私は甘いものはあまり食べない方だが、お菓子嫌いという訳ではない。
むしろ、あられやせんべいは好きな方だ。
寂しがり屋の口を慰めるにはあられやせんべいが一番だ。
でも、同じものばかり食べ続けると飽きてくる。
どうせならいろんな味を楽しみたい。
だからつい、こういうのを買ってしまう。

まさにお好みせんべいだ。
これだけいろんな種類が入っていたら、
「ここに入っている全ての種類がキライ」
なんて人はいないだろう。
もしいたら、せんべい嫌いに違いない。
そんな人はほっといて、好きな人同士でわいわい話そう。
私はこの中でもこれが特に好き。
僕はこっちのほうが好きだなあ。
なんて和気あいあいと場が和むこと請け合いだ。
ただ、このせんべいを食べながらだといいのだが、
これが現場にないとき、そんな話題になると辛い。
個々に名前がついていないからだ。
とりあえずわかりやすいのは、必ず一枚しか入っていないイカせんべいだ。
この写真でも左下の方に一枚見えている。
そう、あのイカの足が判別できる高そうなやつだ。
あとわかりやすいのは、まん丸で薄平べったい、白地に海苔とエビの入ってるやつだ。
あれはあればっかりはいったのが売ってるから名前があるはずだが覚えていない。
よく『えびせん』って言っていたが『かっぱえびせん』があるからややこしい。
そういえば違うタイプのえびせんも入っている。
エビ風味だったらえびせんなのだから区別がつかない。
わかりやすいといったやつでこんなにも説明しなければならないのだ。
地味なやつを他人にわかってもらうには大変な苦労をする。
『あれ』とか『やつ』を多用してしまうが勘弁してもらいたい。
やたらたくさん入っているのは、あのスポンジが硬くなったようなやつだ。
噛むとシャクシャクして心地よいのだが、あれはいろんな形のがある。
細長かったり四角かったり反ってたり厚かったり。
だから形で説明するのがめんどくさいのだ。
オレンジ色で甘しょっぱいのがある。
ほかにどう説明しよう。
全く別の醤油せんべいもはいっている。
でもこれが好きなら、わざわざこのお好みせんべいで説明する必要はない。
同じいろいろ系でも『味ごのみ』みたいに豆菓子やニボシが入っているのは説明しやすい。
なんでこのお好みせんべいは無名せんべいばかりなのだろう。
しかし、工場に行けばそれぞれに名称があるはずだ。
作業員がいちいち「あのスポンジが硬くなったようなの」なんて呼んでいるはずがない。
その呼び名を袋に表示してもらいたい。
それがたとえ『Mー3』とか『6号』なんて無粋な名前でも構わない。
話をしやすくするために名称を決めて欲しいのだ。
でないとお好んでやらないぞ。

↑ごんべえもクリックしてね。
スポンサーサイト