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月別アーカイブ  [ 2012年03月 ] 

クワラルンプール

日曜日に、木の根っこを抜こうとして、クワの柄を折ってしまった。
クワといっても四本グワ。
フォークのように先端がわかれているやつだ。
これが穴を掘ったり埋めたりには一番役立つ。
畑には溝が掘ったまま。
なんとかしなくてはいけない。

会社帰りにホームセンターに行った。
新しいクワを買おうと思ったのだ。
しかし、安いので4000円。
これいいな、と思ったのは6500円もする。

考えてみたら、クワの金属部分には何の問題もない。
折れたのは木材の柄だけだ。
柄は1000円だ。
考えてみたら、と書いたが、ほぼ考えずに柄だけを買った。

選んでいて気がついたのだが、農具の柄にはいろんな形がある。
金属部分の柄を突っ込む穴も、丸、四角、かまぼこ型といろいろだ。
私のはかまぼこ型だったのでそれを選んだ。


家に帰ったらまだ明るい。
よし、今日のうちに柄をつけ替えてしまおう。
と、簡単に考えたのだが、これがとんでもない苦労をした。

クワの先端の取り付け部の説明をしよう。
金属でできたクワの頭には、土を掘り起こすフォーク部の上にかまぼこ型の輪がある。
ここに木の柄を入れる。
このままだと、柄は簡単に抜けてしまうので、反対側からタガネを打ち込む。
ドアストッパーのような薄い金属板だ。

金属の輪の中にみっちり詰まった木に、そのタガネが割り込むことで、
もっとミチミチになって抜けなくなるのだ。
さらに、輪の上側には小さな穴があり、そこから釘を打ち込む。
こうして二重の抜けないシステムになっているのだ。

ためになるねえ

さて、ここまで抜けないように策を施してあるクワ。
折れた柄が抜けない。
ちょうど頭の付け根で折れたものだから、柄を持つところがない。
これがとても不自由だ。

横から打ち込んだ釘も抜けない。
もちろんタガネも抜けない。
結局、無茶をした。
釘抜きを木の部分に打ち込んで、金槌でガンガン叩いた。
えらいもので、ムチャクチャすればなんとかなるものだ。

柄の折れた部分が抜け、あとは新しい柄をはめればいい。
これが入らない。
金属のかまぼこより、木のかまぼこの方が大きいのだ。
もう削るしかない。
ナタで削ってなんとか穴に納まった。

今度はタガネがなかなか入らない。
大きいカナヅチを出してきてこれも無理やり打ち込む。
そもそもタガネって無理やりなものだが。

なんとか完成したときには日が暮れ、汗をかいていた。
そこにちづるの車が帰ってきた。
「どけ」と言われた。






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残業か?
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[ 2012/03/28 06:26 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(5)
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こみ

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  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
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