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月別アーカイブ  [ 2012年03月 ] 

ぶつぶつ言う日

休みの翌日というのはいやなものだ。
カラダがまだ休みを覚えている。
たとえその休日がいろんな用事で忙しかったとしても、
休みエッセンスは次の日まで香っている。

体や気持ちが仕事モードに入るには助走が必要だ。
仕事が始まってしばらくはならし運転のようなものだ。
ただ、仕事に入ってから助走が始まるところが、走り幅跳びとは違う。
走り幅跳びでは助走は記録に含まれない。
だから、八時半になってから助走できる『仕事』とはありがたいものなのだ。

もうひとつ、走り幅跳びと違うところが、
助走が勢いをつけるためのものではないところだ。
はっきり言って、イヤイヤ助走だ。
自ら加速することはない。
ともかく砂場まで到達すればいいという気持ちで走っている。

当然、距離なんてどうでもいい。
帰りのタイムカードという着地点さえ過ぎれば、
ジャンプなしで砂場を走り抜けてもかまわないのだ。
このように仕事と走り幅跳びは全然別モノだ。
じゃあ、なぜ走り幅跳びに例えたのだろう。


休みの前日というのはうれしいものだ。
丸一日が全力で休日への助走だ。
しかも、こちらは夕方に向かってものすごく加速する。
スピードを上げ過ぎてファウルになってしまうことがある。
俗に言う二日酔いだ。

昼休みを過ぎたころから休みエッセンスが香ってくる。
こちらの香りはきつい。
なぜなら、休みの翌日は、一晩おいて香ってくるのだが、
休みの前日は、帰りのタイムカードを押した瞬間から休み臭を巻き散らしているのだ。

土日が休みの前日は『ハナキン』などとあがめたてまつられている。
ここが休みのピークだ。
休みに入ってしまうと言うことは、休みの翌日が近づくということなのだ。
日曜のお昼ぐらいになると、仕事エッセンスがプンプン臭って来る。


では、休みと休みの谷間の日はどうだろう。
休み前日のウキウキ度と、休みの翌日のどんより度が相殺されて、
普段一般の出勤日と変わりないテンションなのだろうか。

そうではない。
ハチミツとニガウリをいっしょに食べて無味にはならないように、
休みの谷間は複雑な一日になる。

一日出たらまた休み、と好意的に考えることもできるが、
「三連休にしとけばいいのに」
というのが世間一般の考え方ではないだろうか。

なにしろ、出勤しても助走しない。
砂場と砂場の間を走っても仕方がない。
いっそ長ーい砂場にすれば、砂場としての活用ができるのに、と考える。
なんでまた走り幅跳びを持ってきてしまったのだろう。

日曜と祭日に挟まれた月曜は休みにしてほしい。
それが無理なら、火曜から日曜を休みにしてほしい。
休みと休みに挟まれた日は休み、その方がスムーズでスマートでスヌーズだ。


さて、日曜が葬式で、明日の祭日は墓参り。
今日が休みなら写経でもするのになあ。






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砂が目にしみるぜ
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[ 2012/03/19 06:29 ] 世間話 | TB(0) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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