これだけはないと困るということで、電子レンジを買いに行った。
イヤンマダヨ電機、ではない電気店の長い商品陳列棚、
目指すは一番の下座あたりだ。
一番安いのと二番目に安いのは知らないメーカーだったのでやめた。
三番目に安いのと四番目に安いので悩んだが、
三番目のは覗き窓がぼわぼわしてるので、四番目を選んだ。

なんてシンプルな構造。
冷蔵庫や洗濯機とそろいの純白。
あまりにも几帳面な真四角。

なんてわかりやすいシステム。
丁寧な説明。
レトロなタイマー。
説明書の『故障かな?と思ったら』というQ&A式の欄で、
「スタートのとき音が大きい」という症状への回答が、
「加熱始動音です」となっていた。
つまり、音が大きいぞ、ということだ。
動かしてみた。
「んがー」と動いて「ぢん!」と鳴った。
さすが安物。
買い物に出かける前に決めていたことが二つある。
牛乳ビンが入ることと、純粋な電子レンジであることだ。
今回、故障したのはオーブンレンジだった。
17年使ってわかったのは、我が家では“温める”以外の機能を使わないということだ。
買ったときはいろいろやってみようと思ったが、
トーストやグラタンをするには回転皿を換えなくてはならない。
そんなめんどくさいことをするなら、横にあるオーブントースターを使う。
もともと電子レンジとは温めるための機械なのだ。
冷凍食品や残り物が温かくなればいい。
そう、それでいい。
それでいい。
いやー! やめてー!
「最近のオーブンレンジは回転皿は換えなくていいよ」
なんてコメントしないでー!
「焼き魚や蒸し料理もできるよ」
なんて教えないでー!
「ヘルシー加熱や二種類同時加熱なんてのもあるよ」
なんていわないでー!
最新のオーブンレンジ情報なんて聞きたくない聞きたくない!
新しい電子レンジを設置するため、隣のオーブントースターを動かしたら、
底が抜けていることが判明しました。

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