔に収まったルーペ付きの懐中時計。
手ぬぐいの柄は、へちま棚の下、縁側で寝ころぶ白い猫だ。


私の勝手な理論だが、
犬好きの人が犬グッズ好きとは限らないが、猫好きの人は猫グッズが好きだ。
お前はどっちだと訊かれたら、おそらく犬派なのだと思う。
でも、どっちのグッズが好きかと問われれば、猫の方がいいと思う。

これは、犬が定まっていないからだと思う。
犬は種類が多すぎる。
私の方に乗るような小さなやつから、私が乗っても平気そうなやつまでいる。
小さい犬が好きな人と大きい犬が好きな人がいるだろう。
となると「犬グッズなら何でも好き」とはなるまい。

その点、猫はほぼ寸法も形も揃っている。
行動や習性もだいたい一緒なのではないか。
犬は「キン」と鳴くのもいれば「ぐふ」と鳴くのもいるが、
猫は必ず「にゃー」と鳴く。
このように統一されている方が感情移入しやすいのではないだろうか。


そして私が誇るもう一つの理論が、猫好きは黒猫好き、ということだ。
私が選んだ時計は、色が三色あった。
黒とあずき色とベージュだ。
なんでこんな三色なのかわからないが、ここは黒で即決だ。

ママ子さんにその話をしたら、
「その三色なら黒がいいね。でも私は黒猫が怖い」
エドガー・アラン・ポーか!

このようにして私の猫好き理論2は粉砕された。
たぶん1も怪しい。





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にゃんたることでしょう
ああ、暑くてだるくて腹減った。
今日は月に一度出勤する土曜日だ。
で、何をするかというと、棚の解体と荷物の移動だ。
うんざり。

昨日は会社近く、外宮前の広場と参道でお祭りだったらしい。
たしか、浴衣祭りみたいなイベントで、
屋台が出て、浴衣のおねえちゃんが集まって、撮影会とかもあったらしい。
会社に集荷に来た佐川急便の兄ちゃんが、行きたい行きたいと言っていた。
私はすぐにでも行けたのだが、汗でとぷとぷになっていたから帰った。

今日は今日で何か神宮関係のお祭りらしい。
近くに月夜見宮という外宮の別宮があり、外宮とをつなぐ道路を神路通りという。
この道は石畳風で中心だけ黒い石だ。
ここは神様が通るところなので、人は歩いちゃいけないらしい。

その道の両側に、今夜は竹筒に入れたろうそくがならぶ。
ウチの会長は町内の人になるので、日が暮れたらこれに火を点けに行くらしい。
私が帰る頃は、火は点いていないが竹筒がならぶ光景はなかなかステキだ。
でも、汗だくだから帰る。


それだけではない。
今日は大事な用事があるのだ。
明日がママ子さんの誕生日なのだが、お店が休みなので、
今日はプレゼントを置きに行かなくてはならない。
なにしろ獅子座会の時にもらっているのだから。

あの日はちょっと焦っていた。
ママ子さんの誕生日はたしか8月のアタマだったと覚えていたのだが、
正確な日付を忘れてしまっていた。
かといって「何日だった?」と訊いたら怒られるに決まっている。

そこで私は考えた。
プレゼントをもらった時にこう言ったのだ。

「じゃあ、誕生日にお返しにくるからね。
 あっ、今年は何曜日だっけ?」

これで誕生日が3日で、2日の日に行かなければならないと判明したのだ。


なので昨日はプレゼントを買いに行く予定だった。
一応、モノとお店は決めてある。
とりあえず仕事終わりに体を拭き清め、着替えて会社を出た。
まずATMでお金をおろし、ガソリンを入れに行った。

ここでしんどくなってきたので帰宅した。
明日、つまり今日、つまり当日買いに行けばいい。
それならお金もガソリンもあるからまっすぐお店に行ける。

ただし、それだと帰宅してシャワーを浴びたら、居酒屋に行く時間はない。
常連に捕まってママ子さんのスナックに行くのが遅くなったら翌日が辛い。
よし、家でビールをひっかけてスナックに直行しよう。
お金と時間の節約だ。


そう決めて就寝したら、何かLINEが入った。
居酒屋のバイト子から「カラオケに集合~」

「今全裸だから無理」
と返信して寝た。






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珍しく時間を示したのに