2013年04月

ここでは、2013年04月 に関する情報を紹介しています。
先週、またもやウチの親父が入院した。
それも、一昨年の入院、去年の腰痛とは全くの別件で。
今度は腸閉塞だそうだ。

「手術自体は難しいものではないが、歳が歳だけに何が起こるかわからない」
と脅かされていたのだが、手術は二時間ほどで無事成功。
一週間で車椅子に乗って散歩するまでに回復した。
ホッと一安心だ。


しかし、ひとつ看過できないことがある。
我が家の非常時の連絡体系だ。
私が事情を知ったのは、手術の2時間前。
それも、
「手術するから病院に来い」
だけだ。

母の説明によると、
親父のケータイに私の電話番号が入っていないので、
電話番号を暗記していた私の弟の家に、弟の奥さんが帰宅した頃、公衆電話で連絡したという。
その連絡は、十円玉が切れたために「手術と病院」のメッセージしか残せず、
弟の奥さんは私の会社に電話し、それを伝えたという次第だ。

私は普通に仕事場にいたが、
「親戚の方から電話です」
と事務所から連絡が来たときは詐欺だと思った。
で、出てみればこんなささやかな情報。
親父のケータイに電話しても誰も出ない。
とりあえず病院に駆けつけたときは、もう手術待ちの状態だった。


もちろん、私のケータイ番号は親父のケータイに入っている。
待ち時間に説明しようとケータイを貸してみろというと、
母は家に忘れてきたという。
なるほど、こちらからかけても通じないわけだ。
しかし、これではなんのためのケータイだ。

母を実家に送っていったとき、ケータイの説明をしてやった。
親父のケータイはお年寄り用だ。
非常連絡用のボタンが三つ付いている。
これを押せば、番号もアドレス帳も必要ない。

母にそのボタンを見せながら、
「いいか、この1番のボタンを押すと・・・」
実家の番号だった。
まあ、考えてみれば当然だ。

「いいか、この2番のボタンを押すと・・・」
町内のオヤジの友達の番号だった。

「いいか、この3番のボタンを押すと・・・ほら、一発で私のケータイにつながる」
と教えたものの全然一発な感じがしない。
なんで長男が3番なのだ。


ちなみに、オヤジは手術の二日後から、ジュース飲みたいと言い出し、
今はタバコが吸いたいとダダをこねている。
だからまだケータイは渡していない。








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ベルを鳴らしてやろうか
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連休初日の朝、休みとはいえ最低限の身だしなみは大切と思い洗面台の前に立った。
左目が何やらネトネトするので顔を洗おうと思っただけだ。
鏡に映った私の左目がなんだかおかしい。
なんだかいつもより黒目がちに見える。

ぐっと近づいてみて驚いた。
血だ。
真っ赤だ。
何事だ。


さて、鏡に映った自分の目のことを他人に伝えるのは難しい。
真っ赤なのは、私の左目の黒目より左側のやや下寄りだ。
鏡の私からしたら、右目の黒目より右側のやや下寄りになる。
ただし、私から見た鏡の私では、左側の目の黒目より左側のやや下寄りだ。
「私の左目の黒目より左側のやや下寄り」でやめておいたほうがわかりやすかったか。

ともかく、そこが真っ赤なのだ。
充血して血管が見えているのではなく、血が溜まっているように見える。
まるで血の涙だ。
もっとよく見てみよう。


さて、鏡に映った自分の目の黒目以外の部分を見るのは難しい。
黒目の左側が見たいからといって、素直に左を見てしまうと見たいところが見えなくなる。
黒目が左側に移動するから、黒目より左は目尻の後ろに隠れてしまうのだ。
となると、黒目を右側に移動させなければならない。
つまり、右を見るということだ。

右を見ると、左目の黒目より左側が露出するのでその部分が鏡に映る。
しかし、視線は鏡から外れ、右の棚に置いてある歯ブラシを見ている。
黒目が右側に移動しているからだ。
肝心の見たい部分、患部は目の端に入っているだけだ。

この場合の『目の端』というのは『黒目より左寄り』などという『端』ではなくて、
視界の端の方、なんとなくぼんやり見えているあたりのことを言う。
状況に応じて機転が利くという意味で『目端が利く』という言い回しがあるが、
実際は目端なんて利かない。

目の端に映ったものを見ようとしてしまうのは、人間の素直な反応だ。
視界の端に、赤い目の端が入った途端についそっちを見てしまう。
ただ、そっちを見た瞬間に、当然見たいところは隠れてしまう。
残像さえ見ることはできない。
サッと視線を移した瞬間、鏡の自分と見つめ合っているだけだ。

しかも、視線だけサッと動かしたのなら、アラワタシッタラバカネホホホ、で済むのだが、
顔ごとサッとそちらを向いてしまった私。
「今、あなたが見つめているのはアホウです」という状態だ。


さて、鏡に映った自分の目の黒目以外の部分を見るには、黒目以外の部分が動かなくてはならない。
黒目の左側を見るには、黒目は鏡をみつめたまま、顔を左に向けていく。
そして、黒目の下寄りを見るには顔を下げればいい。
すると、視線の中心である黒目のすぐ横に見たい患部が見えている。

今、鏡に映っているのは、右上を見ているおっさんだ。
ただし視線はこちら、つまり、下からこちらを睨めつけている格好になる。
しかも、目が真っ赤で、難しいことを考えながらやっているので口元まで歪んでいる。
我ながらホラーだ。


ちづるにも見てもらった。
医者に行けと言われた。
二時間待って「ほっとけば治る」と言われ、目薬をもらってきた。








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あんたの声にびっくりしたわ
『豚に真珠』ということわざがある。
全く役に立たないとか、価値に見合っていないとか、無駄であるとか、
そんな意味を説明するより『豚に真珠』と言ったほうが早いぐらい浸透している言葉だ。

似たようなことわざに『猫に小判』というのがある。
同じように『馬の耳に念仏』というのもある。
微妙にニュアンスが違うが、とても共通していることがある。
何を与えてもダメなボンクラを指しているということだ。
では、どの言葉が一番見事にボンクラを表しているだろう。

まず、例えにされている動物を見てみよう。
豚は食用であるとともに、悪口用だといっても過言ではない。
「この豚め」
なんて言ったら、たいていの人が「悪口を言ったな」と怒るだろう。

我が家では、言葉の最後に“子”をつけたらそれはちづるのことだ。
で、以前いつもの調子で
「イベリ子」
と呼んだら、それはもうレッカー車のごとく怒りくるったものだ。
値段とか高級感にかかわらず、豚はきつい悪口なのだ。


では、猫はどうだろう。
犬派か猫派かという議論が起きるほどだから、人間界では人気の動物だ。
しなやかさとか奔放さに憧れる人間もいるぐらいだ。

「君は猫のようだね」
などと夜景の見えるレストランで洋酒なんかをクルクルしながら、
ほろ酔いの女性に関東弁で囁いたら、それはちょいとしたドラマのようだ。
その男性の資質によっては、彼女はキュンっとかニャンっとなるかもしれない。


馬は好きな人はともかく好きらしい。
鹿とコンビで『馬鹿』なんて言葉に使われているが、単体では悪口にならないだろう。
誰かに「お前は馬みたいだ」と言ったら、それは確実に輪郭のことだ。
ほかにもあるだろう、なんて考えてはいけない。
馬といえば馬面だ。

これは悪口なのだろうか。
丸顔とかイカリ肩とか鳩胸みたいに形状を表しているだけだ。
ただ、もう一歩踏み込むと人間の内容を表現する。
「君はサラブレッドだ」と言われれば「いえそんな」と頬を赤らめるだろうし、
「きさまは駄馬だ」と言われたら、コーヒーを飲むしかない。


ううむ、どうも動物側ではボンクラ度が把握できない。
与えるモノの方を考えてみよう。
一番わかりやすい方法は、入れ替えてみることだ。

「猫に真珠」
いま、それは似合うぞと思った人もいるだろう。
ひょっとしたらもうやっている親バカチックな擬似お金持ちがいるかもしれない。

「豚に念仏」
なんといっても食べてしまうのだから、そのぐらいはしなくてはならないだろう。
豚さん、ありがとう、大好きです。

「馬に小判」
こう言う人がいっぱいいると聞きましたぞ。
大半の人ががっかりして帰っていくらしいけど、国庫が潤うなら良しとしよう。


何の話だったっけ?







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マッサージなのっ?
昨日の朝は慌てていた。
弁当を作り始めるはずの時間に、まだお絵かきをしていたのだ。
更新が終わって急いで朝食の支度にとりかかる。

味噌汁と手抜き弁当を作り、自分のおにぎりを、
と思ったらなんとこんな日に限って海苔がない。
海苔は二枚を炙り、半分に切って使うので、一回炙ると四日分できる。
なのにこの日は炙り日だ。
ええい、めんどくさい、お昼はコンビニで買うことにしよう。

バタバタしたが、なんとか普段通りに家を出ることができた。
今日も天気がいいので徒歩出勤だ。

ご近所の奥さんにご挨拶。
小学生の群れを追い越して、ヘッドホンで音楽を聴き始める。
広い道を超えると、苗を植えたばかりの田んぼが広がっている。
そんな景色を見ながら歩き、一曲目の音楽が終わった時に気がついた。

ケータイ忘れた。

ケータイがないととても困る。
昼休みに目覚ましなしではのんびり寝られない。
うむう、結構来てしまっているが家に逆戻りだ。

幸いにも、さっき挨拶した奥さんに会わずに家にたどり着くことができた。
ちづるに「おかえり」とイヤミを言われて、ケータイを手に取る。
今から歩いたのでは始業時間に間に合わない。
仕方ないから自転車で出勤しよう。

となるとまだ出発するには早すぎる。
よし、慌てていて剃れなかったヒゲを剃ろう。
男子は身だしなみが肝心だ。

キレイキレイし終わった頃、ハッと気がついた。
時間があったんなら海苔を炙っておにぎりを作ればよかった。
急いでやればできるのではないか。

いや、いかん。
海苔を炙るなんて、バタバタあわててやることではない。
あれは心にゆとりを持ってのんびりやることだ。
そうでないと海苔の香りがとんがってしまう。
なんてことよりめんどくさい。

結局ヒゲだけ剃って出勤だ。
久しぶりに自転車を出してくる。
漕ぎ出してすぐ、違和感を感じる。
ああータイヤの空気が少ない。
だがまたもどってくうきいれをだしてくうきをしぽしぽもういやだこのままかいしゃにいくー


会社近くまで行ったらまだまだ余裕の時間だった。
しばらく自転車通勤をしていなかったので感覚が狂っているようだ。
よし、神社の木陰あたりでちょいと汗を引かせてから会社に・・・

コンビニでお昼を買わねばならんのだったー!








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間に合っても役に立たんぞ
これまでのあらすじ
私の勤めている会社は、数年前に同業者と合併をし、
二ヶ所で営業をしていくこととなった。
紆余曲折を経て、ほぼ元通りのメンバーで安定している状態だ。
そこへ、経験者である新人クンが入社し・・・


新人クンの研修期間が終わり、新しい勤務体系に変わった。
今までは普通にこちらに出勤していたのだが、
まず、本社に出勤する事になった。
そして、必要な荷物を積んで、こちらへやってきて、
そのままこちらで仕事をし、帰りにまた荷物を積んで本社へ帰るというシステムだ。

そのように聞いていたので、私も上司Tも9時半頃にはこちらにやってくるものだと思っていた。
ところが、初日にこちらに到着したのはもう11時。
聞けば、あちらで朝の一仕事を終えてからこちらに来るという。
あちらの担当者には、
「お昼はどちらで食べるの?」
などと言われたそうだ。

もちろん私と上司Tは「んがー」と怒った。
朝一番が忙しいのはこちらも同じだ。
特に上司は、彼に自分の後釜に座ってもらい、
自分は楽々パートタイマーになろうと思っていたからなおさらだ。


会長、つまり元の我が社の社長に詰め寄ると、
「そりゃあ、あちらも忙しいのは同じだから」
となだめられてしまった。

人が欲しいのはこちらもあちらも一緒。
しかし、あちらに出勤するとなると、こちらは分が悪い。
あちらの仕事をさんざんしたあと、手が空いたからこちらへ、
なんてことになるのは阻止しなくてはならない。

しかし、社長会長に訴えても無駄ということがわかった。
攻めるなら本人だ。
新人クン自体を洗脳するのだ。


幸い、こちらで二週間の研修をした新人クンは、もちろんこちらに馴染んでいる。
とりあえず、本人の口からも、
「こちらの方が好き」
という言葉をもらった。

そうだろうそうだろう。
あちらにあるのは便所掃除の当番で、
こちらにあるのは夕方のおやつだよ。
仕事机の上には自由に食べていいお菓子箱があるよ。

上司Tはスーパーで安売りの缶コーヒーを1ケース買ってきた。
「冷蔵庫に冷やしておくからいつでも飲んでいいんだよ」
私も時々、コンビニでパンを買ってきて与えている。


何か方法を間違っているような気がする。








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ウォッチウォッチングしてたんだよ
昨日はお天気が悪かったので、久しぶりに車で出勤した。
歩いたほうが健康にいいことはわかっているが、やはり車はいい。
何がいいって、大きな声で歌が歌えるのだ。

徒歩で通勤するときもヘッドホンで音楽は聞いている。
知り合いに話しかけられる可能性があるので、ご近所を離れたところから聴き始め、
会社に近くなってきたら聴くのをやめる。
音楽を聴くと大抵そのリズムに釣られてしまうので、歩くスピードに影響が出る。
本来のテンポよりやや早いぐらいの音楽だと、会社に早く着ける。

そんなにノリノリなのに、歩いているときは歌うことができない。
法で禁じられている、というわけではないのだが、やはりみっともない。
そう言う人を見つけたら、私でも近寄らないでおこうと思うはずだ。

朝は案外抑えるのが楽だ。
体のスイッチが入っていないから、聴きながらボケーっと歩いている。
帰りはそうはいかない。
会社で鼻歌を歌っていたり、人との会話をしたあとなので声帯がゆるんでいる。

むしろ、音楽で自分の声が聞こえていないので、
気がつくと「ぼえ~♪」と声が出ているときがあるのだ。
だから帰り道は、脚力や肺活量より、自分を制御する能力が必要になる。
うっかり歌いそうになったときは、息を吸い込みながらでなくてはならない。


が、
車の中というのは、無法地帯だ。
自由自在に「むほー♪」と歌っている。
これがカラオケより気持ちがいい。
歌詞なんか見なくて好き勝手に作れるし、どんなに外しても嫌がられることがない。
気絶さえしなければ全くフリーなミュージックルームだ。

ただ、車だと当然早く到着してしまう。
私が今気に入っている音楽だと、だいたい二曲半しか歌えない。
この“半”が気持ちが悪い。
歌の途中で切るなんて、逆にストレスが溜まってしまう。

なので、先に“半”を消化してしまう。
例えば、ある歌は途中でラップの方なものが入るのだが、
ラップなんかしたくないのでそこで歌い上げたい歌に切り替える。
すると、ちょうど到着する手前で二曲目が終わり・・・
というわけにはいかない。

最後のサビのすごくいいところで横断歩道でPTAに止められたり、
犬の散歩をしているご近所さんに会ったりするのだ。
もちろん歌い続けてもいいのだが、そんなに心が強くない。
車とは言え、そこまで接近したら歌声は聞こえるだろう。
それは恥ずかしい。

とりあえず声のボリュームを10から3に下げ、
裏声バージョンに切り替え、
口は腹話術モードに入れ替える。

ああ~、これはやっぱりストレスだ。
ラストはキレイに歌い上げて、脳内カーテンコールを浴びたい。
会社なんか行くのをやめて、高速道路で遠くに行きたい。

こんな感じで失踪って起こるのだろうなあ。








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選挙があるわけではない


出てきた




急いでいる




訴えるぞ








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私は、暖かい時期はランニングシャツとトランクスで寝ている。
寒い時期はパジャマを着る。
この春も、一度暖かくなった時にパジャマを脱いだが、寒の戻りでパジャマも戻った。

しかし、昨夜の就寝時、まだ寒いにもかかわらず、
「うぎゃー!」
となって、パジャマを脱ぎ捨てた。
映画『八甲田山』か。


このパジャマは昨年の秋、つまり寒くなりかけた頃に買ったものだ。
ローテーションの一角であった先輩パジャマがあまりにも擦り切れたために、
その代役としてちづるが安物を買ってきた。
前開きでなく、上からかぶるトレーナータイプなので、パッと見はジャージ風だ。

このパジャマが糸を吐く。
顔にクモの巣が引っかかったような感触や、
口に髪の毛が入ったような不愉快な思いが多発した。
取ってみると糸だ。
これがこのパジャマから出ている。

冬場は手がアカギレで荒れているので引っかかるらしく、
知らないうちにあやとりをしているような状態になっていた。
ひょっとしてカイコの祟りか、
なんてことを考えたが、シルクなんて一切関わったことがない。

ともかく、寝ている時も何やら顔にふんわり引っかかってきたり、
手にまとわりついてくる感じがあってものすごくイライラする。
一旦、着なくなっていたのに、どうして寒の戻りでこいつを選んでしまったのだろう。


おそらく、私の頭の片隅にこういう考えがあるのだろう。
コイツは糸を出すが、糸を生み出しているわけではない。
早い話が分解していっているのだ。
だとしたら、着れば着るほど減っていくはずだ。
着て着て着倒して、早く無くしてしまおう。

ところが、このストレスに耐え切れなかった。
衣服が一着擦り切れる間、真綿で首を絞めるような精神的苦痛を感じ続けるなんて無理だ。
しかも、それを達成できたとしたら、衣服一着分のワタボコリが出来ることになる。
それも不愉快だ。

それにしても一体どういう構造になっているのだろう。
糸がほどけてきて一方がつながったままではなく、20センチぐらいの糸が分離していくのだ。
何故、洗濯している時にバラけてしまわないのだろう。
着続けていたら、最後の一瞬ってどんな感じなのだろう。
ある日突然「ふゎさっ」って崩壊するのだろうか。


なんでもいいが、朝はまだ寒い。
ランニングシャツではふとんから出るのが辛い。
糸ぐらい出てもいいじゃないか。
なんで脱いじゃったんだ、ワシ。
こんな自分が、いとおかし。







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か細い運命
昨日は、お隣松阪市に買い物に出かけた。
失敗だったのは、のんびりしすぎて出発がお昼になってしまったことだ。
どこかで食事をしなくてはならないのだが、私は並ぶのが大キライ。
この時間になると、すいている店を探すのが大変だ。

とりあえず、目的地に向かって車を走らせる。
記憶の中で店探しをし、あそこの中華はどうだとか、
あのラーメン屋に行ってみるかと考えてはみるのだが、
人が多そうな気配がして、どこにも入れずにいた。

ふと思い出したのが、カレーうどんの専門店だ。
店の知識は全くないのだが、以前から看板を見て気になっていた。
ダメ元で店の前まで行ってみたら、駐車スペースに余裕がある。
カレーうどんにはずれなし、久しぶりの新規開拓だ。


店はテナントの一角で、カウンターとテーブル二席と広くはない。
カレーうどん専門にしては小奇麗でおしゃれな感じだ。
空いていたカウンターを勧められ、席に着くと荷物を入れるケースを持ってきてくれた。
メニューを見ていると、温かいお茶と冷たい水を出してくれた。
なかなか親切なお店だ。

メニューはいくつかのバリエーションはあるが、もちろんカレーうどんばかり。
トッピングの他、唐揚げとポテトフライ、ごはん、サラダがあるぐらいだ。
一日十食限定で松阪牛カレーうどんというのがあるが、
基本はポークで、チキンに変えることもできる。

850えんの店の名前が付いた特製カレーうどんを注文した。
野菜とゆで卵が入っているらしい。
稲庭風の細いうどんと、きしめん風平打ち麺が選べたので、細い方にした。


私がイメージしているカレーうどんは、
茹でた麺に、どろりとしたカレーをとぷっとかけたものだ。
ここのカレーうどんはちょっと変わっている。

鰹だしの効いたあんかけうどんに、たっぷりカレーがかかっているのだ。
なので、だしのうどんを楽しみ、カレーを楽しみ、その後混ぜて楽しむことができる。
元のだしにとろみがついているので、カレーと混ぜてからもシャブシャブにならない。
んで、だしもカレーもとても美味しい。

うどんと一緒に紙エプロンを出してくれる。
食べ終わった頃には冷たい烏龍茶をくれる。
帰る前には、飴とチョコをサービスしてくれる。
とてもいいお店だ。


ただ一つ、とても残念なことがある。
モノが出てくるのがとても遅いのだ。
並ぶのが嫌いな私、もちろん待つのも嫌いだ。
カレーうどんなんて、茹でてとぷっと掛けるだけと思っているからなおさらだ。

「おまたせしてすいません」と言っていたから何かトラブルがあったのかもしれない。
でも40分は遅い。
私は待ち時間が20分を過ぎると時給を考え始める。
計算しやすいように私の時給を1000円だとすると、40分で・・・
ああー、計算しにくい。

ともかくこれを値段にプラスするととても高いカレーうどんになるということだ。
だが、きしめん風の方もぜひ食べてみたい。
ううう、んんん、
次は文庫本でも持っていくことにしよう。







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あんまんのあんといい勝負
ちづるが唯一捕獲できる生物『あさり』のシーズンがやってきた。
魚介類ハンターのN岡と潮干狩り好きの新人クンはその話で盛り上がっている。

先日、居酒屋であさりの酒蒸しを食べた。
よく肥えたアサリで、身がムッチムチに詰まっている。
あんなに目一杯で狭苦しくないのだろうか。
人間だと肥え過ぎてズボンやスカートのホックが締まらないということがあるが、
アサリの殻が閉まらない、ということはないのだろうか。

アサリバターも味噌汁も、むき身にしたぬたもたまらないアサリだが、
私は一抹の不信感をアサリに抱いている。
なんであいつらはあんなに中途半端なのだろう。
やることがいちいち手抜きなのだ。


まず、砂に潜っているということは、人間に捕まりたくはないはずだ。
なのにどうして、あんな浅瀬に住んでいるのか。
深海の砂底に潜っていたら人に獲られるなんてことはない。
遠浅の海岸で、ちょっと暖かくなった頃、裸足が心地よいようなところにいるなんて、
こちらの都合に合わせすぎているのではないか。

そこまで獲りやすいところにいるのなら、いっそ砂の上で日向ぼっこでもしてたらいいのに。
むしろ、ちょっと掘ったら出てくるってところが、人のゲーム性を刺激しているのではないか。
少し掘る、ということで『拾った』じゃなく『獲った』になる。
何かアサリ側がプラスアルファを与えているような気がしてならない。


殻で身を守っているということは、やはり人間に食べられるのは嫌なのだろう。
なのに少し火を通しただけで、見事にパッカリ開いてみせる。
あの開きっぷりが絶妙だ。
180度開いてしまえば汁に浸かったモノはとりにくくなるのに、
角度があるために、ほとんど最後の一個まで手でつまめる。

おまけに、貝殻の形状がまさにスプーンだ。
持ちやすく、身が食べやすく、汁まですくって飲める親切設計だ。
この食べやすさときたら、バナナに匹敵する。
いや、むく手間を考えたらアサリの方が上かもしれない。


人がアサリを食べるとき一番嫌なのが砂だ。
砂を噛んでしまったときの不愉快は筆舌に尽くしがたい。
だから、アサリが常に砂を飲んでいれば、こんなにも人に食べられはしないだろう。
なのに、その最後の砦を、彼らは簡単に吐いてしまう。
まさに、ピューピュー吐いてしまうのだ。

塩水に入れて薄暗いところに置いておくと、
まるで靴下を脱いだように開放感にあふれている。
殻の中は晒し放題、砂は吐き放題だ。
それをぱっと覗いてやると慌てて身を引っ込める。
これが見ていて面白い。


こんなにも人を楽しませてくれるアサリ。
私も掘りに行きたい。
誰でもがそう思うらしい。
アサリの獲れる砂浜は人でいっぱいだ。

ウチの近くの潮干狩りのメッカが、入場料を取るのをやめた。
いままでやっていた稚貝の放流をやめたのだそうだ。
放流をしても、人が多すぎて貝が獲れないらしい。
そうなると人は来なくなる。

まさかアサリ、そこまで考えて?








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いつの間にやら遠くに来てる
官能踊りだ。
間違えた。
寒の戻りだ。
作業服の下をノースリーブにしたというのに、風がピープーとても冷たい。
徒歩通勤でも汗だくにならないのはいいが、そのあとが寒くて辛い。

予報ではこの土日だけ極端に寒くなるらしい。
寝床の毛布も蹴飛ばしたばかりなのに、また復帰させなければならない。
昨夜は押入れ収納いきが決まっていたパジャマを着て寝た。
この寒波が来てよかったなと思うことは、まだ野菜の種を蒔いてなかったことぐらいだ。


さて、寒いと朝が起きにくい。
暖かくなって、ぴょーんと起きられるようになると思っていたのだが、
やはりアラームを何度も止めて寝続けてしまう。

タイマーのセットは5時にしてある。
最初にアラームが鳴ったとき、薄目を開けて時計を見る。
『5:00』
これが私にはアルファベットに見える。

『SOO』

私には、ローマ字より英語の素養が強いらしく、これを『スー』と読んでしまう。
そしてスースー寝てしまう。


5分後にスヌーズ機能で再びアラームが鳴る。
『5:05』

『SOS』

助けてー助けてー、僕はまだ眠いんだ。
そうして寝てしまう。


『5:10』→『SIO』

しお・・・しお・・・
シオシオのパー。
知らない人は検索してね。


『5:15』→『SIS』

シス。
縁起悪いけど、死んだように眠るのだ。


『5:20』→『SZO』

いや、これは『Z』じゃない。
『乙』だ。
『そう、乙女は、おやすみ中』の略だ。
『乙』はおっさんでもかまわない。


『5:25』→『S乙S』

『そう、乙女は、睡眠中』
『乙』はおっさんでもかまわない。


『5:30』→『SろO』→『す・ろ・おー』→『スロー』

こうして5時半になるとゆっくり起き出すのであった。
  






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朝のトケ井はきらい
今月8日から、新入社員が一緒に働いている。
正式な採用は22日からなので、今は研修期間のようなものだ。

ありがたいことに彼は経験者だ。
うちのような仕事を専門でやっていたわけではないのだが、
とりあえず、言ったことを理解して、ちゃんとこなすことができる。
しかも真面目で、驚く程やる気に溢れているのだ。

だが、最も驚いたのは、うちに勤め始めてわずか二週間で、苗字が変わったことだ。
なんでも転職を機に結婚したらしい。
みんなびっくりしたのだが、О川にだけは伝えていない。
ヤツが新人クンを旧姓で呼ぶのを見て、みんなでクスクス笑っているのだ。


そんな新人クンだが、彼にはまだもう一つ才能がある。
人には、褒めて伸びるタイプと、厳しくして育つタイプがある。
私は褒められて伸びるタイプだ。
いや、褒められるのが好きだ。
厳しい先輩というのは嫌いだ。

そう、彼はとても褒め上手なのだ。
「さてはこいつ、おだてられて浮かれているな」
などと思ってはいけない。
私は冷静におだてられている。

野球が好きな人は野球に詳しくなる。
料理であったり、園芸であったり、日曜大工であっても同じことだ。
みんな好きなことは知識を吸収し、どんどん腕を上げる。
そして専門的になり、意見が厳しくなる。

私はおだてられるのが好きだ。
だから、おだてには厳しい目を持っている。
ただ口から出まかせに甘言を繰り出すだけの輩に乗せられたりはしない。
上品でソフトで質のいいおだてにだけ乗るのだ。


この新人クンのいいところは、口数が多くないことだ。
返事はちゃんとする、わからないところは質問する。
だが余計なことは喋らない。
苗字が変わったことをО川には喋らないぐらいだ。
そんな彼が、たまに私を上手に褒めてくれる。

「こみさんの包み方、まるで機械でやったみたいですね」
「なるほど、だから仕事が早くできるんですね」
「そういう風に言われるとすごく理解できます」

彼が前にいた会社は、業界でも有名なギスギスした会社だったので、
我が社ののんびりした空気も気に入ったようだ。
ある日、彼がこんなことを言った。

「いいですね~、鼻歌で仕事ができる会社って」

だだだ誰だ。
『ハピネス』なんて歌いながら仕事してるのは。







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まんざらでもない
なんと暖かいのだろう。
つい先日まで、
朝の気温が10度を下回っていたらストーブをつける、
なんてルールが適用されていたのに、
今や、起きた時点で20度近いときもある。

ちょっと前に、いつも着ているトレーナーをカバンに入れて出勤した。
歩いて出勤すると汗だくになるので、会社で落ち着いたら着ようと思ったのだ。
でも、着なかった。
Tシャツに夏上着で十分過ごせる暖かさだったからだ。

しかし困った。
もうTシャツがない。
どうやら、去年押し入れに片付けるときに、古いのを一斉処分してしまったらしい。
あるのはすべてノースリーブだった。

昨日はあまりに暑くて、途中で上着も脱いでしまった。
ノースリーブで会社に到着したら、
「真夏か」
とО川に言われてしまった。

ほんとに真夏になったら私のような汗かきはどうしたらいいのだろう。


そんなことはいいとして、
今日は歩いて出勤したくない。
二日酔いだからだ。
とてもとても、ダウン絵が描きたい気分だ。
いや気分の悪さだ。

だが、その最後の砦も四月分はもう使ってしまった。
なので、このようにだらだらとネタを引き伸ばしているのだ。

ああ、歩きたくない。
歩くことがイヤというよりも、少しでも長く寝ていたい。
仮眠したい。
通勤が車や自転車だと、20分は仮眠がとれるのだ。

でも、今は車がない。
修理中だ。
じゃあ自転車で行くか。
自転車の前に車に積んでいた畑道具を降ろしてしまった。
それをどけるのはとてもめんどくさい。

出勤したくない。
しない。


そうはいかんのだなあ、これが。







↑クリ ッ クし てね。







けろりん
昨日はお天気も良かったというのに車で出勤した。
先日、点検に出したところ、エアコンの効きが悪いので修理したほうがいいと言われ、
夏が来て汗みどろになる前に修理をお願いしようという算段だ。
仕事を終えて車屋さんへ直行した。

「代車はいらないんですか」
これで同じことを聞かれるのは三回目だ。
代車はいらん。
なぜなら歩いて通勤しているからだ。

「お迎えが来られるんですか?」
私が棺桶に片足を突っ込んでいるように見えるか。
もちろん歩いて帰るのだ。

でも、歩いて帰る、歩きで通うとは恥ずかしくて言えないので、
「大丈夫です」
と答えた。
うわー、なんにでも「大丈夫です」と答える最近の若い人みたいではないか。
ま、若い気持ちで歩くということで店を出た。


ここに来るのはひとつ楽しみでもあった。
すぐ近くにブックオフがあるのだ。
中古品はいつ出物があるかわからないので時々チェックしなくてはいけない。
だが、家とは全然方向が違うのであまり来られないのだ。

ショックを受けた。
今探しているエレカシのCDはやっぱりなかった。
で、見なくてもいいのに『AI』の棚を見たら、
この間私が新品を3000円で買ったCDが、なんと1000円であるではないか。

俄然足取りが重くなる。
まるで足にウエイトをつけて歩いているようだ。
気持ちはそんなだが、効果はないと言うことが余計腹立たしい。
ここのところずっと『AI』を聴きながら歩いていたのだが、
今日はそんな気持ちになれず大黒摩季を聴きながら家を目指した。


まず失敗だったのが、大きな橋を渡らなければならないということだ。
こんなに高いのに歩道が狭い。
一休さんのように橋の端を通らないようにして、なんとか渡った。
この橋は片側にしか歩道がないので、車道側だけを歩くのは他の人に迷惑だったかもしれない。

橋を渡ると有名な桜の名所。
とはいえ、もちろん花びらの一枚さえ見当たらない。
人もいない。
緑葉が茂っていて薄暗いうえに、祠などがあってちょっと怖い。

堤防や農道を通って広い道に出た。
以前ネタにも書いたピューっと行けるバイパスだ。
直線に近いので早いと思ってこの道に出てみた。
車ではピューっと行けるが、徒歩ではそうはいかない。
むしろ、景色が変わらないので進んでいる気がしない。

それでもなんとか私の生活圏内に入った。
ウチの畑の近くだ。
一応畑を見に行ったが、まだ耕されてはいない。

でも、ここからなら家まであとどのぐらいか見当がつく。
およそ15分だ。
もうヘトヘトだけど。


家に着いたのは7時前。
だいたい1時間歩いた計算になる。
朝歩いてない分と考えたらいい運動だ。

さて、
車を取りに行く時どうしよう。







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儲かったらスキップ
少し前に背中が痛くなったことがあった。
原因は、腰痛のようなものなのか、内蔵なのか心配したが、
結果は筋を違えただけだった。

仕事で時々商品を返品されることがある。
先方の注文間違えか、伝票の書き間違えか、出した商品が間違っていたのか、
原因はいろんなところにある。

どうして二日酔いになるのか。
普段よりたくさん飲んでしまったのか、あるいは体調がよくなかったのか、
あるいはチャンポンだ空きっ腹だという飲み方が原因か。


何か不具合が生じた時には、その原因を確かめなくてはならない。
でないと改善されないし、次に同じ状態になったとき対応できない。

で、今このやたら調子が悪いのは、私のパソコンが悪いのか、
それともFC2のせいなのか。
もちろんパソコンの性能は落ちてきている。
しかしあのつながりにくさはそれだけが原因ではないような気がする。

とりあえず、少しでも軽くするために取り込んであった音楽を消した。
ちょいと整理整頓をしてデータを減らした。
でもこれではあまりにもささやかな応急処置だ。
やっぱり新しいパソコンが欲しい。
新しいパソコンが手に入れば、堂々と「FC2が悪い!」と言えるのだ。


そこでイヤンマダヨ電機風大型電気店に見るだけ見に行った。
あくまでも見るだけだ。
見るために陳列してあるんだから見てもいいだろう。

ただ、店側はそうは思っていないようだ。
見た限りは買えや的空気が明るい店内に充満している。
あちこちに気配を消して立っている歩兵的店員たちが、
私たちがちらりとでも商品を見ようものなら、膝も曲げずにすっと忍び寄ってくる。

「いかがですか」
いかがも額賀元防衛大臣もない。
私は今見ているこの機種が特に気に入ったわけではないのだ。
ここから順番にそちらへ見ていこうとしていたら、
きさまがそちら側からにじり寄ってくるのが目の端に見えたからここで停滞しているのだ。

ここで何らかの説明をされても、きさまの言うことなんか二割も理解できないのだ。
何がテラバイトだ。
きさま、正社員ではないのか。
お盆と彼岸に休むから正社員になれないのか。


なんといってもこちらよりあちらの方が知識はあるし押しが強い。
どうにかしてやっつける方法はないものか。
そうだ、今まで我々はあまりにも受身でありすぎたのだ。
こちらから攻撃してやれ。

「タッチパネルのやつにはタッチパネルじゃないのもあるの?」

「はい?」

どうだ、二割も理解できてない者の質問は。
答えにくかろう。
それも相手はさすがプロ。
何か答えをしてよこす。

それをふんふんと聞いて、うーんと考えたふりをして、
「ありがとう」
これで話は打ち切りだ。
してやったりとカタログをもらって帰ってきた。

で、このカタログが15%も理解できないのだ。







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モノは大切に
まずは訂正。
昨日のネタで、「結局ご飯が炊いてなくて残念」ってオチにしていたが、
これは間違いであったと報告しなければならない。
いや、しておけとちづるに言われた。

休日だった昨日はちょっと朝寝をして、普段より遅い時間にネタを書いていたら、
そのあいだにちづるが起きていき、ごはんの用意をしていた。
つまり、「ごはんが炊けてなかった」と更新して、
階下に降りていったら、ご飯を炊いている最中だったということだ。

となったら実行あるのみ。
朝はパンを食べ、おにぎりとゆで卵を作って畑に行った。
ちづるは洗濯もしてたし、なんやかんやで出発したのは10時を過ぎていた。

きれいだけどね

畑はこんな状態だ。
キレイに一列に咲いているのはダイコンの花。
向こう側の列は、種を蒔いて間引きもしないうちに成長し花が咲いた。

だが、そんなことは想定内。
もっと予想外なことが起きていた。

畑にはコンテナタイプの道具入れが置いてある。
肥料や杭、ロープ、ネット、収穫用のハサミなどが入れてあった。
その蓋がなかった。
どうやら先日の風で吹き飛ばされたらしく、畑の反対側に落ちていた。
中はもちろん、八分目までたっぷり水に浸かっていた。

ほぼ廃棄

中身を出して水を流し、天日干しだ。
濡れた肥料が大変、匂いがして虫が寄っていた。
さっさと草を取って畑に撒いてしまおう。


二人で手分けをして草をとっていると、お腹がグーと鳴った。
時計を見たら、ぴったり正午。
なんたる腹時計だ。
そんなことよりごはんだおにぎりだ。

風呂敷を見て

やっぱりおにぎりは風呂敷に限る。

まだあったかい

畑じゃきれいに手を洗えないから一つずつアルミで包んだ。
具は梅干と鮭フレーク。
ゆで卵の塩も忘れない。


食事が済んですぐに仕事は始められない。
天気はいいし涼しい風は吹くし、窓を開けて車で昼寝だ。

ふと目が覚めて時計を見る。
ぴったり1時、なんたる体内時計。
さあ、あと少し草を取ってしまおう。

がんばった

ちょっと雑だけどこれぐらいならトラクターで起こせるだろう。
いえ、起こしてください、叔父さん。

さて、何時になったかな。
うおー、ぴったり2時。
ピクニックのしおりは作らなかったのに、時間に几帳面な二人であった。








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地面でいいじゃん
いよいよどうしても畑の始末をしなければならない状態になった。
先日ちらりと見てきたが、黄色アブラナ科の花は咲き終わって種になり、
ダイコンの白い花が満開、というありさまだった。
もちろん、野菜以外の部分も見事に植物に覆われている。
その光景を見てから数日、何もかもが確実に成長しているはずだ。

「明日は畑に行く」
とちづるに宣言したところ、なんと、
「よし、私も行こう!」
と言い出した。

「なにをしに?」

「耕しに」

畑の地主はちづるの叔父さんだ。
しかも隣は叔父さんのきれいな畑。
作業に来れば、うちの畑が放置されているのは一目瞭然だ。
ちづるも体裁が悪い。

ちづるが言うには、畑の野菜や雑草が始末されて、何も植えられていない状態だと一目で分かれば、
おじさんがトラクターで来たとき耕してくれるはずだ。
耕しかけてあればなおのこと、おじさんも「耕すのだな」と思ってくれるだろう。
こちらから耕して欲しいとも言いやすい。


「だったら、おにぎり作って持っていこうか」

なんてことを軽い気持ちで言ったところ、

「いいね」

とちづるがノってきた。

あと卵焼きと冷凍の唐揚げと。
手を洗うとこはあったっけ?
お茶も沸かして持っていこう。
なんならキャンプ用具を持って行って沸かすとか。
そういやあの貰い物の海苔、まだ食べたことないだろう。

なんだか話が盛り上がってきた。
ちょいとしたピクニック気分だ。

が、
それもほんの一瞬。
このあと、一気にテンションが下がる。

「そうするとごはんを炊かなければならん」

我が家は休日の朝食はパンだ。
私の好きなのは、トーストにハムやレタスやチーズを乗っけたやつだ。
そう思ってちづるがハムやレタスを買ってきてくれた。
なのに、きのうは二日酔いで、冷凍保存していたごはんを雑炊にして食べた。

おにぎり用にごはんを炊いて朝食はトースト?
せっかく炊きたてごはんがあるのに?
だったら、せっかく買ってきたパンはそのまま冷凍?
パン食にしたのは、洗い物を減らすって理由もあったのでは?

「ところで、昼から車の点検じゃなかったっけ?」

だとしたら、畑でおにぎりを食べたらすぐ家に帰ってきて、
再び車屋さんに出かけることになる。
なんだ、その段取りは。
やめだやめだ。


今朝起きて、台所に行ったら、炊飯器の蓋は開いたままだった。
ちょっとがっかり。








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はかどらん
1月は30日。
2月は27日。
3月も30日。

なのに4月は13日か。
こんなに早く使ってしまってもいいものかなあ。

月一という勝手なルールより、
前回からの間隔が短いということを考えたほうがいいかなあ。

バイトのMえちゃんの誕生日プレゼント、
私のお気に入りのスプーンとフォークにしたけど、
がっかりされてないかなあ。

二軒目に行ったスナックで乱心し、
謎の理論で喚き散らしたこと、
みんな「怒ってない」って言ってたけど、
ほんとに怒ってないかなあ。


そしてここをご覧の皆さん、
怒ってないかなあ。








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心身ともにダウン
私のよく行く居酒屋は月曜が定休日だ。
なので、待ちかねた常連達が火曜日に押し寄せる。
その反動で水曜日は案外空いていることが多い。

私は思案した。
お孫さんの生まれた女将さんに、お祝い替わりの紙おむつ、
ここでは仮に『パンパロス』としておこう、
それをいつ届けたらいいだろう。

普通に飲みに行く火曜日と思っていたのだが、
常連さんがたくさんいるとこではなんだかやりにくい。
なんだかんだといじられるタネになりそうだ。
とりあえず、手ぶらで普通に飲みに行った。

案の定、その日はお客で満員御礼。
私が行った時間はまだカウンターも空いていたが、
席に着いていたのが騒ぎたがりの常連ばかりだったから、パンパレスは持っていかなくてよかった。

飲んでいるうちに、徐々に常連が減っていく。
みんなに愛想を振りまきながら、私は頭の中で段取りを立てていた。
パンパリスはすぐ近くのスーパーで売っている。
まだ開いている時間だ。
店を出てからサッとパンパラスを買ってこようか。

そう思っているうちに、
「迎えが来るまであと一時間あるからそれまでお前もう一軒付き合えー」
という人に連れて行かれてしまった。


やはり火曜日は無理だ。
水曜日、お客のいないうちにサッと行って、
「今日はこれで」と言って帰ってしまおう。
二日連続で飲みに行くとちづる怒られる。

まず、スーパー内の薬店に寄ってパンパノスを買った。
「おしるしだけでいいですか」
と言われた。
「あ、う、を、いいです」
私はむき出しのパンパミスを持って早足で居酒屋に向かう。

幸いカウンターのお客さんはひと組だけだ。
この人が常連の中でも親分肌の人だった。
私が女将さんと「まあまあまあ」とやり取りしていると、
「なに、もう帰る? いっぱいだけ飲んでけや」
と、女の子に言ってお酒を用意してくれてしまった。

あわわ、ありがとうございます。じゃあ一杯だけいただきます。
とお酒に口をつけたら、
「つまみがいるやろ。鯖の味噌煮食え」
「俺はもう帰るけど、もう一杯飲んでいけ」
と、お金を払っていってくれた。

そこへいつもの常連が来はじめて、これでは普通にいつもの飲んでる状態だ。
いかん、七時に近くなってきた。
今日は家にカレーのある日。
ちづるは私が帰ってくると思っているはずだ。

それじゃあこれでと店を出て、すぐに『まもなく帰るメール』をした。
スーパーに行く前に本屋で雑誌を買ったから、立ち読みをしていたことにしよう。

家に到着。
匂いでばれるといけないのでちづるには近づかない。
「いや~、伊坂幸太郎の新刊が出てたけど、何を買ってないかわからんようになってしもたわ~」
と本屋行った体の話題を持ち出す。
酔っているのでつい喋り過ぎになってしまいそうなのを抑える。

こうしてなんとかこの日は事なきを得た。
ちづるは私がパンパースを置きに行ったことも知らない。

本当に知らないのだろうか。
あの日、酒の匂いに気づいていたのではないだろうか。
私の酔っぱらい的言動からなにか感づいていたのではないだろうか。
まあ、どっちにしろ、こうやって書いてしまうんだから隠し事のない夫婦でしょ。








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本の包み方がな
ここのところ、天気やら荷物やらダウンやらの影響で何度か車出勤してしまったが、
立派な私はまだ徒歩通勤を続けている。
少しのあいだはメインストリートを闊歩できたのだが、
新学期が始まって、またもや世間の片隅のドブ板の上を歩く身になってしまった。

つい先日の帰り道、新入生の行事だろうか、オリエンテーリングをやっていた。
ゼッケンをつけた中学生が、数人のグループになって地図を片手にうろつきまわるのだ。
安全のために広い道を避けるのか、私の縄張りである日陰裏街道細道が子供だらけだ。
それを避けてどんどん狭い道に入っていく私。
気がついたら見知らぬ町、なんてSFちっくなことが自分の身に起きるのではないかとゾクゾクした。

そんなこともあり、毛細血管的通り道を次々と発見していった私は、
通勤に絶好のルートを編み出すことができた。
おそらく、地図上では最短距離であろうと思われる直線道路より早いと思われる。
なぜなら、狭い道を通ることで、広い道に出たときに交差点を避けることができるからだ。
交差点と交差点のあいだの、信号のない横断歩道や道の狭くなったところを横断するのだ。


私の通勤路の素敵なところを一部紹介しよう。

ここは自転車さえ通らない田んぼ道。
右側の菜園で野菜を作っている人と時々挨拶をする。

カエルがなくよ


歩行者専用の橋。
川の両岸は桜並木なのでこの間までは素敵な景色だった。
通勤路で唯一の上り坂でもある。

コイがいるよ


この駐車場を直線で突っ切る。
いろんな人が最短距離で縦横無尽に渡りまくっている。

風強いよ


これも一応道だ。
犬の散歩への注意書きがやたら多い。

ちょっと臭いよ


もちろんもっと普通の道も通っている。
しかし、どうしてもこういう道を通っていると、当然ながら人の流れからそれてしまう。
おかげでコンビニに寄らなくなってしまった。
何か欲しいものがあるときには、遠回りしてコンビニに寄るのだ。
だから、たまに行くとどっさり買ってしまったりするのであった。









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帰りも通るのか?
私が飲みに行った日は、ちづるは一人で夕食をとることになる。
大抵は簡単に済ませてしまうようだが、時々頑張ることがあるようだ。
昨日がその頑張る日だった。
家に帰るとカレーが作ってあった。

カレーがある自宅ってなんていいんだろう。
それだけで帰宅の足も早まるというものだ。
日が経つほどにおいしくなるし、何日続いても飽きない。
あの黄色い成分はウコンだから、疲れた肝臓のケアにもつながる。

冷ご飯にホットのカレーもいいし、ホカホカご飯に冷カレーもいい。
うどんにかけるのも好きだし、焼きそばにかける贅沢もある。
具のバリエーションも豊かで、冷蔵庫の残り物処分にも一役買ってくれる。

では、ちづるのレパートリーを紹介しよう。


 カレー
ノーマルなカレーだ。
ポークやチキンが多く、めったにビーフは入らない。

 カレイカレー
カレイの身が入ったカレー。
骨を取らなければならないので、作るのに手間がかかる。

 彼カレー
彼が作ったカレー。あるいは彼が入っているカレー。
あるいはカレーそのものが彼だというカレー。

 華麗カレー
一流シェフが卓抜した技術と流れるような動作で作ったカレー。

 可憐カレー
いたいけな少女がバラの花びらを入れて作ったカレー。

 加齢カレー
一口食べるごとに一歳老けていくカレー

 辛カレー
辛いカレー。

 空カレー
『そらカレー』ではなく『からカレー』。正直者にしか見えない。

 カラーカレー
七色のカレー。紫が微妙。

 寒冷カレー
ゾッとするカレー。

乖離カレー
カレーからかけ離れたカレー。

 仮カレー
とりあえずみんながこれはカレーだとしておこうと決めたカレー

 カレー(仮)
カレーである設定で扱われるがカレーでないことが多いカレー。

 壊れカレー
カレーじゃなくなってしまったカレー

 カレ井
おそらく、手足のあるカレー。

 キャーレー
名古屋のカレー

 カレう
カレーの動詞型。

 カレ!
カレーの命令形。

 

はっ。
カレーがあるから安心、と思っていたけど、
弁当には使えないではないか。
あたふた。








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この日にカレーを描かないなんて

先日、いつもの居酒屋に行って飲んでいると、あとから来た常連さんがおかんに、
「どうや、おばあちゃんになった気分は」
と言った。

そうだ、そうであった。
その前に飲みに来たとき、ちょうどおかんの娘夫婦が食事に来ていて、
「もう今生まれてもおかしくない状態」
と言っていたのだ。

コイツはめでたい。
お祝いしなくては。


こんな時のお祝いはおむつに限る。
店とお客の関係で現金を包むのは気が引ける。
ほかの常連との兼ね合いもある。
なんといっても無限に使われる消耗品だ。

そう分かってはいても、私はおむつに関する知識が皆無だ。
昔使っていた頃の記憶はないし、おそらくそのころ紙おむつはなかったはずだ。
最近使ったことはない。
なので、三人の子を育てた我が社のパート主婦、口数多子に聞いてみた。

事情を説明すると、まず最初に彼女はこう言った。
「パンパースよ」
これには異論もあるかもしれないし、ほかのメーカーの人が見ていたら申し訳ないが、
迷えるおっさん子羊にははっきり商品名を言ってもらえることはありがたい。
理由は聞かずに「わかった」と答えた。

次に、赤ちゃんのサイズを訊かれた。
わからない。
いつ生まれたのか訊かれた。
わからない。

「だったらMよ」

彼女の説明はこうだ。
今、本当に必要なのは新生児用だと思われるが、新生児用を使う時期は短い。
赤ちゃんの成長は早いし、大きく生まれた赤ちゃんならすぐSサイズを使うだろう。
それに新生児用やSサイズはお祝いでたくさんもらっている可能性がある。

大きいおむつは大きくなってから使えるが、小さいおむつは二度と使えない。
Mサイズの道を通らない赤ん坊はいない。
そしてMサイズを使う期間が一番長い。
買うならMだ。


これで決定した。
幸いその居酒屋のすぐ近くにスーパーがあり、大手薬店がはいっている。
そこで『パンパースのM』を買えばいいのだ。
この知識はまた次にも使えるはずだ。
少しおつむが良くなった。







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男の子用だよ
さて、私は今、パソコンの前に座ってこの文章を打ち込んでいる。
って、まあそれはいつだってそうに決まってるんだけど、
今は、いつものように早朝ではない。
日曜日の夕方4時を少し回ったところだ。

なぜこんな時間に更新をしようとしているか。
今日は夜6時から焼肉パーティーなのだ。
ちょくちょく報告しているけど、このパーティーは二次会でスナックに行く。
スナックのママがそのメンバーなのだから間違いない。
そして確実に夜遅くなるのだ。

となると、明日の朝が辛い。
なんといっても月曜日だ。
しかも、みそか寄席の時みたいに、カレンダーでごまかすことはできない。
ダウンする可能性はとても高いが、最初からそれを狙うのも卑怯な気がする。

そこで「焼肉後のスナック」で、
いや間違えた。
そこで「苦肉の策」で、初めての予約投稿をしてみようと思い立ったのだ。
このダジャレは無理がありましたか?


さすが四月。
初めてのトライにふさわしい季節だ。
実は、ほかにも初めて的な要素が今日明日には待ち構えている。

まず、明日から新入社員が来るということだ。
とりあえず、本社に出勤するらしいが、こちらへも仕事をしにくることになっている。
そんな日にうかうかダウンなんかしていられないではないか。

いや、ダウンはするかもしれないから、少しでも睡眠時間を長くして、
いくらかでも回復させておかなければならないではないか。
とりあえず、ウコンは飲んでいこうか。
行く前にソルマックは買っておこうか。


ええい、そんなことを考えてはおられん。
もうひとつの重要な初めて、それは何度も何度もここで言ってきた、
『AI』の歌を今夜みんなの前で発表するということだ。

と、偉そうなことを言ったが、カラオケで歌うのはすでに三回目だ。
0回目は、カラオケをかけてもらったけど全く歌えなかったのでカウントしない。
1回目はそのあと練習して、そのスナックでママに聴いてもらった。
ずいぶん歌えるようになったけど、途中で一度迷子になった。

そのあと、ちづるとカラオケボックスに行って歌ってみた。
この時にわかったことがある。
早めに歌わないと、喉が疲れてきたらアウトということだ。
あの時は居酒屋でワーワー言いすぎて声が出なかった。
今日は肉の時にボリュームを抑えて、スナックに行ったら早めに歌うとしよう。


もうひとつ心配がある。
「INDEPENDENT WOMAN」と「ハピネス」が、伴奏について歌えるようになったので、
つい「アンバランス」という新しい曲を聴き始めてしまった。
するとどうだろう。
「INDEPENDENT WOMAN」と「ハピネス」が、部分的にわからなくなってしまったのだ。

こんな状態で初披露してもいいものだろうか。
みんなが求めている水準以上で歌うことができるだろうか。
誰が求めているのか。
それより予約更新できるのだろうか。
あー、何もかも心配。





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キーボードに届くかね
母を買い物に連れて行くと、スーパーの入り口あたりにパンが山積みになっていた。
枕にしてはちょっと小さいが、形も柔らかさもよく眠れそう、といった感じのパンだ。
母はその中からチョコレートの混じったやつを手に取った。

「このパンが案外好きなんさ」

「それ、チョコレート味やけど、ええの?」

「ええっ、黒いからレーズンやと思とった」

「食べたことあるんやろ?」

「気ぃつかんだ」

「どこにも粒がないやろ」

「そしたら白いのにしよ」

「ちょっと待て。『白』ってひとまとめにするな。レッテルにいろいろ書いてあるぞ」

「そんな字、読めん」

「それは『マロン』こっちのは『プレーン』やし」

「はあー、これみんな違うもんか」

「形も違うやないか。えーとこれは『アップル』で、これは『マーマレード』で・・・」

「なるほど、白ばっかりいっぱいあるはずやねえ」

「で、どれにする」

「マロンって何?」

「クリ」

「そしたらクリにしよ」





さて、話は変わっていつもの居酒屋。
この店は日替わりメニューが大鉢に盛られてカウンターに並んでいる。
これがすぐ出るおつまみとして人気だ。

「Sなちゃん、『ぬた』ちょうだい」

「え、『ぬた』?」

「『ぬた』」

「『ぬた』?」

「『ぬた』」

「『ぬた』って?」

「あんたの目の前にあるやないか!」

「『ぬた』・・・・・・」

「その味噌の」

「ええ~、これ『ぬた』って言うの?」

「そう、それが『ぬた』」

「このネギのやつ?」

「それは“ネギ”やない。“ワケギ”」

「“ワケギ”?」

「おまえ、外人か!」

「『ぬた』じゃないの?」

「だから、それは『ワケギのぬた』」

「これネギじゃないの?」

「ワ・ケ・ギ!」

「この草が?」

「草っていうなー!」




世代によって、簡単な話がこんなに長くなるという事例でした。








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もう作っちゃったの?
世の中には、正解なんてありはしないのに激論の的になるものがある。
つまり、それを認める派と認めない派で世論が二分されてしまうもののことだ。
議論になるということは、それは既に存在しているのに、
「そんなものの存在は納得できない。認めないぞ」
そんな声をあげる人が現れる。

私が言いたいのは『焼きそばパン』だ。
焼きそばパンは、普通の食べ物と違って「好き」と「嫌い」に分かれない。
「好き」か「それはおかしい」のどちらかだ。

好きな人に文句を言う筋合いはないが、それはおかしい派の人の気持ちもわかる。
「炭水化物と炭水化物やないか!」
これは長く言われてきた納得できない人々を生み出す組み合わせだ。
某少女バンドは『夢のコラボレーション』とのたもうたが、
認められない人には決して認められないらしい。


事の発端は、ちづるが焼きそばを買ってきたことだ。
生麺と肉野菜を炒めて、添付の粉末ソースをかけたら出来上がりというやつだ。
これは弁当のおかずには楽でいい。

ただ弁当一人前のおかずには大量に残る。
私は普段おにぎりを持って行っているのだが、冷凍の食パンがあるのを思い出して、
トーストの焼きそばサンドを作った。
それを見たちづるがこう言った。

「あ、焼きそばパンが食べたくなって焼きそばをしたな~」

ここで私の立場を発表しよう。
私は焼きそばパンが好きではない。
「認めないぞー」とシュプレヒコールをするほどではないが、変なものだと思っている。
ただ、楽をしようと思ってそれを作っただけだ。


私は昔、ラーメンとごはんという組み合わせが嫌いだった。
うどんとごはんも、お好み焼きとごはんも、焼きそばとごはんもイヤだった。
だが、それは炭水化物と炭水化物の組み合わせが嫌いなのではないのだと気がついた。
なぜなら、ラーメンとチャーハン、うどんと寿司、お好み焼きとカレーライスなら好きだからだ。

だから私は、味が薄くなるのが嫌いなのだと自己分析した。
ラーメンのあとごはんを一口食べるとラーメンの味が薄くなる。
それよりも、味の濃いラーメンを食べると、ごはんの味が分かりくくなると思うのだ。
ただ、それはカロリーをやみくもに欲していた若かりし頃の話だ。
今では麺類とごはんも美味しく頂いている。

ただ、焼きそばパンはどうなのか。
パンに挟むことは、ごはんと一緒に食べるのとはずいぶん違う。
自分でバランスの調節をすることなく、同量のパンと焼きそばを食べなくてはならない。

焼きそばは焼きそばだけで食べられるものだ。
パンに挟んだら、それこそ味が薄くなるだけだ。
逆にパンの側からみれば、はさむ具に麺はいらないのではないか。
野菜炒めサンドにすればいいのではないか、と思うのだ。

それとも、焼きそばパン好きの人たちは、炭水化物をもっと摂取したいのだろうか。
だとしたら、麺はやめろと言いたい。
なぜなら、パンにはさみにくいからだ。
コッペパンタイプでもサンドイッチタイプでも、焼きそばをはさもうとすると必ずこぼれる。
それも、麺が残って肉が落ちていったりする。

だからもっと平ペったいものにすればいいのだ。
コッペパンタイプにはギョーザの皮がいい。
食パンにははるまきの皮が最適だ。
それを焼きそばの味付けでパンにはさめばよいではないか。

まあ、どっちでもいいのだが、紅しょうがだけは忘れてはなるまいぞ。







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一から教えてやれ
私はネット界には暗黙の了解があると思っている。
誰でもリアルの生活がある。
だからネットの方がおろそかになることってあるのだ。
それはみんなが理解した上で成り立っている世界だと思う。
だからわざわざ、
「今これこれこう言う理由でネットがおろそかになっていてすいませーん」
と断る必要はないと思っている。
どうしてそんなことを書くかというと、ネットがおろそかになっているからだ。
そしてその言い訳をしようとしているのだ。
もちろん飲みに行っちゃうのが一番いけないのだが、
他にもいろいろあるのです、って言っちゃうのだ。
ごめんなさい、すいません。



あまりにヘッドホンステレオばかり愛用するからだろうか。
パソコンがすねた。
しかも、徒党を組んですねた。
どうも数日前から調子が悪いと思っていたのだ。
私は今、二台のパソコンを使っているが、その二代ともがだ。

リビング横の和室でテレビが見られる位置にある、通称二台目ブラックくん。
これはもう古いので性能は衰えてきている。
一度「ショックのパー」状態になったのを、ありがたいお方が復活させてくれた。
だが、再びおしまいの時期が近づいてきているようだ。

ともかくやたら反応が遅くなっていた。
まるで昔の電話回線のようだ。
イライラするので、ちづるにインターネット以外の機能を全て削除してもらった。
それが気に入らなかったのだろうか、俗に言う「青の病気」になってしまった。

あるとき突然、モニターが真っ青になり、白文字の英語が現れ、
ものすごい速度で数字を数え始めたのだ。
どのキーを押しても変化なし。
強制終了だ。
その後、ネットにつながったり青くなったりを繰り返している。


自室でメインとして使っている、通称三台目ホワイトさんも疲れている。
こちらも動作が遅くなってきた上に、ときどきボーっとしていることがあるようだ。
なんだかいろんな機能がうまく働かない。

先日、急に絵が下手になった。
いつも通りにヨンホンゲを描こうとしたら、なんだかとても変な顔になってしまう。
どうも線がキレイに描けないのだ。
ビヨビヨビヨっと震えた線になる。

おかしいなと思って腕を組んで考えていると、
筆の先端であるポインタが勝手に場面をビヨビヨ這っていくではないか。
なんだこれは、命が宿ったのか!
と思ったのだが、どうやらマウスがおかしいらしい。
慌ててマウスを裏返すとビヨビヨは収まった。


昨日は無線の電波が届かなくなった。
AIのシングルを買ってきたので取り込もうとしたら、
ネットにつながってないからタイトルが出ないと言うのだ。
見たら確かに電波が来ていない。

もうこれは私の手には負えない。
録画した『相棒』の再放送を見ていたちづるをなだめすかして何とかしてよと頼んだ。
ルーターをいじったために一旦ブラックくんやちづるのパソコンまで通じなくなったが、
なんとか復活させてくれた。

そんなこんなでおろそかになっているこみ箱を大目に見てやってください。
今日は復活のお祝いに飲みに行くかもしれませんが。








↑パソコンの調子の悪い人は新しいのを買ってクリックしてね。







ポインタ虫だー
小中学校が始業式を迎えるまでフリーなストリートをウォーク通勤できると思ってたのに、
お天気の都合で二日もマイカー出勤してしまった。
車はいいなあ、大きい声で歌ってもいいから。
歩きながら歌うのはちょっと道行く人に恥ずかしい。

そんなことを考えるのも今週いっぱい。
来週にはまた子供どものあふれる通勤路になるのだろう。
でも、その子供どもは、去年の子供どもとはちょっと違うのだ。


四月は何もかもが変わる月だ。
朝の番組からはガッチャマンがなくなったし、
新聞の四コマ漫画は左肩から右肩に移ってしまった。
なんだか今までの習慣をぶち壊されたようでめんどくさい。

仕事でもなんだかんだと変化がある。
我社も一応入札なんぞに参加するので、配達のリズムは大幅に変わるようだ。
私には一切関係ないが。

私に関係ある変化もある。
なんと、来週から新入社員が来る。
そこそこの経験者らしいが、いろいろ教えなくてはならない。
人見知りをする私はちょっとドキドキだ。

しばらくは上司Tに付いて仕事を覚えるらしいが、
昼休みの休憩室は私と共有になる。
ああ、私専用の城だったのに。
部屋いっぱい使って昼寝をしてたのに。


話はころっと変わるが、先日実家に行ったとき、
衣替えをするから押入れから衣装ケースを出してくれと言われた。
それがこれだ。

缶だよ


なんたるレトロ。
あまりの古さに写真を撮ってしまった。
こうやって長く変わってないこともあるのもなのだなあ。

ちなみにこちらは実家の電子レンジ。

リッカーだよ


前にも紹介したことがあったはずだが、カメラを出したからついでに撮ったのだ。
変化するものもしないものもあるのだなあ。

なんだろう、今日のこのとりとめのなさは。








↑脱皮したいんだけどクリックしてね。







いままでなんやったんや
同じような話ばっかりで恐縮だが、ブログなんて自分の好きなものを書くものだと思って、
またもや『AI』のことを書いてしまう。

あれは十日ほど前のことだ。
“YOU TUBE”でなんとなく見た『AI』の歌が気に入ってしまい、
是非ともカラオケで歌いたいと思って覚え始めた、ということを書いた。
気に入ったのは『INDEPENDENT WOMAN』と『ハピネス』の二曲。
これが未だに覚えられていない。

最初の一週間はひたすら“YOU TUBE”で聴いていた。
朝二回ぐらいと夜は5~6回聴いた。
聞くだけでは覚えられないので、歌詞を検索してきてそれを見ながら聴いた。

実はこの段階で歌ってみたことがある。
いつものスナックへ行ったらほかのお客さんがいなかったので練習させてもらった。
が、歌えたのは歌い出しの一行のみ。
歌詞が画面に出ても、英語やらカタカナやらが飛んでいくようで、全然ついていけない。

これは歌詞を理解しないと歌えないと思った私は、紙に歌詞を書き写した。
それをさらに小さなメモに書き写し、常に持ち歩くようにした。
仕事中は機械にそのメモを貼り付けて、ときどき見ながらハナウタ練習した。
“YOU TUBE”で予習復習し、それ以外の時間は風呂でもトイレでも、
通勤中も料理中も暗唱していた。

まだ覚えられてないと書いたが、これだけやったので歌詞は覚えてしまった。
なのに歌えない。
これがヒップホップなのか。


これでは埒があかないので、ついにCDを購入。
幸いにも、買ったCDにこの二曲とも入っていた。
さっそくウォークマンに取り込み、徒歩通勤の40分はこの二曲だけを聴き続けている。
車では、この二曲しか入っていないMDを繰り返し聴いている。

おかげさまでなんとか『INDEPENDENT WOMAN』は歌えるようになった。
うまいヘタは別としてね。
こちらはテンポもよく、歌詞の文字数も合っているので覚えやすかったのだ。

ややこしいのは『ハピネス』の方だ。
タイトルからしたらこちらのほうが優しそうなのに、これがおっさんの古い脳には難物だ。
コカ・コーラのCMにも使われているそうだから知っている人も多いだろう。

ともかく納得いかないのは字数だ。
怒られるかもしれないが歌詞を書いてしまおう。

1番が、
「余裕がなくてやさしくなれない、そんな時でもちゃんとわかってくれてる人がいる」
という歌いだしなのだが、2番では、
「君と過ごしている時間を特別だとか思ってなかった、
 でも一人になったときなんかわかった気がした、一緒に居れることの幸せ」

なんでこんなに長さが違うのだ。
おなじスペースにどうやって納めるのだ。
歌い方が、ラップと歌会始ぐらい違ってしまうではないか。
そんな無理をするからメロディまで変わってしまうのだ。

さらにそこに「えー」やら「いえー」やら「お」やら「ううーん」やら入れるんじゃない。
しゃべっているのか歌っているのかさえ、はっきりしてないぞ。

そう文句は言っても惚れた弱み。
それが気に入ったのだから仕方がない。
今、マイ歌詞カードに、「いえー」や「ううーん」
音の上がるところ、「あうあうあうー」と伸ばすところ、
いったん何も言わないところ、早口のところなどの指示を書き入れているところです。







↑AIよ、クリックしてね。






英語はとばす


花見が雨でお流れになった日曜日、団子は棚に上げといて、車で買い物巡りとなった。
目指すは中古CD。
先日もご紹介した、今お気に入りのアーティスト『AI』を探す旅だ。

1軒目、某大手中古ショップ、
『AI』の棚はあるものの、CDは置いてなかった。
500円コーナーにも、250円コーナーにもない。
シングルコーナーには2枚あったが、それは知らない歌だった。
私が探しているのは、アレとアレの2曲なのだ。

2軒目、某大手レンタルショップ、
中古コーナーはあるが『AI』はない。
メインがレンタルなのでさっきの店ほど数もない。
大黒摩季のベスト盤を見つけて、180円で買った。

3軒目は某大手イオン内の書店。
ここは、新品しか扱ってないが一応チェックする。
目的のCDはない。
なんだか古いのが少しあるだけだった。

4軒目、某ショッピングセンター内の書店。
ここは中古もあるが、『AI』はなかった。

5軒目に行ったのは2軒目に行ったレンタルショップの他店舗だ。
先に行った店舗より大きいが、やはり中古は少ない。

ここで、一度実物を確認してみようではないかということで、
レンタルコーナーを見に行った。
流石にこちらはべらぼうな数がある。
JーPOPコーナーを探す。
無い。

探すのは簡単だ。
なにしろ『AI』だ。
どう考えたって、一番最初にあるに違いない。
『あいうえお』だって『ABC』だってほぼトップだろう。
仮に『AE』なんて人がいたとしても、『AI』が目に入らないはずがない。

おかしい。
レンタルなんだから売れっ子のCDは大概あるはずではないか。
棚を間違っていることはない。
『aiko』は発見した。
なのに『AI』がない。

途方に暮れて店を出ようとしたら、
「あったよ」
と、ちづるから報告を受けた。

なんということだろう。
『AI』はJ-POPではなかったのだ。
ジャンルは『ヒップホップ』だ。


ヒップホップ!
このときの『!』は並大抵の『!』ではない。
大阪のおばちゃんがバーゲン品を見ていて、
このブラウスは300円がいいとこだな、と思っていたのに、
正札が3500円だったときに、

「さーんぜんごひゃくえん!」

と言った時の『!』に匹敵する。
このあとに「あーこわ」が付くタイプだ。

私はまさか、自分がCDを買って歌を覚えてカラオケでやりたいと思っていた曲が、
『ヒップホップ』だとは夢にも思わなかった。
こんなおっさんがヒップホップに関わるだなんて。

6軒目に行ったポイントカードのあるいつもの書店には、
J-POPのトップに『AI』があった。それを買って今覚え中だ。








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ヒップホップのイメージは
土曜は二日酔いで畑ができず、
日曜は花見に行こうとしたら予報外の雨。
というわけで、イベントはみそか寄席だけとなりました。

しかし、昨日のみそか寄席は大盛りあがり。
落語三席のあと、大喜利ではウルトラマンやらゴジラやら鑑定団やらの話で、
久しぶりに涙を流して笑いました。
噺家さんもノリノリだったようで、終わった段階でもう日が変わる寸前。

というわけで、今朝はカレンダーです~。

四月


なんと、今年唯一の白黒、というか墨一色。
これは元絵がありまして、
ずっと前に私のパソコン机を公開した時に、コルクボードに貼ってあった絵葉書、
おかげ横丁で買った赤福本店を描いた版画です。

和風なものができないかと、これを真似て筆ペンで描いていたら、
ちづるが、
「これいい」
というので採用しました。

だから楽だった、かというとそんなことはなく、
筆ペンでヨンホンゲを描くのは難しい~
しかも、小さいからなおさら。
下描きもできないし、けっこう難儀をしました。

伊勢にお越しの際は、版画調絵葉書、探してみてください~









↑深夜に助六食べちゃったけどクリックしてね。