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月別アーカイブ  [ 2010年05月 ] 

引き出物はエコバッグ

チョロ男くん、ビバ子さん、ご結婚おめでとうございます。
人生の先輩として、お二人にアドバイスをしたいと思います。
円満で幸せな生活を送るための秘訣です。
それは、ともかく袋を大切にしろ、ということです。

まずは、おふくろ。大切にしてあげてください。

次に給料袋。奥さんがきっちり抑えててくださいね。

そして堪忍袋。しっぽの扱いを慎重に。

胃袋。酸の出方に注意です。

米袋。これがカラになると争いのもとです。

知恵袋。右腕とか懐刀みたいなものです。

お守り袋。中は見ちゃダメです。

のし袋。いざというときのために常備しておきましょう。

祝儀袋。いざというときがたまにあるので気をつけましょう。

ぽち袋。いざというお正月は大抵年に一回です。

大入袋。シロートが出すことはめったにないと思います。

手袋。指紋を残したくないときに重宝です。

戸袋。和風の家を建てるなら必要です。

手提げ袋。高級なお店のは保存しておくと使えるときがきます。

ビニール袋。サイズが豊富です。

きんちゃく袋。ひもが長いと振り回してしまいます。

紙袋。ふくらまして割るとビックリするような音が出ます。

匂い袋。進化したニギリッペです。

レジ袋。最近は有料です。

浮き袋。けっこうきゅきゅきゅきゅうるさいです。

寝袋。夫婦喧嘩のとき必要かもしれません。

土嚢袋。災害時にたっぷりいります。

福袋。福ってこの程度か、とガッカリします。

ずだ袋。よく聞くけどどんなものかよくわかりません。

エチケット袋。高速道路で必要になります。

池袋。空想上の都市です。

コブクロ。漢字かカタカナかでずいぶん違います。

カン袋。猫を入れてボールにします。

ほお袋。あとで食べたいものをキープします。

耳袋。昔の怖い話です。

笑い袋。録音時の苦労がしのばれます。

ぬか袋。昔はカラダを洗ったそうです。

カンガルーの袋。暖かくて湿気が多そうです。

サンタクロースの袋。持つところをつけたらどうかと思います。

ドラえもんの袋。たぶん青です。

フクロウ。首が360度以上まわります。

袋のねずみ。フクロウが狙ってます。

袋叩き。なるべく避けたい状況です。

ホクロ。場所によっては萌えます。

ブックオフ。いらなくなった本の処分に便利です。


これだけの袋を大切にすれば、たぶんご夫婦の仲は安泰です。
お幸せに。





↑袋小路でクリックしてね。






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[ 2010/05/08 23:03 ] 言葉遊び | TB(0) | CM(7)

受身の文具

先日、仕事中に消しゴムが必要になった。
やっと見つけたのはホコリマルケで真っ黒。
仕方ないので、ナイフで周りをぐるりと削って使った。

そのとき、ズキューン とよみがえったあの感触。
ああそうだ、私は以前にも消しゴムを切ったことがある。
ノスタルジックでサディスティックな記憶・・・


   ほわ ほわ ほわ (回想へ)


文房具の二大巨頭は鉛筆と消しゴムだ。
ノートに下敷き、ハンカチとちり紙のように切り離せないコンビだ。
しかし、実際は同列の扱いだったろうか。
真っ白で箱入りの消しゴムを、とんがった鉛筆は上から見ていたのではないだろうか。

鉛筆のしでかしたミスをフォローし続けた消しゴム。
決して驕ることなく、ただ職務に忠実だった消しゴム。
消しゴムは鉛筆と組んで仕事をすることを本当に喜んでいた。

だがある日、鉛筆はとんでもない姿で消しゴムの前に現れた。
「オレ、今日からこいつとやってくから」
それは鉛筆の端っこに付いた小さな消しゴム。
肌色で粒子の粗い、仕事のできない奴だった。

小さくて使いにくい。
消したところが黒く汚れる。
あげくに根っこから折れてしまった。

鉛筆は反省した。
やはり相方は消しゴムしかいない。
だがそこに恐るべきライバルが登場した。
シャープペンシルだ。

削る必要がなく、デザインが豊富なシャープペンシルは、
またたく間に生徒の筆箱を席巻した。
みんながあのカチカチ音に萌え~だった。
シャープペンシルにもノック部分の中に消しゴムがあった。
だが人々は騙されなかった。
消しゴムは消しゴムの方が使いやすいということに気付いたのだ。


めでたしめでたし、のような話だが、実はそうではない。
消しゴムには表に出せない、辛く苦しい裏歴史が存在したのだ。

古くは肥後の守やボンナイフの試し切りに使われた。
それは相手がカッターナイフに変わっただけで、今も行われている。

鉛筆には何度も刺された。
中には折れた芯が体内に残ったままのツワモノもいた。
シャープペンシルにも刺された。
刺されたままの状態でカチカチもされた。

ボールペンに刺されると、そこがホクロのように黒くなった。
そのままいじられていると、そのうち傷口がひびになり、
やがてポッキリと折れた。
いっそコンパスの金属の針に刺された方が、傷口がきれいなだけましだった。

中には、短くなった鉛筆を持ちやすくするための・・・なんやらで、
消しゴムのまん中をくりぬく輩もいた。


   ほわ ほわ ほわ (現在へ)


消しゴム、今も元気でやっているだろうか。
あの恐ろしい時代を生き延びた消しゴムたち。
私も、自分のことながらあの世界には戻りたくない。
あの、小学生男子の世界には。







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[ 2010/05/08 00:46 ] 懐かしの話題 | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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