缶のみそ汁、まずうございました。
粉末のインスタント百円ショップの十個いりの方がよほどましでした。
でも、見た目は普通なので写真は撮りませんでした。
ネタにもならんとは・・・
さて、みそ汁は各家庭で違うものだ。
たとえば、我が家では味噌は赤白あわせ何でも使うが、
キャベツ、モヤシ、ジャガイモ、シイタケのみそ汁は作らない。
豆腐のみそ汁、というのもたまに聞くが、豆腐だけってことはありえない。
私が好きなのは、やはりワカメやナメコ。
青菜にアゲも好きだ。
一般的でないかもしれないが、アオサという海苔もいい。
冬場はダイコンも忘れてはいけない。
ややランクが下がって、
タマネギ、ハクサイ、ネギ、エノキ、などか。
納豆汁もやらないことはないが、そんなに魅力を感じない。
ちょっと別格で、アサリやシジミの貝汁とトン汁がある。
先日、畑で間引きをした菜っ葉でトン汁を鍋いっぱい作った。
もちろんほかにもたくさん具を入れた。
これがたまらん。
何日も食べているがぜんぜん飽きない。
トン汁を発明した人を表彰して副賞にチューをあげたいぐらいだ。
ところが、このトン汁や貝汁、ご飯にぶっ掛けるには向かない。
ぶっかけなんて行儀が悪いという人もいるだろうが、
たまにするとおいしいのよね。
ただ、そのまま食べておいしいみそ汁と、ぶっかけでおいしいみそ汁は違うようだ。
さっき好きと言ったばかりだが、ダイコンやアオサはぶっ掛けたくない。
ナメコも微妙なところだ。
逆にぶっかけとなるとタマネギやハクサイが上に上がってくる。
ただし、タマネギ、ハクサイにはアゲが入っていて欲しい。
王様はやはりワカメだ。
これに玉子なんか半熟に煮込んでぶっ掛けたら最高だ。
ザクザクと半分ぐらいかきこんで玉子を割る。
とろんと黄身が流れ出るのを見たら、こちらの目までとろんとしてしまう。
王様に上があったとしたらこれしかない。
てんぷらだ。
某テレビ番組で、残り物のてんぷらをみそ汁に入れるのは、
東海地方だけと言っていたが本当だろうか。
だとしたら私は引っ越さない。
私のベストてんぷらインは菜っ葉とアゲのみそ汁だ。
てんぷらに具はいらない。
コロモだけでOKだ。
残念なのは、我が家では揚げ物をしないと言うことだ。
あまりに食べたくなったときはてんぷらを買ってきた。
買ってくるてんぷらは量が多い。
それをみそ汁に入れてどんぶり一杯食べたら気持ち悪くなった。
やはり、ほどほどがいい。
ああ、だれか“天カス入り菜っ葉とアゲのみそ汁ぶっかけごはん”の店を、
チェーン展開してくれまいか。

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