マウスの調子が悪い。
なんだかザリザリいってて、画面の矢印が右へはすんなり動くのに、
左へ行くと途中で止まってしまう。
ホコリでもたまっているのかと分解してみたけどそうでもないし、
玉を指でコリコリするとちゃんと動くし、
あー、イライラする。
その点、自転車ははっきりしている。
パンクだ。
空気を入れるとシューと風が顔に当たる。
どこが悪いかあからさまで気持ちがいいぐらいだ。
ええわけあるか!
自転車のパンクはほんとに困る。
自転車屋さんに自転車で行けないからだ。
車に乗せるとなると、あの大量の農具を降ろさなければならない。
ここは熟慮が必要だ。
いっそ新しい自転車を買うか。
今のは乗り始めて六年、あちこちさびてもいる。
しかしこの自転車、ライトが自動点灯で、
発電機が前輪の中心部に収まっているのでスッキリしている。
この部分はお気に入りだし、ほかは元気だからなあ。
では自分で修理するか。
以前パンクを直してもらったときは、15分ぐらいだった。
つまり、テキ君とパキ君なら15分でできることなのだ。
私でも半日かければなんとかなるのではないか。
ああ、でも私、メンテナンスが大嫌いなのだ。
上司が面白い案を出した。
チューブを交換すればいいというのだ。
なるほど、それなら穴の周りをやすりでこすったりのりを塗ったりしなくてもいい。
しかも、新品になるのだからその後長持ちするだろう。
ただ、うわさによると、チューブを交換するにはタイヤをはずさないといけないらしい。
なにかこう、知恵の輪的にぐにぐにしたら入るのではないか。
無理か。
パンクは後輪だ。
はずすとなると、現状回復は難しい。
私の脳の、部品失くし的な、
はめる順番忘れ的な、
うまくいかなくて、ぅあああ~もう知らん!的な面が心配される。
それよりワシの脳。
これだけ語って専門用語が“マウス”と“チューブ”ぐらいしか出てこない。
知識の引き出しが少なすぎないか。
まさか、もうパンクしたのか。

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