今日はトマトの植え付け、と思って外へ出たのだが、
見れば見るほど今年の苗は出来が良くない。
それというのも、発芽してから寒さが戻ったりしたからだと思う。
この苗を植えて、収穫は大丈夫なのだろうか。
暖かくなるまで芽が出なかったナスとピーマン、
寒さで枯れてしまい、蒔き直したキュウリとゴーヤは、
まだ小さいながらもあんがい元気だ。
シシトウ、パプリカ、ミニトマトは、2~3本あれば足りるので毎年苗を買っている。
よし、ついでにトマトの苗も見てこよう。
とりあえず畑に行き、畝を起こして植える準備をしてから、
苗の手入れが行き届いているホームセンターAに行った。
なんということだ。
苗売り場はすっかり花に占領されてて、野菜は片隅に追いやられている。
しかし、さすがは手入れの行き届いているホームセンター。
苗は大きなポットに植え変えられ、立派に成長している。
ただし、大苗一本198円。
種なら一袋買えるわ。
思った苗がなかったので、農具が充実しているホームセンターBに行った。
ここにも大苗はあった。
だが私の欲しいのは小苗だ。
小さいポットのままで売れ残っていた苗は瀕死の状態だ。
助けてやりたいのはやまやまだが、自分の畑に植えるのはまっぴらだ。
仕方がないので、ちょっと遠いが支柱用の竹が安いホームセンターCに行った。
ここでも野菜苗は虐げられていたが、魅力的なシステムがあった。
値引きだ。
本来258円のところ120円になっていたパプリカを2本、
シシトウが大苗しかなかったので、58円が30円になっていた甘長唐辛子を3本買った。
どうやらホームセンターの野菜苗のピークは過ぎていたようだ。
しかし、どうにも私には納得できない。
夏野菜の種の袋に書いてある説明を読んでもらいたい。
まだ、蒔き時の範囲内なのだぞ。
なのに苗は売り切れか育ちすぎ。
みんな植え急ぎ過ぎなのじゃないか。
家庭菜園は今流行っているようだ。
旬の採れたて野菜を自家製で、なんてことがいわれているが、
本当に旬なのか。
その土地で、野菜が自分の判断で発芽し、成長し、収穫できたものだけが、
“旬”を名乗れるのではないだろうか。
四季は日本の魅力の一つだ。
せっかく四季折々の野菜があるというのに、
どうしてわざわざずらす必要がるのだ。
他人より前に出たいからか。
他人に珍しがられたいからか。
そんなことではダメだ。
だから、ウチより先に実った野菜は私が没収する。

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