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月別アーカイブ  [ 2012年03月 ] 

宣言しましょう

あの震災から一年。
テレビでしか情報を知ることはできないが、復興は全然進んでない気がする。
地元の人たちの苦労はどれほどのものだろう。
もし原発の問題がなかったらと思わずにはいられない。


私は原発に反対だ。
廃棄物の処理ができないからだ。
だからと言って反対運動に参加してはいない。
署名や節電には協力するが、そのぐらいだ。

集会やデモ行進は、反対派の結束を深めたり、意思表示としてはいいと思うが、
これで原発を止めることができるだろうか。
なにしろ、原発を動かしたい側の推進力は『欲』だ。
これはすごいパワーがある。
決してあきらめることはない。

そしてそういうことを決める人たちはお金をもらっている。
メリットがなきゃ献金なんかしないし、
もらう側はなんぼでも欲しいのだ。


で、ある場所に原発の計画が立ったとしよう。
お金も仕事もない困窮している地区だ。
地元はお金と仕事が欲しいから賛成する。
このとき、その自治体に住んでいない人には投票権がない。
万が一のとき、被害に合う範囲に住んでいたとしても。

投票権がないにしても、なんとかここに意見を投影することはできないか。

私は反対派の人は「原発反対」と唱えるよりも、
各個人がもっと具体的な宣言をするべきだと思う。
原発で放射能の次に力を持つのは風評だ。
これを利用しない手はない。

たとえば、青森県の大間には原発が建設中だ。
これには対岸の函館が反対しているそうだ。
そこで私は宣言する。
「原発を作っている大間のマグロは食べない」

それでは大間の人が気の毒だと思う人は、「青森のリンゴを食べない」でもいい。
「青森に観光に行かない」でもいい。
ともかく建設地には、推進側からプラス面しか伝えられない。
マイナス面も感じてもらうことが必要だ。

ネット上にこういう宣言の場を作り、某コメント欄のように、
「そう思う」「そう思わない」と投票できるシステムにしてほしい。

「上関原発を計画している山口県のフグは食べない」
「原発再開しようとしている佐賀には行かない」
あるいは、地元の有力企業の商品を買わないとか、
観光に行っても土産を買わないとか、
こういう具体的な意見が積み重なった方が「反対」というだけより効き目があると思う。


もちろんその逆も必要だ。
地熱発電には各温泉地が反対しているそうだが、
もし協力してくれる温泉地があれば、
「たとえバスロマンになってもその温泉地に行く」
と言いたい。


原発にかかわる各地域の人たちには申し訳ないと思うが、
もはや世界規模の問題だ。
進める前にもっといろいろたくさ考えないといけないと思う。
以上、私のアサハカで甘っちょろい考えでした。






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[ 2012/03/11 07:33 ] 未分類 | TB(47) | CM(7)
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こみ

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  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
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