今日は、朝、珍しく時間に余裕があったので、
久しぶりにコンビニに寄った。
朝のコンビニで買うものはだいたいいつも決まっている。
お昼に食べる小さいカップ麺。
野菜ジュースか飲むヨーグルト。
花粉症対策ののど鼻飴。
仕事中おなかが減った時のための非常食。
この非常食というのは、たまにゆで卵になるが、
ほとんどの場合はパンだ。
おなかが減った時用のパンを持っていると、おなかが減る。
つまり、パンを持っているために非常の事態になることが多いのだ。
最近の日本人はガマンが足りないが、私にはガマンがない。
ないよりは少々でもあった方がいいと考えた方、
それは間違っています。
たとえば、ガソリンが足りないのに出発すると、
目的地にたどり着けないうえに、家にも帰れない。
しかし、ガソリンがなければ、出発しないから家にいられるのだ。
ね。
さて、ガマンのない男が非常用のパンを携帯しているためにはどうしたらいいのか。
どうしたら、非常用のパンを食べてしまわずにいられるか。
簡単だ。
嫌いなパンを買えばいいのだ。
私が好きなのは調理パンだ。
カレーパンを筆頭に、ハムチーズやソーセージのパンが好きだ。
それに反して、上司Tは甘いパンを好む。
どちらが買ってきても、半分こがルールだ。
このやり方だと、自分の好きでないジャンルのパンを食べることになるが、
たまに食べると、案外そんなパンでもおいしいものだ。
ジャムパンやクリームパンなんてめったに食べないが、
上司が買ってきたときはおいしいと思ってしまった。
では、私がもっとも食べたくないパンは何だろう。
食べたいパンだと迷いもあるが、食べたくないパンはすぐ決まった。
『さくらアンパン』
げんなり。
食べたくない。
へそのところにピンク色のゴミみたいなものがついている。
どうやら桜的なもののようだ。
ああ、見た目が食欲を奪い取る。
あんパンはまだ食べられる。
こしあん、つぶあん、どちらでもOKだ。
でもあのうすらピンクのあんは勘弁してほしい。
昔の結婚式の引き出物に、あんなあんの和菓子があった。
あうう。
えらいもので、今日はこのパンに手をつけることはなかった。
このまま食べずにすむだろうか。
そうなると、心配なのは消費期限だ。
もし過ぎてしまったら、上司Tに食わせてしまおう。
それにしても、
『ウグイスパン』がなくて本当によかった。

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