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誰かのエッセンス

本来、自分でするべきことを他人にしてもらうのは気分がいい。
そのトップは、床屋さんでのヒゲソリ、洗髪、耳掃除だ。
自分の手をわずらわせないで済むということだけではなくて、
「あっ、そっちに行くの?」
「そこよ、そこそこ」
といった意外性がたまらんのだ。

同じように、食べることも他人にしてもらってうれしいことがある。
インスタントラーメンがわかりやすい。
麺の硬さやスープの濃さより、トッピングの違いが楽しい

私は大抵、玉子を煮て、たまにバターをいれたりする。
でも、よその家でお呼ばれしたりすると、
海苔が乗ってたり、コショウが黒コショウだったり、
ラー油が垂らしてあったり、野菜が煮てあったり、
なんだか斬新で楽しい。

おにぎりも自分で作るのと人が作るのは違う。
そんなに考えてなくても、大きさと塩の割合で違いがわかる。
なにより、中の具が出てくるまでお楽しみなのがいい。


お腹が空いているのでこんな話になってしまったが、
今日、私が言いたいのは、もっと些細なことだ。
味の差さえないのに、他人にしてもらうとうれしいこと。

たとえば、トーストにバターやジャムを塗ってもらう。
誰がやっても同じようなものだが、なにか自分とはちょっと違う。
その量だったり塗る範囲だったりに個人差があるのだろう。
私は全体に均一に塗るのが当然だと思っていたが、
あるとき、誰かが波のように塗ってくれたことがあった。

これは斬新だった。
なるほど、こんな塗り方があるかと驚いたものだ。
それはもはや、油絵のように美しい光景だった。
食べたけど。


これは同意を得られるかどうか怪しいのだが、
すき焼きのとき、他の人に玉子を混ぜてもらうと、音が違うような気がする。
他人の玉子を混ぜる音は、なんだかおいしそうに聞こえるのだ。
カチャカチャと箸と器が触れ合う音に、少しぬらり感が混じっている。
自分で混ぜると、ただの作業のように感じて、うまさが減るように思う。
あ、やっぱりそんなことないですか。


玉子と言えば、玉子かけごはんだ。
これはもう、ずっと昔、私が可愛い坊ちゃんだった頃のことだ。
玉子かけごはんは好きなのだが、子供は混ぜるのがヘタだ。
確実にどれだけかはこぼしてしまう。

そこで、ときどき母ちゃんが混ぜてくれた。
母ちゃんが混ぜると、こんもりときれいに出来上がる。
自分で同じようにしようと思っても、なぜか上手にできない。
なので、母ちゃんの玉子かけごはんの方がおいしかったのだ。


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[ 2012/02/22 06:41 ] | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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