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月別アーカイブ  [ 2013年07月 ] 

線からこっち

鳥の声で目が覚める。
あまりさわやかな目覚めではない。
鳥の位置が近すぎるのだ。

我が家の戸袋の中で生まれたムクドリのヒナは、
初めのうちこそ「ぴよ」と可愛い声で鳴いていたが、
今では親鳥が持ってくる餌をもらおうと「ぢゅうぢゅう」騒ぐのでやかましい。

それにしても不思議に思うのは、あんな戸袋の中にいて暑くないのだろうか。
他人ながら、いや、他生物ながら心配になってくる。
壁面は手で触れないほどの温度になるし、行き止まりだから風も通らない。
しかも奴らは四本以上の羽毛で体が覆われているのだ。

そういや、奴らは何で水分を摂っているのだろう。
やはり、親から口移しでもらうのだろうか。
それとも餌の水分だけがたよりなのだろうか。
だとしたら、虫の体液か。
とても喉が潤う感じではない。


私もかなりの汗かきだが、新人クンは凄まじい。
痩せているにもかかわらず、常にボタボタと水分を排出している。
鳥に分けてやって欲しいぐらいだ。

聞くと、彼は新陳代謝がスゴイらしい。
体温も平熱で37度ぐらいあると言っていた。
なんと暑苦しい話だろう。
近寄らないでおこう。

だから彼のカバンは大きい。
会社で一日に三度は着替えるというし、水筒は2本持ってきている。
昨日は飲み物がなくなったといって、2リットルのペットボトルを2本買ってきた。
歩く水資源リサイクル場か。


私は昼休みにシャツを着替える。
休み時間が終わったら、その時に体を拭いたタオルを洗って干しておく。
昨日も洗ったタオルを干しに中庭に出た。
すると、新人クンのTシャツとタオルが干してあった。

おそらく私のことを見習ったのだろう。
しかし困ったのは干し場だ
ちょうどハンガーを引っ掛けるのに都合のいい釘は二本しかない。
近い方に新人クンのシャツがあったので、私は背伸びをして遠い方に掛けた。

夕方、新人クンが本社に戻ったあと、タオルを取り込みに行くと、
横の棚に新人クンのハンガーと洗濯バサミがキープされていた。


鳥、
新人クン、
なんだか私の陣地が侵略されているような気がしてきた。







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早く取り込まれたい
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[ 2013/07/10 06:38 ] ワシのこと | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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