この土曜日の午後、いよいよパンク修理を決行した。
修理キットの説明書にはチューブを全部取り出し、
空気を入れて水につけると、泡が出て穴の位置がわかると書いてある。
でも穴の位置はわかっている。
空気を入れた時、顔に風を感じたのだから。
グリグリやって三度ほど痛い目にあい、チューブを出した。
しかし、穴が見つからない。
絞ってみても空気が漏れてる様子がない。
もうちょっと広い範囲のチューブを出してみよう。
と、タイヤを回したら、

ぎゃ!
画鋲が刺さっとるやないか。
こっちや!
再びチューブを出して、ペーパーやすりでこすり、ゴムのりを塗り、
乾かしてからパッチを貼り、ギュウッと押し付けてタイヤに押し込む。
空気を入れて、試し乗り。
よしOKだ。
いろいろと道具類を片付け、
自転車を所定の位置にしまおうとしたら、タイヤがぺちゃんこ。
酒飲んで寝た。
※
日曜の午後、いよいよ自転車のタイヤチューブの交換を決行した。
まず、組み立てるときの順番を忘れないように、
後輪の軸についているものをメモした。
ボルト、ワッシャ、荷台、泥よけ、チェーン、本体、ディスクブレーキ・・・
できたらタイヤ自体ははずしたくない。
チューブさえ通ればいいのだ。
しかし、タイヤからチューブを取り出すだけで大変だ。
めんどくさくなって力任せに「んがー」っと引っ張った。
ゴトン、とタイヤ自体が外れた。
えらいことではあるが、チャンスでもある。
やはりタイヤが外れているとチューブの交換が楽だ。
ほほほのほいだ。
ただし、このあと皆さんのご想像通り、大騒動だった。
「ここの部品はどこにいった?」「この部品は何だ?」
「大きなレンチがいる」「プラスドライバーがいる」「なんか硬くてとがった物がいる」
「蚊がおる!」「ワイヤで突いて血が出た!」
「ディスクブレーキはどう付いとった?」「もう一台の自転車見比べよう」
「もう一台の自転車もさかさまにしてみないとわからん」「ぎゃー、部品が逆や」
「よっしゃ、できた」「あー、これつけるの忘れとったー」
「チェーンが噛んだ」「泥よけ分解だ」「チェーンがはずれた」
「なぜかタイヤがでこぼこだぞ」「なぜかタイヤが斜めだぞ」「なぜかブレーキが常に利いているぞ」

このような紆余曲折を経て、日の暮れに何とか完成。
よくやった、ワシ。
やればできるのだ!
二度とやらんけど。

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