2009年12月

ここでは、2009年12月 に関する情報を紹介しています。
バタバタしてて、ジタバタして、田畑にでかけたりして、
もう頭は錯乱、作業は停滞。
さっき百円ショップでほうきとちりとりを買ってきて、
自分の部屋を掃きました。


今年は十大ニュースもないなあ。
どんなことがあったかなあ。

ちづるが車を変えた。
上司が定年した。
飲み屋の女の子が車にはねられた。
そして復帰した。
ジムに行かなくなった。
トマトとサトイモとアスパラが不作。
そんなとこか。


間もなく私は出かけます。
毎年、お邪魔している友人の家に。
そこから大みそか寄席に行き、
伊勢神宮のどんど火にあたり、
おはらい町をぞめいてきます。


あああ、持物をそろえねば。

餅、しょうゆ、網、軍手、海苔、紙皿。

これらが私の担当。
伊勢神宮のかがり火で餅を焼いて食べると、
一年風邪をひかないそうです。



この一年、みなさんのおかげで楽しく過ごすことができました。
本当にありがとうございます。
来年もこの調子のまま続けていくつもりですので、
どうかよろしくお付き合いしてくださいね。
ではみなさん、良いお年を。





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恥ずかしながら、2010年1月のカレンダーです。

s-1月
これはパソコンのペイントで描いて、
プリントアウトしたものに日付を入れて、コピーしました。
拡大の上にコピーなのでピンボケです。
下のほう緑の部分に日付を入れようとしたんだけど、
私の技術では無理でした。
あと、ヤシの実の修正を忘れてました。
これでも三回描き直してます。
とほほ。
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大掃除が終わって仕事納めが済み、
早く終わったので床屋納めが終わり、
その後、居酒屋納めも片付いた。
『○○納めが済む』っていうのも変な感じだけど。

で、今年もあと二日。
いよいよ切羽詰まってきた。
切羽詰まってくると、しなければならないことより、
“切羽詰まった”ことばかり考えてしまう。
もう“切羽詰まった”以外のネタが思いつかない。

ところで『切羽』ってなんだろう。
広辞苑で調べてみた。
なんか難しいことが書いてあったが、どうやら刀のツバの当たりのことらしい。
「刀に手をかけての直談判」当たりからきた言葉のようだ。

ところが、もう一回り小さい辞書で調べてみたら、
『切羽』という項目はない。
『切羽詰まる』しか掲載されていないのだ。

考えてみれば今の世の中、刀と接するのはマニアの人ぐらいだろう。
『切羽』という刀の一部分は、一般人には縁のないものだ。
もはや『切羽』は『切羽詰まる』という言葉のためだけにあると言っていいだろう。
つまり、『切羽』とは『詰まる』ものなのだ。


現代人は忙しい。
あたまの中はいろんなことでいっぱいだ。
とりあえず必要のないことは、あたまの引き出しにしまっておく。
だから『切羽』のことは切羽詰まった時しか考えない。

「そういえば、切羽って詰まるんだったなあ」
「最後に切羽詰まってからどのぐらいたつだろう」
「たまには切羽も詰まってみようか」
なんてことはない。
切羽は突然詰まるのだ。


また、開放されているところにものは詰まらない。
詰まるためには閉まっていなければならない。
しまるとつまるはセットなのだ。
なので、
「しまった!切羽詰まった!」
となるのだ。


さて、これだけ切羽のことを考えている私。
もちろん切羽詰まっている。
みっちり詰まっている。
切羽飽和詰まりだ。

ちづるが買い物に出かけている今、
ホントは風呂掃除をしておかなければならない。
なのにこんなことをしている。
もうすぐちづるは帰ってくる。

切羽が詰まりすぎて破裂すると『修羅場』になる。

おろおろ~





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[きったはったつまった]の続きを読む
20091229082118
今日は最後の出勤日。
掃除してきます。

家がまだだというのに。
2009年、最後の日曜日。
大掃除日和の温かい日を、どうしてゴロゴロと過ごしてしまったのだろう。

まず第一に、ホットカーペットが暖かいのがいけない。
一度接触したら離れられない。
朝食後、ホットカーペットとからだの接触面をなるべく大きくする体勢で、
午前中のニュース番組を見ていた。

玄関のチャイムが鳴り、ちづるがインターフォンに出た。
また回覧板だろうと思っていたら、

「ちょっと! 新聞の集金や。出て!」

二人ともまだパジャマ姿だ。
私はあわててジャージに着替え、ちづるの差し出すお金を持って玄関に出た。
戻ってみると、ちづるはまた文鎮のように転がっている。
私は離れられないはずのホットカーペットと引きはがされたというのにだ。

話がそれた。

二番目にいけないのはDVDだ。
年末年始は録画したい番組もたくさんあるのに、ハードディスクの残量が少ない。
で、相談の結果、今日の仕事は録画してある番組を見て、
DVDの録画できる時間を増やすことに決まった。
満場一致だ。

こうして、年末が近づき、切羽詰まってくると、
アキラメ力が増してくる。
『アキラのメカ』ではない。
『アキラメの力』だ。
もはや大半の大掃除はあきらめるしかない。

ただし、一か所だけは免れられない。
ずっと私担当とされてきた風呂掃除だ。
実は、私は風呂掃除が嫌いなのだが、
「これはやらなきゃならないな」
と、そちら方面にアキラメ力が働いていた。

しかし、私は今年ガッカリしてしまった。
人間ガッカリしたことはやりたくない。
それこそが、ゴロゴロしてしまう一番の理由なのだ。

説明しよう。

ウチの風呂のフタは、シャッターみたいな構造で、
ぐるぐる巻いて片づけるタイプだ。
これが今年、途中で切れた。
長年使って劣化していたのだろう。
1:2ぐらいの大きさに分かれてしまった。

私は、これで新品に買いかえれば、このめんどくさいフタを洗わなくて済むぞ、と喜んだ。
ところが、これを見たちづるはこう言った。

「セパレートになって使いやすなった」

これをまだ使うんかーい。
するとこれも洗うんかーい。
なんてガッカリな話だろう。

この気持ちをちづるに伝えた。
するとちづるはこう言った。

「これはこの風呂専用で、この形のは市販されていない。
 先日、ホームセンターでオーダーメイドを扱っていたので見てみたら、
 なんと一万円もするんやぞ」

アキラメた。






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カレンダーができました。

s-カレンダー 004


が、
はっきり言って不良品です。
全ページに問題と言い訳があります。

昨年のは、パソコンで描いた絵をプリントアウトしただけなんだけど、
今年はなぜかそれができなくなり、すべてコピーです。
まさかコピーがこんなに思い通りにならないとは。

たとえば表紙、
ホントはこんな色でした。
s-表紙


しかもスキャンしたら無地のところが省かれてしまいました。

こんな物でももらってやろうという方には、
昨年とほぼ同じ、次の条件で送らせていただきます。

1、ウチを探さない。
2、ヘンなのが届いてもあきらめる。
3、お返しをしない。
4、このカレンダーは遠目に見る。

以上です。
コメント欄の『管理者だけに表示』で送り先を教えてください。
お住所の載っているコメントは送付後削除します。
昨年応募された方は送り先は要りません。
この間のカレンダーネタのとき意思表示してくれた方にはもう送っちゃいます。
たぶん、年を越しちゃうと思いますが、勘弁してください。


で、中身は毎月ここに発表させてもらいます。
月末はいつもみそか寄席に行くので更新が手抜き。
なので、これでごまかそうというコンタンです。
シロートの落書きをたいそうなこと言ってすいませんが、
応募されない人も見てやってくださいね~







↑応募したりクリックしたりしてね




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クリスマスイブ恒例ケーキ争奪くじ引き大会が行われた。
いえ、仕事中に袋に入ったくじを引いただけだけど。

何度も説明しているが、自慢なのでまたしよう。
わが社はお得意先にケーキ屋さんが多い。
市内のほとんどを網羅しているといってもいいだろう。
なのでこの日にはゴキゲンうかがいにあちこちでケーキを買い、
それが社員に配られるのだ。

私が今年引き当てたのはこれ。

s-もらいもの 006

イチゴのタルトだ。

タルトってなんだか知らないのだが、
下がカステラじゃなくてサクサクしたものらしい。
表面はイチゴがモクモクレンみたいにびっちりだ。
生クリームはサンタ菓子の土台に少し見えるだけだ。

ケーキと言えば、イチゴショートのイチゴ抜きが好きな私にとって、
これはあるまじきケーキだ。

ただ、これが当たったとき、
「これは見栄えがするな」
と、思った。
食べることより更新を重視してしまったのだ。

赤と白の取り合わせはいかにもサンタっぽい。
よし、これならOKだ。

食べてみたら、土台のサクサクも平治せんべいほど硬くはない。
イチゴの下には、生クリームとゼリーっぽいもの、
あと、練ったプリンがはいっていた。
甘さが控えめでおいしかったです。


赤と白のサンタ色と言えば、これもそうかな。

s-もらいもの 001
先日いただいた松阪牛すき焼き肉だ。
いや~どうも、
ただの自慢です。





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わーい、快適~
というのも、先日来私のネット生活を悩ませてきたルーター、
新品を買いましたー!
あー、すんなりいくって気持ちいいい~


結果には満足だが、その経過にはとても腑に落ちないことがある。
それはお値段のことだ。

まず最初に見に行ったのはA店。
そこで見つけたルーターは一番のお買い得品が5980円。
それよかちょっとレベルの高いのが8480円だった。

それを頭に置き、B店へ。
ここは最近オープンしたばっかりで、まだまだオープン価格が残っている。
とりあえずはA店との比較だ。

A店で5980円だったルーターがここでは6980円。
なんと千円も高い。
しかし、レベルの高いほう、これが特売価格だった。
A店で8480円だったのが、6480円。
なんてこったの大安売りだ。
ちづるはすでにそれをかごに入れていた。

ところが、
十個限りの超特売品コーナーにまったく同じものが並んでいた。
まったく同じものに、プラス無線ランカードで、まさかの3980円。
思わずちづるが「なんじゃこりゃー」と声を出した。
どういうことなの?

中古品なのか、少々難ありなのか、賞品番号は同じか、
品質チェックをしてしまった。
でも同じものだし新品だ。
なんでこんな値段になるのー?

家に帰ってルーターを交換。
今まで使っていたルーターは、以前に調子が悪くなったとき修理に出したことがあるのだが、
説明書を探していて、ちづるがその時のレシートを見つけた。
なんと、修理費4000円。


買い物ついでに、プリンターも見てみた。
一番安いのは4980円だった。
先日買ったプリンター用のインクは4色で3980円だった。
何だろう、このプリンターとインクの値段の近さは。

そして、A店で見つけた秘密兵器、
『インキの出を抑えるソフト』
これが3900円で売っていた。
ワシ、電化製品の値段の付け方が分からなくなってきた。


日曜日、ブロッコリーを収穫した。
ブロッコリーは結構成長するのに時間がかかるし、
大きな葉が開くのでスペースも広く必要になる。
何度も収穫できるとはいっても、スーパーで売られているのは第一収穫のものだ。
先端の大きなのは一回しか収穫できない。

なのに百円そこそこで売っていていいのか。
農家の人は利益を得ているのだろうか。
私たちの知らないところで、値段付けが下手な奴が値段付けをしているに違いない。






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体が『寝』を欲しています。

オー、カラダよカラダ。

お前はどうして欲張りなの?






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きのう、素敵なクリスマスプレゼントが届きました。
ゆいままさんのブログ『ゆず畑』の企画イベント、
「ゆいままさんが何歩歩くかクイズ」
において、見事正解・・・ではなく、
もっとも正解から遠かった賞。

ゆいままさん、すいません。
こんな私に賞を与えてくださって。
他の参加者のみなさん、すいません。
一番はずれてたのに。

というわけで、賞品大公開~

s-ゆいままさん 002


「メリークリスマス」が長いので遠目になってしまいました。
写真が下手で申し訳ないです。
撮影後、やわらか靴下とスポンジはちづるに奪われました。
あったか手袋は死守。
なんと、ティッシュカバーは手作りです。
信じられん、職人技です。

そして衝撃のバスタブ枕!
ああ、これが我が家に登場しようとは。
入浴シーンは自主規制します。

そして、これ、

s-植え付け 015


デザートでーす。
いただきまーす。


ウキウキのクリスマスになりました。
ゆいままさん、ありがとう!




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ポットの苗がそろそろ植え付け時だ。
というより、朝の水やりがつらいから、畑に植え付けてしまいたい。
まだミズナが植わっているが、この際抜いてしまおう。

普通なら、収穫が済んだあと耕して、
石灰や肥料を混ぜ込み、二週間ほど慣らしてから植え付けだが、今回そんな暇はない。
自己流でやってしまおう。


s-植え付け 003
これが目的の畝だ。
ミズナはでかいし、草だらけだ。

まず、ミズナを抜き、雑草をクワで削る。
削った雑草は両脇にどけておく。
s-植え付け 010

カキ殻石灰をまいて、混ぜ込みながら溝を掘る。
s-植え付け 011

溝に、さっきどけておいた雑草と生ごみ堆肥を入れ、埋め戻す。
ちなみに、この生ごみたい肥は、腐葉土と油かすを入れたポリタンクに、
生ゴミとヨーグルトのすすぎ液を入れただけのものだ。
s-植え付け 012

苗を植え付けて水をやって完成。
肥料はやってないが、養分ほしかったら根を伸ばせ、ということだ。
s-植え付け 013

植えたのはサニーレタスとコマツナとチンゲンサイとミズナ。
今まで植わっていたのは、コマツナとチンゲンサイとミズナ。
一応、ずらしはしたが、アブラナ科モロ連作だ。

こんなやり方でいいのか。
ちゃんと野菜が育つのか。

育つかどうかは分からない。
だからウチの畑の方針は、
『できたものを食う』
だ。

宝くじだって『当たったら使う』でしょ。
確立も同じだったりして・・・





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20091221122934
また、ルーター不調。

キー! ってなるぅ~
最近、本を読んでいない。
私の貸し切りだった休憩室で、新入社員君が昼休みを過ごすようになったからだ。
わたしの読書タイムだからテレビをつけるな、ともいえない。
なので、昼休みは寝るようになってしまった。

お昼に2~30分間、軽く睡眠をとると、午後は体が楽だ。
少々の昼寝は体にいいと健康番組でも言っていた。
本だって、ぶつ切りよりはまとめ読みの方がいい。


ところが、ここ数日の寒波の襲来だ。
休憩室の暖房はホットカーペットとエアコン。
普通にしていると十分あったかい。
だが、寝るとなんだか寒くなるのだ。

エアコンの暖房って、どうしてあんなに中途半端なんだろう。
ぬるま湯のような、すき間風のような、肌寒いような感じだ。
ホットカーペットが暖かいだけに、片面焼のような気分になる。

以前は普通に仰向けに寝ていたが、
上着を脱いで掛け布団代わりにした。
これで背中とホットカーペットとの密着度が布一枚分密接になり、
上半身の露出が少し減った。

こうなると、逆に下半身の寒さが浮き彫りになる。
太もも当たりがスコスコするのだ。
なので私は太ももに布をかけることにした。
これだけでもかなり暖かさに差がある。

そうしたらそうしたで、今度はつま先が冷たい。
世間の皆さんはどうだか知らないが、
私には『かかと』と呼ばれる部位があり、
仰向けに寝たとき、つま先がホットカーペットに触れないようにジャマをしている。

そこで私が考えたのが、“瞑想のポーズ”っぽい寝方だ。
足をあぐらのように組んで寝る。
もっと細かく説明すると、左足のつま先を右足のひざの裏にあて、
太ももとふくらはぎではさむのだ。

この場合、左のつま先は温かいが、右のつま先とひざ裏は冷たい。
左のひざ裏は普通だから、一勝二敗一引き分けで分が悪い。
しかも、ときどき左右を入れ替えなくてはならない。
そうすると、太ももにかけた布がずれるのだ。


つま先を常に温めようとすると、うつぶせ寝しかないのか。
そうなると目覚ましのケータイはどうなるのか。
あおむけ寝のときはおなかの上に乗せているが、
うつ伏せになって、ケータイをおなかの下に入れたら、機械に悪いような気がする。

だからと言って、背中には乗せにくい。
新人君に見られて「なんのまじないですか」などと訊かれたら答えるのがめんどくさい。
横に置いておけばいいという方もいるだろう。
でも、それだとちゃんと起きる自信がないのだ。


ああ、会社がコタツを支給してくれたら・・・

決して午後の仕事に出ることはないだろう。






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みなさんの周りにはいないだろうか。
ものすごく、すごくない人が。
ものすごく、すごくないのに、まるですごいかのように自慢する人が。

たとえば、
山手線の駅を全部言える人。
ヨーヨーで『犬の散歩』ができる人。
ワサビを口いっぱいほおばって平気な人。
こんな感じの人のことを言っているのではない。
いま挙げた人たちはすごいのだ。

では、私の周りにいたものすごくすごくない人たちを紹介しよう。



ずいぶんむかし、みんなで寝るときの体勢の話をしていた時のこと、
ある先輩が話に割って入ってきた。

「オレは大の字で寝とる!」

これだけのことを、まるで勲章を持っているかのように言うのだ。
大の字こそが最高の寝方、
健康にも良く男らしい寝方なのだ、という感じで語る語る。
それ以外の寝方は予選落ちと言わんばかりだ。

先輩のことだったから「へー」と聞いておいたが、
今だったらこう言うぞ。
「それがどした!」
たぶん、家族も迷惑してるぞ。



飲み屋で玉子焼に砂糖を入れるかどうかという話になった。
するとある男が、

「えー、うそー、うちは塩しか入れへんわ」

砂糖なんて下劣なものを入れるなんて信じられない、と言わんばかりの言いっぷりだ。

「へー、おまえんちはそうなんや」
というレベルの話なのに、そいつはこう言いだした。

「玉子焼きに砂糖なんか入れたら玉子の味がわからなくなる」

要するに、自分ちの方式が正解だと思っているのだ。
ちょっと腹が立って、後輩だったので言い返してやった。

「玉子焼の味がしたらええやないか!」



以前会社にいたおっさん。
「オレはすごいんや」
が口癖だった。
中でもすごかったのが、

「オレの字には味がある!」

はっきり言って、とても字の下手な人だった。
なのに、行書や草書のようなつもりで書くので、さっぱり読めない。
書き順も違う。

字というのは、うまいだけでは自慢にならない。
書道の段位をもって、初めて「持ってます」ぐらいの奥ゆかしい自慢ができるのだ。
なのに「うまい」にすら到達していない。
逆に、こんなことを自慢できることがすごいと思う。


どうだろう、
大の字に寝る、
玉子焼きに砂糖を入れない、
字に味がある、
たかがこの程度のことを、すごいことのように言う彼ら。
こういうタイプに思い当たる人もいるのではないだろうか。


こんな話、私はまだまだたっぷり持っている。
どうだ、すごいだろう。







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急に、ぎょー! っというほど寒くなった。
O川や上司Tがお湯で手を洗う。
それが水になるのを待つのもアホらしいので私もお湯で手を洗う。
結果、アカギレがバスッと割れた。
だからアカワレだ。
指先のつめの横だ。

とても痛いので、オロナインを塗ってバンドエイドを巻いて、
ハンドクリームを塗って寝ている。
昼間はそういうわけにもいかないので、水絆創膏を塗ることにした。
セメンダインみたいなもので、乾くとカピカピになる。
事前にこれを塗っておけば、指先がバスッと割れることはない。

ただし、バスッと割れた後の指先にこれを塗るとべらぼうに痛い。
以前、これを塗った途端、洗面所に走って行って洗い流したことがあった。
だからあまり使う気にならなかったのだ。

しかし、今年は暖冬でなかなかバスッとならなかったので、気が緩んでいた。
油断している最中にバスッとなった。
オロナインでいったん治してから、割れる前に固めることにした。


今、仕事場の隅っこにミカンがある。
フォークリフトの通り道に段ボールで置いてある。
先月入社した新人君の実家がミカン農家で、いっぱい持ってきてくれたのだ。
おのおの食べたい時に食べたいだけミカンを食べている。

ミカンというやつは素手で皮がむける便利な果物だ。
ただし、バナナのように取っ手があってそれをつまんで引く、
というほど簡単ではない。
ともかくまずは指をめり込ませなくてはならない。

このとき、この水絆創膏が嫌な感じだ。
とても天然素材とは思えないアルコール臭のする粘液で、
いまやそれが乾燥してカピカピパリパリだ。
こんなものがめり込んだ果実を口にはしたくない。

そこで、カピカピをパリリと取って、ミカンの皮をむく。
まずは指先をミカンにめり込ませる。
その途端「ギャー」と叫んで洗面所に走って行って洗い流す。
アカギレに柑橘系はよくない。


仕事場には大きな紙が敷いてあり、ゴミ捨て場にする。
夕方にはその紙で巻いてしまうのだ。
だからみんなはここでミカンの皮をむく。

O川なんぞは手が黄色くなるほどミカンを食う。
わたしはせいぜい二個だ。
なのになぜか私がミカンをむき始めると社長が現場に来る。
ギャーとか叫ぶからだろうか。

社長が見るのは、ミカンの皮をむくワシ。
大きな紙の上、周りはミカンの皮だらけだ。
わたし一人がどっさりミカンを食ったみたいではないか。
ついさっきまでまじめに仕事をしてたのに。

わたしの心がバスッと割れる。






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皆さんは悪魔的な力によって、かどわかされそうになったことがあるだろうか。
「なんのこっちゃ」と思う方もおられるだろう。
物語の世界にはこういう事例が山のようにある。

ネズミ退治の謝礼の約束を破った村人に怒り、
子供たちを連れ去ったハーメルンの笛吹き男。

その歌声で船乗りたちの心を惑わし、
次々と船を難破させていったセイレーン。

琵琶の音と語りで平家の亡霊に魅入られた耳なし芳一。
あ、これは逆パターンか。

だが、私はそんなことは信じない。
音、あるいは音楽にそこまでの力があるとは思えないのだ。
これらの話の真相、それはおそらく匂いだ。
たまらん匂いには人をどこかに連れ去ってしまうような悪魔的力がある。


私の勤める会社の隣はうどん屋さんだ。
毎朝、ある時間に表に出ると、カツオだしのいい香りに覆われる。
それだけで仕事をしたくなくなる。
お昼近くなると、さらに匂いは破壊力を増す。
「あ、だれかカレーうどんを注文しやがったな」
なんて思ったら、仕事をしたくなくなる。


夕方はさらに厳しい。
わたしが車を止めている駐車場は、会社近くの路地を入ったところにある。
その間には数軒の民家があり、帰り道はあちこちの夕食の匂いに翻弄されている。

あ、どこかでアジの干物を焼いている。
ケチャップの焼ける匂いはチキンライスかスパゲティか。
ダイコンが煮えている。
バターしょうゆだ。
生姜焼きだ。
うなぎだー!

今日はイカをしょうゆで焼いていた。
いや、それが正解かどうかは分からない。
わたしは自信があるが、答え合わせはできない。
でもそれが浮かんだら、もう頭からは離れてくれない。

匂いの元のおたくに勝手に入って行ってしまいそうになる。
ちゃぶ台の横に座り、小皿叩いて催促したい。
誰でもそうなるはずだ。
これを悪魔的能力と呼ばずしてどうするのか。


ただし、実際にその家に入ってしまったら『悪い人』というレッテルを貼られてしまう。
さらに、能力はないと判断される。
たぶん仕事もしなくて済むようになる。






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家を建てて十年ぐらいたった。
建てた、なんて偉そうに言っているが、
どんどん家自体は古くなるのに、ローンは全然減った気がしない。

これでも建てるときはいろいろ考えたものだ。
そしてわかったことは、いろいろ考えてもほとんどは却下されるということだ。
なにしろ制約が多すぎる。
予算、土地の広さ、法律的なこと、日当たり的なこと、
結局、出来上がるのは普通の家だ。
同じ制約だから、ご近所は同じ様な家ばかりだ。

水を使うところはなるべく近くにとか、
通し柱が必要とか、
とりあえず和室とか、
基本的なルールがまずある。
そこに階段や収納や窓という二次ルールが関わってくる。
それらを踏まえてパズルのように組み合わせているだけだ。

建ってしまったら次は家具だ。
何をどこに置くか。
それもあまり考える余地はない。
数種類の案から、一つを選ぶだけだ。

このように、配置というのは生活においてとても重要だ。
たとえばお店の商品の配置。
デパートなら売り場の配置。
郊外型商業施設なら、店舗の配置。
生活の便不便や、商売なら売り上げなどが配置に左右される。


そこで考えてしまうのが、自動車学校の苦悩だ。
限らせた敷地内に、備えなくてはならないパーツは数多い。
40キロを出せる直線と信号交差点は必要だ。
だから外周コースと、それを四等分するように直線道路を配置するしかない。

残りの細かいコースは、四等分された敷地にあてはめるだけだ。
S字、クランク、縦列駐車、坂道、踏切などが詰め込まれる。
大型やバイク用の施設も必要だ。

逆に、余計な要素は入れることができない。
どれだけ広い敷地があっても、
ヘアピンカーブやバンク、ダート、吊り橋、宙返り、アイスバーン、
路地、アーケード、歩行者専用道路などを作ることはできない。

「どんな運転免許試験コースを作ろうかな~」
なんて楽しみはかけらもない。
出来上がるのは、みんな同じようなコースばかりだ。


この余裕のなさ、遊び心のなさ、つまらなさがよくないのではないか。
このせいで、免許を取った途端、暴走する輩や、
常に怒りながら運転しているドライバーが増えるのではないか。

ここまで書いてこんなことを言うのはなんだけど、
卒業したらどうでもいいか。







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世の中便利になったものだ。
パソコン、ケータイ、デジカメ、プリンター、カーナビ、高圧洗浄機・・・
ほんの数年昔のことを考えると、まるでSFの世界にいるようだ。
しかし、この便利世界、いたるところに落とし穴がある。
痛い思いをした人もたくさんいることだろう。

よくあるパターンはデータが消えてしまうというやつだ。
ブログの更新やコメントへのレスをして送信すると、
「うまくいきませんでした」
てなことを言われて、書いたものが全部消えた、
なんてことが何度もあった。

やったことが水の泡というのは結構こたえるものだ。
今まで何度も打ちひしがれてきた。
そのたびにちょっとずつ賢くなって、
同じ過ちはくりかえさないと誓ってきた。
でも、私は調子に乗っていたのかもしれない。


去年、私はカレンダーを作った。
このブログで使った絵にふた月分の日付を書き加えプリントアウトした、
6枚プラス表紙のA4サイズだ。
何人かの人にもらっていただいて浮かれていたが、
今見ると恥ずかしいような出来だ。

そこで、今年はもうちょっと頑張ってみようと思った。
カレンダー用に新しい絵も少し描いてみよう。
いろんな画材を使ってみよう。
一か月一枚にしよう。

で、いつもの手間のかからない絵がとりあえずそろい、
試しに13枚プリントアウトしてみた。


ガガーン! こんなところにも落とし穴が・・・

1、蛍光色が出ない。
2、色鉛筆の淡い色が出ない。
3、グレーの線が出ない。
4、水彩画がへた。

結局、パソコンで描いた絵以外は、
よくて手直し、悪いのはボツだ。
このぎりぎりになって~


さらに悪いことは追い打ちをかける。
プリンターがファイルに入っている絵を印刷しなくなった。
こうなると私の手には負えない。
能力はないし、精神状態は「きー!」だ。

ちづるを呼ぶ。
ちづるが「きー!」となっただけだった。

今日になって、プリンターの電源ランプが点滅していることに気がついた。
いままで説明書の「印刷できない」ばかり見ていたが、
このランプが点滅している場合、という項目を発見した。

「廃インク吸収パッドが満タン」

どうしたらいいのだ?

「修理センターに送れ」

なんだと!


というわけで、今年もあと半月となって、こんなことをしている。
ただ一つ、不幸中の幸いなのは、
わたしのカレンダーはあまりカレンダーとして役に立たない、ということだ。
去年作ったのを飾っているが、とてもわかりにくい。
だから、年をまたいでもいいかな~、なんて思い始めているのだった。






↑来年のことを言うとクリックしてね




↓とりあえず、表紙です
s-カレンダー表紙 006
十二月も半ば、
そろそろ『大掃除』なんてことが頭をよぎるようになってきた。
よぎるたびに、打ち消し、もみ消し、かき消してきた。
だけどそれはやってくるのだ。

『大掃除』の『大』は『大ざっぱ』の『大』ではない。
たぶん『大騒動』の『大』だ。
『大』というぐらいあって、普段やらないところにまで手をつける。
掃除というのは手をつけたらやらなくてはならない羽目になる。
やりたくない。
だから手をつけたくない。


そこで、俄然注目を浴びてきたのが『高圧洗浄機』というやつだ。
機械類に弱い私が推測するには、
水を狭い出口からピューッと出して、その勢いで洗う機械なのだと思う。
なんと素敵なシステムだろう。
水をかけるだけで、こすらなくても洗えるのだ。
まさに、手をつけなくてもきれいになるということなのだ。

風呂、網戸、サッシ、シャッター、車、
大掃除のやなとこがどんなに簡単に済むだろう。
検索してみた。


残念なことに、高圧洗浄機にもいくつかのランクがあるようだ。
約一万円から三万五千円。
これがいつも悩みの種だ。
いったい何が違うのか。
そして、ウチにふさわしいのはどれなのか。

まず考えられるのは素材の違いだ。
安いのはプラスチックで、高いのは漆塗りなんて場合だ。
これならば話は簡単、一番安いのでいい。

困るのは能力が違う場合だ。
もちろん値段が高いほど能力も高いのだろう。
これも二つのパターンが考えられる。


まずは噴射力。
高ランクになるほど強い力で噴射し、しつこい汚れも落とせるというパターン。
だとして、ウチの汚れはいくらの機械で落とせるのか。
これってメーカーの人に聞いたらわかるのか。
基準はあるのか。
単位は決まっているのか。


もう一つは噴射範囲。
同じ噴射力でも、高い機械ほど広い範囲が洗えるのかもしれない。
細筆で色を塗るのと、刷毛で塗るのでは作業時間が違う。
これは我が家の大掃除にも大きくかかわってくる。
当然幅広噴射がいい。

だが、掃除をしていればピンポイントを狙いたい事態も起きてくる。
高ランク幅広噴射を無理して買って、
ピンポイント用の別売りアタッチメントまで買わされたのではたまったものではない。
やはり、なるべく安く抑えたほうがいいか。
一応、百円ショップも見てみるべきか。


いろいろ考えてみたが、私が買うなら一番安いやつになるだろう。
なぜなら、高いランクの能力を知らなければ、
「こういうものだ」
で済んでしまうからだ。

しかも、汚れが落ちなかったとしても、
「高圧洗浄機が通過した」
ということで、掃除は終わりだからだ。

でも、たぶん買わない。







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20091211080113
どうもこの間から調子がおかしいと思ってたら、

ルーターがどうにかなりました。

回復を望んでいます。
最近、長年続いてきた生活習慣を、一気に三つも変えた。
もう少しでお正月というこの時期、
来年の抱負とか、新年の誓いとか言って、ネタに使えばいいものを、
この中途半端な時期になんとなく変えてしまった。

まず第一は、先日ここにもかかせてもらったが、
枕を低いものにして、あおむけに寝ることにした。
スイミング時は仕方ないとして、睡眠時に無呼吸になるのを改善したい。
(このネタ、前にも使ったような気がする)

二番目は休肝日だ。
先日の健康診断の結果を受けて、肝臓をいたわらねば、と反省したのだ。
ほとんど毎日飲んでいた酒だが、週に続けて二日は飲まない日を設けることにした。
考えてみると、なんとなく飲んでいる酒が多かったようだ。
一生おいしく飲むための英断といえるだろう。

そして三番目。
お風呂で体を洗うタオルをやめにした。
今まではアカスリに使うようなザラザラしたタオルで、
研磨でもするような体の洗い方をしていた。

先日、テレビを見ていたらこの洗い方が乾燥肌にとてもよくないと言っていた。
私は乾燥肌でかゆがりだ。
ふくらはぎや腰のあたり、背中、腕など、バリバリかいている。
だからザラザラタオルのゴシゴシ洗いが気持ちいいのだが、
見直すときが来たようだ。


では、代わりには何がいいのか。
その番組で一番いいと言われていた洗い方は、
素手でボディシャンプーを泡立てる方法だった。

タオルやスポンジを使うと、すすいで干さなければならない。
手で洗えばその手間が省ける。
そこで、私も素手派になって、ぬるぬる体を洗っている。

「じゃあ、背中はどうやって洗うの?」
と思った方もいるのではないか。
実は数少ない自慢の一つなのだが、私は背中で手をつなげる。
片手を上から、反対の手を下からのばし、がっしり指を組めるのだ。
しかも、左右どちらでもだ。

「そんなのたいした自慢にはならないぞ」
と思った人もいるだろう。
だが、私はおっさんなのだぞ。
おっさんなのに、背中で手がつなげるのだぞ。
自慢扱いしてくれい。


ただし、手が届くからと言って背中が自由に洗えるわけではない。
手が届いたとしても、力を込めて擦ることはできない。
じゃあどうするのか。

あきらめる。

私はモノを洗うのが嫌いだ。
車なんか、まず洗わない。
珍しく洗っても、必ず洗い残しがある。
でも、構わないのだ。
だから、大掃除も食器洗いもテキトーだ。


来年はこの性分を改善してみようか。







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20091209080128
会社で私が利用しているトイレは、半分外みたいな感じだ。
屋根もあるし建物もつながっているのだが、風は自由に出入りしている。
そのトイレのコンクリートの床に、あってはならない痕跡がある。
そう、ケダモノの足跡だ。

犯人は分かっている。
猫だ。
風の出入りするところ、猫も出入りする。
誰かがトイレのドアを閉め忘れたとき、倉庫に猫が入って大騒動になったことがある。
数年前、古かったトイレを改装し、コンクリートを塗った時もやつらが来たのだ。

いったいこの世に犬や猫の足跡がついてないコンクリートはあるのだろうか。
時々、気の毒なぐらい足跡だらけのコンクリートを見る。
やつらは塗りたてのセメントが好きなのだろうか。
それとも、足跡を残すのが好きなのだろうか。


おそらく、わざとやっている。
そこの住人や仕事をした左官屋さんを困らせようとしているのだ。
あの足跡を見てみるがいい。
なんとまがまがしいことだろう。

とても普段かわいがっているワンちゃんやニャンコの足跡とは思えない。
たとえるなら、
マタギが山の中で鹿の残骸に遭遇し、そのそばで見つけた足跡を見て、
「でけえ。500キロはある」
とつぶやく。
これと同種のモノだ。

どうして、あの足跡はあんなに凶悪なんだろう。
本来、犬猫の足の裏はマニアの垂涎の的だ。
猫好きに猫の肉球を与えると、猫にマタタビを与えたときのようにごろにゃ~んとなる。
なのにあの足跡が求められないのはなぜか。

ぷにぷにしてないからではないだろうか。
足の裏と足跡では凹凸が逆になる。
くぼんでいる足跡がぷにぷにするはずがない。
ぷにぷにしない上に、鋭い爪ははっきりわかる。
この辺に問題がありそうだ。


もはや、人間界と切っても切り離せない関係になってしまった犬や猫。
彼らは人間に気に入られるように進化すべきだ。

たとえば、犬や猫がまだ乾いてないコンクリートに乗ったら、
トカゲのしっぽのように、肉球がとれてそこに残るというのはどうだろう。
もちろん肉球は次々生えてくる。
そうなれば、足跡はぷにぷにして人々に喜ばれるはずだ。


ああ、しかし、
そんなものがその辺に残ってたら、
猫マニアがあっちこっちでごろにゃ~んとなってて余計困るかもしれない。






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また、ちづるに注意されてしまった。

「あんた、寝とるとき息止まる。
 枕が悪いに違いない」

それは当然だ。
私は横向きに寝る。
肩の高さがある分、枕を高くする。
ところが、私は寝付くとあおむけになるらしい。
すると、枕が高いので、首は前に倒れた状態になる。

「枕を低くして、最初からあおむけで寝ろ」

以前ここにも書いたことがあるはずだが、
私が横向きに寝るのには理由がある。
それは“コワイモノ”が上に乗っかっていた時、あおむけだと怖いからだ。

「コワイモノなんかおらへん」

このちづるの言い分は筋が通っていない。
コワイモノがいるかいないかは関係ない。
コワイモノが乗っかっていたとしたらあおむけは怖い、が理由なのだから。
そもそも、これはちづるに原因があるのだ。

「なんでやねん」

ちづるが毎夜、遅くまで深夜番組を見て寝室にやってこないからだ。
万が一、コワイモノが上に乗っても、横に人がいればコワイ度が半減する。
一人であおむけに寝ていて、コワイモノに乗られたら・・・おお、こわい。

「隣にぐっすり寝ている人がいるより、階下でも起きている人がいる方がいいのではないか」

なにをおっしゃる。
コワイモノは狡猾だ。

「コワイモノのこと、よう知っとるな」

奴らは階下だろうがすぐ隣だろうが、第三者に気づかれずに上に乗っかるのだ。
なにしろ『カナシバリ』なんて高度な技をもっているのだ。

「コワイモノはあんたのとこなんか来うへん」

では、コワイモノが来る理由を考えてみよう。
1、恨んでいる。
2、怖がらせて喜ぶ。
うーん、他に理由は浮かばない。

「恨まれとるか?」

そこまで恨まれることはないと思う。

「じゃあ、コワイモノが出ても恨まれてないんやから怖くないやろ」

恨まれてないとしたら、現れる理由は2番。
コワイモノが怖がらせようとして出てくるんやから、怖いに決まっとるやないか。



結局は想像力の問題なのだ。
怖いことを想像してしまうから怖いのだ。

ある日、私はいつものように横向きに寝ていた。
珍しくちづるもすでに寝床に入っている。
心臓にストレスをかけないように、左を上にして寝ると、ちづるの方を向くことになる。
その状況で、想像してしまった。

いま、ちづるが目をかっと見開いてこちらを睨んでいたとしたら・・・

怖いっ!


なので枕を低くしてあおむけで寝るようになりました。







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いくら暖冬だといっても、さすがは十二月。
夜はそれなりに冷えてくる。
暑がり自慢の私でも、ちょいと暖房が欲しくなるのは当然だろう。

私の部屋の暖房は電気ストーブ一台だ。
ちづるが実家から持ってきた年期もので、おそらくエコではない。
ただ、このストーブにはスチーム機能がある。
水を入れておくとストーブの熱で湯気が出るのだ。


先日、会社で家電について雑談をしていた。
冬の乾燥肌には『加湿器』がいいらしい。
部屋干しの洗濯ものには『除湿器』があるとよく乾く。
インフルエンザや花粉の季節には『空気清浄機』が欠かせない。

本当だろうか。
私はどうもこいつらを胡散臭く感じている。
こいつらの機能に何万円も払う値打ちはあるのか。


ストーブにやかん、これ以上の加湿器があるだろうか。
もちろんこのコンビの加湿に歯止めは効かない。
結露するまで加湿しっぱなしだ。

そんな時は除湿器だ。
似たようなものに、押入れの湿気取りがある。
アレは電気も動力もメンテナンスもなく、ただ湿気を溜めていく。
アレではいかんのか。

たまった水分をやかんに入れれば、水道代も節約できる。
場所もとらないし、謎の電子音が鳴ることもない。


そして、空気清浄機。
私が見る限り、部屋の空気は透明だ。
これをきれいにしているという。

この機械が働いてないとは言わない。
世界でも有数のテクノロジーを持った日本の電機メーカーが、
その技術の粋を集めて作った機械だ。
空気は驚くほど清浄化されているのだろう。


でも、私は体感派。
感じたいのだ、その働きを。

電子蚊取り機でも、無臭だと効いてる気がしないから蚊取り線香をつける。
かゆみ止めはス~ッとしないと効果を感じられない。
どんなに体がすっきりしようと、気功よりはマッサージだ。
こういう性質の人は世の中にいっぱいいると思う。


せっかく世界でも有数のテクノロジーを持った日本のメーカーが、
その技術の粋を集めて機械を作るのだ。
『効いてる感』ぐらい演出することができないのか。

たとえば空気がうっすら水色に染まるとか、
ミントの香りを感じるとか、
ミクロの異物がちりちりと破壊される音が聞こえるとか。


おい、きいてるか!






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20091204123311
「昨日は酒は飲んどらへんのじゃー!」

と、上司Tに言い返したら、

「ほんならなにを飲んだんじゃー!」

って。

怒り方がおかしいやろ!
我が家の郵便受けは、下駄箱の上に入れ口がある。
帰宅して玄関を開けると、下駄箱の上に郵便物が並んでいる仕組みだ。
それを私はまとめて・・・とらない。
チラっと見るだけだ。

どうせ、私宛てに来ているモノはほとんどない。
名前が私宛てであっても、たいていはつまらないDMか、
ちづる担当の難しい書類だ。


先日、夕食を終えて自分の部屋に行こうとしたら、
私のカバンの横に一通の封筒が落ちていた。
グレーの窓付き封筒で、コンピューターで打ち出された名前は私だ。
見るからにショルイショルイしている。

玄関から取ってきたちづるが落としたにちがいない。
そして担当もちづるにちがいない。

わたしは、
「おい、こんなもの、落ちとったぞ」
といって、ちづるに突き出した。

「なんやろなー」
と言いながら中身を確認するちづる。
二階に行こうとする私を呼びとめた。
「これ、あんたの健康診断の結果やんか」





しまったああああーーー!!!

γーGTPの値が高かったので、酒を制限されては大変と思い、
ちづるに見られないようこっそりカバンに隠し持っていた健康診断の結果ではないか!
おそらく荷物の出し入れをしているときに、カバンからこぼれおちたのだろう。
それをあろうことかちづるに手渡してしまったー!



「おや? ガンマが・・・」








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仕事終わりの定時ごろ、ちづるからメールがくることがある。

「スーパーに行くが欲しいものあるか」
「おかし」

たまに私からメールを送ることもある。

「買い物行くのなら豆腐ともやしと卵とおかし買うてきて」
「いかへん」

このように、内容はたいていが買い物がらみだ。

メールの困るところは、返事がすぐ来るとは限らないところだ。
こちらからの質問に回答がないからといって、じっと待っているわけにはいかない。
終業時間を過ぎれば帰路につく。
車を発進させたとたん、メールの着信音が鳴ると言うのはよくあることだ。
そうなると、車を止めやすいところをみつけるまで返信はできない。
こうして、会話はどんどん間遠になる。


車の場合はまだいい。
たいして交通量の多い都会ではないから、停車場所にそんなに困るわけではない。。
でも、自転車だとこうはいかない。
交通ルールだけの問題ではなく、精神的、物理的、人道的問題をはらんでいる。

たとえば、自転車で会社を出た後、メールを着信したとしよう。
私はこう考える。

「次に信号ででも止まったら見てみよう」

自転車は、ペダルを踏むという労力を費やして進む。
下り坂でもない限り、ブレーキに手をかけるというのは、
自分の労働を台無しにする行為だ。
止まらなくてはならない理由もなしに止まりたくはない。

だが、こんな時に限って、信号も踏切もノンストップでラクラクスイスイになる。
大通りの信号で止まってメールを見て、
返信しようとすると、車道の信号が黄色になったりする。
こうしてちづるへの返事はどんどん遅くなる。

今夜のディナーがラーメンだったとしたら、ぜひともモヤシは欲しい。
『何買う?』メールだったら、ちづるが買い物を終えるまでに返信しなくてはならない。
気が焦れば焦るほど、タイミングは合わなくなる。

仮に信号でうまく返信できたとしよう。
「もやし買うて来て」
ホッとして、青信号を渡った途端、返信の返信がきたりする。
今度はなんだ?
確認したいのに、ここからしばらく信号のない直線道路だったら・・・

やはり、どこかで止まらなくてはならない。
しかし、長いまっすぐな道だと、止まるきっかけがない。
もちろんブレーキはかけたくない。

こんなときは、とりあえずこぐのをやめる。
自然停止なら、きっかけもいらないし、ペダルを踏んだ労力も無駄にはならない。
惰性で進める限り進む。
徐々にスピードが落ちてきて、バランスがとりにくくなってくる。

こうなったらあとは意地だ。
自転車が止まるまで足はつかんぞ!
ねばってねばって、もうどうしようもなくなって、
でもどうせ足をつくのなら車道と歩道の仕切りの上に~。

こうやって、労力の代わりに時間を大幅に無駄使いするのだった。
しかもメールの内容は、
「了解」
だったりするのだ。






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ゆうべは11月のみそか寄席。

来月はおおみそか寄席だ。

あっと言う間にもう師走。

あわててみよう。