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月別アーカイブ  [ 2013年03月 ] 

ひとり上手と呼ばれない

私の特徴のひとつに「独り言が多い」というのがある。
頭の中であれやこれやうずまいていることが、
自制心のほころびから、ポロポロこぼれて出てくるのだ。

例えば、新聞を読んでいて、突然「生活」と言ったり、
仕事の合間の休憩に「しいたけ」と言ってしまったことがある。
これは読んだり考えたりしていることの一部だけを口に出してしまうパターンだ。

何か腹の立つことがあったあと、細かい作業をしていたら要注意だ。
その怒りに対するドラマが頭の中で始まり、
私が文句を言うシーンの長ゼリフをずっとしゃべり続ける。
この時自分では、小さい声でボソボソ言っているつもりなのだが、
コーフンしてくるといつの間にかボリュームが上がっている。

「ええかげんにせえよっ!」
などと叫んだ瞬間にはっと我に返り、
目撃者がいないか周りを確認、なんてこともたまにある。


逆に調子のいい時も気をつけなくてはいけない。
ノリノリになってくると鼻歌が始まっている。
この鼻歌がとてもテンションが高い。
長い時間カラオケを歌っていると喉が枯れるように、
鼻歌で鼻が枯れることがある。

女の人の歌を歌うときは、鼻裏声だ。
私の周りに若い人が寄ってこないと思ったら、これがモスキート音になっているようだ。
これが高音域に差し掛かると、サイレンのようになってくる。
こうなると、高齢者の上司Tにも聞こえるらしく、
「ええかげんにせえよっ!」
と怒られたりする。


さて、先日、ちょっと派手な独り言をやってしまった。
「ぎえーーー」と叫んで天を指差す、という独り言だ。
もはや独り言ではないともっぱらの噂だが、
これがちょっとクセになって、ときどき「ぎえー」と叫んでいる。

きのう、仕事中にО川がなにやらポンポカポンポカ口ずさんでいた。
「なんじゃそれは」と言うと「独り言」という返事だ。

「独り言言うな!」

と怒ってやると、とても驚いた顔で、

「ええーー?」

これはまさに「あんたがそれを言うか」という態度だ。
なのでさらにその上に、

「独り言を禁ずる」

と王様になって言ってやった。
О川はにやりとして、

「それは会社全体のことだな?」

ここで私がカミングアウト。

「ワシ、ときどき『ぎえー』と言うやろ」

「うん」

「あれはエレファントカシマシのコンサートが行われているのだ」

「なんや、ライブやったんか」

この話をちづるにしたら、

「受け入れるな、О川」

だって。
なんやこの話。








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[ 2013/03/08 06:41 ] エンターテイメント | TB(0) | CM(8)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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