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月別アーカイブ  [ 2011年05月 ] 

鏡の立場になってミラー

私は歯を磨いている時におえっとなるタイプだ。
鏡を見ると、涙が出て目が血走っている。
そんなときは、「シャーッ」と威嚇してみる。
ホラー映画ごっこだ。

こんな風に、鏡に向かって芝居をしてしまうことはないだろうか。
たとえば女性なら、お化粧が終わったあと、
ニコッと微笑んでみたりする人もいるだろう。
芝居ではないかもしれないが、見え方を意識しているのは間違いない。


では、鏡の方はそれをどう見ているのだろう。
人はよく鏡を擬人化して考える。
なにしろ、人の姿をしたものがこちらを見ていて、
動いたりするのだからそれも当然だ。
でも、その一方、自分とは違うということもわかっている。
そこに何か別の力を感じるのではないか。

だから「世界一きれいな人は誰?」とか「みんなに会わせてくださいな」とか、
かなり無茶な質問やお願いをする。
あるいは、映ってはいけないものが映るのではないかと恐れたりする。
割れたら縁起が悪いと思う。


ただ、人は鏡に対していくつかの勘違いをしている。
まず、鏡は端から端まで鏡だ。
自分の映っているところだけが鏡なのではない。
人が勝手に背景だと思っているところも鏡さんだ。
後ろになにか映るんじゃないか、と怯えるのは鏡さんのせいではない。

次に、鏡さんがこっちを向いているか、ということだ。
映っている自分がこっちを向いているからと言って、
鏡さんがこっちを向いているという保証はない。
仮に、映すということが鏡さんの仕事だとしたら、
よそ見しながらただ映しているだけかもしれないではないか。

それよりなにより、鏡さんは自分が鏡だということを知っているかどうかだ。
鏡には人間が映るから、人間は「ああこれは鏡だな」
または「ああ映っているのは自分だな」とわかる。
しかし、鏡さんから見ると、人間は人間だ。
人間には鏡さんが映らない。
鏡さんは自分が鏡的働きをしていることがわかっていないはずだ。


となると、人間の態度は鏡さんにどう見えているか。
「シャーッ」と威嚇したり「ニコッ」と笑ったりする人間。
目にゴミが入ったらアッカンベーをする。
ひげを剃っている時は、ほらほらここを剃っているぞと近づける。
自分に見えにくいところに怪我をすると、その傷口を見せつける。

話がややこしいので、鏡を上司Tの頭だと考えてみよう。
そこには自分が映る。
それに向かって「シャー」とか「ニコ」とか「アッカンベー」をしてみよう。
怒るに違いないじゃないか。
そういうことなのだ。
鏡さんが自分の相手をしてくれていると勝手に思ってはいけないのだ。

だから鏡さんに変な顔をしたりするのはやめよう。
感謝の気持ちでときどきは磨いたりしよう。
おっと、話の流れでこうなってしまったが、
上司Tの頭をいきなり磨いたりしてはいけない。
怒るに違いないじゃないか。






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[ 2011/05/21 06:28 ] 世間話 | TB(0) | CM(9)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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