世の中で、女心と、秋の空と、釣銭の小銭ほど思い通りにならないものはない。
半端が4円あるときは6円必要になるし、
8円あるときは9円が必要になる。
9円あるときに限って○十円ちょうどの買い物をしてしまう。
あわてていて、サッと札を出した後で釣銭を数えたら、
一円玉が13枚もあったりする。
財布が妙に重いと思ったら、小銭で1500円こえてたりする。
小銭というのは気がつくとどんどんたまっているのだ。
ただたまっていくだけならいいのだが、その分お札は減っている。
これを、なんとかまとめたいと思ってちづるに相談すると、
鬼が鼻毛を抜いた時のような顔で、
「ワシも小銭がいっぱいなんじゃ!」
とすごまれる。
小銭というのは、徐々に増えていき、
まとめたいと思ってもなかなか思うようにはならないのだ。
さて、ここしばらくさすがに気温が下がり、
寝床も冬模様になりつつある。
つい最近までタオルケットで寝ていたような気がするが、
今では重みのある掛け布団・・・ではない。
今、私は、毛布とタオルケットと薄い布団と毛布をかけて寝ている。
タオルケットだけでは寒いだろう、と思ったとき毛布を掛けてもらった。
その後それでも寒そうになったので、うす布団を出してもらった。
で、ある夜、寝ている私が寒そうなので、ちづるが毛布を掛けてくれた。
冬の気温になり、なぜか薄いもの4枚掛けで寝ている私。
ラザニアか!
徐々に下がる気温にその場しのぎで対応していった結果、こんなありさまになっている。
そろそろ、正式に冬布団を掛けて寝たい。
なぜなら、細かく何枚も掛けていると、各布がずれるのだ。
特に毛布には毛並みがある。
順目には滑りやすいが、逆目だと動かない。
だんだんにずれていき、すっかり左右に分かれたりする。
ここでちづるに相談したい。
この4枚を重い一枚のふとんに両替してもらえないか。
しかし、ちづるはいい顔をしないであろう。
だって、4枚も一度に洗ったり干したりしなくてはならないのだ。
その仕事量たるや・・・ちづるがいい顔をしない量だ。
おまけにここしばらく、天候がすっきりしない。
風邪をひいていたので、ヴェポラッヴ臭い。
私がどんな環境だろうが、ちづるの寝ごこちに影響がない。
ああ、ずっしりとした重い布団でほこほこと寝たい。
なので、こんな季節にもかかわらず、ちらちらと寝袋のことを考えてしまうのであった。

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