2013年03月

ここでは、2013年03月 に関する情報を紹介しています。
昨年末にぎっくり腰を起こし、あわや寝たきりか、と思われたうちの親父だが、
おかげさまで、自力でベッドから椅子に移動できるほどに回復してきた。
元々足自体は悪くないので、このままリハビリを続けて、
縄跳びスキップぐらいはできるところまでいってもらいたい。

そんなわけで、私が病院に連れて行くようなことはもうめったにないのだが、
週に一度は買い物に連れて行ってやらねばならない。
土日のどちらかで実家に行き、母をスーパーやら百円ショップやらに乗せていく。


すると、足よりも口が必要以上に動くようになった親父が、
あれやこれやと贅沢を言うようになった。
何が食いたい、あれを買ってこい、これは嫌い、それはイヤ、
おぼっちゃまか。

私が行くとわかっている日は事前によく電話がかかってくる。
「どこそこのスーパーのお惣菜コーナーのレバー串を二本買ってきてくれ」
「トロの寿司を買ってきてくれ」
「うまいスジコを買ってきてくれ」
普段行くスーパーにないものは、私が手土産として持っていくのだ。

じゃあそこで買い物を済ませていけばよさそうなものだが、
結局いつものスーパーも連れて行かなければならない。
母は母で、自分の目で見て買わないと気がすまないのだ。


昨日は、
「来るときに『赤福』買ってきてくれ」
と言ってきた。
なんでワシが観光客に混じって赤福を買わねばならんのだ。

で、8個入りを持っていったら、
「こんなには食べられないからお前も食え」
という。
昨日は二日酔いで気持ち悪かったので何も食べずに出かけ、
最初に口にしたのが赤福という事態になってしまった。


先日はジュースを頼まれた。
オレンジやリンゴみたいに酸っぱくないやつ、という指定だ。
母にはそれがよくわからないので、私がピーチ味とフルーツ牛乳を選んだ。
あれは気に入ったららしくうまそうに飲んでいた、というのでまた買った。

家に帰ると、親父が早速のどが渇いたという。
「この間のピーチとフルーツがあるけどどっちがいい」
と訊ねたら、
「あれはくどい」
じゃあ水を飲め。


そんなわがまま親父が、私の帰りがけにこう言った。
「お前、今度は昼飯を食べていけよ」
あら、どうしたことだろう。
センチメンタルジャーニーか。

「ワシ、カレーうどんが食いたいんやけど、一人前は食い切らんからな」
残飯処理か。







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お釣りも返してね
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春眠

なんてステキな上天気。

暖かいし、絶好の畑日和だー




だが、








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今月は二回目だなあ
昨日は雨の予報だったので車で出勤したが、結局雨は降らず。
どうやら朝までに降り終わっていたらしい。
今、ノリノリで歩いているだけにもったいなかった。

そんな歩かなかった日に限って、お風呂に入る前に体重を計ってみたら、
歩き始める前のマックスと比べて3キロ減。
毎日増減はあるが、今年の最安値だ。

これは運動よりも食事の方のおかげかもしれない。
今、冷凍庫のわかめやゴーヤを一生懸命食べている。
そして、少し残ったご飯を無理に食べないようにしたので、
冷凍庫は残りご飯でいっぱいになってきた。

これは良い傾向だ。
しばらくこの感じで続けよう。
引き出物でバームククーヘンをくれた新婚さんが、
ハネムーンの土産にマカダミアナッツチョコをくれたが、それもしばらく控えよう。


このように効果が現れてくると、歩きのノリノリ度が大幅にアップする。
歩きがノリノリは理由はほかにもある。

まず、学校が春休みになって子供たちがいないことだ。
なんて道って広いんだろう。
なんてまっすぐ歩けるんだろう。
今まで徒歩人の中で最下層に所属していたことがよくわかった。
まさに、世間の道の隅っこを歩いていたのだ。

今は最短距離、学校の前を堂々と通って、バイパスなんて歩道橋で渡っている。
ちょっと怖いけど、信号で止まらなくていいのだ。
好きな道が通れるっていいなあ。


歩くリズムも違う。
いつもはエレファントカシマシの音楽をヘッドホンで聴きながら歩いているが、
家の近く、会社の近くでは知った人に会う可能性があるから音を止めている。
この時間がちょっとつまらなかった。

だが、今はAIがある。
BGMがない時間も、覚えかけの歌を鼻歌でただ繰り返しているのが気分いい。
しかも、ほかに気が行かないので、うっかり『アイアイの歌』になることがない。


そしてなにより、靴が違う。
安物だが一応ランニング用だ。
私は靴を脱いだり履いたりするのがめんどくさいので、
いつも紐を緩めていたのだが、今は毎回きっちり紐を締めている。
これでとても歩きやすくなった。

しかも、赤と黒の美しい靴だ。
底のゴムと足首のあたりがド派手な赤だ。
だから横から見ると、黒地に赤いラインが入って見える。

この靴を初めて履いていった日、N岡にびっくりされた。

「この靴、目立ちますね~」

「ちょっと派手すぎたかなあ」

「いやあ、いつもき・・・」

おい、なぜそこで言うのをやめる。
「き」の続きはなんだ。








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お日様の反射に注意
私はよほど好きな人が出ていない限り歌番組を見ない。
ラジオも聞かない。
そのせいで新しい音楽情報がほとんど入ってこないので、
一旦気に入った人をいつまでも聴き続ける。

たまに、ちらっと耳に入った人を『YOU TUBE』で探してみたりする。
それで、声量があって、歌がうまくて、気分のいい歌を歌っていたりすると、CDを手に入れたくなる。
このパターンで『エゴラッピン』『東京事変』『エレファントカシマシ』と、
とっぷりハマっていったのだ。

最近、新たな歌い手にハマりつつある。
“AI”という人だ。
私が聴くにしてはかなり若手だ。
でも、とても気に入ってしまったのだ。

だから毎日『YOU TUBE』で聴いている。
別のところから歌詞を持ってきて見ながら聴く。
んん~、いい!
歌いたい。

ところが、こういう若い人の歌は、おっさんにはとても覚えにくい。
英語が多いし早口だし、
♪たったたったたー、と歌えばいいところを、
♪たった たあった たたあたたあたあたあ~~~、と歌う。
これにはなかなかついていけない。

しかも覚えるのに音源がない。
徒歩通勤中に聴いているミュージックプレイヤーにはエレカシしか入っていないし、
中古で安く買ったCDには『YOU TUBE』で見つけた歌は入っていない。
記憶力だけが頼りなのだ。

だからカラオケで歌うのはまだまだ先だ。
まずは、仕事中に鼻歌で歌えるようにならなければならない。
今はまだ二割ぐらいの入力状況だ。
部分的に覚えたところを、何度も繰り返しフガフガ唱えるだけだ。

でも、歌を覚えるのはこのぐらいの時が楽しい。
新しいフレーズを歌えるようになったらウキッとなってしまう。
早くウキウキと歌えるようになりたいものだ。


だが、仕事中に歌うというのは、ある程度仕事に集中しながらなので、
どうしても歌の方がおろそかになる。
上の空で口ずさんでいると、違う歌を歌っていることがある。

困ったことは、頭の中に“AI”が残っていることだ。
最近、気がつくと『あいあい』を歌っていることがある。

♪アーイアイ アーイアイ おさーるさーんだよ~

さて、厳格な縁起担ぎである母に育てられた私は、
「朝から“サル”なんて言うんじゃない」
と言って育てられてきた。
サルは「去る」につながって縁起が悪いというのだ。

だからこの歌は朝歌ってはいけない。
なのにたいてい気づくのは「おさーる」まで言ってしまってからだ。
我が家のしきたりでは、あさから『サル』と言ってしまったら、
「うめぼしみっつ」と唱えなければならない。

なので、会社で“AI”を歌っているはずの時間に、
「うめぼしみっつ」と唱えている私であった。








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退化しちゃった
今年は桜の開花がべらぼうに早いらしい。
東京ではもう満開だとか。
うちの近くではまだつぼみ。
次の日曜には花見を楽しめそうだ。

早い早いと言ってはいるが、本日3月27日は『桜の日』だ。
でもそんなことはどうでもいい。
日本独自の決め事なんて瑣末なことだ。
今日、3月27日は『世界演劇デー』なのだ。

そんなことはどうでもいいのだ。
演劇なんて私には縁がないのだ。
増して“世界”だなんて、英語でやられてはわかるものもわからなくなるではないか。


ベラベラと遠回りな話をしてしまった。
もっと大事なことがあるでしょ、ほら。

そう、本日3月27日は、このブログ『いぢわるこみ箱』の始まった日なのだ!

ありがとう、ありがとう。
左にある月別アーカイブを見てもらいたい。
これを始めたのは2005年3月27日。
丸8年になりました。

よくもまあ、8年も続けていたことだ。
義務教育以外でそんなに続けたことがほかにあるだろうか。
初めて勤めた会社は7年半でやめた。
長く通ったつもりのジムでも6年。

だがしかし、もっと言いたいことがある。
本日、今年のこの3月27日、
なんと、8年目にして初めて、
事前にこの記念日のことに気がついたのだ。

とはいえ、過去のこの日の記事を確かめてはいない。
ひょっとしたら記念日だと書いたことがあるかもしれない。
でも覚えていないのだからそれでいいではないか。


で、そんなこの日、
二日酔いで、風邪もひいた。
ああ、寝てたい。








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しみじみ
私は甘いものはあまり食べない方だが、お菓子嫌いという訳ではない。
むしろ、あられやせんべいは好きな方だ。
寂しがり屋の口を慰めるにはあられやせんべいが一番だ。

でも、同じものばかり食べ続けると飽きてくる。
どうせならいろんな味を楽しみたい。
だからつい、こういうのを買ってしまう。

もう食べました


まさにお好みせんべいだ。
これだけいろんな種類が入っていたら、
「ここに入っている全ての種類がキライ」
なんて人はいないだろう。
もしいたら、せんべい嫌いに違いない。

そんな人はほっといて、好きな人同士でわいわい話そう。
私はこの中でもこれが特に好き。
僕はこっちのほうが好きだなあ。
なんて和気あいあいと場が和むこと請け合いだ。

ただ、このせんべいを食べながらだといいのだが、
これが現場にないとき、そんな話題になると辛い。
個々に名前がついていないからだ。

とりあえずわかりやすいのは、必ず一枚しか入っていないイカせんべいだ。
この写真でも左下の方に一枚見えている。
そう、あのイカの足が判別できる高そうなやつだ。

あとわかりやすいのは、まん丸で薄平べったい、白地に海苔とエビの入ってるやつだ。
あれはあればっかりはいったのが売ってるから名前があるはずだが覚えていない。
よく『えびせん』って言っていたが『かっぱえびせん』があるからややこしい。
そういえば違うタイプのえびせんも入っている。
エビ風味だったらえびせんなのだから区別がつかない。


わかりやすいといったやつでこんなにも説明しなければならないのだ。
地味なやつを他人にわかってもらうには大変な苦労をする。
『あれ』とか『やつ』を多用してしまうが勘弁してもらいたい。

やたらたくさん入っているのは、あのスポンジが硬くなったようなやつだ。
噛むとシャクシャクして心地よいのだが、あれはいろんな形のがある。
細長かったり四角かったり反ってたり厚かったり。
だから形で説明するのがめんどくさいのだ。

オレンジ色で甘しょっぱいのがある。
ほかにどう説明しよう。
全く別の醤油せんべいもはいっている。
でもこれが好きなら、わざわざこのお好みせんべいで説明する必要はない。

同じいろいろ系でも『味ごのみ』みたいに豆菓子やニボシが入っているのは説明しやすい。
なんでこのお好みせんべいは無名せんべいばかりなのだろう。
しかし、工場に行けばそれぞれに名称があるはずだ。
作業員がいちいち「あのスポンジが硬くなったようなの」なんて呼んでいるはずがない。

その呼び名を袋に表示してもらいたい。
それがたとえ『Mー3』とか『6号』なんて無粋な名前でも構わない。
話をしやすくするために名称を決めて欲しいのだ。
でないとお好んでやらないぞ。








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ちょっと不気味
私が今はいている靴は、もうすっかりオンボロボロンで、
小指のところは出っ張ってもはや穴が開こうとしているし、
かかとは何度も踏んだからか、凸凹していてフィット感がない。
クッションも磨り減ってしまったし、ヒモはすぐほどけるし、
ああもういや、な靴になっていたのだ。

そして私は徒歩通勤を始めたので、ウォーキング用の靴を欲していた。
おそらくあんなに足が疲れるのは靴のせいだ。
ちゃんとした靴で歩きたい。
でも、ちゃんとした○○用の靴は高価だ。
そんな靴で仕事をしてはもったいない。

ふとテレビを見たら、安い靴を売ってますよという宣伝をやっていた。
某スポーツ店が自社製品を生産し始めたらしい。
これしかない、と思った私たちはとなりのとなりの市まで出かけることにした。


店に入るといきなりその靴の売り場だった。
これは売れ線、主力商品だという印だ。
棚一面が1980円で、なんだか種類もたくさんある。

早速「はいてみろ」とちづるが言う。
実は私は試し履きが大嫌いだ。
靴なんか足の周りになんとなく存在すればいい、ぐらいの考えだ。
だからよほどの場合でない限り履いてみることはない。

でも今回は履いてみることにした。
試してみないと買わない、とちづるに言われたのだ。
それに安物だし、こんなにたくさんあるならいいか。

とりあえず、スポーツシューズの棚から26.5を選んで履いてみる。
ぴったりだ。
決まった、これでいい。

ところが、その隣の棚が『ランニングシューズ』となっていた。
『スポーツ』よりは『ランニング』の方が『ウォーキング』に近い気がする。
いや、近いというより具体的だ。
『ランニング』や『ウォーキング』が『点心』や『飲茶』なら、
『スポーツ』は『中華』という大きなくくりになるだろう。

こういう考え方ばかりしているので痩せないのだ。
例えがいつも高カロリーだ。

そのランニングシューズは、スポーツシューズよりも派手だ。
しかも箱に入っている。
なのにお値段はおなじ1980円だ。
だったらこちらを選ぶだろう。

ただ、展示品が私の足とはサイズが違っていた。
すると、悪逆非道なちづるは、箱に入っている靴を出してきた。
なんてことをするのだ、これは売り物だぞ。
薄紙を開いて箱から出して詰め物を抜いて床に置いて、
「履いて見ないとわからんではないか」と言う。

これがもし、シュークリームだったら許されるか?
展示品と別の、箱に収まっている商品をお試しするなんて。
遠くから店員さんが我々のことを『困ったちゃん』だと見てないか。
おどおどしながら試し履きをする。

ジャストフィットだ。
これしかない。
ほら店員さん、これは買い取るんですよ。

こうして私は史上初、
赤と黒で構成されている靴を履くことになったのだ。








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お座敷で困るぞ
私はソフトにものを洗うことができない。
なんでもガシガシこするタイプだ。
例えば、ベネチアングラスでも墓石のように磨く。
家にベンチアングラスなんてないけど。

しかも、全体を丁寧に洗うのが苦手だ。
今は一切手を引いてしまったが、私が車を洗うと必ず三角州のように洗い残しがあった。
つまり磨きやすい場所だけをただこすり続けるのだ。
それもサンドペーパーのように効果的な道具を使いたがる。

当然、歯も同じように磨いているのだろう。
先日、詰め物が取れて歯医者に行ったとき、その歯でないところも滲みると言ったら、
知覚過敏だと診断された。
その時見せてもらって初めて知ったのだが、右の上の歯の根元が磨り減っている。
強く磨きすぎなのだそうだ。

なるほど、右上といえば一番力の入れやすい位置だ。
しかも早く磨き終わりたいから硬い歯ブラシで強く早く磨く。
だから歯ブラシが痛むのがとても早い。
歯医者さんには「でしょう」と言われた。
その日は磨り減ってくぼんだ部分にカバーをしてもらった。


それが取れた。
カバーをしていることも忘れて、いつもどおりガシガシ磨き続けたからだ。
歯を磨くのは朝か夜だから、寝起きか眠いかのどちらかだ。
言われたことなど忘れているだろう。

こうなると、私の本能のままに歯を磨いていてはいけないような気がしてきた。
文明に頼るしかない。
私がずっと蔑んできた、電動歯ブラシの使用が考慮の対象となってきたのだ。
ああ、機械仕掛けで歯を磨くなんて。

ちづるは電動で歯を磨いている。
評価は、とても良いだ。
とりあえず、ちづるの使っている機械は先端が付け替えられるので、それで磨いてみようかと思う。


そういえば、以前にも同じようなことがあった。
ヒゲなんて、泡をつけてカミソリで剃るのさ、という信念でいた私だが、
ある日もらった電気ヒゲ剃り機の能力に屈服したのだった。
一度安物の機械を使って懲りていたのだが、良い機械を使えば問題ないと知ったのだ。
おそらく歯磨き機もそうなのだろう。

電気で動く機械を使えば、手の運動量は大幅に削減される。
歯ブラシを動かす上下運動、カミソリを動かす前後運動が要らない。
どちらも、歯や皮膚に機械を沿わせていけば、メカニカルな振動で作業をしてくれる。

ならば、右手で歯を磨き、左手でヒゲを剃ることができるのではないか。
半分終わった段階で左右を入れ替えればいいのだ。
なにしろ朝は忙しい。
猫の手だって借りたいぐらいなのに、片手を遊ばせておくのはもったいない。

待てよ、ヒゲは口の外側、歯は内側ではないか。
歯ブラシとひげそりが二股で付いている機械があれば・・・
いや、三股にして、ひげ剃り、歯の外側、歯の内側を挟むようにすれば、
口の周りを一周させるだけで、朝の身だしなみが整うではないか。
そうそう、あの百円ショップに売ってるブラインドを掃除する道具みたいに。

でも、ブラインドのようにはいかないか。
昔から“口に戸は立てられん”というからなあ。








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でもゼンマイ式
ああ、片付けなくては、片付けなくては。
季節が変わるから片付けなくては。

私の部屋の電気ストーブは水を入れて湯気が出るタイプ。
古いけど加湿器の役目も果たすすぐれものだ。
でも、この水が残っているとややこしい。
だから全部蒸発させておかなくては。
だからそんなに寒くない朝でもつけておかなくては。

徒歩通勤で着ていたヤッケ。
風と花粉を防御するのに役立つが、道のりの四分の一も歩いたら暑くて着てられない。
もう役目は終わりだろう。
しかし、水をはじくこの衣類、洗ったほうがいいのだろうか。

ポットに蒔いたソラマメ、エンドウ、ニンニクの苗。
蒔くのが遅すぎて、植え替えが遅すぎて、もう今からでは育たない。
とはいえまだ枯れてはいない植物だ。
このまま捨てるのは可愛そうな気がする。

で、片付けたあとで後悔するのがこの季節だ。
片付けるための洗濯が終わったあとで、寒の戻りがやってきて復帰。
と思ったら、翌日にはまた暖かくなって不要になる。
風が強くてヤッケを着て出勤すると、すぐに汗だくになる。
苗を捨てたら、そこでどんどん成長する。


食卓の上にも片付けたいものがあった。
ちづるが結婚式の引き出物でもらってきたバームクーヘンだ。

開封したら早くて食べなくてはいけない。
しかし、一度にたくさんは食べられないし、毎日続くのも苦痛だ。
それよりも、ハート型をしているこれ、ナイフがついているが切ってしまってもいいのか。

作る人たいへん


丸ければだいたい角度で切り取っていけばいいが、ハートは左右対称だ。
私とちづるが正確に分けようと思ったら、ライトとレフトに真半分にしなくてはならないではないか。
結婚した二人にとってこれは不吉なことではないのか。

愛し合うふたりのハートをキザキザの刃物で真っ二つにし、
それを毎夜、ニタリニタリとしながら少しずつかじっていく。
我々は悪魔か。

しかもバームクーヘンというやつは何重もの層になっている。
子供の遊び食いではないが、前歯で一層ずつはがしながら食べたくなるものだ。
この場合、歯の並びとバームクーヘンの形状から言って、
どうしても内側からはがしていくことになる。

食卓の座り位置で考えると、私がもらえるのはハートのライト側だ。
その一部を切り取り、内側から一枚ずつはがしていく私。
右心房内壁剥離ではないか。
愛し合うふたりのハートを右心房内壁剥離。
なんたる残酷な悪魔のテーゼ。


あ、だからなのだろうか、
このバームクーヘンのマークとして描かれている天使が、
「あ、ちょっとそれ、やめたって」
みたいなポーズをしているのは。








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おそらく痛い
あー、そうだった。
お昼休み、マグカップにミニラーメンを作ってから気がついた。
今日の弁当は焼きそばパンだったのだ。

我が家では休日の朝はパン食となっている。
ちづるが買ってくる食パンは5枚切りだ。
奇数だからいつも一枚残る。
それを冷凍したのが溜まってきたようだ。

冷蔵室には焼きそばがあった。
やきそば弁当は楽だ。
メニューが決まったところではたと思いついた。
いつもおにぎりだけど、今日は焼きそばサンドにしよう。
冷凍食パンは減るし、おにぎりをつくらなくて済むから一石二鳥だ。

そんなわけで焼きそばサンドを持ってきたのに、ミニラーメン。
なんだかメンメンしてしまった。


夕方、N岡があんぱんをくれた。
「あんまり腹が減ったので買ってきました」
某メーカーの五個入り薄皮ミニあんぱんだ。

なぜあんぱんなのだろう。
N岡は酒飲みだ。
甘いものはそんなに好まないはずなのに、数あるコンビニのパンの中でなぜそれを。

おそらくみんなのことを考えてくれたのだろう。
複数個入ったパンは甘いものが多い。
なぜか、ミニカレーパンは存在しないのだ。
それに、たまに食べるアンパンはおいしい。
私はめったにあんのものは食べないが、たまのアンパンだけは認めてもいいと思う。


5時を過ぎた。
おやつの時間だ。
我社では、なぜか退社前におやつが出るのだ。
これが結構楽しみでもある。

今日のおやつは、某メーカーの『薄皮ミニイチゴジャムクリームパン』だった。
五個入り、プラス一個で、一人二個ずつある。
そんなに食べると夕食に差し支えるので、一個ずつ残しておやつ缶にいれておくことにした。
まさか一日で、焼きそばパン、あんぱん、ジャム&クリームパンを食べ、
カレーパンのことを想像してしまうなんて。


夕食はワカメポン酢とイワシの干物だ。
あまりにヘルシー過ぎて、ポテトチップスを開封してしまった。
普段だとこういうものでお酒を飲んで終わりなのだが、
私がおにぎりを持って行かなかった分、ご飯が残っている。
なので珍しく、締めにお茶漬けをいただいた。

ヤ・セーヌの星。








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トケ井はバッターにすればよかった
ピピピピピ

「ただいま戻りました」

「ご苦労。で、われわれヨンホン星人がこの惑星に移住することはできそうか」

「はっ、予定地である大陸のハズレの島国なら問題なさそうです」

「よし、では計画を立てよう。まずどうしたらいい?」

「とりあえず『市』というコミュニティを作らなくてなりません」

「それはどうやったら成立するのだ」

「人口が5万人いればいいようです」

「なに、我々は5万人もいないぞ」

「そんなときは“水増し”という方法があるそうです」

「なんだそれは」

「いないけどいることにする、という手法です」

「それなら何とでもなりそうだな。で、市に必要なものは?」

「まずは“メイブツ”です」

「説明しろ」

「なんでもよいのです。たくさん生えている植物だとか、何かに見える岩とか」

「適当だな」

「この国家で現在もてはやされているメイブツは“B級グルメ”らしいです」

「それはなんだ」

「さしてうまくない食べ物のことです」

「妙なものがメイブツなのだな」

「そこに付随するのが“ゆるキャラ”と“ミス”です」

「それはなんだ」

「“ゆるキャラ”は存在しない生物をかたどった衣服で、メイブツを宣伝するために媚を売ります」

「衣服ということは、誰かその係りがそれを着て働くということだな」

「ただし、中に人はいないという設定になっています」

「わけがわからんな」

「普通に宣伝するのが“ミス”の方で、そこそこ美しい女性が愛想笑いをします」

「両方必要なのか」

「絶対必要です。さらにそのメイブツには“音頭”がいります」

「ややこしいな」

「歌と踊りのことです。主に市の婦人会が盛り上げます」

「で、盛り上がるとどうなるのだ」

「名物がうまく軌道に乗ると、市の上のカテゴリーである『県』を名乗ることもできます」

「しかし、よその惑星から秘密裏に移住してきた我々が目立ってはいけないのではないか」

「ご心配にはおよびません。メイブツの99%が鳴かず飛ばずです」

「じゃあなんでそんなものを作るのだ」

「この民族特有の『当たったものの真似をする』という心理のようです」

「よしわかった。では早速ヨンホン星人特有のメイブツを作れ」

「はっ」







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結局誰かにまかすのさ
突然だが、春の歌大会が開催された。
大会運営委員長の『桜(コブクロ)』を皮切りに、
深夜1時近くまでのロングランとなった。
ちなみに、私が歌ったのは次のとおり。


『春ラララ!』石野真子

『春よ、来い』松任谷由実

『桜の花、舞い散る道で』エレファントカシマシ

『春なのに』柏原芳恵(自爆)

『追いかけてヨコハマ』桜田淳子

『ハナミズキ』一青窈(自爆)

『青春』ザ・ハイロウズ

『7カラーズ』パーソンズ

『夢のカケラ』絢香(尻すぼみ)


あと何曲か歌ったはずだがもう覚えていない。
大会運営委員長は途中で離脱した。
おわかりかと思うが、途中から春はどうでも良くなっている。
そして、ちづるにはとても怒られたのであった。








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春眠
年度末で月末で週始めで休日前で天気が悪いという忙しい日に上司Tが休んだ。
理由は、
「なんか調子悪い」
だ。
許さん。

こういう時、我が社ではややこしい駆け引きが始まる。
私の勤めている会社は数年前に二社が合併したため、仕事は分担して二箇所で営業している。
相手方の元社長が現社長になり、当方の社長は会長になった。
社長がいるのであちらが本社だ。

さて、上司Tが休んで私一人ではとても仕事が回っていかない。
こうなると会長が本社に連絡をする。
この仕事とこの仕事をそちらでやってくれと押し付けるのだ。
もちろん、私も「そんなのできない」と泣き喚く。

大抵は、わかりましたと気軽に引き受けてくれる。
しかし、なんといっても年度末で月末で週始めで休日前で天気が悪いという日だ。
あちらも忙しい。
どんな話し合いがあったかは知らないが、えらいところに落ち着いた。
社長が私を手伝いに来るというのだ。

以前から、こちらの機械を使ってみたいと思っていた社長。
私がいろいろ説明をして、上司Tの代わりをしてくれた。
おかげで仕事ははかどり、午前中の仕事はなんとかメドがついた。
ただ、私はとても疲れたのだ。


ところが、午後も三時頃、翌日納品の仕事がどっさり入ってきた。
お得意さんの一軒がまとめて注文してきたのだ。
О川、N岡と三人でどうなることかとヒソヒソやっていると、会長がやってきた。
「向こうでも無理なようなので私も手伝おう」

我が社の商品は紙だ。
会長が倉庫から注文された紙を出してきて、私がそれを切ることになった。
紙を切るといってもハサミでチョキチョキではない。
何百キロ単位の大きな紙を、巨大な機械でドガドガ切るのだ。

ペースとしては、切るより出すほうが早い。
私がヒーヒー言っていると、社長がやってきた。
「ボクも手伝おう」

こうして、会長が紙を出し、私が切り、社長が積んでいくというシステムが出来上がった。
この状況にО川もN岡も近寄ってこない。
「ちょっと一休みしよかー」
とも言い出せない。

夕方になってきた。
普段なら、あとは明日にしよう、となるところだが、
会長はどんどん荷物を出してくる。
社長は私が切るのを待っている。

いつものくつろぎタイムをたっぷり過ぎて、なんとか仕事が終わった。
ぜーはーぜーはー
上司T、やっぱり許さん。







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朝しか仕事ないのに
ホームセンターをぶらぶらしていて楽しいのは、
文具、工具、農具、調理器具の四具コーナーだ。
ただし、文具は子供、工具はおっさん、農具は老人がいる率が高い。
なので必然的に、奥様方の多い調理器具のコーナーに行ってしまう。

最近の調理器具の進歩は凄まじい。
プチ発明家たちのマイ特許発表会の様相を呈している。
なんといっても生活と切り離すことのできない道具たちだ。
どんどん新しい知恵と工夫が取り入れられている。


私にも一つアイデアがある。
といっても開発する能力はないので、こんなものがあったらなあ、という程度だ。
それは、調理用ホッチキスだ。
『ホッチキス』は商品名で『ステープラー』というのがホントらしいが、
天ぷら用だと思われたらこまるので『ホッチキス』にしておこう。

文具用と調理用のホッチキスの一番の違いは、針が食べられるかどうかだ。
料理の一部に使用するのだから、素材は食べられなくてはならない。
できれば加熱後は柔らかくなってもらいたい。
では、どういう場面で使うものなのか、開発する人のためにも発表しておこう。

まずは、巻料理たちだ。
ロールキャベツや肉巻きアスパラがほどけてこないように留める。
海苔巻きや春巻きだって、苦手な人はいるだろう。
ギョーザもこれで留めておけば完全分解は免れるはずだ。
巾着餅はもうカンピョウで結ぶ必要がない。

つまり、料理の分解を防ぐための仮止めとして便利だと思うのだ。
小麦粉を濡らして糊のように塗ったり、爪楊枝で止めたりする必要がなくなる。
どうだい、画期的だろう。


次に、剥がれものという使い方もある。
食べているうちに表面が剥離してしまうタイプの料理に使いたい。
まずはトンカツのコロモだ。
カツ丼にすると、てきめんコロモが剥がれてしまう。
これも煮る前に1ホッチキしておけばカツとして食べやすくなるだろう。

焼き魚の皮にも使える。
皮と身を一緒に食べたいと思っても、それを実行するのは至難の業だ。
アジの干物でもブリ照りでも塩ジャケでも、セット食いするならかぶりつくしかない。
ちょっと部分的に留めてあれば、すごく食べやすくなると思う。


そして、実は一番この道具を使いたいのは挟みものだ。
ピンポイントで言うなら、チキンの照り焼きバーガーの向こう側を留めておきたい。
ハンバーガーというのはガブリと食いつくのが醍醐味だ。
ところが、ほとんどのバーガーは一口目で崩壊する。
そのなかでも特筆すべき崩壊っぷりをするのがチキン照り焼きバーガーなのだ。

チキンはそもそも身がデコボコであるうえに、身と皮の滑りがいい。
そこにテラテラしたタレが塗ってあり、野菜とのあいだにはマヨネーズがある。
層を成す形状であるにもかかわらず、その具材どうしの間に摩擦が一切ないのだ。
こんな不安定なものの片側に圧をかけたらどうなるか。
そう、反対側にぶりょーんと飛び出すのは当然だ。

だからこそ向こう側を開かないようにしておく必要がある。
まずはハンバーガーショップで開発し、そのうちに各家庭に広まっていくというストーリーはどうだろう。
世間に浸透するまではハンバーガーショップでリサーチしてもらおう。

「お飲み物はどうされますか。ポテトはいかがですか。ホッチキはいかがなさいますか」








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骨はだいじょうぶ?
今や街の中は看板だらけだ。
あっちを向いてもこっちを見ても、景色の中は文字だらけで、
それがまた全部が全部、目立とうとしているわけだから賑やかしい。

その中で一番目に入ってくるのは『ゆ』だろう。
お風呂屋さんのことだが、大きく平仮名で一文字というのは日本人になじみやすい。
私が考える二番目は『えさ』ではないだろうか。
海が近いから釣り餌の店があるのだろうが、これも二文字でわかりやすい。


ちょっと前に、大通り沿いに大きな看板が上がった。
『ぐ』だ。
私の苦手なアルファベットだが、二文字ぐらいなら私にも反応できる。

するとちづるが妙なことを言った。
「あれは『じーゆー』と読むのだよ」
と。

言語というのは人と人とが意思の疎通をするために生み出されたものだ。
勝手に「こう書いてこう読むのだ」なんてことを決めてはいけない。
以前、我が三重県の津市がローマ字表記を『Z』にしてギネスに載ろうとした。
『つ』は一文字だが世界に発信しようとすると『TSU』になるからだ。
だからといって『Z』は『つ』とは読めない。

だから『GU』を『じーゆー』と読む、などと自由なことは言えないのだ。
だったらどうして『CoCo壱番屋』が『ここいちばんや』なのだ。
『GEO』が『げお』なのだ。

だいたい『じーゆー』は親元から勝手なのだ。
ユニクロユニクロ言ってるけど、どう読んでも『UNIQLO』は『うにきゅろ』ではないか。
こんな惑わすことをするから、おっさんはキーボードで、
『YUNIQRO』なんて中途半端に打ってしまうのだ。

ついでだから行っちゃうけど、なんで『AEON』が『いおん』なのだ。
どう見たって『あえおん』ではないか。
しかもロゴだと『A』と『E』がくっついていて読みにくいぞ。
で、横長の輪っかがあるけど、あれは『O』って読んでしまっちゃいかんのか。

『K`s』も変だ。
だいたいあの『`』はなんなのだ。
いま表示させるのに苦労したぞ。
もう『くす電気』と呼んでやる。

『スシロー』はなんでカタカナなのだ。
ものが寿司だけに『スシーロ』と呼んでしまうではないか。
ちなみにこれはイタリアっぽく『すしーろ』と読むのではなく『すしひとくち』だ。
寿司は漢字か平仮名という常識を無視するからこんなことになるのだ。

こうなると、当然『ローソン』は『ひとくちそん』だ。
商売に使うのにこんなにマイナスイメージの名前があるだろうか。
『♪あいてます、あなたのひとくちそん』
こうなると開いているのはあなたの口みたいではないか。


漢字ならいいというものではない。
『無印良品』って意味はわかりやすいが、読み方はややこしい。
前半は印が無いんだから『むいん』だろう。
後半は普通に読めば『りょうひん』だ。
だが『むいんりょうひん』では飲料品が無いみたいだ。

ここは昔の古き良き日本語風に『よしな』と読むことにしよう。
『むいんよしな』なんだか『ソメイヨシノ』みたいでかっこいいではないか。

なに、勝手に読み方を変えるなだと。
なんて自分勝手なことをいうやつだ。
勝手にどこへでも出て行くがいい。
え、みんな他所から来たお店なの?
そいつはすいませんでした。







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とりあえず安いよー
先週から始めた徒歩出勤、
ファンタジーな甘菓子店で買い物をしなければならなかった二日は車で出勤したが、
あ、天気の悪かった月曜日も車で出勤したのだったかもしれないが、
今週も何日かは続けることができた。
健康やダイエットの絡むことは、継続が大切なのだ。

今日は月に一度の土曜出勤。
うわー、いやだー、でも、わーい、うれしいー。
もちろん会社になんか行きたくないのだが、土曜は学校が休みだ。
つまり、小中学生が通学路にいないので、最短距離を歩くことができるのだ。

運動として歩いているのだから、長く歩いたほうがいいのだが、
やはり、わざわざ遠回りをするというのは精神的にストレスを感じる。
なにしろ、会社にはタイムカードというものがあるから、時間の心配をしなくてはならない。
遠回りをするのなら、時間的余裕が得られた会社近くに行ってからしたいのだ。


さて、最短距離を避けて歩いている私だが、
通学路コースを除いたコースではやはり最短距離を歩きたい。
まだ二週目で探り探りなのでいろんなコースを歩いてみている。

最短距離から、小学校のところだけを迂回するコース。
バイパスを次の信号で渡り、住宅街を抜けるコース。
住宅地を抜けて、某ショッピングモールの駐車場を真斜めに通るコース。
直線に大きい道を通り、くの字に曲がって会社につくコース。

だいたい、この四種なのだが、この中でも路地を通ってコースは細分化される。
歩いた感じでどのコースが近いかはよくわからない。
その日の気分で歩きたい道をゆく。
信号のタイミングが悪ければ曲がり、工事をしていたら曲がり、
小学生がいたら曲がり、お姉さんがいたら着いて行く。


このようなコース取りをしていると、どうしても狭い道が多くなる。
近いような気がするし、車の排気ガスを吸わずにすむ。
ただ、そうしているとコンビニをなかなか通らない。
時々用事があるのだが、わざわざコンビニを目指すのがめんどくさい。
徒歩だと、道の反対側にあるだけで、店に夜のが億劫になる。

ただし、自動販売機にはやたら詳しくなる。
歩くと喉が渇くので結構注目しているのだ。

私が見る限り、自動販売機には大まかに三種類ある。
缶の飲み物が120円、ペットボトルが150円の販売機。
缶は100円だが、ペットボトルは水だけ120円。
缶もペットボトルも100円のものがあるラッキー機。

当然狙いはラッキー機だ。
100円の烏龍茶があるところはきっちり把握している。
歩いて汗をかき、烏龍茶で脂肪を燃焼する。
なんと理にかなった運動法なのだろう。

でも、どうしてもコンビニに寄りたい時がある。
で、寄るとどうしてもカップ麺やカレーパンやピーナッツを買ってしまう。
この分、ダイエットは後戻りだ。
徒歩出勤も、三歩歩いて二歩下がる辛い道のりなのだ。








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一直線


このような肝心の日に、買ったクッキーを家に忘れてきたО川。


火曜日に居酒屋に行ったとき、バイトは“Sな”と“Mえ”だった。
そして日めくりの3月14日には、

『WIHTEDAY お返し待ってます』

と赤く大きく書かれていた。
綴りが違っているぞ。

Sなのシフトは14日、Mえは15日だ。

「こみさん、14日待っとるよ」

「ダメー、15日に来てー」

「だってホワイトデーは14日じゃん」

「だったら両方来てー」

ズキュン!

もちろん昨日は行ってきた。
とりあえず、なんらかの気持ちを持ってきたおっさんは3人。
うかつなおっさん共はオロオロするばかりだ。
店からケーキ屋に電話して、シュークリームの予約をする人まで現れた。


私は、二日連続で女の子の制服がカワイイケーキ屋に寄った。
昨日はちづると会社用、今日は居酒屋用だ。
制服が目当てではなくて、そこが会社と家との直線上にあるからだ。
このファンタジーとも言えるようなお店が、二日ともおっさんであふれていた。

店というのは大したもので、需要をちゃんと理解している。
550円のお返しセットはクッキーの盛り合わせらしい。
可愛らしい包装が施されていて、女子にはウケそうな作りになっている。
ただし、中がどうなっているかは見えない。
それが飛ぶように売れていく。
おっさんにとって、中身なんてどうでもいいのだ。


上司Tは苦悩していた。
彼が返す相手は奥さんと娘と孫だ。
ちなみに孫は4人いて、女の子は一人だけだ。
だが、女の子にだけお菓子をあげて、ほかの孫どもが黙っているはずがない。

そこで上司Tは考えた。
たくさん入ったお菓子を買って分けさせればいいと。
上司は会社用三つと奥さん用と娘用、そして大袋のお菓子を買った。

この上司、糖尿病になるほどの甘党だ。
これだけのお菓子を買ったついでに、いちご大福も買ったそうだ。
なのに、家に帰って大袋から自分用のお菓子をキープしたらしい。
残りを奥さんに渡し、四等分して孫に配るように言った。

「そしたらあいつ、五等分して自分の分も作っとるんじゃ」

Tさんちは愉快だな。








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毛根に効くかもよ
風吹き荒れる雨の翌日、

黄色くなりそうだけど、今日はホワイトデー。

色々と忙しい予感。

まずはみなさま、私の甘い愛をどうぞ。






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モノは無しかい
今年は空気中に漂っている微粒子が多いらしくて、花粉症の人には厳しい春だ。
ちょっと気を抜くと、すぐに、鼻が、ムズムズ、して、きて、

「ハ…ハ…ハ…、アチョー!」

失礼、これはカンフー症でした。


マスクをしているからと油断をしていたら、それは突然やってきた。
目は砂鉄を撒かれたみたいにギシギシとかゆくてかゆくて、
鼻の奥ではなまはげがフォークダンスでも踊ってるようにゴソゴソしている。
顔を洗ってうがいして鼻をかんで、それを何度繰り返しても「ブギー」となる。

外側だけの対処じゃダメだ。
鼻にティッシュを詰めて、ちづるに電話した。
帰りに花粉症の薬を買ってきて、と。

「高い薬を買ってきてやったぞ」
とちづるが差し出したのはテレビでもコマーシャルをしている有名薬だ。
一回二錠、朝夕飲めば一日中砂鉄となまはげから守ってくれる。
その日の夜に飲んでから、あのうっとうしい症状は収まった。


数日後、ちづるが私にこう訊ねた。

「あの薬、毎回二錠飲んでいるか」

「もちろん」

「やっぱり」

「なんで?」

「箱の説明をよく読んでみろ!」

どれどれ、28錠14日分、一日二錠。
ということは、一回一錠ではないか。
なるほど、よく効くわけだ。

アチョー!


翌日、ちづるが私に薬を手渡した。

「安い薬を買ってきたぞ」

昼間はともかく、夜はそんなに花粉の影響はないはずだから、
安い薬を飲んでおけということだ。
というわけで、朝は高級、夜はB級の薬を飲むことになった。

朝4時。
ズピズパ。
鼻がおかしい。
ずっと奥の方で何かがドンタタ踊っている。
鼻の付け根を指で押すとチピチピと音がする。
仰向けで寝ていると溺れそうだ。

そのあと、鼻をかんだり顔を洗ったり、しまいには鼻にティッシュを詰めたけど、
結局起きる時間まで寝られなかった。
やっぱり薬は高いほうが効くのね、という話。








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うるおいって言っていいの
PPKというのをご存知だろうか。
48はつかないし、アメリカがゴリ押ししてきてるやつでもない。
窓枠やチャックの会社でもない。
PPKとは『ピンピンコロリ』の略だ。

健康に生きて、病んだり苦しんだりせずコロリとあの世に行こう。
そのために体を動かしたり、食生活に気をつけて人生を楽しもうという、
前向きな最期の迎え方を推奨する運動だ。
私はまだまだ先だと思っているが、ピンピンでいるためには早くから行動を起こすべきだろう。


実は私には理想のコロリがある。
ドキン、として、コロリといきたいのだ。
もちろん、車にぶつかりそうになっただとか、急に崖っぷちに出ただとか、
そんなマイナスの“ドキン”は嫌だ。

私が言うのはプラスの“ドキン”。
青少年の頃の淡い思い出の中にある、もじもじしちゃうような“ドキン”のことだ。
よく少女漫画の主人公が、かっこいい男子の一言でなっちゃうやつ、
あれのおっさん版だ。

当然、おっさんになった今、そんなラブリーな出来事はない。
考えてみたら昔からない。
勝手にこっちがドキドキしていただけだ。


では、この年になって、
いや、もっとずっと先にどうやってドキンとなればいいのか。
それはもう、居酒屋の女の子しかない。
なんか変なことを言っているが、そういうことじゃないよ。

バイトの若い女の子は、時々おっさんをドキッとさせることを言う時がある。
常連さんの一人に、女の子をからかうのが好きなおっさんがいる。

「○○ちゃん、デートしよか」
「○○ちゃん、結婚しよかー」

なんてことをしょっちゅう言っているのだ。
たいてい返事は、

「いやー、変態」
「あっかんべー」
「きらいー」

のどれかなのだが、ごくまれに、奇襲作戦とでも言おうか、

「いいよ」

という時がある。
逆に、こう切り返されると、そのおっさんは黙ってしまう。
あるいは照れて「アホかー」なんて頬を赤らめる。
断っておくが、これは私のことではないからね。

実はこんな時、おっさんは“ドキン”としているのだ。
いや、セリフによっては“ズキュン””並みの威力を持つこともある。
そんな一言で撃ち抜かれたい。
ズキュンでコロリといきたいのだ。

そのためにも、今のうちからホワイトデーは頑張らなくてはいけない。
えーと、できたら今日のこのネタは忘れてください。








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浮いた話がほしい

修行

一日おきに歩く話で申し訳ないのだが、なにしろ歩くのがマイブームだから仕方ないのだ。
こうなると歩かないのが罪のような気になってくる。
先週は五日間徒歩通勤できたが、土曜日は実家に行ったりちづるが太ったりで歩けなかった。
心配なのは土日を歩かずにいたら、また歩き筋が元に戻ってしまうのではないかということだ。
だから、日曜はどうしても歩きたかった。

ちづるが遠くにお出かけだったので、朝は5時前に起きた。
6時前にちづるを見送ってからコレの更新をして、情報番組を見ながら仮眠。
10時頃畑に行った。

畑は花ざかりだった。
もちろん咲いちゃいけない野菜の花だ。
来週それらを埋めるために、引っこ抜いて干しておく。
ちょうどやってきた地主のおじさんにダイコンとネギとブロッコリーをもらって、これが収穫。

家に帰って昼食を食べ、休憩がてら録画してあった落語を一本観て家を出る。
目的地は、伊勢神宮だ。


自宅から1キロも歩くと広い道に出て、そこには「伊勢神宮まで○km」なんて表示があるが、
その道なりに行くとなるとかなりの遠回りだ。
地図で調べてなるべく最短距離を選ぶ。

では、伊勢の地名を知っている人だけにサービス。
バイパスを超えて八間道路、ぎゅーとらハイジを左折で川沿いを歩き、
船江から河崎、日産の交差点を過ぎて、倭町を登り、古市から猿田彦神社へ出た。

地図で目算すると、距離がおよそ5kmぐらいだろう。
1時間ちょっとかかった。

ただ、前日土曜の異様な暖かさと打って変わって、
風が冷たくて強くて厳しい日だ。
おまけにおはらい町に着いたら雨まで降ってきた。
ヤッケと折りたたみ傘を用意していた私は素晴らしい。

30分ほどぶらぶらしていて、帰ることにした。
何か買って飲み食いしたかったのだが、傘を持ったままではやりにくい。
しかも、こんな天気なのにすごい人出なのだ。


同じ道を戻っちゃつまらないので別の道を帰ることにした。
誰もいないレンガの歩道、だんだん足が痛くなってきた。
寒い、しんどい、ビール飲みたい。

トイレに行きたくなって本屋さんに入ったのが4時20分。
いつもの居酒屋まで20分ぐらいだと予測して、5時の開店に間に合うように時間を潰した。

よたよた歩いてぴったり5時に居酒屋に到着。
なのにシャッターが閉まっている。
おかんの遅刻だ。
仕方ないので、すぐそばのショッピングセンターに行き、
マッサージ屋さんで足をさすってもらってから居酒屋に行った。

店を出たら、日本海側の港町みたいな風と寒さだ。
やっとのことで家に辿り着き、もちろんぱたりと寝てしまったのであった。








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旅は道連れ
私は店で待たされるのが大嫌いだ。
だから、飲食店で待っている人がいたら並んだりはしない。
でも、入ってしまったら「やっぱりやーめた」というわけにはいかない。
自分の注文したものが出てくるまでは待たなければならないのだ。

とりあえず、さりげなく店内の状況を探る。
各テーブルのお客さんにロックオン。
ぴぴぴと即座に脳内コンピューターによって分類がされる。

このテーブルはもう注文した品が出て、すでに食べている。
このグループはまだ何を注文しようか決めかねている。
この集団は注文を終えて、品物が出てくるのを待っている。

未注文のグループがいるときは、奴らより先に注文しなくてはならない。
でないと、そのグループより長く待たなければならないからだ。
そして重要なのは注文済みグループだ。
我々のテーブルに料理が出てくるのは、そのグループが全て食事中グループに変わったあとだ。

このグループ比率が私のイライラ度に直結している。
あとあそことあそこに料理が出たら次はウチだな、と段取りができる。
お、この店は思ったより料理の出るのが早いぞ、と思ったらウキウキだ。

その逆もある。
おお、何か出てきたぞ、これはおそらくあそこのテーブル、
なんて思ってたら、すでに食ってるグループにその料理が置かれたりする。
その時の落胆と怒りたるや想像を絶するものだ。
なんでチャーハンまで頼む!今食っとるラーメンだけにしとけや!
と、心の中では憤怒のイカヅチが落雷まくりなのだ。


それでも、飲食店は段取りがしやすい方だ。
なんといっても待ち時間がわかりにくいのは病院だ。
みんなすまして座っているが、その人が何を待っているかは判断ができない。

まず、先に来たから早く診てもらえるとは限らない。
待つことを想定して、診察券だけ先に提出していく人がいるからだ。
そろそろだと思っていて、あとから来たおっさんが先に呼ばれたりするとベストがっかりだ。
あまりのショックで病気になりそうになる。

そうかと思うと、いっぱいいた老人たちがピストン式にはけていく時がある。
彼らはリハビリグループなのだ。
診察なんかはせずに、妙な機械と会話だけを求めて来院しているのだ。
こうやって待合室が一気に空いていくのは見ていて気持ちいい。
病院なのに、草原に来て深呼吸したような気持ちになれる。


女の人が車椅子のおばあさんを連れてきた。
しばらくすると名前を呼ばれて診察室に入っていった。
でてきて再び待合室のソファに座る。
看護婦さんが出てきて、また同じ名前を呼ぶ。
「今度は娘さんのほうねー」

あんたも診てもらうんかい!
薬待ちとちがうんかい!
付き添いやないんかい!


おばさんが窓口で薬をもらって支払いをしていた。
「ありがとうございました」と行って出口に向かうと、
全く離れた場所にいた中学生ぐらいの若者が、読んでた漫画を片付けて一緒に出て行った。

お前はお母ちゃんに付いて来とったんかい!
もうそんな歳とちがうやろ!
漫画読みに来とったんか!
ともかく、セットなら一緒に座っとれや!


ま、そんな私たちも、親父の診察に、母と私とちづるの三人も付いて来てたんだけどね。








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田舎のバスはね
今週は月曜から金曜までの五日間、徒歩で通勤することができた。
こういうことに慣れてない足は、
「ひょっとして折れてるんじゃないか」
と思うほど痛かったが、ピークは四日目で、金曜にはずいぶん楽になった。

それにしても昨日は暖かかった。
途中で手袋をとり、帽子を脱ぎ、上着も手に持って歩いた。
会社に着いてすぐ、Tシャツ一枚になって涼んだ。
そのTシャツも汗だくだ。

そこですぐに気づくから私は偉い。
去年の夏、着替え用に置いていたTシャツがまだあるはずだ。
私専用のコンテナを見ると、一枚だけ残っていた。
ノースリーブだったけど。

上司Tがやってきて、
「いくらなんでもそんなやつおるか」
と言われた。
日本語的に微妙だが、見ていて寒いからなんか着ろ、ということらしい。


さて、この日は徒歩通勤の一週間の締めということで、
大盤振る舞いでたくさん歩いた。

会社への往路では、上着を脱ぐ少し前に尿意を感じ始めた。
こんなに汗をかいているのにまだほかに水分があるか、と思ったが、
どうやら会社まで我慢するのはキツそうだ。

仕方ないので頭の地図をペラペラめくって、公園のトイレを思い出した。
大幅な遠回りになるがこればっかりは仕方がない。
替えのTシャツはあっても、パンツはないのだ。
おかげでタイムカードは8時29分。
危うく遅刻するところだった。


帰りに歩いた距離は半端ではない。
なぜなら、この日は『春の歌歌いまくり大会』になるであろう日だ。
とりあえず、居酒屋まで歩く。
わーい、っと盛り上がったが、『春の歌大会』になる素振りがない。

まず、妙だったのが、スナックのママがこの居酒屋にいたことだ。
普段なら、昼間仕事に行って、この時間は店の準備をしているはずなのに。
どうしてママがいたか。
私の身代わりになってくれたわけではないだろうが、
ママが足を骨折していた。

それでも店は開くから来てね、と言って送られていった。
どうせ行くなら一緒に連れて行って欲しかったのだが、
「おいこらおまえあたまうすいからもういっぱいのめー」
という酔っぱらいにからまれていたので、別で行くことになってしまったのだ。

「来てね」と言われた上に、私の歌いたい気持ちは抑えきれない。
『春の歌大会』はまた今度として、スナックまで歩いた。
これが家とは逆方向なのだ。
およそ20分の逆戻り。
往復で40分のプラスだ。

普通で片道40分、往復1時間20分の通勤。
朝の遠回りがプラス10分、帰りがプラス40分。
合計2時間10分のウォーキングと、90分の春以外の歌熱唱。

帰り道、誰もいない田んぼ道で「ぎえー」と叫んでみた。








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ハナミズかもしれない
私の特徴のひとつに「独り言が多い」というのがある。
頭の中であれやこれやうずまいていることが、
自制心のほころびから、ポロポロこぼれて出てくるのだ。

例えば、新聞を読んでいて、突然「生活」と言ったり、
仕事の合間の休憩に「しいたけ」と言ってしまったことがある。
これは読んだり考えたりしていることの一部だけを口に出してしまうパターンだ。

何か腹の立つことがあったあと、細かい作業をしていたら要注意だ。
その怒りに対するドラマが頭の中で始まり、
私が文句を言うシーンの長ゼリフをずっとしゃべり続ける。
この時自分では、小さい声でボソボソ言っているつもりなのだが、
コーフンしてくるといつの間にかボリュームが上がっている。

「ええかげんにせえよっ!」
などと叫んだ瞬間にはっと我に返り、
目撃者がいないか周りを確認、なんてこともたまにある。


逆に調子のいい時も気をつけなくてはいけない。
ノリノリになってくると鼻歌が始まっている。
この鼻歌がとてもテンションが高い。
長い時間カラオケを歌っていると喉が枯れるように、
鼻歌で鼻が枯れることがある。

女の人の歌を歌うときは、鼻裏声だ。
私の周りに若い人が寄ってこないと思ったら、これがモスキート音になっているようだ。
これが高音域に差し掛かると、サイレンのようになってくる。
こうなると、高齢者の上司Tにも聞こえるらしく、
「ええかげんにせえよっ!」
と怒られたりする。


さて、先日、ちょっと派手な独り言をやってしまった。
「ぎえーーー」と叫んで天を指差す、という独り言だ。
もはや独り言ではないともっぱらの噂だが、
これがちょっとクセになって、ときどき「ぎえー」と叫んでいる。

きのう、仕事中にО川がなにやらポンポカポンポカ口ずさんでいた。
「なんじゃそれは」と言うと「独り言」という返事だ。

「独り言言うな!」

と怒ってやると、とても驚いた顔で、

「ええーー?」

これはまさに「あんたがそれを言うか」という態度だ。
なのでさらにその上に、

「独り言を禁ずる」

と王様になって言ってやった。
О川はにやりとして、

「それは会社全体のことだな?」

ここで私がカミングアウト。

「ワシ、ときどき『ぎえー』と言うやろ」

「うん」

「あれはエレファントカシマシのコンサートが行われているのだ」

「なんや、ライブやったんか」

この話をちづるにしたら、

「受け入れるな、О川」

だって。
なんやこの話。








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のんびり



くつろぎ



悪魔降臨
徒歩での通勤を初めて三日が過ぎた。
ここでやめたら三日坊主が達成できるのだが、
達成したい目的はそれではない。
むしろ、ようやく慣れてきたぐらいだ。
三日歩いて少し知恵がついてきた。

初日に花粉よけに着ていったヤッケは必要なかった。
暑くなってすぐ脱いでしまい、そのあとはただの手荷物だった。
その代わり、暑くなるだろうと思って着るのをやめたベストは、
昼休みを過ぎるとそれなしでは寒いということがわかった。

帽子の代わりに頭に手ぬぐいを巻いていったのは正解だったが、
会社についた段階で汗だくで、往復二枚必要となった。
この洗濯物の増え方はちづるの怒りを買うだろう。
案外手ぬぐいは干場に困るのだ。

マフラーは必要なかったが、首タオルは必要だった。
仕事中に手を拭くのに便利なのだ。
これは単に忘れていっただけなのだが。

手袋が要るのも、歩き始めて10分ぐらいのものだ。
あとは暑くて脱いでしまう。
でも、仕事で使う機械が冷たいから、ひとつは持っていたい。
そう言いながら、両方のポケットに入ったままだ。

身にしみて感じたのはヒートテックの能力だ。
三日目は暖かい日だったので、長袖のヒートテックをやめて、半袖Tシャツを中に着た。
するとどうだ、一番体が温まっているはずの会社到着前に寒くなってきた。
どうやら、ヒートテックが汗をうまく処理していてくれたらしい。
これは復活させよう。


こうやって衣装はいろいろ変わっているのだが、
カバンの中の持ち物も変化した。

まずは、丼型弁当をやめておにぎりにした。
平たいタイプのカバンなので、車や自転車だと気にならなかった大きさが、
歩きだとすごくジャマに感じるのだ。
ついでに、せっかく歩くのだから効果的に痩せてやろうという欲もあって、
弁当からおにぎり&バナナにもどってしまった。

自転車の時はマフラー替わりにしていたアンデス風ストールも、
会社で寝るとき以外は必要なくなったので、休憩室に置くことにした。
これで手荷物は格段にちいさくなった。
そこで、今度はカメラなど持とうかと思い始めた。
毎日コースを変えて歩いていると、なかなか面白いものがあるのだ。


ただ、毎日ドキドキしているのは落し物をしないかということだ。
歩き通勤を始める前、何度か居酒屋まで歩いて行ったのだが、
手袋を二つと足カバーをどこかに落としてきてしまった。
足カバーなど、雨の日に足元を守るためのものなのに、雨の日に落としてきてしまった。
それも新品を。

私の今のカバンはただの袋だ。
フタやチャックがついてないからものを落としやすい。
かばんやミュージックプレイヤーなどの高価なものを落とすとショックは大きい。
歩くのをやめてしまうかもしれないので気をつけなくてはいけない。


そうそう、もう一つ、すごく気をつけていることがある。
ご近所の人と顔を合わさないようにすることだ。
「あそこのご主人、朝から歩いてどこかに行き始めたけど、どうしたのかしら」
なんて詮索されるのはごめんだ。
なのでそこだけ、小中学生に紛れて身を隠している。







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セキュリティが甘いぞ
ワシは王様じゃ。
下々の者に以下のことを命ずるぞ。


刑事ドラマで、善意の人が止むにやまれぬ状況で悪人を押したら、
相手がどこかに頭をぶつけて、そのうちどころが悪くて死んじゃうパターンを禁ずる。
ドラマを見ない私がちづるの見ているサスペンス物の終わりの方をちらっと見ると、
必ずこのパターンだ。
もう見飽きたわ。


納豆のタレに昆布入りだのしそ風味だのの味付けをすることを禁ずる。
1パック40gばかりの商品の中に、やっと45g入りのを見つけて喜んだら、
それが“ダイコンおろしたれ”なんかだった時の落胆。
なんか入れたい時はこっちでやるから、メーカーはノーマルなタレとカラシだけにしろ。


超高層建物の床に透明部分を作り、下が見えるようにすることを禁ずる。
もちろん自分はそんなところに行きはしないが、そこにいる人を見るだけで恐ろしい。
なんでそんなところに立ちたがるのだ。
出来たら、吹き抜けのエスカレーターも禁じたいぐらいだ。


○○女子、という呼称を禁ずる。
ニュース番組で見たのだが、一人で飲みに行けば“居酒屋女子”、
新聞をよく読むと“新聞女子”なんて呼び方をするらしい。
それ、普通の人だから。
もっとも、こんな田舎ではそんな呼び名は使われていないが。


FC2が勝手に仕様を変更することを禁ずる。
そりゃIT企業を運営するような人たちは簡単な改善だと思ってるだろうが、
こっちはホイホイとついてはいけないのだ。
せめてひらがなでよく説明をしてから変更しろよ。


飲食店で「このメニューはもともとまかないでした」という、
客サイドからしたらどうでもいいことを自慢げに表示することを禁ずる。
だったら安くしろ。


ファッション界の偉い人、あるいは偉そうに振舞っている人が、
「今年の流行はこれです」と流行前にいうことを禁ずる。
流行したからこそ流行で、流行するまでは流行じゃないんだから、
それは流行じゃなくて誘導だ。
だいたい、そんなことを言っている人は変な格好だ。


コーヒーショップなどで“ラージ”“グランデ”など、独自のサイズを押し付けることを禁ずる。
そんなのわからんから。
なんで、L、M、Sでいかんのかもわからんから。
そっちがその気なら、こっちも独自の通貨で支払うぞ。


横断歩道でに立っているPTAが、車が待っているのにダラダラ渡る小学生を放置することを禁ずる。
さっさと渡らせい!


以上がこのたびのおふれじゃ。
そうそう、居酒屋のカウンターにいる王様の後頭部を見下ろすやつはハリツケじゃ。







↑ずっと昔にもおふれを出したことがあるような気がするけどクリックしてね。







淡白な玉座だなあ
おそらく暑くなるだろうから、作業服の下にベストを着るのはやめた。
毛糸の帽子も邪魔になるはずだから、手ぬぐいを頭に巻いた。
花粉よけのヤッケは暑くなったら脱ぐとしよう。
こうして私は出勤した。
徒歩で。

2月12日、『スリムには遠い道』で口先だけだと非難を浴びた徒歩出勤だ。
先日、結果的に筋違いだと判明したが、病気の恐れを体験した私は、
やはり、何らかの運動はしなくてはならないとしみじみ思った。
なんだかんだで暖かくなってきたし、夕方は日も長い。
朝の極楽、仮眠がなくなるのはツラいが、スリムになったら存分に仮眠するとしよう。


ちょっと忘れ物をしたりして、家を出たのは7時35分。
会社まで50分の予定だからギリギリの時間だ。
小中学生と一緒になるのは嫌だが、とりあえず最短距離の道を歩く。
かっこいいことに、ヘッドホン型ミュージックプレイヤーでエレカシを聴きながらだ。
ボーカルに合わせて「ぎえー」と叫んでしまわないように注意しよう。

直線で小学校が見える位置に来た。
校門前では校長先生が生徒を出迎えている。
そのはるか向こうには、私がバイパスを渡る信号が見える。

しかし、そこから脇道に入る。
直線で行けるところを「く」の字に遠回りだが、
小学生が四方八方から集まってくるところは通りたくない。

信号を一つ損したかもしれないが、バイパスを超えた。
ここからは会社まで地図で見てもほぼまっすぐの道がある。
住宅を抜け、ドブ川の橋を渡り、病院と中学校の横を通り、
顔を伏せてお得意様の会社の前を通り過ぎる。

時間がギリギリだという意識があるのでかなり早足で歩いていたら、鼠径部が痛くなってきた。
俗に言う足の付け根だ。
次に膝が痛くなってきて、足の裏が痛くなってきて、足首が痛くなってきた。
暑くてヤッケは脱いだが、やっぱりかなり汗をかく。
それでも無事に時間内に会社に到着した。


さて、徒歩で出勤ということは、もちろん帰りも徒歩になる。
ただし、行きと帰りでは条件が違う。
帰りは、朝の疲れに上乗せされるのだ。

会社を出てものの5分で足がカクカクし始めた。
我ながらロボットみたいな歩き方だ。
歩道が斜面になっているところでは、だんだん低い方へ行ってしまう。

なんとかバイパスまで来て、信号で立ち止まった。
立ち止まったつもりだったのにあと3歩歩いてしまった。
踏ん張りが効かなくて止まれなかったのだ。

家の近くまで来たころ、ちづるから買い物メールがあった。
返事を打って、さてあと少しと歩きだそうとしたら、今度は足が前に出ない。
もはや惰性だけで歩いていたようだ。


足の裏とふくらはぎに湿布を貼って寝たが、
起きたばかりの今、よちよち歩きをしている。
しかし、健康法というものは継続が重要だ。
毎日やらなければ効果がない。

今日は会社に間に合うだろうか。
いや、たどり着けるだろうか。








↑で、1グラムも体重が減ってないんだけどクリックしてね。







足細いから
先週の金曜は天気が悪くて飲みに行かなかった。
今週の金曜は行かなくてはなるまい。
でないと金曜がシフトのEりちゃんに会えないからだ。

金曜に飲みに行くとなると、その後スナックへ歌いに行く確率が高くなる。
「明日休みやからええやないか」の法則だ。
そして、みんなで歌いに行くと『お題』が出される。
これが結構難しい。

最初は誰かが言いだした「今日は演歌の日にしよう」というものだった。
それをよっしゃと引き受けて、みんなが普段歌わない演歌を絞り出して歌った。
これがなんだか盛り上がったので、お題が出るようになった。
枠があると、普段聞けない歌がかかったりして面白いのだ。

前回はおごってくれる人が『冬』と言ったので苦労した。
確か私が歌ったのは、ふきのとうの『白い冬』を皮切りに、
trfの『寒い夜だから』で失敗。
サザンオールスターズの『メリークリスマスインサマー』でそれは違うと非難を浴びて、
あとは酔っ払っていて覚えていない。

ただ、この時「次回は『春』ね」と言われたのは覚えている。
そこで、先日から春の歌を探している。
なにしろ忘れっぽくなって、現場でとっさに歌を思い出せないのだ。


まず、決定しているのは、エレファントカシマシの『桜の花、舞い上がる道を』
あと、持っているCDの中で春っぽいのは、
松任谷由実の『春よ、来い』
宮沢りえの『赤い花』
ヒステリックブルーの『春~spring』
浜ちゃんの『春はまだか』
これらはみんな中古を衝動買いしたものだ。

あと、思いつくのは、
キャンディーズの『春一番』
岩崎宏美の『春おぼろ』
柏原芳恵の『春なのに』
石野真子の『春ラララ』
田山雅充の『春うらら』

うーむこれらは全部歌えるが安易すぎる。
別の攻め方をしてみよう。

福山雅治の『桜坂』
森山良子の息子の『桜』
川口なんとかの『桜』
もうひとり誰かの『桜』
コブクロの『桜がどうとか』
これらはひとつも歌えない。

『卒業』絡みの歌も何曲かあったはずだがほぼ知らない。
『北国の春』は歌いたくない。
『♪襟裳の春は~』は冬の時に誰か歌ったぞ。
『♪春を愛する人は~』は全季節が出てくるぞ。

私が目指しているのは、イントロがかかった瞬間、みんなが、
「ああー、それがあったか~」
「そういや、それは春やなあ~」
って感心するような歌なのだ。

ただ、私は歌番組を見ないので知っている歌が少ない。
おっさんなので新しい歌はわからない。
趣味が偏っているので、流行った歌でも覚えていない。

こんな私に誰かヒントを~








↑タイトルは「小さなバイキングビッケ」の一節だけどクリックしてね。







歌にはハナがあるのさ
冬と春の境は嫌だ。
目はかゆく鼻はグズグズで、なのに指先は割れて痛い。
花粉かアカギレかどっちかにしてくれー、
と叫んでいる私に新しい症状が出た。

それは水曜の朝、目覚ましを止めるために手を伸ばしたとき、
「ぐわっ」とガマのように叫んでしまいそうな痛みがあった。
また腰をやってしまったか、と思って患部を探る。

痛いのは腰ではなく背中だ。
背骨から左へずっと離れた方で、肋骨が途切れる裏側あたり。
腰痛に似た痛みだが、脊椎から離れているからヘルニア系ではないはずだ。
ともかくそのうち治るだろうと普通に出勤したが、二日たっても一向に収まらず、
木曜の夜は湿布を貼って寝た


ちづるには、
「肝臓や、飲み過ぎや」
と言われ、上司Tには、
「肝臓や、飲みすぎや」
と言われ、О川には、
「肝臓や、飲みすぎや」
と言われた。

断っておくが、私はそんなに量は飲まない。
なにしろすぐダウンしてしまうぐらいなのだ。
しかも、私の知識によると肝臓は右側だ。

とはいえ、背中の痛みは怖いとテレビの健康番組でもやっていた。
病気はなんでも早期発見が一番だ。
金曜の夜になっても症状が緩和されないのでインターネットで調べてみた。

背中の左側の痛みで考えられる病気の筆頭は『心筋梗塞』
これはいくらなんでも位置が違うだろう。
それに、みぞおちあたりにも痛みがあるらしい。

次に考えられるのが、すい臓の病気だ。
実はもう二十数年も前、腹痛で病院に行ったら「膵炎です」と言われたことがあった。
この時はなんやらの数値が高かったのでそう診断され、ちょいと薬を飲んだら治ったのだが、
今の年齢で膵炎だなんて言われたら「お酒禁止」と言われかねない。
だが、万が一そうであるなら、早く治して早く飲みたい。

土曜の朝になっても痛みが変わらないので医者に行くことにした。
症状を説明すると、先生がこう言った。
「すい臓とは位置が違います。
 関係あるとしたら腎臓でしょう。
 肺の最下部にかかっている可能性もあるのでそれも検査しましょう」

なんだか怪しい内蔵オンパレードになってきた。
腎臓だってお酒は控えるように言われるだろう。
肺だったらややこしそうだ。
尿検査とレントゲンをとってしばらく待った。

再び診察室に呼ばれる。
「レントゲンも尿もきれいなものです。
 おそらく寝違えて筋を痛めたんでしょうな。
 湿布を出しておきましょう」

やっぱりな。








↑診察代が1ノミニイクだったけどクリックしてね。







ニブいヤマイ?
先日、というかおとつい、『短くなっちめえ』というタイトルで、
地名を省略して短くするネタを書いた。
実はあの話、続きがあったのだ。
いや、メインはあのあとにあると言っていい。

せっかく思いついたネタをそのままにしておくのはもったいない。
ましてや、パソコンの横にはわざわざ手書きした『全国長い名前の市メモ』がまだある。
なので一日おいて同じ内容の話になるけど読んでね。


さて、長い地名を短くする方法の元のアイデアは、落語のマクラで聞いたものだ。
それも、落語の話ではなく、歌舞伎の話だ。

歌舞伎というのはご存知のように、いいところで掛け声がかかる。
あれはその役者さんの屋号を言っているのだそうだ。
しかし、あの掛け声はとても難しいらしい。
タイミングも言い方も、一朝一夕に覚えられるものではないという。

シロートは聞いていてもなんといっているのかわからない。
というのは、あれは独特の言い方があるのだ。
歌舞伎界の屋号といえば音羽屋、成田屋、中村屋などがあるが、
これをそのまま、

「おとわやー」「なりたやー」

と呼んではいけない。
これではそのあとに「ごはんですよー」と続けたくなってしまう。

ここで歌舞伎ならではの省略ほうが使われるのだ。
「おとわや」なら
「っtわやっ!」
文字で書くのは難しいが、力強いフェードインとでも言おうか。
前半は発音しないのだが、言わないことで言ったように聞かせる技なのだ。

「なりたや」なら「ったやっ」
「なかむらや」だったら「っぅらやっ」みたいな感じだろうか。


これを地名の短縮化に利用したい。
ただ、これも利用できない地名がある。
まず、頭になんかついてる感じの地名だ。
特に方角が付いている地名は困る。

東村山市、南相馬市、東松島市、北秋田市などは、
「むらやまっ」「そうまっ」「まつしまっ」「あきたっ」
と方角がとれて普通の地名になるだけだ。
同じように、前回述べた「二つの土地が合併した地名」も後半の名前だけになってしまう。


そしてやはり、有名な地名でなくてはならない。
歌舞伎だって、みんなその屋号を知っているから通じるのだ。
たとえば・・・いや、これは怒られそうだからやめておこう。

やりやすいのは「っ」が入っている地名だ。
「っかいち」「っかない」はもちろん「四日市」と「稚内」だ。

「っちょうじ」といえば「八王子」
「っちゃまっ」なら「福知山」
「っぐららっ」といったら「五所川原」
もちろんそれらしく言わなくてはなりませんよ。

で、この言い方が一番ふさわしいのが栃木県の「宇都宮市」だと思う。
前半に「つ」が入っているし、屋号と同じで最後が「や」だ。
さあ「いよっ、日本一っ」って感じで言ってみよう。

「っのみやっ!」

生ビールとギョーザね。








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大事なものじゃないのか