2011年01月

ここでは、2011年01月 に関する情報を紹介しています。
思えば一月九日のことだった。
「ワシは毎日更新して偉いなあ」
とちづるに言うと、
「まだ一週間やないか」
と一喝された。

月日は流れ、一月も末日。
31日連続更新だ。
2005年の3月にブログを始めて以来、
一ヶ月皆勤は初の快挙だ。
しかも『モブログ』も『寝るカテゴリー』も使わずに。
どや、ちづる。


これも生活を早寝早起きに変えたことが大きい。
以前は深夜に更新していたので、眠くなると挫折していた。
早起き更新だと、周りが静かで集中できる。
しかも、出勤と言うタイムリミットがあるのでまじめになる。
そして、一番の要因は、酔っ払っていないということだ。

ただ、以前は酔っ払ってたり眠かったりで雑なときがあったが、
今は時間がなくて雑なときがある。
出勤時間が近くなると大慌てだ。
書いたものを見直している暇もない。
ヨンホンゲがシルエットのときは、そういう状況の時が多い。

ともかく、これからもなるべく毎日更新を続けたいと思っているので、
皆さんよろしくお願いします。
一ヶ月達成で気がゆるんでいるけど。


さて、月の末日なので二月のカレンダーです。

二月

安易だけど節分。
ほかに二月の行事が思いつかなかったのよね。
なので、節分のあとは時代遅れなカレンダーになってしまうなあ。

あれ?
末日はみそか寄席に行くからという理由で、
今までは絵を描かずにカレンダーでごまかしてたけど、
朝更新だったら関係ないということがばれてしまった?






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ぽと
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空に~そびえる~


突き抜けるような青い空に突き出しているのはなんだ!

雲もなく風もない休日。
虫も雑草も野菜もあまりない畑でも、
しなければならない仕事はたくさんある。
今することが、春に植える野菜に大きくかかわってくるのだ。

ともかくしたいのが天地返し。
この寒い時期に土を裏返すことで殺菌効果があるらしい。
うっすらと生えていた雑草は下になり土に土に返る。

もうひとつは木を燃やすこと。
野菜クズ捨て場の山にある頑丈な木、
あれはナスやピーマンやシソの残骸だ。
燃やして土に返ってもらおう。

というわけで、

暖をとる


家の裏に置いてあった薪ストーブを畑に持ち出した。
これは以前アウトドア雑誌で見て気に入り、
新潟のホンマ製作所から取り寄せたものだ。
あまりに好きだったので、テーブル代わりに部屋に置いていた。
部屋用だと言うのに煙突までつけていたおろかなワシ。

こいつを使って木を燃やしながら天地返しだ。
なにしろずっと雨が降っていない。
よく乾燥した木はすぐ燃える。
少し天地返ししたらすぐ薪を足さなければならない。

畑をあっちこっちしながら、天地返しも焚き火も終わった。
そこへ、トラクターに乗った叔父さん登場。
「起こしたろか」
ありがたい~~~

機械にゃかなわない


こうして畑は片付いた。
でも、一番片付いたのは、
薪ストーブが置いてあった家の裏だ。





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あちち
財布がやたら重いと思ったら小銭の山だ。
ああ~、消費したい。
とはいえ社内勤務の身、使えるのはせいぜい自動販売機だ。

お昼用のパンを昨日食べてしまったのを忘れてた。
配達のO川に頼もうと思ったが、今日は暇がないと言う。
なので上司の買い置きのカップめんをゆずってもらった。
いらないと言われたが、ちゃんと105円払った。

「五円玉なんかいらん」
と逆らうが、
「い~や、いつか五円が必要なときが来る」
と押し付けておいた。


会社帰り、ポイントが三倍デーだったのでお風呂施設にいった。
財布からポケットに300円移す。
帰りに戻ってくるのだが、まず下駄箱で百円いる。
そして更衣室のロッカーが百円。
ロッカーで戻ってきた百円と残っていた百円であわせて二百円。
これでマッサージイスに座る。


そのあと施設内の飲食店に入る。
サウナ後のビールは最高だ。
いつもビール二杯とおつまみ二品だ。

今日はちょっとだけゼイタクをしてしまった。
普段なら、すぐ出るおつまみとちょっと待つおつまみなのに、
ちょっと待つおつまみを二品選んだ。
お小遣いをもらったばかりだからいいじゃないか。


お会計は1850円だった。
ふふふ、さいふには小銭がごっちゃりある。
数えたら、なんと849円!
一円足らん!

ああ~、普段どおり一品をすぐ出るおつまみにしてたら。
マッサージイスを足裏だけの百円のにしておいたら。
上司に五円渡さなかったら。

それよりくやしいのは、下駄箱から靴を出したら百円戻ってくることだ。
今ある849円にお釣りの150円と下駄箱の100円で千円を越える。
下駄箱あそこに見えているのに。

もっとくやしいのは、レジのお姉さん、
「ポイントが満タンになりましたので、次回五百円としてご利用になれます」
だと!
次回の五百円より、今回の一円にならんのかー!

いや、やはり次回の五百円の方がいい。






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バランスが
昨日届いたちづるの引き出し、もちろん私が組み立てなければならない。
ちづるのパソコン周りの収納なのだが、私にも大きくかかわっている。

昔、ちづるは年賀状を印刷するためにプリンターを買った。
置き場所が狭いので印刷専門のプリンターだ。
今は二代目を使っているが、それも印刷のみの機械だ。
昔、私は写真をデータ化するためにスキャナを買った。
印刷することなんてないと思っていたので、読み取り専門だ。
つまり、二人合わせて複合機、ということだ。


私はどうも機械運がない。
実家が最初に買ったビデオはベータで、弟が買ったのがレーザーディスク。
初めてのデジカメのカードはコンパクトフラッシュだったし、
パソコンはソニーだったのでメモリースティックだった。
今も車で聞いているのはMDだ。

いいと思ってスキャナを買った私だが、すぐに複合機が欲しくなった。
またタイミングのいいことに、某イヤンマダヨ電気を見に行ったとき、
安く売っている上に、ポイントが一杯だったので、思い切って買ってしまった。
それ以来、スキャナは私の部屋の食器棚の引き出しで眠っているのだ。

これをちづるに譲ることになった。
しかし置く場所がない。
ということで、引き出しが設置できたらスキャナを引き取ってもらえる。
食器棚の引き出しがフリーになるのだ。


ちょっと話がそれるが、去年の秋、私の複合機プリンターがおかしくなった。
久しぶりに動かしてみたら、色がおかしい。
カレンダーを作るのにこれでは困る。
仕方がないので無理して新しい複合機を買った。
三年使ったが、そのぐらいが寿命なのだろうか。

悔しいのは、黒のインキが新品で残っていることだ。
型が違うので新しいプリンターには使えない。
もっと悔しいのは、この古いほうのプリンターがよみがえったことだ。

年を越してから、何が悪いのかためし刷りをしてみたら、
黒のインキがまったく出ていないことがわかった。
説明書を読むと、クリーニング機能がついている。
クリーニングしてみたら、まったく普通に印刷できた。
ぐおおお~、部屋に複合機が二台。

実は新しい方のプリンターも黒のインキが残っている。
カレンダーを刷っていて、ほかのインキは交換になったのだが、
黒だけ足りたのだ。
しかも、黒いものを印刷する予定が一切ない。
せめて同じメーカーなら使いまわせるようにしろよ。


スキャナが出て行く日も近いので、食器棚の引き出しを整理していた。
ほかにも細かいものがごちゃごちゃ入っている。

これはなんだ?
黒いインキだ。

ぐおお~、私が譲ってもらったことになっている、
ちづるの初代プリンターの黒インキ!
おい、メーカー!
世の中には黒インキがありあまっているぞ!





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くろうします
久しぶりにいつもと違う居酒屋に飲みにいった。
こちらには騒ぐ友達もいないので、店の人や隣の席の人と少ししゃべり、
規定量だけ飲んですぐに店を出た。
帰り道、長い信号にかかったので、ちづるにメールをした。

18:06こみより「おちち」

意味はない。
交差点で立って待っているのは退屈で寒いから時間つぶしだ。
たぶんちづるは、あの交差点まできたのだなと思っているはずだ。
家についてから返信が来た。

18:16ちづるより「何か買い物するのあったっけ?」

私は素直に食べたいものを伝える。

18:17こみより「揚げ物」

我が家では揚げ物をしない決まりなので時々食べたくなるのだ。

18:20ちづるより「え?そんなんやったっけ?」

どうも昨日のうちに買い物の話をしたようだ。
しかし、その内容は思い出せない。

18:21ちづるより「思い出した。ラーメンの具材や」

おお、そうであった。
また生ラーメンが届いたのだ。
そこで玄関のチャイムが鳴った。
運送屋さんだ。

18:23こみより「それはともかく荷物が着いた」

ちづるが通販で注文した引き出しが届いた。

18:24ちづるより「あんた家におんの?!」

ちづるは私が飲みに行くものと信じていた。
実際に行ったのだが、早かったので行かなかったと思ったようだ。
しめしめ、せっかくだからそう思わせておこう。

18:25こみより「もちろん」
18:25ちづるより「びっくり」
18:26こみより「なぜじゃ」
18:27ちづるより「別に」
18:29こみより「お前は沢尻か!」


翌日の朝、ちづるが私にこう言った。
「今日は飲みに行くのか」
おそらく、昨日は私が我慢したと思っているのだろう。
そう言われたら行かねばなるまい。
「うん」
と肯定して、いつもの居酒屋に行った。

で、このことをここに書かなければちづるにばれることはないのだが、
面白いのでつい書いてしまうおろかなワシ。





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かんにんして
中華そばの店を発見して入ってみた。
各席に朱塗りのお盆がセットしてあって、なにやらおしゃれな造りだ。
なぜかBGMは高田渡。
おそらく夫婦であろう若いカップルが切り盛りしている。

店を出てからちづると意見の交換をした。
中華そばはなかなか良い。
店の雰囲気はもっとがさつな方が良い。
そして、奥さんであろう女性の愛想が悪い。
この三つが、ちづると共通の感想だ。

中華そばを作っている旦那さんであろう男性はとてもにこやかなのだが、
注文をとったり、料理を運んだりしてくれる女性は決して微笑まない。
受け答えも立ち居振る舞いも丁寧でシャンとしているのだが、
笑顔は絶対に見せない。

「あれは怒っているのではないか」
「本当はラーメン屋なんてやりたくなかったのではないか」
「もしや『安定したサラリーマンの妻になったつもりだったのに!』ではないか」
「ひょっとして『専業主婦になってママ友とランチしたかったのに!』ではないか」
「『なにが“夢は男の肥料”よ。私の肥料は何よ!』なのではないか」
と勝手にストーリーを作り上げてしまったが、ただのバイトかもしれない。


さて、誤解されるのを覚悟の上で書くのだが、
私は、本屋さんで姿勢よく立ち読みしている女性が好きだ。
かかとをそろえてスラリと立ち、首だけをかしげて本を読む姿を見ると、
「秘書にしたい!」と思ってしまう。
ただ、残念なことに私には秘書は必要ない。
雇う余裕もない。

もっと好きなのが、三人組の女性コーラスだ。
衣装も髪型もバラバラで、音楽に合わせて体を揺らしながら、
ときどき「どゅわ~♪」とか「はぁ~ん♪」とか言う。
ステキな上にカッコいいと思う。
ただ、残念なことに普段の私の生活にコーラスは必要ない。
ひとりの秘書も雇えないのにコーラストリオが雇えるはずもない。


なんだか今日はとりとめのない話になってしまったが、
とりとめがないついでに昨日の話を。

上司Tのケータイに知らない番号から電話が掛かってきた。
O川が「出てみて出てみて」というので出てみた上司。

「もしもし・・・え?・・・違いますよ・・・はい」
と電話を切った。
なぜか興味を持つO川。
「なんやった?」

「『まゆみ?』やて」

最初の「もしもし」で“まゆみ”でないことはわかるやろー。






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やとって~♪
日本の物の数え方は難しい。
たとえば、鉛筆は一本二本、豆腐なら一丁二丁と数字のあとに単位がつく。
これが英語なら、ワンペンシル、ツートーフですむところだ。
いったい誰がこんな数え方を決めたのだろう。

その人を仮にA助としよう。
ある山奥の村で、A助は動物のことを一匹二匹と数えることにした。
それまでは何でも数えるときは「ひーふーみー」だった。
まったく楽しみの何もない時代のことだ。
この数え方は村で一大ブームとなる。

しかし、そこは自分で考えることのない村人たち。
いろんなものの数え方をA助にたずねる。
「A助さん、鳥はどうやって数えるんじゃいのう」
「お山の木はなんと数えなさる」
こうやって訊かれているうちに、A助はだんだん付け上がってきた。
そしてやりすぎてしまうのだ。

一匹二匹と数えていたはずの動物の中で、ウサギだけは一羽二羽と数えると言い出した。
これに村人は首をかしげた。
「なんだかややこしいのう」

しかし、A助は調子に乗ったままだ。
ウサギを特別扱いした男が、タヌキをほっておくわけがない。
きっと何か違う数え方を言い出したはずだ。
これに村人がぶち切れた。
「お前の言うことは聞いとれん」
「そうだ、村から出て行け」
こうして、A助は村を追い出された。


同じことが海辺の漁村でも起こっている。
B吉という男が、魚を一匹二匹と数え始め、これが大流行する。
しかし、B吉はイカだけは一杯二杯と数えると言い出した。
村人は不信感を持つが、B吉は当然タコについても言及する。
そしてついには村を追放されてしまうのだ。

この二つの話、あまりにもそっくりではないか。
遠く離れた山と海で、一匹二匹という共通の数え方があるだけでも不思議だ。
私は、A助とB吉が同一人物ではないかと推理した。
そこで新たな証拠を見つけ出した。

生き物は山でも海でも一匹二匹と数えると書いたが、ほかにも数え方がある。
山にいる熊や鹿などのけものは、一頭二頭と“あたま”で、
海にいる魚のことは一尾二尾と“しっぽ”で数える。
頭と尻尾、真逆ではあるが、このセンスはまさに同じ人物ではないか。


となると問題は時系列だ。
A助とB吉、どちらが先なのか。
そこで私がピックアップしたいのが“タンス”だ。
なぜかタンスは一さお二さおと数える。
これを私は、釣竿から来たものだと考える。
ふと思いついたにしては、あまりにも突拍子もない数え方だ。

ここから結論が導き出された。
海辺の村を追い出されたB吉が、山村に流れ着いてA助を名乗っていたのだ。
ただ、これらの出来事はあくまでも推論でしかない。
歴史上の文献ではそこまでの記述が発見できずにいる。
そして、村を追い出されたA助の足取りは杳として知れない。






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いっぽんにほ~ん
年を越してから始めた家の大方付けはまだ続いている。
きのうは食器棚と台所周りだ。
私が要らないと思うものを全部出して、
ちづるが「いや、これは要る」と思ったものを戻すという作戦だ。

古いお椀、なにかの小ビン、前の冷蔵庫の製氷皿、ふたの閉まらないタッパー、
昔の弁当箱、動物型のつまようじ立て、木のフタ、固形燃料用の五徳、
まだ新しくても使わないものは思い切って処分することにした。
小ぶりのダンボールぐらいは要らないものが出て、収納に少し余裕ができた。

おかげで、棚の高さいっぱいまで重ねてあった皿や器を二列に分けて、
どの皿でもすんなり取り出せるようになった。
今までは一枚出すのにも、一旦全部を棚から出さなければならなかったのだ。
これからはいろんな食器をどんどん使ってどんどん割ろう。


さて、私の部屋では大量のノートが出てきた。
私は何でも書き上げるのが好きだ。
何か思いつくたびにノートを作り、やみくもに書き上げる。

↓読んだ本と観た映画の感想。
本と映画


↓畑の作付け
野菜


↓なぜ書き上げようと思ったのかわからないが、漢字の部首。
漢字


このほかにもCDの一曲ごとの時間とか、これから読みたい本とか、
その日食べたものと体重の推移とか、思いついた推理トリックとか、
ともかくやたら書きたがる。
使い切ったのや数ページで終わっているのをあわせて、
15冊ほどのノートが出てきた。

そのままで使えそうなノートは残して、あとは会社に持っていった。
会社には紙を切る機械がある。
それでノートの背をまとめて切り落とした。
一枚一枚バラバラにしたのだ。

なにしろ、いろんなことがごちゃ混ぜに書いてある。
その情報が必要かどうか、一つ一つ判断が変わる。
バラいたノートの白いページはひとつにまとめ、
あとは各ページを検品して捨てるか残すか決めるのだ。


その結果、必要な情報は数行だということがわかった。
別のノートに写して、全部処分しよう。





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うほっほ
ダイコンが採れたので、少し実家にもって行った。
ついでに昼ごはんをいただこうという魂胆だ。
ちづるが出勤の土曜日、外食したら自腹で払わなければならない。

残念ながら実家のお昼はインスタントラーメンだった。
ウチの親父はもう結構な年なのに、ラーメンやらカレーやらが大好きだ。
行った時はちょうど親父のラーメンが出来上がったところで、
最後の一個だったタマゴも使われてしまった。

何か入れるものはないかいな、と探したら、
ゆうべカレーをした残りというカツが出てきた。
カレーがイマイチだったからカツカレーにしたのだそうだ。
私のお昼はカツラーメンに決まった。


私の母は食べるものがめんどくさい。
まず外食は大嫌い。
生ものは一切ダメ。
タマゴも完全に火が通ってないと食べられない。
冷たいものを一気に飲むとおなかを壊すからといって、
ヤクルトを半分飲んで、残りにはラップをかけて保存する。

歯が悪いこともあるが、硬いものも苦手だ。
なので麺類はとても柔らかく煮込む。
そうめんでも、沸騰してから5~6分煮る。
アルデンテなんてありえない。
全ての麺類は離乳食だと思っている。

そんなことは知っていたのだが、今日のラーメンの作り方には驚いた。
母はまず自分の麺を煮る。
その鍋を火からおろし、別の鍋で父の分のラーメンを作る。
次に突然来た私の分のラーメンを作る。
そのあと、置いてあった鍋の湯を入れ替え、もう一度煮てからスープを入れるのだ。

「こうしたら余計な油が抜けるやろ」
きのうカツカレーではなかったのか。


実家の冷蔵庫にはフタ付きの小鉢がたくさん入っている。
漬物だの塩辛だの煮物だの酢の物だの珍味だの多種多様な残り物たちだ。
親父は、たとえあと一口だとしても、食べたくなくなったら食べない。
母は、どんな少しになってもとっておく。

私は、あと少しになったら片付けてしまいたい性分だ。
なので、実家で食事をするときはたくさん片付けてくる。
今回は煮豆の途中でおなかいっぱいになってしまった。

「全部食べてしまわんでもええよ、毎日十粒ずつ食べとるんやで」
「十粒? こんなもの粒単位で食べとるのか」
「十粒って言うても父ちゃんと十粒ずつやよ」


こんな実家から肉と魚とお酒をもらってきた。






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コトコトと三昼夜
今日は土曜日、お休みだ。
ウチの会社は、第二第四土曜は完全休業だが、
ほかの土曜は交代で休んでいる。
役所や学校は、土曜はお休みだそうだ。

私が小中学生のころは土曜は半ドンだった。
四時限で授業は終わり、クラブをしている人は弁当。
そうでない人は家に帰った。

小学校も低学年の頃はクラブもない。
遊ぶ約束をして家に帰り、大急ぎで昼ごはんを食べた。
何しろ遊びたくて仕方がないのだ。
なので昼ごはんまで遊びに組み込んだりした。
弁当を作ってもらうのだ。

気分は小遠足。
とはいえ、食べる場所はいつも決まっていた。
空き地の土管だ。
当時、うちの近くにはたっぷり空き地があった。
そのうちの何箇所かには大きな土管が置いてあった。

小学生が腰をかがめるぐらいで中を通れて、何とか登れるぐらいの土管。
大っぴらに放置されているが、扱いは秘密基地だ。
この上に登って弁当を食べる。
そのあと遊ぶ。
そしてかなりの確立で、弁当箱を忘れて帰る。


天気のいい日の土管は気持ちいい。
中に入ればひんやりして、上に登れば暖かい。
コンクリートというのは本当にステキなものだ。
その中でも土管が一番すばらしい。
『彼』が土管の上で歌いたくなる気持ちもわかる。

上に登るとあたりで一番高い。
仰向けに寝ると大空に胸を張り、うつ伏せになると大地に覆いかぶさる。
中の座り心地は最高で、見える景色は丸く切り取られたおなじみの風景だ。

その当時、大人になって家を買ったら、庭には土管を置こうと思っていた。
一方にはふたをして、もう一方に出入り口をつけ、自分の部屋にしようと思っていた。
いや、私だけではない。
当時はみんな土管が大好きだった。

正直なところ、私は今でもマイ土管が欲しいと思っている。
でも、今の家では狭すぎる。
土管は広いところにあってこそ、その魅力を発揮するのだ。


よし決めた。
夢はかなえるためにあるんだ。
今からがんばってがんばって大金持ちになって、
老後は土管に住もう。






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胴長じゃないよ
上司Tは血管が細くて、寒くなると指先が真っ白になる。
おまけに機械が冷たいからたまらない。
ときどきストーブやお湯で温めている。

きのう、いいことを考えたようなつもりになったようだ。
先日、ホカロンをまとめ買いしてきたのだが、
その中に『つま先用』があり、それを軍手の内側に貼るという。
内側に貼るということは直に肌に触れるのだから、
低温やけどしたりするのではないか。

するといったら聞かない上司。
さっそく特に白くなる左手に貼っていた。
しばらくすると、
「あたたかい、あたたかい」
と喜んでいた。


さて、このつま先用のカイロ、左右でワンセットだ。
上司は「実験だから」と左しか貼らなかったので右用が余る。
それを私に「やる」という。

片足だけ暖かいって気持ち悪いではないか。
なのに上司は、
「片足だけでも暖かいほうがいい」
といって譲らない。
私はなるべく左右は対称でいたいのだ。

たとえば、右を下にして寝ていたら、たまに左を下にする。
感想肌でかゆい左ふくらはぎをかいたら、右もちょっとかいてみる。
右の足の小指をタンスの角にぶつけたら・・・これはそれどころではない。

たとえば野球の右バッターは、左でも振る練習をするそうだ。
でないと、筋肉が偏ってバランスが悪くなるらしい。
もちろん、完全に左右同じだけの練習をすることはできないだろうが、
100対0じゃダメだと思う。
なるべく左右対称にするべきだ。

だから私は腕時計をしない。
片方だけというのが気持ち悪い。
最近は両手にする人もいると聞くが、それはそれで気持ち悪い。

そういう理由で髪を七:三にすることもない。
右が多いからちょっと減らして、ちょっと減らしすぎたから今度は左を、
とやっていたら今の状態になった・・・なんてことあるか!


私はメグスラーだ。
しょっちゅう目薬をさしている。
このあいだ、右目に目薬をさし、左目にもさそうとしたら、
「しぱっ」といって打ち止めになった。
少し残っているのが見えているのにもう出ない。
目薬の容器は歯磨き粉みたいに絞り出すことができないのが悔しい。

右目はスカーッ。
左目はどんより。
気持ち悪い~
で、顔を横にして、右目の涙を左目に流そうとしたけど無理だった。
一応、左右反対のポーズもした。






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チョキンできない
ちづるという人はよくできたお方だ。
私が急に飲みに行っても怒らない。
誘われて二軒目に行っても怒らない。
遅く帰ってきて、台所でチキンラーメンを作り始めても怒らない。
ありがたいことだ。


さて、チキンラーメンといえばタマゴポケット。
乾麺のくぼみにタマゴを落としてお湯をかければ、
栄養たっぷりのタマゴラーメンだ。
タマゴ大好き、半熟大好きの私がやらないはずがない。

ただ、ひとつだけ不満がある。
このやり方だとタマゴが柔らかすぎるのだ。
私はタマゴはなるべく生に近い方が好きだ。
目玉焼きでも、白身がまだ透明なぐらいがいい。

しかし、チキンラーメンの場合だけは別だ。
お湯をかけるだけだと黄身がほぼ生の状態だ。
黄身を煮ようとお湯を黄身めがけてかけると割れてしまうことがある。
そこで側面から攻めるのだが、それだと黄身が生。
黄身が液状だとすっかりスープに混ざってしまって、
タマゴ自体を楽しめない。

そこで私は先に少しだけタマゴを温める。
電子レンジで20秒だ。
タマゴを電子レンジにかけると爆発すると思っているあなた。
物事は加減なのだ。

20秒温めたタマゴをどんぶりに割ると、中がうっすら白くなっている。
これにお湯をかけて三分待つと、黄身に固まりの部分ができる。
これがおいしいのだ。


というわけで、タマゴをコップに入れて20秒。
爆発した。

理由はいくつか考えられる。
以前使っていた電子レンジはタイマーが10秒単位だった。
今のはメモリをあわせるタイプだったから、微妙にずれていたのかもしれない。

コップに入れたのもよくなかったか。
普段は小鉢のようなものに横にしていれてたのだが、
今回はそばにコップがあったのでタマゴを立てて入れた。
これが電子の当たり方に影響した可能性もある。

一番大きな要因は、私が酔っ払っていたことだろうか。
まあ、この際理由はどうでもいい。
ともかく、ちづるが怒った。

いい気分で帰ってきて、チキンラーメンは丼に出してあり、お湯も沸いている、
という状態で電子レンジの掃除をした。
いろいろ教訓の含まれたお話でしょう。





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涙がでちゃう
私は毎朝4時40分に起きている。
睡眠のトロは10時から2時と聞いたからだ。
で、早起きしてなにをしているかというと、これを書いている。

なので、朝起きて一番にしたいことが三つある。
パソコンを立ち上げること。
コタツをつけること。
体内の水分をトイレで出すこと。

一番強いのは、やはり自然の摂理、トイレに行くことだ。
寝ぼけ頭でも当たり前のように行動できる。
これに比べてパソコンやコタツをつけるのは、先のことを考えての行動だ。
まだ覚醒していない脳には難しい。
とはいえ、つけてすぐのコタツは寒すぎる。

そこで理想は、コタツやパソコンをつけてから、
トイレにいき、顔を洗い、うがいをし、何か飲んで、
温まったコタツでパソコンを始めることだ。

しかし、先ほどもいったように、つい一番にトイレに行ってしまう。
寝室を出てすぐにトイレがあるのも理由のひとつだ。
トイレに行ってから、
「あ、しまった」
と思い、パソコンとコタツをつけ、洗面所に行く。

ちょっとまて。
トイレに行ったら、まず手を洗ったほうがいいのではないか。
すると、トイレ、洗面、すぐ横が冷蔵庫だからなあ。
そのあとになるとコタツが冷たいしなあ。

とはいえ、トイレと『手を洗う』は続き物にしたほうがいい。
実はトイレにも手を洗うところはある。
でも、
「どうせ顔を洗うんだから、手もそのとき一緒に洗えばいいや」
という考えが働くのだ。
働いとるのか働いとらんのか、頭。


と、夜も明けぬうちから、こんなことを考えとります。






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夜尿やのう
あー寒い。
こんなに寒いのに、私の職場には暖房が電気ストーブひとつしかない。
これもたまに手をかざすだけで、仕事中は当たっていられない。
紙が大量にあるので火を使う暖房は危ない。
開けっ放しなのでエアコンは効かない。
コタツに入ってたら仕事にならない。
こうナイナイ尽くしでは厚着をするしかないではないか。

一番下はTシャツで、その上にトレーナー。
トレーナーが薄手の時はフリースを着る。
その上にベスト、そして作業服。
更に自転車出勤するときはかぶりのヤッケを着る。
あとは首タオルと毛糸の帽子だ。

もちろん着膨れてポンポンだ。
でも、見てくれのことを言ってはいられない。
ほかに寒さ対策のしようがないのだ。
どうせみんな着膨れている。
むしろ、脱いだときの見てくれをどうにかしたい。


こんなに着膨れている上半身に対し、下半身はガリガリだ。
いえ、身ではなく重ね着が。
パンツの上に作業ズボン、とても寒い。

きのう、後輩のN岡が、
「これ暖かいですよ。スキー用のインナー」
すると、上司Tが、
「ワシもこれ、ユニクロで買うたやつ」
二人そろって足首まであるズボン下を見せた。

「パッチ」ではないか!
どんなにカッコいい言い方をしても、それは「パッチ」ではないか!
おっさんのはくものではないか!

「お前もおっさんやないか」
そういわれれば確かにそうだ。
私はおっさんであることを否定はしない。
しかし、パッチはわざと意識の外に置いていた。
そのようなものをチラシや売り場で見ても、
ブラジャーと同じで、自分には関係ないものだと思っていた。
しかし、気がつけば自分はパッチをはくジャンルの人間になっていたのだ。

私はまだ小さいとき、寒いと母親にパッチをはかされていたが、
これがかっこ悪くてとてもいやだった。
そのトラウマだろうか、この一線は死守してきた。
おっさんの最後の砦として。

人の話に暖かいとは聞いている。
一度はいたら手放せなくなるそうだ。
ちづるには、
「あんたにも買うたろか」
と言われた。

次の休みには買いに行ってしまうかもしれない。
最後の大人の階段を上るのだ。
そのときは「パッチ」と言う呼び名を封印して「インナー」と呼ぶことにしよう。





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イヤン、えっち
日曜といえば、お昼ごはんを食べにどこかに出かけて、
ついでにホームセンターや本屋や百円ショップやスーパーやイヤンマダヨ電機に寄ってしまい、
家に帰ったらもう夕方、というパターンが多い。
これではいかん。
することをしてしまわなければ。

というわけで、この日はお出かけしないと決めた。
お片づけデーだ。
いらないものは処分して、出ているものは片付けて、
ちゃんと人が住むような家にするのだ。


まずは先日書いた帽子掛け。
ちづると私で7つのカバンをかたづけ、衣類をクローゼットにしまった。
おお、なんとそれだけで帽子掛けの幹が見えるようになったではないか。
しかし、それだけで午前の部が終わってしまった。

お昼はラーメン。
日本各地のご当地ラーメンが、毎月3種×4ヶ月届けられる。
知り合いに頼まれて注文したのだが、生タイプはめんどくさいので放置してしまう。
冷蔵庫に一個残っていたのも賞味期限が切れている。
片付けなければ。


食後お出かけすることになった。
いやいや、遊びじゃない。
畑にダイコンを片付けに行くのだ。
で、切らしていた味噌をついでに買うだけだ。
寄り道しないように不便なスーパーを選んだ。
そのおかげで、コンビニしか寄らなかったぞ。

さて、いよいよ私の部屋だ。
収納してあるものの出してきて、いらないものを部屋の中心に積み上げる。
空気を抜いてたたんである健康ボールも処分。
持ち物を整頓するつもりで買ったのにただ場所をとっている工具入れも処分。
ついに練習することのなかった三つのオカリナも処分。
昔使っていた財布は「ご縁があるように」いれていた五円玉を抜いて処分。
なにかのスタンドも処分。
小物を分類するために買ったミニ引き出しは、小物を処分したから処分。

部屋から運ぶのに二回に分けるほどの処分品が出た。
つまりそれだけ生活のスリム化ができたということだ。
よくやったぞ、ワシ。


よし、この勢いで晩ごはんだ。
体もスリム化するぞ。
今日は今年最初の休肝日にしよう。
大根おろしをいっぱい作って、
冷凍庫に眠っているお正月のお餅の残りを大処分だ。
こちらの道のりはまだまだ遠い。






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カロリーはどう?
なにやら強い寒波が来ているそうで、日本各地で雪の影響が出ているらしい。
めったに雪の降らない私の住む地域でも、
天気予報では「雪が降るかもしれない」といっていた。

私の中の少年の一面がウキウキしている。
子供の頃、あれだけ朝起きられなかったのに、
「雪、積もっとるよ」
といわれたら、飛び起きたものだ。
見慣れた景色が一夜にして別世界。
浮かれるなというほうが無理な話だ。

もちろん、私のおっさんの一面は困っている。
道は混む、車は汚れる、子供ははしゃぐ。
仕事でも荷物の入荷は遅れる、配達には時間が掛かる。
何よりも車も歩きも危ない。
これが続いたら大変だ。

当然、百姓の一面も大弱りだ。
弱い葉っぱモノは枯れてしまうし、畑はぬかるみになってしまう。
土寄せもしなくてはならないが、寒くて作業が辛い。
手はかじかむし、耳痛い。

乙女の一面も困っている。
水も風も冷たくて、手やお肌が荒れちゃうし、
いっぱい着込むと太って見えちゃう。
ホントはミニのスカートも耐えられないの~

酔っ払いの一面はいい気分。
外の見える座敷で熱燗、雪見酒。
お店に行ってもお客は少なく、
女将としっぽりさしむかい。

外人の一面は、
オー、フジヤマ、ヤッパリ、シロイボウシネー

老人の一面は泣いている。
ああ、膝が痛い、ひじも痛い。
風邪引いたら治りにくい。
アカギレ切れる、トイレは近い。
血圧にも要注意。

アニメの世界の一面では大喜び。
雪景色は描きやすいっちゃ。

オオカミの一面は、
いかん、獲物が冬眠に入る前にしとめなくては。
このままでは群が飢えてしまう・・・

天邪鬼の一面は、
あ~あ、この雪がムラサキだったら
きれいなのにねえ。

犯罪者の一面は、
・・・足跡を残さないように・・・

ちづるの一面、
うーさむ・・・ねよ。

ファンタジーな一面、
ミータナキータナフンコロガスー!
みなの者、これでこの雪は全てホイップクリームじゃ!
なめるがよい、塗るがよい~


しかし、やっぱり私はほとんどおっさんだなあ。






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ちべたい
カキフライが食べたい。
ということで、久しぶりにちづると居酒屋に行った。
家計子さんの払いで。

おなかがふくれたら、当然の流れでカラオケに。
これは家計子さんが払ってくれないので割り勘だ。
お楽しみはいつもどおり2時間。
ラストにサービスで歌ったつもりの『赤いスイートピー』が、
「演歌だ」とか「汚された」とか酷評されつつ、うどんを食べて帰った。


本来なら10時過ぎに寝るはずの私。
風呂に入ってパジャマに着替えたらもう12時前だ。
翌日土曜日は出勤の番だ。
あわててふとんに入り、目覚ましをセットする。

このとき、ろくでもないことを考えた。
普段は8時出勤だが、明日は8時半でいい。
4時40分にセットしてある目覚ましを5時にしよう。

私の目覚ましは、旅行などのとき持ち運びに便利な携帯用だ。
カプセル型で、超合金メカのようにドガチャカ変身すると、スタンド型になる。
横から見ると、ちょうどカタカナの『ム』の字のような形だ。
左の側面にタイマーやスヌーズのセットスイッチ、
右側面にアラームのオンオフ、カレンダーへの切り替えスイッチがある。

このスイッチ、スライド式なのだが、けっこう固いうえに指に掛かる凸が小さい。
私の指は太くて、ちょうど爪を切ったばかりで、酔っ払っている。
ハンドクリームを塗る前で、手がぬるぬるでないのが救いだ。
あっ。

どがちゃか。

時計は床に落ち、ふたがはずれて電池が飛び出した。
あわてるときに限ってこんなことになる。
キーッとなりながら本体と電池とふたを拾いせっとする。
セットのやり直しだ。

が、表示面を見てみると、時間は0:00を示し点滅している。
なんと日付は1995年1月1日だ。
あけましておめでとうございます。
うわー、リセットされてしまったー!

説明書なんてないから書いてある文字を頼りに日付と時間とタイマーをセットする。
字が小さくて見えない。
枕もとのスタンドを点け、シルバーグラスを装着。
スライドスイッチをあわせて、正面のボタンで数字をあわせるという、
世にもめんどくさいシステムだ。

ボタンを押し続けたら、勝手に時間は通り過ぎてってしまうし、
タイマーをあわせているつもりが12時間と24時間の切り替えスイッチだし、
寝る寸前に数字やメカとつきあっとれるかー!


ともかく、何とか5時過ぎに目覚ましが鳴ったので、
こうしてこのネタを書くことができました。





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ワナワナ・・・
今、巷で話題といえば、ランドセルをくれる虎とハンカチを使うピッチャー。
そして、東京の『スカイツリー』だ。
話によると、私が上れる高さははるかに超えているのにまだ伸びているそうだ。

我が家にもスカイツリーがある。
こちらは上にはほとんど伸びず、横に広がり始めている。
本当の名前は『帽子掛け』ではないかと思う。

私の身長よりちょっと低くて、五本のウデが出ている。
このウデは本体を突き抜けていて、こちらから押せば向こうに突き出る。
つまり、使いたいほうに伸ばすことができるのだ。

人間というのは強欲で、帽子掛けに帽子だけかけて我慢することができない。
扇風機や食卓のイスにでもアレだけの服を着せるのだ。
このツリーがどんどん厚着になっていくのは自然の成り行きではないか。


一応帽子掛けなので、てっぺんにはハット。
ちづるのが四つでその上に私のがホコリよけのように乗っている。
その下のウデにキャップタイプが四つ、これは全部私のだ。

一番下のウデにはちづるのカバンが六つとウエストバッグがひとつ。
その上には私の布制のカバンが三つ。
マフラーが二本、私の小分け用の袋が三つ。
このあたりは表面的に見やすいものだ。

かき分けて中を見てみよう。
キャンプ用のヘッドランプ。
肩用と頭皮用のマッサージ器具。
孫の手。
大きなカラビナ。
コブクロに入った野菜の種。
レジ袋に入れた大量のレジ袋。
ベルト。


これでもけっこうフクヨカな帽子掛けになっている。
ここに、私が会社から帰ってくると、
作業服とズボン、ベスト、ヤッケ、をかける。
パジャマの行き場に困ると、当然それもかける。

けっこう限界に来ていたのだろうか。
このネタを書くのに、なにが掛かっているかかき分けてみていたら、
本体が倒れてきて、早朝にもかかわらず「ぎゃー」と叫んでしまった。
このツリー、リビングの私のスペースの横にあるのだが、大丈夫だろうか。

当然、この叫びにもちづるは起きてこなかった。
ちづるのカバンが三つほど落ちたがほっといてやろう。






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ごめんちゃい
犬の種類に『ボルゾイ』というのがある。
大きくてシャープでとんがってる犬だ。
馬のようなナナフシのような矢印のような感じだ。
突然出会うとびっくりしてしまう。


さて、私の勤め先に一番近い駅は『伊勢市駅』だ。
自転車通勤の帰り道、この駅の北を通るか南を通るかで大きく事情が違う。

この駅には近鉄とJRが入っている。
駅の南側を通ろうとするとけっこう踏み切りにつかまる。
しかし、この駅から北は近鉄が高架になる。
踏み切りはJRだけ。
しかも、伊勢から南に向かうJRは本数が少ない。
踏み切りで止まる率が低いのだ。

そこで、南側を通って帰ろうとすると、まず交差点を渡る。
でも、会社をすい~っと出たばかりで信号待ちはイヤだ。
そうすると、その信号をやり過ごし道路に沿って走る。
途中で青信号があれば渡るが、赤ばかりだと駅の北側までいってしまう。
すると、結局信号も踏み切りも長いのだ。

だから、最初の交差点が青だととても楽だ。
自転車だから狭い路地も入れるので最短距離で踏み切りに行ける。
とりあえず、信号を渡ってすぐは広い道沿いの歩道を走る。
すぐに路地に入って抜けると、昼なら人の多い観光道路だ。

今述べた広い道と観光道路は平行に走っている。
なのでいくつもある路地のどれを通っても観光道路に出られる。
だけど自然と同じ路地を通るようになってしまった。
途中に小さなうどん屋さんがあり、
「いつかここでうどんを食べてみたい」
と思って中を覗きながら通り過ぎる。

この路地のある通り、似たような建物が多いのでなかなか区別がつきにくい。
何度も通っているがなかなか覚えられない風景だ。
私が興味を持つようなお店がないせいだろう。
その中のどこかに、ボルゾイがおるぞい。





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すまんことです
思い出したっ!
先日ホームセンターに行ったとき、
「今度ホームセンターに行ったら買おう」
と思っていたものがあったはずなのに、思い出せずに買えなかったもの。
足につけるおもりだ!

正月以来、おなかがとんでもないことになっている。
体重計に乗ると、心臓に悪い数字が出る。
体が球に近づいているようだ。
それを打破するために、足におもりをつけようと思ったのだった。
歩くのに負荷がかかればカロリーは消費するはず。
って、テレビでやっていた。

正月が飲み食い三昧で、休み明けからぬるい仕事をして、
なじみの居酒屋に年始の挨拶を二回もしにいって、
今度は三連休。
なのに畑にも行かず、運動もせず、
ただひたすら備蓄に励んでしまったのだ。


こんなことではいかん。
体にカロリーの使い方を思い出させなくては。
よし、休み明けから自転車通勤だ!
たとえどんなに寒くても、自転車で行くのだ!

と心に誓っていたのだが、朝になって出勤時間、
ふと外を見ると、ランドセルの小学生が歩いているではないか。
今日から学校が始まるのだ。
ということはPTAのお母様方が通勤路のあちこちに立つ。

こんな日に自転車で行ってはいかん。
ペダルをこぐよりたくさん挨拶をしなければならないではないか。
それに若いお母様方にこの体をさらすのはもっとやせてからだ。
車で出勤しよう。
寒いし。


仕事が終わり、家に帰ってからホームセンターに寄るのを忘れてたことに気づいた。
晩ごはんを食べて、コタツに入ってテレビを見ていて、
「これじゃいかん」
と思い、腕立て伏せを20回した。

もちろん、こんなものでカロリーが消費できるはずがない。
“これじゃいかん感”をちょっとだけ消費したのだ。


ところで、ホームセンターに行ったとき、百円ショップにも寄ったのだが、
「今度百円ショップに行ったら買おう」
と思っていたものは、いまだに思い出せていない。
いったいなんだろう。





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通学路じゃないから
家具屋さんに行ったとき、一番にぎやかだったのは学習机売り場だった。
春の入学に向けてシーズン真っ盛りだ。
オフィス化の進んでいない事務所のようにびっちり並んだ机の間を、
ハイテンションな子供と暗算をしている大人とちづるが行きかっている。

ちづるが欲しがっている引き出しというのは、キャスターつきのものなので、
学習机とセットになったものも見ようと混雑の中に飛び込んでいったのだ。
その間、私もなんとなく見てたのだが、今の学習机はすごい。
まるでコックピットとか要塞のようだ。

確か、私の頃は肌色のスチール製で、引き出し、本棚、蛍光灯で成り立っていた。
今、売り場に並んでいるのは、ほとんどが木でできている。
本棚は大小いろいろあって、正面だけではなく横にもついている。
先にも言ったように、引き出しは可動式で、高さ調節までできるようだ。

更に、タンスやベッドと一体になったものもある。
二段ベッドの下が学習スペースになっていて、もはや秘密基地のようだ。
狭いところに入りたがる猫と子供には最高の隠れ家だ。

おそらく、机メーカーにとって学習机は主力商品なのだろう。
他社より一歩先んじようとあれもこれもといろんな機能を詰め込み、
進歩、合体、複雑化の道を進んでいったのだ。
あと数年もしたら、ボタンひとつでロボットになるに違いない。

今、学習机は飽和状態だ。
もうプラスする機能はない。
体が大きくなっても使えるように、高さまで変えられる。
つまり、学習机がいらなくなるまでの生活は、学習机に収まるようになっているのだ。
衣・食・学習机なのだ。


では、私の衣食以外はどうなっているか。
勉強をしなくてもいい私、ランドセルも教科書もない。
塾も宿題もない。
ノートの代りにパソコンがあり、文房具もほとんど要らない。
なのにどうして机に全てが納まらないのだ。
どうして部屋があんなに散らかっているのだ。

と、脈絡のない動機で片づけを始めることにした。
いらないものを処分し、配置を効率よく変えよう。

部屋の真ん中に座り、30分ほど考えた。
アレを捨てるとアレもいらなくなるからアレをこっちに持ってきて、
アレをアソコに置きたいがそのためにはアッチのアレをどこかに・・・

長らく勉強をしてないからだろうか。
片付けに入る端緒が見つからない。
寒くなってきたのでコタツに入ろうと和室に行った。

ここも片付けなくてはならない。





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テーブルじゃなくて机よ
ちづるが引き出しが欲しいと言うのであちこち見に行ったのだが、
なかなか気に入ったものがなく、ちょっと遠出をすることにした。
めざすはお隣の愛知県、「ファニチャードーム」という巨大家具店だ。

我が家から高速道路にのるには、まず伊勢神宮方面に向かう。
伊勢神宮に来る人は下り、私たちは上りだから大丈夫、と思っていたが、
高速入り口手前から渋滞が始まった。
入り口のある左車線はびくとも動かない。
仕方がないので地元の地の利を生かして裏道に入り、
遠回りをして別の入り口から高速に乗った。

さすが一月の伊勢神宮。
高速も下り車線は大渋滞だ。
次のインターチェンジの手前まで車がみっちり詰まっていた。
幸い、私たちの行く方向は案外空いていたが、
出だしの遅れで到着したのは1時過ぎだった。

東海地区最大規模を誇るというそのお店、ともかく広い。
品数も半端ではない。
せっかく遠くまで来たのだから、全売り場をゆっくり見てまわった。
ぐるっと一周するのに2時間かかった。
もうへとへとだ。
ソファやベッドで休んでいる人が多いわけだ。


さて、
私は買い物に行くと「これは何かに使えそうだ」と不必要な安物を衝動買いし、
結局それが気に入らなくて、再び衝動買いをしに出かけるタイプなのだが、
ちづるは「これぞ!」と思ったものを買うためにお金をため、
やっとのことでお店に行って、やっぱりお金の方いいやと買わずに帰るタイプだ。
残念ながら、これほどの規模のお店でも、ちづるのお眼鏡にかなう品はなかった。

しかし、私は違う。
一周の間にちゃんと欲しいものができていた。
しびれるフォルムのスプーンとフォーク。
水切りのできるまな板。
混ぜる、すくう、つぶすなどオールマイティなおたま。
くぼみがよさそうな枕。
黄緑のじょうろ。

ああ、なんか買って帰りたい。
お出かけして家に帰ってお土産がないなんて悲しいではないか。

しかし、私はあきらめた。
正月明けの暖かい連休中日、都会に近い人気の巨大家具店。
レジがものすごい渋滞だったのだ。
そして体はくたくた。
衝動買いはあきらめて帰ることにした。
やはり安物買いはお店もせこい方が性分にあっている。






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ふんわか
正月明けて最初の連休だ。
そろそろピリッとしなくてはいけない。
畑は寒いから去年のものを片付けよう。
パソコン内の。


まずはご報告。
右にあるリンクの欄を整理しました。→
リンクをしてあるということは、ここから見に行ってくれる方もあるわけで、
そこが閉鎖や放置されていると、行った方に失礼だと思いはずさせていただきました。
復活された際には、またリンクさせていただきますね。

もうひとつ、
昨年カレンダーの応募をされた方の送り先が記された匿名コメントも、
万が一、何かあると怖いので削除させていただきました。
もちろんもったいないので個人的には保存してますが。


さて、丁寧言葉はここまでだ。
以前、パソコンが壊れたときにバックアップの大切さを知った。
そのためには整理整頓も大切だ。
一年分をまとめてやってちゃいかんような気もするが。


最初に手をつけたのは写真の整理。
私の写真はほぼ四種類に分けられる。
畑、お出かけ、ブログネタ、その他、だ。
それが各々取り込んだ日付別のフォルダになっている。

厄介なのは、ひとつのフォルダにいろんなものが入っているときだ。
お出かけした帰りに畑に寄って野菜を撮ったり、
カメラの写真を取り込む前に、違うものを撮ったりすると、
それを分けるのがとてもめんどくさい。

何とか分類を終え、四種のフォルダにまとめ、
最終的に「2010年」というフォルダにしてUSBメモリーに移した。
あまり写真を撮ってないつもりだったが、
データをメモリーに移すだけで37分もかかった。
今年はこまめに移すことにしよう。


もうひとつの大物は、あのヨンホンゲの絵だ。
去年一年間に私がタブレットでここに描いたヨンホンゲは297。
これはちゃんと月別のフォルダに分けて保存している。

ただ、たまに抜けていることがあるので、確認が必要だ。
ブログで絵の数を数え、フォルダの数と合わす。
よし、間違いがない。
写真と同じように「2010年」のフォルダにいれ、
絵用のUSBメモリーに移す。

「ぴゅ」と移った。
あまりに早かったので、何か間違ったのかと思い、確認してみたが、
きっちり保存されている。
写真と比べたら枚数も少ないし、データ量も知れているだろうが、
そんなにも軽いのか、私の絵。

以前、絵をこんなにたくさんパソコンにためてもいいのか心配になり、
ちづるに尋ねてみたことがあった。

「お前の絵程度なら大丈夫」

だそうだ。






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ナニ太り?
正月に実家に行くというのは、挨拶以外にも大きな意味がある。
俗にいう“おすそわけ”だ。
私たちのような若造夫婦には縁のない“お歳暮”が実家にはある。
それをありがたく頂戴して帰るのだ。

ちづるの実家でいただいたものの中に四本の小瓶があった。
これこそがお宝だ。
ビンという重量感と透明感にあふれる容器。
ほんの少ししか入っていないという上品さ。
決して自分で買うことのないラインナップを紹介しよう。

帆立の含め煮
にんにく
鶏そぼろ
ねぎみそ

ああ、なんとすばらしい。
四者四様、それぞれが独自の能力を持ち、我が家の食を彩る。
まさに食卓のヨンレンジャー!


【ホタレンジャー】
メインディッシュにもなろうかという高級おつまみだ。
ただし、その量は一食分。
もちろん、もう食っちまった。
汁もダシ巻き玉子にして食っちまった。

【プハレンジャー】
“ニンレンジャー”でも“ニクレンジャー”でもおかしいのでこの名がついた。
ニンニクのしょうゆ漬けなのだが、けっこうな数が入っている。
一度にそんなに食べないので、長く冷蔵庫に居座るだろう。
持久力のあるレンジャーだ。

【トリレンジャー】
ごはんの友として有名だが、特に弁当でその力を発揮する。
味はもちろん、その色合いが四角い空間を鮮やかに演出する。
とてもおいしいので、ちづるの弁当にはあまり入れないでおこう。
たくさんあったら、これもたまご焼きに入れてみたいものだ。

【ミソレンジャー】
味噌には二種類あるが、これはごはんにぬたくって食べるタイプだ。
これも強力なごはんの友だが、主戦場は主に朝食。
おかずが少ないときには本当に重宝だ。
「これでおしまい」という踏ん切りがつきにくいのが難点。


彼らの活躍で我が家にも心の安らぎが訪れた。
しばらくは平和な世の中が続くだろう。
そしてそのあとは・・・

「このビン、おいとけば何かに使えるんじゃないか」
と、食器棚に混乱の時代が訪れるだろう。





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カリが飛んでいかぁ
私の部屋の足元は、電気のコードでごちゃごちゃだ。
パソコンと電気スタンド、二台のプリンターに電気アンカ。
プリンターが一台のときは、足マッサージ機もあった。
コードだけならまだしも、たこ足配線のなんというんだろう、
コンセントが3本させるやつとか、
パソコンのなんというんだろう、充電用の重くて四角いカタマリなどがあってじゃまだ。

先日買い物先でステキなものを見つけた
プラスティックのきれいな箱で、両側に穴があいている。
ここになんというかわからないものや、余ったコードを入れてふたをしておけば、
その辺が片付くよ、というものだ。

やった、これはありがたい。
こんなものが売りだされているということは、世の中よっぽどコードだらけなのだな。
などと思いながら、値札を見てびっくり。

1260円!

焼酎のボトルキープがあるときの1ノミニイクではないか。
こんなプラスティックの箱が!
コードを片づけるためだけに!

こういうとき思うのは、
「百円ショップにあるんじゃないか」
ということだ。
当然、そこでは買わずに店を出た。

後日、百円ショップでいいモノを見つけた。
普通の段ボールの箱なのだが、大きさも同じぐらいで両端に穴も開いている。
まあ、こちらは持つための穴なのだが。

ただ一つ難点があった。
柄がとてもファンシーなのだ。
ピンクの地にくまさんがたくさん踊っている。
ちづる以外に見られることはないのだが、やはりこれは恥ずかしい。

しばらく考えて得た結論は、
「この程度のものなら家にあるのではないか」
ということだ。
持ち手の付いた小ぶりの段ボール箱。
使い道がなくて、資源ごみに出したこともあるはずだ。
探してみよう。

見つけたのは箱ではなかった。
大中小の浅い手提げかばんセットの中がぴったりだ。
これは工具入れなのだが、およそ半年前に衝動買いして以来、
一切触れずにいたものだ。

なんて偉いワシ。
本来なら1260円支払っていたところを、
一円も使わず、眠っていた財産を有効活用するなんて。

こうなるとなんだか勢いがついてしまう。
あと、大と小の手提げが余っている。
よし、なにか入れるものを買ってこよう。







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カラムーチョ
昨日が初出勤。
いつもは早番で8時までにいくのだが、この日は8時半でいい。
なら、いつもの時間に家を出れば、歩きでも間に合うのではないか。
そう思って、リュックを背負って徒歩出勤してみた。
なにしろ、正月休みの暴飲暴食でおなかがえらいことになっている。
運動せねば。

改めて思ったのは、徒歩は遅いということだ。
車ならビューッと、自転車ならスィーッといくところを、
テケテケとちょっとずつしか進まない。
いつもの交差点も、見えてからたどり着くのにずいぶんかかった。
信号が変わって焦っても、次の次の次の青ぐらいしか渡れない。

しかし、歩くと行くのは良い運動で、15分もすると暑くなってきた。
マフラーを取り、帽子を脱ぎ、そろそろ後悔をし始めたころ、
不審な車に呼び止められた。
上司Tだ。
「どうせ正月肥えたもんで歩いとるんやろ」
その通りだ。
そのまま会社まで乗せてもらった。


さて、わが社は毎年、新年初日は少し早く終わる。
確かなじみの居酒屋が今日からのはずだ。
よし、新年一番乗りをしてやろう。

と思ったのだが、仕事が予想外に忙しく、終わったのは5時だった。
お店は会社より自宅の方がずっと近い。
会社から歩いていったら遅くなる。

すると上司が、帰り道沿いでよかったら乗せてやろう、というので、
途中まで送ってもらった。
そこから10分ほど歩いて居酒屋に着くと、先客が三人いた。

「ああ~残念。新年の一番乗りをしようと思ったのに」
と女将さんに言ったら、
「昨日からやってますよ」


というわけで、今日は初二日酔いだ。
暴飲暴食は続いている。





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学習できん
人間誰しも記憶の引き出しを持っている。
これが年をとるにしたがって、ガタピシと開けにくくなってくる。
この引き出しが開きかけて動かなくなったとき、
「え~と、あのほれ、なんやったかな、ここまで出とるのにな」
が起こるのだ。

何かが思い出せなくて気持ちが悪い、という状況は、
年齢的以外に、場所的にも増えている。
お店で買い物しているときのBGMだ。
最近はどこのお店でも流れている。

困るのは、原曲でないことだ。
ヒットした曲から歌をとりのぞき、個性をとりのぞき、
ぜんぶ同じような、あいまいでふにゃふにゃした演奏になっている。
和風の店だと、全曲お琴の演奏だったりする。

ほとんどは聞き流していて、そんなに気になってはいない。
ただ、たまにサビの部分だけ聞いて、
「あれ、この歌なんやったかな、聞いたことあるな、ここまで出とるのにな」
という現象に陥る。

一旦気になり始めると、それが頭から離れない。
強制的曲当てクイズだ。
なのに答えは発表されない。
え~とあのほれ、ともがいているうちに、次の曲になっていく。

この次の曲がまたなんだかわからない。
ちょっと昔にそこそこ流行ったから知ってはいるはず、
ぐらいのレベルの曲が多いのが困る。
「あれ、この曲はなんやったかな?」
と考え始めて数秒後、
「あれ、さっき思い出そうとしていた曲はどんなんやったかな?」
と思い始める。
タイトルが問題だったはずなのに、メロディがわからなくなるのだ。

音楽は次々と変わり、頭の整理はつかなくなってくる。
あちこちの引き出しが少しずつ開きかけだ。
しかも、気持ちの半分は買い物にある。
頭のハードディスクはそんなに容量がない。

そのうち、
「さっきなにを考えとったっけ?」
確かこの売り場にいたときに、なんて考え、前の売り場に戻ってみたりする。
しかし、もはやなにを思い出そうとしていたのかさえ思い出せない。
で、結局必要なものを買い忘れて帰ってきたりする。


ほんのたまにだが、その歌のタイトルを思い出せるときがある。
昨日の私も、一曲思い出すことができた。
で、それをたとえにあげようと思ってたんだが、
なんだったか忘れてしまった。


というようなネタを以前も書いたことがあるような気がするのだが、
みなさん、思い出さないでいてね。






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フィクションです
今年の目標、というわけではないが、やろうと決めたことがある。

ipodかウォークマンが欲しい~
しかし、私には『D-スナップ』がある。

これ↓
ステキ

裏↓
カクイー


ケータイぐらいの大きさで、200万画素ぐらいのカメラで、
ミュージックプレイヤーでもあり、動画や音声も録れる。
これがあるのにどうして新しい音楽プレイヤーが買えようか。

というわけで、今年やろうと決めたのは、
「これを使おう!」
ということだ。
入っていた256MBのSDカードを2GBにして、
音楽をいっぱい入れよう。
常に持ち歩いて写真もいっぱい撮ろう。


ただ、これを手に入れてから時は流れた。
技術は格段に進歩し、私は“楽”に慣れてしまった。
そして『D-スナップ』はどんどん取り残されていったのだ。

これ、新しく音楽を入れるには、充電を兼ねた専用のスタンドを接続しなければならない。
SDカードを使っているにもかかわらずだ。
そのためにはパソコンにソフトをインストールしなければならない。
いまどきそんな音楽プレイヤーがあるだろうか。

そして私の能力は落ちている。
前にやったことがあるはずなのに覚えていない。
説明書に書かれていることの意味がわからない。
それより、説明書の文字が読めない。

目的は使うことだ。
使い始めるまでに時間はとりたくない。
最後の手段、私は大きな声で、
「ちづるさーん!」
と叫んだ。

ちづるがのっしのっしとやってきて、
「どけ」
と私をコタツから追い出した。


こうして無事にインストールされ、新しく音楽が入れられるようになった。
これをもう使って使って使いまくって、
壊れたらipodかウォークマンを買おう。






↑ナイスなビートでクリックしてね。





♪ふんふふん
我が家ではおせちはしない。
いつも紅白のかまぼこと、ちづるの好きな伊達巻だけだ。
今年はちょっと豪勢に、珍味の五点盛りがあった。
要するにおとそのおつまみだけなのだ。

本格的おせちは、一日二日でちづると私の実家に行ったときにいただく。
どちらも高齢世帯になってしまったので、今年は買ったようだ。
おせちは、三が日手がかからないように、だが、作るのは大変だ。

買ったおせちは豪勢だ。
色彩鮮やか、絢爛豪華、まるで「家元の作品」みたいに神々しい。
木札にタイトルが記され、その横には
「お手を触れないでください」
と注意書きがあるような気がする。

ただし、ゲンカツギやらイワクユエンといったものは皆無だ。
昔は手作りのおせちを食べながら、
「黒豆はマメに働くように、たつくりは田を作って家が繁栄するように」
などという薀蓄を聞いたものだ。

買ったおせちは違う。
「これなーんだ」
「どれどれ、お品書きを見てみよう」
なんだかわからないものをなになのか確認しながら食べる。
そして各料理が人数分あるわけではない。
おいしそうなものはたいてい一個だ。
なんだかわからないのに早い者勝ちなのだ。


ちづるの実家でおよばれしているときに、私はそれを見つけた。
十人が並ぶ長い食卓の中心にはすき焼き鍋。
二段のお重は両端に一段ずつ置かれていた。
端っこに座っていた私の目の前のお重にとてもおいしそうなものが一個。
サイコロステーキ風のものにゴマがまぶしてある。
あれが食いたい!

難しいのは位置関係だ。
私の隣にはちづるのお兄さんの奥さん。
テーブルを挟んだ向かいにはちづる。
その中心あたりに問題のお重がある。
けっこう手を伸ばさないと取れない。
しかも、私が座っている席は一番テレビ寄りだ。
みんなの視線は例のお重の頭越しにテレビに集中している。

私はタイミングを見計らった。
それはみんなの注意がテレビからそれるコマーシャルの時しかない。
向こうの方で何か話題が盛り上がった。
お義姉さんは鍋に材料を入れている。
ちづるはボーっとしている。
なにげなく、さりげなく、自然体で、気配を消して、私はそれを獲った。

どこにも寄り道せずに口に入れる。
歯ごたえは・・・スッカスカ。
味は・・・サツマイモだ。
辛くてこってりしたものだと思って口に入れたら、甘くてスカスカだったときの落胆。


ちょうどお義姉さんがおせちの話題をふってくれたので打ち明けた。
義妹さんがお品書きを見て、
「サツマイモのなんとかゴマまぶしってどれ~」
というので、おとなしく手を上げた。
お義姉さんが、
「肉やと思たんやて」
と解説してくれた。






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あれほしい
お正月といえば、おせちにお餅。
三が日、手間が掛からず痛まないように考えられた昔からの知恵だ。
ところが、最近では正月からご馳走をする。
すき焼き、お刺身、鍋物、寿司。
中でも最近の流行は『カニ』ではなかろうか。

確カニ『カニ』は紅白でおめでたい感じがする。
手もピースをしているみたいだし、
目が飛び出ているのもおめでたい。

ところで、カニって食べやすいのだろうか、食べにくいのだろうか。

足はうまいことやればバナナのようにきれいに身だけになる。
小骨もないから箸もいらない。
しかし、あの殻が固くて突起が手に痛い。
関節辺りに実が残るのも不愉快だ。

胴体は、甲羅がきれいにカパッとはずれて、そこにはカニ味噌が盛り付けられている。
刃物いらずで中身が食べられるミカンのようだ。
なのに、身の部分には複雑な骨的物質がはりめぐらされている。
おかげでかぶりつくことができない。

刃物も箸もいらないと書いたが、
代りに手や口周りやテーブルはベタベタになる。
残骸の量も半端ではない。
カニって食べやすいんだろうか、食べにくいんだろうか。


そもそも、茹でるというのはどうなのだろう。
料理法としては楽だが、ダシが逃げてしまうのではないか。
蒸すという手もあるが、蒸す装置は大掛かりだ。
しかも、蒸しあがったかどうかがわかりにくい。

以前、ある居酒屋の主人に、足は刺身、胴体は焼くのが一番うまい、と教わった。
そのときいただいたカニ、本当においしかった。
しかし、お店ならともかく、自宅で一匹のカニを二つの料理にするのはめんどくさい。
刺身ばかり食べたいとき、焼きガニを食べたい日があるはずだ。

ああ、カニよ。
お前はどうしてオスとメスに分かれているのだ。
足と胴体に分かれていたら、とても都合がいいのに。
動き回れる足がオス、卵を抱ける胴体がメスの役目をすればいいではないか。

そうすれば、足だけとか胴体だけで買ってきて、
刺身なら刺身、焼きガニなら焼きガニを楽しめるのに。
ま、自然界で生きていけるかどうかは怪しいが。


おっとしまった。
干支がウサギだから跳躍の年にしようと思ったのに、
うっかり念頭からカニの話をしてしまった。
また今年も横ばいかなあ。
泡吹かないといいなあ。





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リードって便利だな