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月別アーカイブ  [ 2010年05月 ] 

空を飛ぼうなんて

ちょっと古い話で恐縮なのだが、
アイスランドの火山が噴火して、ヨーロッパを中心に飛行機の欠航が相次いだ。
その時はニュースを聞いて「へえ」と思っていた。

その後、火山活動は沈静化に向かい、また飛行機は飛ぶようになった。
この数日間で欠航になった飛行機は、十万便を超えるそうだ。

十万!

あの、なんで飛んでいるのかわからない飛行機が!
ヨーロッパだけで!
ほんの数日で!
十万!


いったい世の中、どんだけの飛行機が飛んでいるのだ。
一機飛ばすだけでも並大抵のことではない。
整備やら給油やら積み込みやら切符切りやら、
大変な労力を使っている。
電車やバスと違って待ち時間もすごく長い。
にもかかわらず十万!

また、飛行機って赤とんぼみたいにやみくもに飛んでいるわけではない。
たくさんの人を乗せているのだ。
いったいどれだけの人間が今現在も浮ついた状態でいるのだろう。

飛行機というのはご近所に行くのには向いてない。
大抵の乗客は遠方に行く。
いったい世の中、どんな大勢の人が遠方に用事があるのだ。
向こうとこちらで用事を交換した方が効率的なのではないか。

遠方に行くと着替えもたくさんいる。
必然的に荷物が増える。
トータルの重量が増える。
余計な力が必要になる。
いったいどれだけ余分に燃料を焚いているのだ!


これだけたいへんな飛行機飛ばし。
関わっている人の数も多い。
乗組員である操縦士やスチュワーデス・・・
おっと、今は呼称が変わって、たしか~~~
そう「過敏なペンダント」とかいうのだ。
のほかにも、管制官や技術者、誘導係、運搬係などすごい人数だ。

あるお笑い芸人の実家が町工場で、
機内で荷物を出し入れするときに使う折り畳みの台があるのだが、
それを組み立てたときに固定するバネを作っているのだそうだ。
いったい世の中、どれだけ多くの人間が飛行機に関わっているのだろう。


以前、世界中を飛んでいる飛行機を表示しているレーダー、
というのをニュース番組で紹介していた。
飛行機を表す光の数は半端ではなかった。
まるでホタルイカ漁の網の中みたいだ。

まさに、今も世界中の空には飛行機がうようよ飛んでいるのだ。
ひょっとして、これがうっとうしくて地球が噴火したんじゃないだろうか。
私なら、キーッてなってるに違いないもの。






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[ 2010/05/11 00:26 ] 世間話 | TB(0) | CM(8)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
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