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月別アーカイブ  [ 2008年09月 ] 

コカ

久しぶりに天気のいい休日。
畑に行ってみれば、当然草ボーボーだ。
トマトやヒマワリ、夏ダイコンも片づけなければならない。
どうやら草まみれの3連休になりそうだ。

草むしりには新しい道具を導入した。
叔母さんに楽な方法を教わったのだ。

まずはひざ当て。
ひざをついて作業をすると腰が痛くならないらしい。
叔母さんはヤッケをはくと言っていたが、暑がりの私には無理だ。

もう一つは小鎌。
鎌といっても草を刈るのではない。
草を掴んで根のあたりを掘り起こすのだ。
すると力を入れなくても草が抜ける。
しかも、あとが掘り起こしたようになるので、小さな草もやっつけられる。

この方法は素晴らしい。
めんどくさそうに思えるかもしれないが、
腰も楽で、圧倒的に早い。
調子に乗ってバヒバヒ草を抜いて行った。


でも、やっぱり敵はいた。
蚊だ。
日中だからいいかと思って、蚊取り線香を用意してなかった。

ヤブカといえば、大きくてびっくりするのだが、今日のやつらは小さい。
ははん、大人になったばかりの蚊だな。
行動に“若さ”ってやつが現れてる。
やたら目の前を横切るのだ。
つまり、私を挑発しているのだ。

蚊仲間に自慢したいのだろう。
「オレはあの人間の顔でランチをいただいたぜ」
なんて気取りたいのだ。
その瞬間を気づかせない、技術や老獪さなど持ち合わせていない。
要するに、ボーフラ臭い若造の目立とう根性なのだ。

こちらは軍手をはめ、右手に小鎌、左手は草をつかんでいる。
これだけのハンデがあって、どこに威張れる要素がある。
正々堂々とやらんかい。

ふと見ると右手に一匹とまっている。
顔の周りはフェイントか、この腰ぬけめ。
電光石火!
目にもとまらぬ私の左が、若造をしとめる。
ふふふ、どうだまいったか。


しかし、若者ってやつは、大勢つるんでいてすばしこい。
アゴ、耳たぶ、目の下を含め、すでに7か所もくわれていた。
これはたまらん。
家に帰って蚊取り線香を持ってこよう。


夜、その話をちづるにした。
「まったく今日は若い蚊にやられちまったぜ」
するとちづるは、
「それ、違う種類なんじゃないの?」

さすが、年の功。






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[ 2008/09/14 01:00 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(14)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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